2008年 03月 29日

EBM と NBM

今度は首のガイドライン。

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EBM(evidence based medicine) :証拠に基づいた医療
NBM(narrative based medicine):物語(お話)に基づいた医療

EBMとNBMの統合

結局、痛みの治療にEBMを持ち込んでみたがうまくいかなかったのでNBMという概念にいたったってことかな。

痛みはご存じのように数値化できない、画像で表せないもの。個人的なexperience(体験)なわけだ。

それにEBMを持ち込むのは危険が伴う。EBMを基にガイドラインを作るのはいかがなものか。

骨粗鬆症のように数値化できるものなら、客観性がありEBMやガイドラインは可能だと思う。

痛み、この数値化できないもののevidenceとはなになのか?

「洗脳された人による、洗脳された人のアンケート調査」みたいなものとは思わないか。

ヘルニアによって神経が圧迫されているから痛いと思い込んでいる人が、MRIの画像を見せて患者をそう思い込ませて、治療した後のアンケート調査みたいなものなのだ。

本当にEBMがほしいのなら、だれが医師か分からないようにして、一切説明せずに、治療を行い、そのアンケート調査を無関係な医師以外の人にやってもらえばいいのだろう。これは不可能なことだ。説明せずに治療できないからね。

だから、痛みのEBMを語る前にMBM(mechanism based medicin:メカニズムに基づいた医療なんだ。

メカニズムに基づけばおのずとNBMになる。
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by junk_2004jp | 2008-03-29 19:57 | 痛みの生理学 | Comments(0)


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