2008年 07月 24日
Aさん(50歳代、男性) 3ヶ月前にゴルフ プレー終了後、変な右腰の痛みが出て歩くときも右腰が下がった状態になり、その日いつも行く整形外科で筋肉をほぐす注射を打ってもらい、次の朝 まだ右腰に痛みあり。2日後、ゴルフの後また同じ症状がでて、再び注射を打ってもらい、次の日、右臀部から太もも・足裏にしびれがきました。 こんにちは、6月に2日間、加茂先生に診ていただいてからもう1ヶ月になりました。あの時点ではほんとに良くなるのか疑問でいっぱいでした、先生の言われる心の持ち方、考え方が今ようやく理解できるようになりました。 Aさんは筋痛症なんです。筋痛症の方をMRIを撮って生理学的に説明不能な概念(脊柱管狭窄症、ヘルニア)を押しつけるのはとてもまずいことです。 ヘルニアや脊柱管狭窄症という診断で痛みに悩んでいるみなさん!もう一度、筋痛症という考え方から症状を検討してみてください。 専門医の診断が正しいとは限らない、というか多くの場合は間違っているのがこの問題なのです。 筋痛症の患者さんを脊椎脊髄専門医から守る必要があります。筋痛症を神経の病気、脊椎の病気と誤診されるのはよくあることです。そして医原病になります。 生理学的にも理解に苦しむ説明です。健常者でも普通にみられます。臨床経過からも説明不可能です。 Aさんのようにある日突然痛くなった、筋肉に対する治療をしたら1ヶ月ほどで著明改善した、これをどうしてヘルニアや脊柱管狭窄症で説明できるのでしょうか。
by junk_2004jp
| 2008-07-24 08:20
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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