2008年 02月 06日
イ*ターネ*ト医科*学 左足に坐骨神経痛の症状があり長時間座っていることが出来なかったため、内視鏡による椎間板ヘルニアの手術を受け退院しました。 回答 しびれは神経の損傷ですので回復には時間がかかり、3ヶ月以上かかると思います。 ____________ ではなぜ、術後は回復したのか? では、一刻も早く手術をすすめるべきなのか? 神経の損傷に伴う、痛み、しびれとは、CRPSタイプ2、のことだが、手術で治すとうようなものではない。 神経が圧迫を受けて痛みやしびれが出ているという考えを改めないかぎり、納得いく回答は不可能です。 この方はたぶん殿筋や下肢筋のMPSなのでしょう。座位をとることによって罹患筋が刺激を受けて症状が誘発されるのでしょう。 _____________ もう一つ、気になりますので・・・・ この方はたぶんお子さんのいる30歳代の女性だろうと思います。エリーさんの掲示板で相談に対して、説明したことのある方ですが、みごとに相談に失敗しまして、脊椎専門医の方の意見に従われました。他の掲示板に書いていらっしゃるのをしばしばおみうけします。 たしかヘルニアの手術を2回ほどしていらっしゃるのではないでしょうか。固定術もしているのかもしれません。 主治医から、トレーニング・ジム、自転車こぎ、ルームランナーを禁止されているとのこと、悪化したら困るから。 定期的にMRIを撮って、あーのこーのと説明されているのでしょう。痛みが損傷モデルによって説明されるなら、究極はこういうことになってしまうのです。これはもう失敗だったということが定説になっています。そして医者によって病気が作られていきます。 オーストラリア・ビクトリー州の公的キャンペーン「腰痛に屈するな」 "Working Backs Scotland":腰痛の考え方を変えて、その影響を軽減" 先進国ではこのような公的キャンペーンが行われています。痛みの本態は特異的な疾患(悪性腫瘍、感染症、明らかな外傷)を除いてMPSなのです。MPSに対して適切な治療をすればいいのです。 専門外科医への早期紹介を減らすことを推奨した。・・・非生産的な診療方法をやめるよう、医師を説得する一番良い方法は何だろうか。(FILE210) 筋痛なのに、かってに脊椎の病気、神経の病気と思い込んでいるのですからだめなのです。脊椎の腫瘍、感染症、骨折は脊椎の病気です。また、麻痺は神経の病気です。筋痛でも、しびれ感や筋力低下が生じますがこれを神経の麻痺だと誤診されないようにしてください。
by junk_2004jp
| 2008-02-06 09:58
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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