2008年 02月 20日

「**大学病院・筋肉専門外来」というのがあれば整形外科は確実に暇になります

いろいろな診療科(整形外科、脳外科、ペインクリニック、心療内科、耳鼻科など)から紹介状がくること間違いなし。MREを買って今のうちに整形外科の中に「筋肉専門外来」を作った方がいいですよ。

Identification and quantification of myofascial taut bands with magnetic resonance elastography.

MRE(核磁気共鳴弾性率計測)による筋硬結の識別と定量化。

Biomechanics Laboratory, Division of Orthopedic Research, Mayo Clinic, College of Medicine, Rochester, MN 55905, USA.

OBJECTIVE: To explore the feasibility of using a new magnetic resonance imaging (MRI) technique--
magnetic resonance elastography (MRE)--to identify and quantitate the nature of myofascial taut
bands.
目的:MRIの新しいテクニックを使用することの実現可能性を探ります--MRE(核磁気共鳴弾性率計測)--筋硬結の性質を確認して量をはかること。
DESIGN: This investigation consisted of 3 steps. The first involved proof of concept on gel phantoms,
the second involved numeric modeling, and the third involved a pilot trial on 2 subjects. Imaging was
performed with a 1.5 T MRI machine. Shear waves were produced with a custom-developed acoustically driven pneumatic transducer with gradient-echo image collection gated to the transducer's motion.
Shear wave propagation were imaged by MRE.

SETTING: An MRI research laboratory.

PARTICIPANTS: Two women, one with a 3-year history of myofascial pain and the other serving as
the control.

INTERVENTIONS: Not applicable.

MAIN OUTCOME MEASURES: MRE images, finite element analysis calculations, and tissue and phantom
stiffness determinations.

RESULTS: Results of the phantom measurements, finite element calculations, and study patients were all consistent with the concept that taut bands are detectable and quantifiable with MRE imaging.
The findings in the subjects suggest that the stiffness of the taut bands (9.0+/-0.9 KPa) in patients
with myofascial pain may be 50% greater than that of the surrounding muscle tissue.

CONCLUSIONS: Our findings suggest that MRE can quantitate asymmetries in muscle tone that
could previously only be identified subjectively by examination.
結論:今までは主観的な検査方法で確認されていた筋緊張の中の不均一をMREは計測することができるということが示唆された。

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by junk_2004jp | 2008-02-20 11:36 | 痛みの生理学 | Comments(19)
Commented by ひつまぶし at 2008-02-20 23:20 x
高価な機械の購入ももちろん大事ですけど・・・
触診の技術も教えてやってほしいです・・・ ( ̄〓 ̄)
    拒否設定がこわい★ それなら書くな? むほっ(=^o^=)
Commented by junk_2004jp at 2008-02-20 23:37
たぶん、音符記号ではねられたと思う。

科学の土俵に上げるにはやはりこのようなマシーンが必要なのか。
Commented by ひつまぶし at 2008-02-21 00:03 x
あらま。。。 それならこれは? ♯♭ (科学の土俵に上げる実験 ^^)
Commented by syaruruk at 2008-02-21 08:48
訳あり筋の場所を特定して、量を測って、重症度を決める?
それで、痛みの対処法が決まったりするでしょうか。
全身MREにかけて、『あなたのわけあり筋は、こことここですから、TP注射打っておきましょう』なんて。お代は検査料1万円、処置料570円^^。
Commented by junk_2004jp at 2008-02-21 12:02
検査料は医療機関をスルーして、医療機器会社に行くわけです。医者はいつでもアッシー君。

人間は見えるものに弱いという実績があります。医者の触診よりもMRIが優先される。ばかげたことですが。
Commented by syaruruk at 2008-02-21 14:37
今、怖いことを想像してしまいました。筋肉専門外来で、MRIを撮って、
先生にいわれるの。『あなたの痛いところと、筋硬結の場所は、一致しません。だから、気のせいです。治療法は、ありません。』(T。T)
Commented by junk_2004jp at 2008-02-21 14:58
そうか(^_^;)

筋硬結があるから必ずしも痛いとはかぎりませんね。筋硬結が治らないと痛みが取れないということもないですね。

痛みそのものは機能的なことで、その結果、筋硬結ができたわけですから。

永遠に痛みは見えないということですね。残念。
Commented by ひつまぶし at 2008-02-21 15:51 x
私も今、さらに怖いことを想像してしまいました。

「マシーンで計測した筋硬結と、患者さんの痛む箇所が食い違い、患者さんに不信感が広がっている。
このマシーンはおかしいんじゃないか」と、筋肉専門外来医が、医療機器会社を提訴。
これに対して医療機器会社は、
「この機械はあくまで筋緊張の中の不均一を計測するためのものです。
ドクターの技術や日ごろの努力を否定するものでは決してありません」
・・・などというステッカーを機械に貼ることになった。。。。

                |電柱|・ω・`)ノ   ひゅるり~~~  
Commented by syaruruk at 2008-02-21 16:49
ひつまぶしさま、怖いこと想像してしまいましたね^^;
でも、普通に考えると、筋硬結を計測できるということは、一歩進んだことになりますね。
少なくとも、筋肉に関する興味が整形外科の先生の間に広がりますよね。
科学的な裏づけがあるということで、論文なんかも発表されるだろうし。
Commented by ひつまぶし at 2008-02-21 17:03 x
シャルルさま、こんにちは^^;
最近、とみに私、喪黒腹造っぽくなってきまして、、、自分の行く末が心配(>_<)

そうです、筋肉に関する興味が整形の先生に広がることは大歓迎。
でもねえ・・・ 触診に自信がないから、機械に頼りっぱなしになったとしたら、、、それもちょっと・・・ね。
患者さんは、痛みが現にあるということをわかってくれて、
少しでも痛みが軽減するように、力を貸してくれる先生を求めてるのだと思うから。。。。。
Commented by syaruruk at 2008-02-21 17:08
ひつまぶしさま、こんにちは。
本当にそうですね。
・・・あ、喪黒腹造のほうではなくて、
>患者さんは、痛みが現にあるということをわかってくれて、
>少しでも痛みが軽減するように、力を貸してくれる先生を求めてるのだ>と思うから。。。。。
こっちのほうです^^。

Commented by ひつまぶし at 2008-02-21 17:36 x
シャルルちゃま★

一瞬 どきっ ε-(´o`;A
Commented by TK(タク) at 2008-02-21 20:05 x
人間ドックで頚を触診されて、リンパ節のはれの検査なんかしますが。
筋硬結をそのようなお高いマシーンを使ってでしか発見できない、○○○○医がいらっしゃたらお笑いです。

鍼灸や整体の先生が聞いたら、お笑いで死んでしまうかも。(^_^;)

私の腐れ縁の筋硬結なんか、絶対いい見本だとおもうので、触診術講義のモデルになれてると思います。

一日のバイト代は交通費を含まず、おいくらぐらいでしょうか?
何か、新しいビジネスの予感。
( ̄ー ̄)ふっふっふっ。
Commented by TK(タク) at 2008-02-21 20:06 x
>finite element analysis calculations

FEA(有限要素解析)ですね~。まさか、こんなの医学分野でも応用されるとは(@_@)
http://www.youtube.com/watch?v=6vWbfKKJUD8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=-apBdyxcWZA   これは余計か…(^_^;)


>phantom measurements
放射線科用語みたいですね。
Commented by elly at 2008-02-21 20:12 x
TKさん、
>私の腐れ縁の筋硬結なんか、絶対いい見本だとおもうので、触診術講義のモデルになれてると思います。

これ、わたしもです。加茂先生に、「これはいくらなんでも固すぎる。骨でしょう?ここは・・・」と聞いてしまったくらいの、紀州の梅干大のものがあります。
治験があったら、ぜひぜひ立候補したいです。
美容整形のモニターみたいに、
顔出しあったらいくら、全身モデルになったらいくら、患部だけならいくら・・・なんて決まって、よりいいモデルになってくれた人には学会出席も頼まれるとか・・・。

ばかばかしいけど、絶対自信ありです。ww
Commented by c-dunk at 2008-02-21 21:40
>痛みそのものは機能的なことで、その結果、筋硬結ができたわけですから。

脳の関与なしで筋硬結は形成されませんか?
Commented by ひつまぶし at 2008-02-21 22:20 x
TK師範代どの。
ニュービジネスは一見よさげですが・・・
いれかわりたちかわり初心者からグイグイ触診されたら、
それで新たな筋硬結が誕生する予感が(#`ε´#)

エリーさん★
学会で「ではモデルのエリーさんの筋硬結を実際にMRIで見て、おさらいしてみましょう」ってことになって、
大アップになった患部には・・・・・ 
ホンモノの紀州梅が写っていたりして(≧▽≦)

  ・・・んなわけないですね・・・ 喪黒腹造の妄想炸裂・・・
Commented by junk_2004jp at 2008-02-21 23:11
Cさん、どうなんでしょうか、一発脊髄反射で生じるのでしょうかね。
Commented by c-dunk at 2008-02-22 12:11
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_564.htm
久しぶりにこの本を眺めていたら局所的なものかなと、ふと思っただけです。痛みを感じる前の段階までの話ですが・・・


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