2008年 08月 11日

麻痺予防的手術は正当なのか?

頚、上肢の痛み、しびれで受診する。

頚のレントゲンやMRIで痛みやしびれとは無関係なヘルニアや後縦靱帯骨化や脊柱管の狭窄などを指摘される。

そして、将来麻痺が起きる可能性を予言される。

ころんではいけない、頚を急に動かしてはいけない、などなどガンジガラメの指導をうける。

痛み、しびれとそのような構造とは関係ないので、時間がたてば痛みやしびれは無くなってしまった。痛みやしびれはMPSなのだ。

しかし患者さんは麻痺を予言されているので、手術を決心する。

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患者さんに正しい情報が伝わっているのだろうか?

もしこれが一般的な医療なら、検診をすべきこのなのだ。

「40才をすぎたら、無症状でも、3年に一度はMRIの検診を受けてください。」ということになる。

スポーツ、特に柔道、相撲、ラグビーなどをする人はまず頚のMRIを撮ってメディカル・チェックが必要ということになってしまう。

また、頚痛を訴えて来院した場合、MRIは必ず必要な検査ということになってしまう。

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頚部脊髄症の発症頻度はどれぐらいなのか?症状は?無症候性の構造異常はどれぐらい存在するのか?

はたして麻痺を予言できるのか?
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by junk_2004jp | 2008-08-11 08:18 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
Commented by ひつまぶし at 2008-08-11 09:36 x
4年前の今頃のこと。
「あの・・・・私・・・ 自分としては、痛くて病院に来てMRIを撮ったらヘルニアがあったというだけのつもりなんですけど・・・ どうしてそんな・・・歩けなくなるようなオオゴトになっちゃうんでしょうか・・・ 手術をしないと、そんなにみんなが歩けなくなるものなんですか? いつ頃から歩けなくなっちゃうんでしょうか? 徐々にくるんですか? それともいきなり?」(ショックなわりにしつこく食い下がる私)
「10人に1人であっても、1000人に1人であっても、その『1人』に当たる人はいるんですよ」(シラッと答える医者)

・・・・・(((( ;゚Д゚))))ガクブル・・・・・・

20歳の頃には、お婆さんになったら腰が曲がるとも予言されてました。
腰の曲がりを見届けることもなく、予言した医者は既に鬼籍ですわ。言いっぱなしで無責任だぞ。

しかし、呪われたわりには、すっきり立ち直れました(*^o^*)
加茂先生とケイしゃんと掲示板に感謝です★
Commented by junk_2004jp at 2008-08-11 14:02
予言に基づく頚の手術は極めてナンセンスです。

ふつうはそういうことはしません。手術の結果もわかりませんね。何か症状があったわけではないのですから。有る意味気楽なもんです。術後なにも変わりがなかったら成功したということなんですから。

「long tract signの出ていて、生活に支障があるものを手術するようになっていました。」これが正解です。

http://junk2004.exblog.jp/9198208/




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