2007年 12月 13日

椎間板性疼痛、椎間関節性疼痛、脊柱管狭窄症

椎間板由来の痛み、椎間関節由来の痛み、椎間板症、椎間関節症、脊柱管狭窄症

これらの概念は、???疑問です。

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                                             (承諾済)
Aさん、Bさん、Cさんは特徴的なレントゲンですが、腰痛や下肢痛に悩んでいません。Cさんは80才代ですが、畑仕事をしていらっしゃいます。このようなレントゲンは決してめずらしいものではありません。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_630.htm
”椎間板に起因する疼痛”を診断カテゴリーとすることの妥当性について疑問を呈した。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_634.htm
「椎間板に起因する疼痛における固定術について、疑問を呈するエビデンスが集積されつつある。この固定術は、証明されていない理論と椎間板造影という主観的かつ信頼できない診断検査に基づくものである」 とFranklin博士は示唆する。

症例の診断名は多様であり、過去の腰椎手術、神経根障害、椎間板へルニア、椎間板に起因する疼痛、変性性疾患、脊椎すべり症、および脊柱管狭窄などであった。 しかしFranklin博士によれば、大多数の症例は椎間板に起因する疼痛または変性性椎間板疾患であった。

誘発性椎間板造影検査は固定術の適切な対象患者を同定するために使用される検査であるが、皮肉なことに、この検査の実施と再手術の危険性の上昇との関連が認められた。

誘発性椎間板造影検査は主観的な検査であり、特に心理社会的交絡因子を有する集団では不正確な検査となることが多い。


このような患者さんは「筋筋膜性疼痛症候群」なのです。筋硬結が触れます。強い圧痛があります。筋肉に焦点を合わせた治療をすればよくなります。

医師に筋痛症の概念を教えて、少なくとも鑑別疾患としていつも頭の隅においてもらうことがだいじです。

固定術の2年後に63.9% は就労できない状態にあり、22%は再手術を受け、12%は重大な術後合併症を有していた。

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by junk_2004jp | 2007-12-13 16:43 | 慢性痛 | Comments(2)
Commented by teru at 2007-12-13 23:26 x
痛みやシビレで不安いっぱいの患者は、医師の説明を信じてしまいます。
「一度痺れが出たら直らない」「最悪、動かせなくなる」「痛み→しびれ→筋力低下→麻痺」etc...
信じてしまうけれど、説明聞くたびになんとなく矛盾を感じるし、どこか釈然としていないから、「面倒な患者」になって見放されてしまい、さらに惑う。
エリーさんの闘病記にもありましたが、医師に結構ひどいことも言われ、傷つきました。(結果それがよかったのかもしれませんが・・)
加茂先生の言葉との出会いが無ければ、私は左側のループから抜け出せなかったと思う。先生の言葉には不思議な力があります。
Commented by junk_2004jp at 2007-12-14 09:18
よくなってよかったですね。

画像では診断できません。疼痛誘発テストというまことに主観的、信頼できないテストが診断の根拠とされて無駄な手術が行われます。

もし、椎間板性、椎間関節性の疼痛ならば、感じている痛みはそこからの関連痛ということです。それでは、筋肉の硬結や強い圧痛は説明できません。

椎間板や椎間関節に生食や造影剤を注入したときに感じる痛み・・このようなことは日常ではおきません。

変性した椎間板には痛覚神経がみられるといいますが、痛覚神経があれば痛いというのもへんなことです。手のひらには痛覚神経がいっぱいあります。


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