心療整形外科

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2008年 05月 14日

慢性痛がどこから始まったか

4年前に仕事中に両側の下腿から痛みが始まり、頚部、腰部、上下肢に痛みがある人。

頚部痛から、腰痛から始まった人も多くいる。

何かの拍子に始まった痛みが思いもかけない発展をすることがある。その部分に固着するタイプもあろうが、たいていは広がりをみせるようだ。

痛みのメカニズムの概念を早急に変えるべきだ。ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板症、変形性関節症など従来の整形外科的な痛みの診断は明らかに無意味だ。無意味どころか、患者さんに悪影響をもたらすかもしれない。不安や動作恐怖、あきらめ、手術の必要性などの気持ちをもたらす。

健常者でもこれらの所見は普通にみられる。30年以上整形外科医をしているが、このことは断言できる。

生理学的にもこれらの変化でもって痛みを説明することは不可能なんだ。痛みに対する無意味な構造診断は害になる。

可能な限り早急に痛みを止める治療をすべきだ。それには局所麻酔が最も効果的で副作用が少ないと思う。

私の義弟とはよくゴルフをするのだが、彼はちょっとした腰痛持ちで、ときどき腰痛で腰が伸びない状態でも薬を飲んでゴルフにやってくる。しかし彼の場合はゴルフをやっているうちに治ってくるんだ。
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by junk_2004jp | 2008-05-14 23:57 | 慢性痛 | Comments(0)


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