2008年 07月 15日

医師は痛みのメカニズムの基礎から勉強し直すべきです

「みのわの~、了見を改めることができねぇものか」

その後メールをいただきました。今までの治療はなんだったのでしょうか。神経根ブロック3回、よくならない、手術、よくならない、再手術(血腫除去、梨状筋切離)を勧められる。

初診料含めて1300円の簡単な治療で効果がありました。再手術を断って正解です。筋痛症なのですから。早く気が付いてよかったですね。

今後、筋肉をほぐす治療をされるのがいいでしょう。手技療法家の選択は相性などがありますから断定的には申せませんが、金銭面も含めて納得できる治療をされたらいいでしょう。

7月11・12日に診察して頂いたAです。色々と丁寧な説明をして頂き有難うございました。私の事が書いているブログを早速拝見しました。

初めてトリガーポイント注射をしてもらい、長年の痛みが一瞬に治まった事が凄くビックリしました。

あれから、背中や坐骨に少し痛みはあるものの自分でマッサージをしてほぐしています。

明日、病院に手術の件を断ろうと思っています。痛い所に針をしてほぐす方法はダメでしょうか?マッサージの方が良いでしょうか?


医師は痛みのメカニズムの基礎から勉強し直すべきです。といっても、それを極める必要はないのですから、そんなに難しいわけではありません。まずは既存の思い込みを捨てることから始めるのです。

人の身体にメスを入れる医師はそんなこと当然知っていると思うでしょ。ところがそうでないのです。知ってたらメスを入れることができませんよ。

高瀬武平教授(私が入局した当時の教授)は「どんなことがあってもその患者を一生面倒みる覚悟があるのなら手術しなさい。」とおっしゃいました。

手術をしてよくなる人とよくならない人、かえって悪化する人がいるのはなぜだと思いますか。手術のうまい下手ではありません。手術適応の見立てのうまい下手でもありません。

偶然なんだろうと思います。全身麻酔によって十分筋弛緩が得られて、術後十分に休息がとれた場合はよくなる可能性があるのでしょう。手術創の大きいのは筋肉のダメージが大きく調子の悪い人が多いような印象です。

マチさんがおっしゃっていました。

「以前に入院していた病院の同室のお友達の中で手術をしなかった私が今は一番元気です。手術した方は依然として調子が悪いようです。でも皆さん、信じていらっしゃるのですから言いにくいですよね。」

痛みを取ることを目的とした手術は次第に見直されるようになることでしょう。
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by junk_2004jp | 2008-07-15 00:38 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(1)
Commented by bancyou1965 at 2008-07-15 18:17
>人間が欲する誇りや名声、利益追求をしている医者には、開かれない扉なのかもしれませんね。

まさにその通りですね。


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