2008年 06月 24日

いつまで続くバカげた診断「脊柱管狭窄症」

b0052170_120469.jpgAさん(70歳代、男性)は電車を乗り継いで診察にいらっしゃいました。

3年ほど前より、しばらく歩くと右大腿部が痛くなる。脊柱管狭窄症という診断を得ている。仙骨ブロックをしたが効果がない。

図のように外側広筋(腸脛靱帯)に圧痛点がありましたので、0.5%メピバカイン8mlでトリガーポイントブロックをしました。(昼前)

2時過ぎにもう一度診察しました。

「歩いてみましたが、よくなりました。」

「脊柱管狭窄症なんて忘れてください。そこの筋肉の凝りが原因だったのです。その部分をよくマッサージされたらいいでしょう。」

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電話相談(50歳代、男性、)

「ゴルフスウィングをしたら急に右お尻から下肢に痛みが走りました。レントゲンでヘルニアかもしれないといわれましたが、別の病院でMRIを撮ったら脊柱管狭窄症といわれました。」

「右のお尻のポケットのあたりの筋肉が押さえて痛くないですか。」

「はい、痛いです。」

「その筋肉の筋痛症ですよ。ヘルニアとか脊柱管狭窄症は忘れてしまってけっこうです。」

「私も筋肉痛だと思ってそんなに心配していなかったのですが、MRIを見せられて専門の先生に診断されると不安になってしまいました。」(このようなニュアンス)

「スウィングしたときにそのお尻の筋肉が強く痙攣をおこしたのでしょう。早く治療をしたほうがいいと思います。」

こういうのって整形外科医なら電話相談でもだいたい診断つきますよねw。スウィングしたときに小臀筋か中臀筋につよいspasmが起きたと考えるのが普通です。そこに局所麻酔を注射してやるとspasmは止まります。

スウィングした途端に脊柱管狭窄症になったわけでもないでしょうにw。
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by junk_2004jp | 2008-06-24 12:19 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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