心療整形外科

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2008年 02月 25日

掲示板より

みゆきんぐさん

初めまして。先月内視鏡で手術を行い(L4L5)、術後はすっかり右足の激痛から解放され、歩けるようにもなりました。

術後は2日目からリハビリ開始し、1週間で退院。右足のふくらはぎから下の若干の痛みと痺れは残っているのですが、術後だからとあんまり気にしてませんでした。

しかし、術後に反対の左足にもヘルニアのような強い痛みの症状が出てるので相談したら、もう1度MRIを撮ってみようということになり、その結果が出ました。医師いわく「取り除いたヘルニアがあったとこに手術の時の血のかたまりがあるから、それが神経を圧迫してるんだと思うけど、これは時間と共に吸収されてよくなるよ」と言われました。

なるほどぉ~と思い、それはそれで納得したのですが、こうゆうのはよくあることなのですか?術後血抜きの管は入ってたのですが。

そして、医師いわくこれは、右足に残ってる痛みの原因だと思うけど、左足に強く痛みを出してる所見は・・・(見当たらない?!)って感じで。ただ、あたしの場合、L2L3,L3L4も椎間板真っ黒で、L2L3の方のヘルニアが若干左に出てて、それが左足の原因かもと言われたのですが。痛み止めの薬があんまり効いてないような気がしたので、今回は処方してもらわなかったのですが、リハビリで痛みは時間と共に緩和されていきますかね?




痛みは筋肉のspasm(痙攣)だと思われます。圧痛点(押さえて痛いところ)を調べてみてください。その筋肉が
spasmを起こしているのでしょう。そのような点に局所麻酔を打つと(トリガーポイントブロック)治ることがあります。慢性化していると、かなり時間がかかるかもしれませんが。

ヘルニアが神経を押さえて痛みが生じるという生理学的事実はありませんのでヘルニアのことについては無視してよいと思います。神経が圧迫を受けて損傷すると麻痺が生じます。

血腫で麻痺 http://junk2004.exblog.jp/2311558/

手術で麻痺 http://junk2004.exblog.jp/4238009/

        http://junk2004.exblog.jp/1827340/

腰のヘルニアでは極めてまれに馬尾症候群という麻痺病変がおきることがありますが、それ以外には麻痺がおきることははありませんから安心してください。


実は、1年前にヘルニアと診断されてから、自分の中では色々疑問点もあったのです。最初に腰に激痛が走り、動けなくなり整形外科へ。レントゲンの結果ヘルニアではなさそうとの診断。

その後は2ヶ月くらい整骨院に。腰の痛みはなくなってきたものの、今度は下肢痛が現れ、再び整形外科へ。そしてMRIの結果巨大ヘルニアとの診断。それからはずっと薬と理学療法。でも一向に良くならず。気になり本屋で腰痛の本を読んでは、自分の症状はどちらかと言うと、脊柱管狭窄症に似てると思い、本当にヘルニアの痛みなのか疑問を持ち始めたり。脊柱管狭窄症は年配の方がなると書いてあるから、20代の自分は違うだろう、やっぱりヘルニアかと思ったり。

そして、痛みが徐々に強くなり、神経根ブロックを勧めらる。でも、すごい痛いと聞いて逃げました。その後、他の病院へMRIを持って行き、左足の臀部から太ももの痛みと痺れを訴えました。そして先生が、MRIを見て、ヘルニアは右に出てると言うのです!!!(その先生は、どちらかというと正中型で右よりといいましたが・・・)あたしはずっとヘルニアは左に出てると思い込んでたので。

その先生は、「ヘルニアが出てるのと反対に痛みがあるのだったら、学会で発表ものだよ」と。(そんなこと言われても・・・)よくよく思い出してみれば、最初の整形外科でも左足の痛みで行ったのに、ヘルニアは右に出てると言われてた。

そこで、またヘルニアに対する疑問が・・・しまいには右も痛くなり始め、左右交互で痛くなってきたのです。結局ブロック注射をすることになり、右が痛い時は神経根で、両方(特に左が痛い時)の時は仙骨ブロックをずっとしてました。でも、これもほとんど効果がなく・・・

年明けについに右足激痛で動けなくなり、救急車で最初の整形外科に運ばれました。(前日までは左足の方が痛みが強かったのに)そこで、再度MRIを撮り、半年前よりさらにでかくなってるといわれ、注射も効かなかったみたいだからって、手術に。

(しかも入院中、膀胱直腸障害の疑いが認められ、予定日より4日早くの緊急オペ)そして術後、右に出てたヘルニアを取ったのだから右の痛みは軽減されたと信じ込んでたのです。では術後に再開した左足の痛みについては?!再検査しても、とりあえず他の箇所のヘルニアによるものだろうという診断。様子を見ようってことで終わり。

加茂先生のサイトなど読んでると、やっぱりヘルニアが痛みの原因と思い込んでたような気がしてきました。医者のあいまいなな診断より、よっぽど納得させられる部分が多く・・・なので、今思えば、ヘルニアが痛みの原因でないから、ヘルニアが右にあっても、痛みが左に出てたことはおかしいことではなかったんじゃないか?!と。

今同じ病院で、PTの元でリハビリをしているのですが、そのPTは、術後に痛みを訴えた時「筋肉の問題だと思う」って言ってたのです。あたしは最初にそう言われた時、心の中では「いや・・・これは術前にあったヘルニアの痛みと同じだから、他の箇所のヘルニアが原因なんじゃないのか?!」って。

でも今思えば、触診もしない医者より、実際に体や痛いとこの筋肉などを触って診断するPTの方が説得力あるかもと。

とりあえず、今は動けないほどの痛みでもないので、PTの元でストレッチや筋力強化をしていきながら、様子をみたいと思います。子ども相手の仕事で動きが激しく、足腰への負担が大きいのですが、医者にも仕事はしてもいいといわれたので、仕事に戻ろうと思ってます。

本当は、この痛みの中、仕事に戻って、またあの激痛に襲われたら?とか再発したら?と不安だったのですが、ヘルニアがあっても、それが痛みの原因につながらないと考えると、前向きに戻れるような気がしました!

なんだか自分のことを長々と書いてしまい申し訳ありません。よは、あたしもヘルニアや医者に対して、たびたび疑問があったのですが、手術しちゃた者ですって感じです。もっと早くこのサイトを見つけてればと思いましたぁ!

ただ術前の気の狂いそうな痛みから解放され、今は歩けるようになったことを考えれば、手術をしたことは全然後悔していないのですが・・・(ただ手術したことが痛みの軽減につながったわけではなさそうということは理解しました笑^^;)




早く気が付いてよかったですね。気が付かないと、再発ヘルニアとかいって再手術、固定術になることさえあります。そしてよくなるのならいいのですが、よくなるはずもありません。あるいは癒着が原因だといって癒着を剥がす手術を何回も受けるはめになります。

http://junk2004.exblog.jp/8057560/
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救急車で担送された

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_224.htm#sinamon

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_224.htm#if

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手術した方に言いにくいのですが、まあ早く気づいてよかった、気づかないのは整形外科医の脊椎専門医だけといったまことにへんな世の中になっています。

医師にいろいろ質問していくと医師は必ず返答に困るものです。例外的とされるか、心因性とされるか、narrative based medicine(物語に基づいた医学)とかいって煙に巻かれるかです。

手術でよくなることがあるのは、全身麻酔で筋弛緩剤を使いますのでそれにより筋のspasmが取れるのではないかと想像しています。

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by junk_2004jp | 2008-02-25 02:37 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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