2007年 11月 08日

操体法

加茂先生 初めまして。*市在住、Aと申します。これまで長い間腰痛に悩み、いろんな医者にかかりましたが、明確な答えや治療が得られず13年が過ぎました。偶然見つけた先生のブログには、私が得たかった答えや治療法がありました。この長い間の疑問の全てが溶けていく感覚にみまわれました。今は、3日間くらいの連続治療を希望しお伺いしたいと思っています。下記に、出来るだけ思い当たる症状を記載させて頂きますので治療前にご返信頂けると助かります。。。
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13年くらい前、ウエイトリフティング練習中にぎっくり腰になりました。

・・・・・
「外傷はなく、痛みも慢性、4年前にレントゲンを撮っても以上はないのを確認済です。」
「あきらかに、骨ではないです。」
「そうですねぇ、骨には異常はないようです。」
「だからそう言っています。」
「どうして痛みが出るのですか?どうやったらとれるのですか?」

軽めの運動、ストレッチ。塗り薬や湿布。温め。正しい姿勢。。。腐るほど聞いてきたありきたりの答え。私はエアロビクスインストラクターでした。

酷い医院の例です。

「他にもっと痛い人はたくさんいますよ?」
「痛みはあっても生活は出来るのですから。」
「塗り薬と湿布は出しますが、そんなに我慢できないなら痛み止めも出しましょうか?」
「もっと酷くなったら来て下さい。(今はする処置がありません。)」

別に薬が欲しいわけではない。知りたいのは「どうして痛みが出るのか、そしてその処置。」時間やお金を返せ!

・・・・・・・

加茂先生 御無沙汰しております。Aです。その節は心身共に大変お世話になりながらお礼が遅れまして申し訳ございません。あれから3週間が経過しました。結果痛みの半分はなくなったように思います。ありがとうございます。

帰宅後、いろんな事が山積みでした。入院期間中、心がとても軽く開放されたのもつかの間、一気に現実に戻されしばらく気が滅入っていました。

先生も慢性なので長期の治療が必要だとおっしゃい、私もそのつもりで臨んだはずなのに、「トリガーポイント治療」に多大な期待をしていた自分に気付かされました。

治療中、「そう!その痛み!!」が十数年ぶりにじんわりやわらいでいる感覚にみまわれ涙が溢れました。

「やっと、聞いて下さるところがあった!」
「やっと治る!」

そしてその効果は私に多大な期待を与えてしまいました。病室に戻りしばらくすると「あの痛み」が返って来ました。

「え?なんで??」
「確かに痛みが消え、ポイントにヒットしたはずなのに。」

(「慢性なのでこの短期間でどこまで治るか・・・。」)

先生の言葉がこだましました。

そう、私はかれこれ13年も痛かったのだ・・・。こんな1回の治療で治るはずがない。。。

初めて聞いた治療法。痛みが引いたあの感覚。歩いた時の違和感のなさ。忘れていた記憶が一気に蘇ってしまった故の落胆の大きさでした。

「やっぱり無理なのかな・・・。」注射治療後除去された痛みはやはりしばらくすると戻って来ました。落胆を繰り返し入院2日が経過。。。この機会に知りたいことが山ほどありました。そして先生に毎日本を借りました。

新しい情報は痛みを緩和させました。確かに「何かをしている時は痛みを感じていない」自分がいました。

これまでの私は・・・。「つい、痛みを探している」「あれ?痛みがない・・・。いや、やっぱり痛いか。」そして、「そうしてはいけない」ことを学びました。

「筋肉の痛み」だという答えを頂きました。「納得」した「体感」した答えでした。

「行かなかったら知り得なかった」「行って良かった」んだ。少しづつ心が軽くなっていきました。

入院3日目。。。「操体法」「ストレッチなんかで変わるんだったらこんなに悩んでいない」まっ、でも読んでみよう・・・。自分の知識を過信した「頑固脳」はたかがストレッチとバカにしていました。

「ただのストレッチ法」ならやってなかったと思います。「ん?・・・。」興味が湧きました。

「痛くない方向に行う?」「右が痛いのに左を??」(へぇぇ~~。)(こんなんで治ったら病人いないじゃん。)

バカにしながら行ってみました。(たったの5回)(なになに・・。また動診するんだっけ。)

「ん? んん??  んんん?!!!」緩和した。(気がする・・・。)注射治療と同じくらい。注射にはなかった深部はまだあるようだけど。(浅い痛みは緩和した・・気がする。)

なんなんだこれは???!!!(バカな。そんなはずはない!)

足の先からやるんだっけ。。。(終了までに2時間くらい要しました。)

「面白い」

患部がじんわり暖かくなるのを感じました。(気のせいではない。)正座後足に血流が戻ったようなそんな感覚でした。(やっぱり緩和している!)

4日目、目が覚めました。寝起きの何とも重苦しい腰の鈍痛。

あれ? あれ?? ちょっと楽かも??? 気のせい?

そして「操体法」(昨日のはやはり間違いかも。そんな簡単に緩和するはずははい。)

今日は1時間くらいで出来ました。歩いても鈍痛が緩和しているのを感じました。「へぇ~。へぇぇぇ~♪」

私は間違った「ストレッチ」を行っていました。そう、長年間違った方法で行っていたのです。

足の先から頭のてっぺんまで約20項目。

うち、4つほど、「重心をかける方向」痛みに対しての「ストレッチ方向」「痛き気持ちいい」方向に行っていた「間違い」「確かに痛気持ちいい」でも、それは「脳の勘違い」だった。


「操体法」でいう、「違和感」左方向で行った操体法。いつも感じている「痛気持ちいい」

右方向で行った操体法。特に何も感じなかった。「痛気持ちいい」気持ちいい・・・を除けば痛いのである。そう、痛みはあったのです。

騙された思いで右方向の是正運動を行いました。それもたったの5回。そして動診。

「痛気持ちいい」が和らぎました。(え?ほんとに??)でも「違和感」がある為、もう1度是正運動を5回しました。するとどうでしょう。。。

さらに「痛気持ちいいが和らいだ」のです。(やっぱり緩和した。)

まさに「脳の勘違い」でした。この「勘違い」がある限り「治りません。」だって、「間違い」を正しいと思い、「常に行ってしまうから」です。私の身体はそれを教えてくれました。

「痛い」んだと。「間違っているからいつまでも痛い」んだと。

5日目になりました。既に、先生もにこやかに3日目午後からは注射の治療をしませんでした。
そして「本」を渡してくれました。ちょっと話して本を渡す。「でも日に日に痛みは軽減」していました。

操体法を紙に書き、わずか30分程で終了するようになりました。とても簡単でした。「痛みだけでなく違和感がない方向へ」骨の形。 筋肉の方向。

おぼろげながら過去の記憶を辿り、操体法にあった基本を思い描き、微妙に動いてみました。
布団の中で先生に借りた本を読みながら。。。

「そう・・。この方向で何ともいえない奥に痛みがある」「決して手で触れることの出来ない深部の痛み」

仙腸間接の内側(骨盤内からなら触れる事が出来るような痛み)誰にも触れられない痛み。自分でも触れられないような痛み。ジレンマ。怒り。(こうやったら「それ」に触れることが出来るのよ。)1年ほど前に見つけた「動作」

固まったような感覚があることから、しばしば動かすように「その痛みに触れる動き」を日に何度かしていました。「動かした方が良い」という「脳の指令」で。間違ってはいなかった。

でも惜しい!「方向が!!」人が見ても全くわからないような「微妙な動き」(こうやったら痛いんだから・・・。)(操体法の逆方向・・・といったら・・・。)

「ん? この方向??」「痛くない?」(あれ?これでいいのかな??)もう一度・・・。

「うんうん、、痛い。」「いつも感じていた痛み」反対は・・・・。(やっぱりこの方向でいいんだよね?)

では5回程・・・。(スーハースーハー・・・。)何ともいえない変な感じがしました。ガッチャン!!

一言でいうとこんな感じです。拳でいう左右のでこぼこがやっと「ピッタリ当てはまる」そんな感じでした。微妙にズレていた拳のグー!「このでこぼこがピッタリはまった」

ふふふ・・・・・。ふふふ・・・・・・・・ふはははは~~。。。。あははははぁぁぁぁーーーー♪

「もしもしぃ!!!」「あのね、グーのでこぼこがはまったんよ!!!!!」「やっとはまったんよ!!!!!!!!!!」「わーい!!! 痛くな~い!!!」(ガッチャン♪  プーップーップーップーッ・・・。)

「何だぁ?」 (←主人)

6日目。。。

寝て起きるのが楽しくなりました。歪みのとれた私の身体は「自然治癒力」が日々治してくれていました。人の身体ってすごいな!!

「痛み」ってホントに信号なんだな。塞き止めたものを取り払うと勝手に動き出す。流れ出す。

本の通りでした。「本来の姿」に修復しているのを感じました。いや「修復出来る状態になった」というべきか。。。「私の勘違い脳」はその修復を妨げていました。

痛みのループ。

最近思うこと。。。

「痛み発生(突発外傷:現場)→痛みの修復(脳指令A)→また痛みの発生(脳指令C「A指令は間違っている」)→痛みの修復(脳指令A)→また痛みの発生(脳指令C「A指令は間違っている)・・・。」この脳指令Cがなかったらいつまでも間違いに気付くことができなかったのではないか・・・。入院期間中に9冊と半分くらいの本を読み、帰宅し現在学んだ方法を実践しています。

3日ほど前から主人も一緒に操体法を始めました。(私にはありませんが「肩」が楽になるようです。)まだまだ深部のコリや柔軟性の低下には時間がかかるようですが、「治る」という自信がつきました。

気のせいかとも思いましたが、入院前1ヶ月半ほどから時々出ていた婦人病が操体法3日目くらいから緩和したように思います。帰宅後、生理が始まりわかりにくくなったのですが、現状やはり治ったようです。(これまでに3度くらい出た事があり、都度「ストレスによる免疫低下が原因」と言われていました。)

加茂先生のブログがなかったら、私は今も心身共に悩み、疲れていました。治療法だけでなく、多く、私自身を知ることが出来ました。そして、長い年月の間に「他人に依存していたのが治らない原因だった」ともわかりました。

何かに集中した時に痛みが出ない「B脳の存在」と「痛みを探さない」ということ。いつの間にか行っていた「探す癖」。

治すのは他の誰でもない「自分」なのだと。気持ちの浮き沈みが「病気を発生」させてしまう原因傾向にあるようだと。

「心療内科」への偏見や「私には関係ない」と思っていた(思ってもみなかった)事は除去されましたが、現実は診察には行っていません。

先生。私は、あの短期間でたくさんの事を学ぶ事が出来ました。言葉では言えない感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

そして、これからも医療側の意識改革と私のように医療不信に陥った患者を救って下さい。自分で気付ける一歩を与えて下さい。本当にありがとうございました。

追伸:ドクター、患者共に体験事例がお役に立てると幸いです。。。
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by junk_2004jp | 2007-11-08 12:38 | 慢性痛 | Comments(4)
Commented by 国松 at 2007-11-08 13:17 x
はじめまして、 Aさん。

なるほど・・、 う ん う ん と、うなずきながら 拝読いたそました。
わたしも 似たような」道を 辿っております。治ってきております。

 ほんとに よかったですね  \(^^)/
Commented by A at 2007-11-08 17:14 x
国松さん こんにちは。

はい、ありがとうございます。(^.^)
操体法を念頭に置いたストレッチで、柔軟性も増していくと思います。

何より、私だけでなく身近な人に伝える(基本は皆同じ)ことが出来るのが何よりすばらしいです。

痛みだけでなく、「違和感」がない人はいませんから。


寝る前の動診(そして是正運動)は翌朝の身体の軽さを如実に出します。
寝起きの何とも言えない腰の鈍痛はほとんどなくなりました。
(主人も寝起きが楽なようです。)

ありがとうございました(^^)ノ
Commented by syaruruk at 2007-11-08 18:43
Aさん、おめでとうございます。
さすが、インストラクターさんですね。身体の動かし方を、すぐに習得しちゃうなんて。。。
Commented by A at 2007-11-08 20:12 x
syarurukさん こんばんは。

ありがとうございます。
在学中、健康運動実践指導士の受験資格を得たのですがそのまま受験せずインストラクターの道に進みました。

もともと興味のある分野でしたので、遅ればせながらやっぱりもっと勉強したいなぁ・・・。と思う今日です。

身体のSOSには目を閉じて行うとより微妙な違和感などよくわかります。

操体法を行う主人の耳元で共に行いながら、筋肉の動き(今ゆっくり伸びて~・・縮んで~・・)などと話すとより意識が出来、より楽になれるようです。

ちょっとは役に立てているといったところですね。。。(^^;)


帰宅後、早々に仕事のイスを変えたのですが、座位はやはり腰にまだまだ堪えます・・・。(もともと歩いている方が楽でした。)




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