心療整形外科

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2008年 04月 25日

20年前より腰痛

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図はAさんが書いたものです。

Aさん(30歳代、女性)は中学生のころ体操部でぎっくり腰を起こして以来腰痛に悩んでいます。そのときはヘルニアと診断されました。いろんな医者にかかったが結局は手術しかないといわれました。

一時痛みは軽減しましたが3年前より痛みがひどくなり、背中、頚、頭まで痛くなりました。

昨年、2つの整形外科で手術をすすめられていますが、ネットで調べても手術成績が悪いので躊躇しています。

そのころよりうつ状態も併発して精神科で抗うつ薬をもらっています。疲労感が強い。睡眠障害あり。

Aさんは線維筋痛症という病名を知りませんでした。

線維筋痛症、慢性疲労症候群、睡眠障害、うつ状態・・・・これらは一つの病態カテゴリに属すものでしょう。

Aさんは痛みとうつ状態が相関していることを実感しています。

とりあえず、0.5%メピバカイン50mlでトリガーポイントブロックをしました。かなり楽になったということです。

今後どのように治療していけばよいかはAさんの症状を見ながら考えましょう。

もし中学生のときにぎっくり腰を起こさなかったら、その後はどうなったのでしょうか。あるいはヘルニアなんて診断しないで、トリガーポイントブロックをしてさっさと治してやったらその後はどういう展開になったのでしょうか。だれも分かりません。

一つはっきり言えることは整形外科医の多くは痛みについて間違った勉強をしているということです。
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by junk_2004jp | 2008-04-25 20:47 | 線維筋痛症 | Comments(0)


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