2007年 11月 14日

慢性痛の治療

慢性痛の治療はとても繊細なものです。いつも成功するとは限りませんが。

まずは医師と患者の信頼関係が築かれなければはじまりません。それは画像にも検査データにも反映されるものではないからです。信頼関係を築く努力が必要です。

次にどのへんから突破口をみつけるかです。これは個人差がとてもあるものです。先日紹介した方は操体法というやりかたでよくなるきっかけを見つけました。これが他の人にも通じるかどうかはわかりません。

本を読むだけでよくなる人もいるでしょう。トリガーポイントブロックが突破口になる人もいるでしょう。マッサージ、抗うつ薬、抗不安薬、抗てんかん薬、認知行動療法・・・・

医師はカードを複数もつ必要があります。選択肢が多いほどいろいろな人に対応できるというものです。そういう意味では医療はアートなのでしょう。一つ一つのケースが勉強になります。下記のようなメールをいただくととてもうれしいものです。

加茂先生

X日からの職場復帰に向けて、本日、A医院を訪れ、会社の求める復帰診断書を発行していただいたところです。今回も腰の痛みがすっかりなくなっているのを驚かれていたようで、加茂先生の診療のことを興味深げに尋ねられました。身体を動かすときに腰への気遣いを意識することがだんだんに薄れ、このようになれたこと、尽きぬ感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。

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by junk_2004jp | 2007-11-14 20:17 | 慢性痛 | Comments(3)
Commented by ひまわり at 2007-11-14 22:35 x
選択肢が多い慢性痛・慢性疼痛の治療にはやはりヒントをいただけるお医者様が必要だと思います。写真とって検査して画像任せの診断では医者でなくても「うーん。。。」となりかねないのではないでしょうか。
加茂先生の言われるようにトリガーポイント注射が突破口になり、マッサージ、抗うつ薬、抗不安薬、抗てんかん薬、認知行動療法。。。などなどお医者さんの口から言われると患者は自信がつくものです。
私もその一人です。加茂先生の「必ず治り、良くなりますよ。その方法は必ずあるのです」と言われ今日があります。
Commented by teru at 2007-11-14 23:14 x
MRI画像で神経の圧迫を説明。将来の麻痺の可能性を強調。そして笑う。「あはは」
目が疲れることを告げると、「それは脳みその問題だね、あはは」
診断名は「頚椎ヘルニアと神経根の圧迫」でした。
絶望・失意のどん底で加茂先生のサイトを知り、(半信半疑で・・)掲示板に投稿し、アドバイスをいただいた後軽快、今では普通に仕事をしています。
医師の発する言葉でこんなに患者は変わるのだと知りました。
Commented by junk_2004jp at 2007-11-14 23:22
病態生理に関する事実無根の概念を患者に押しつけ、治療に携わる医師の私的見解を患者に披露する複雑な治療行為の1要素である。患者はこれらの診断によって永遠に変えられるが、良いほうに変えられることはあまりにも少ないと博士は主張した。(FILE166)


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