2008年 08月 13日

10年前

痛みの生理学はここ10年で飛躍的に進歩したそうです。

10年前の常識が今や非常識になってきています。

10年前は手足がしびれるとヘルニアなどで神経が圧迫されているからだといったものです。

線維筋痛症の症状の一つに「しびれ」があります。

筋筋膜性疼痛症候群の症状にも「しびれ」があります。

b0052170_8294551.jpg「しびれ」というのはジンジンとした感覚をいっていることが多いのですがこれは筋痛症と関係しています。

ストレス→筋肉の緊張→しびれ・・・・ということもあります。

筋肉が凝ると血行が悪くなり、末梢部がジンジンした感じになるのです。

また筋肉の関連痛をしびれると表現することもあるようです。

ヘルニアが神経を圧迫してしびれるなんてことはありません。

頚痛、腰痛、緊張型頭痛、顎関節症(といってもこれは顎関節周辺の筋痛症なのですが)、上肢や下肢の痛みやしびれ、このような症状は「筋痛症」の症状です。



ヘルニアの診断を受けた患者さんがよく受診されますが、最近の患者さんは医師の説明の矛盾が分かっています。

医師は適切な説明ができません。医師と患者が逆転してしまった感があります。

「左下肢痛だったのが右下肢痛もでてきました。私は筋痛だと思うのですが、医師は頑固にヘルニアが原因だといいます。」これは昨日の患者さんです。

間違った診断で大切な身体と時間とお金をむだにしないように。
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by junk_2004jp | 2008-08-13 08:36 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(3)
Commented by シャルル at 2008-08-13 11:11 x
加茂先生、質問です。
太ももの裏の太くて長いコリコリ。筋肉だと思うのですが、先日、TP注射するときに、それは、坐骨神経だといわれました。
坐骨神経って、テニスボールなどでマッサージするときに当たるものなんですか?
Commented by junk_2004jp at 2008-08-13 12:31
それは筋肉でしょう。
Commented by シャルル at 2008-08-13 16:03 x
ありがとうございました。安心しました。
でも・・・日頃、TP注射をしている先生でも筋肉とは思えない硬さということかしらw@@w


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