心療整形外科

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2008年 08月 15日

診断がつかない

Aさんは昨年秋より、***をやりすぎて両方の手首が痛くなりました。

整形外科を2軒いきましたが、レントゲンを撮り「骨には異常なし、腱鞘炎ですね。湿布。」

しかし、痛みは続き仕事に影響が出てきました。

早朝覚醒、口渇き、焦燥感、不安、抑うつなどが出現したので心療内科を受診しました。

「腱鞘炎というはっきりとした原因があるのですから、それを治すのが先決です。」といわれました。

整骨院で両前腕をマッサージしてもらい一時の強い痛みは軽減しましたが、まだ休職しています。

上司や会社の産業医も理解を示してくれています。しかし「診断書」が必要なわけなのです。

このまま休職を続けて治療をするには「医師の書いた説得力のある診断書」が必要といわれたわけです。

整形外科と心療内科の狭間の病態でどちらの医師もよく分からないのが現状なのです。

腱鞘炎で1年近くも会社を休むとは思えないわけなのです。

というわけでネットで検索して来院されました。

線維筋痛症の「分類基準、18ヶ所の圧痛点のうち11ヶ所」は簡単にクリアしました。

不安、睡眠障害、焦燥感、抑うつ、口渇などがあり「線維筋痛症」と診断しました。

「両側の前腕の筋筋膜性疼痛症候群+睡眠障害、うつ状態」=線維筋痛症

ちょっとしたことで始まった痛みがこのようなことになることがあるのです。

そしてこのことは整形外科と心療内科の狭間なのです。だからどちらの科の医師もうまく対応できない場合があります。

それでこのブログのタイトル「心療整形外科」が必要なのです。医師の重要な仕事に診断するということがあります。医師の診断書は法的にも重いものがあります。
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by junk_2004jp | 2008-08-15 01:18 | 線維筋痛症 | Comments(10)
Commented by ももちゃん at 2008-08-15 15:45 x
そういえば…前 マッサージの先生がぼやいてましたぁ 〇〇外科が けんしょうえんの患者見れないって言われて 接骨いんに来た患者がいるって ~
どうなってんの~ 今の整形 ( ̄▽ ̄;)
聞かれた私も答ようがない 整形がダメなら 手義療法の先生がに頑張って頂かなければ~
ん…何かが変わって来てるのかも。。かも!
Commented by YA at 2008-08-16 02:01 x
大体整骨院でマッサージとは?
なんじゃそれは…

あまし師の仕事を侵食してるねぇ…


いっそのこと、あはき柔整と整形医を同一にしてしまえば?

そうはいかんか。

お互いケツの蹴り合いだしな…
Commented by もも at 2008-08-16 17:48 x
元気の良いYAさん!
なんで~接骨院でマッサージが活けないんでしょうか?

治療いんですよね ストレッチもやってくれますし…否定する意味が解りませんわぁ ~!
Commented by TK(タク) at 2008-08-16 21:18 x
「腱鞘炎ですね。」ではなくて線維筋痛症!

これを、○診と言うのではないでしょうか。>ALL

百歩譲って、腱鞘炎と線維筋痛症。

他に例えるなら、
「胃炎ですね。」ではなくて胃がん!

百歩譲って、胃炎と胃がん。

二百歩譲るなら、腱鞘炎(ただの低気圧)が線維筋痛症(台風)に移行した。

ならば、整形外科医は、腱鞘炎が線維筋痛症に移行してしまうか否かを監視すべきであり、仮にAさんが、整形が甲、乙、それぞれ1回しか受診しなくても、Aさん対し、「もし、症状がかわらなければ、また受診して下さい」と警告(注意以上の意味をこめて)言うべきである。

これは、医師としての業務上の必要義務を怠ったと言えるのではないでしょうか。
Commented by TK(タク) at 2008-08-16 21:20 x
>腱鞘炎で1年近くも会社を休むとは思えないわけなのです。
それでも、整形外科医は腱鞘炎と主張するのですか?

腱鞘炎の診断を下す確たる証拠があったのでしょうか(疑問)

でも、Aさんは加茂先生の診断を受け線維筋痛証ではあっが、腱鞘炎も併発してるわけではなかった。

「原因はわかりませんね~、他をあたってくれませんか」が気のきいた対応に思える。
でも、そうではなく、原因は腱鞘炎だったのですね。インフォームドコンセントにより。
Commented by TK(タク) at 2008-08-16 21:21 x
そもそも、腱鞘炎とは?

たはら整形外科のHPより引用
http://www.tahara-seikei.com/index.htm
>腱鞘(けんしょう)とは腱を包んでいる鞘(さや)のことで、中に滑液と言う油の様な
>ものがあり、腱を滑り易くしています。腱は要所要所のポイントで、この腱鞘を通り抜
>け、抵抗なく効率よく滑走し、指の屈伸が行なわれます。あたかも、列車(腱)がトン
>ネル内(腱鞘)をトラブルなく通過して行くのに似ています。
>
>狭窄性腱鞘炎とは、何らかの原因で腱鞘が炎症を起こし、腱が腱鞘内をスムーズに通過
>出来なくなった状態を言います。 すなわち、列車(腱)の通過が悪くなった状態を狭
>窄性腱鞘炎と言います。伸筋腱(指を伸ばす腱)の代表的な狭窄性腱鞘炎にはドゥケル
>バン腱鞘炎があります。屈筋腱(指を曲げる腱)の代表的な狭窄性腱鞘炎にはバネ指が
>あります。
Commented by TK(タク) at 2008-08-16 21:21 x
#Aさんは列車(腱)がトンネル内(腱鞘)スムーズに通過できないのを確認されたのですよね。炎症もあったのですよね(疑い)


いつも、思うのは時間軸の感覚が無い人達のように思える。

3ヶ月とか6ヶ月とも言われてる慢性痛の存在に耳を塞いでるのにも思え、10年のスパンで構造異常に執着してる場合もある。

Aさんが、継続的にどちらかの整形外科に通院していたのなら、なおさら時間感覚の無い人に思える。ずーっと、腱鞘炎を主張するのは結構ですが、痛みの可塑性を無視するなんて!
Commented by ひつまぶし at 2008-08-17 00:35 x
整形の先生の反応は、まあ想定範囲内(もう古いギャグになりましたね・・・)。
でも、心療内科の先生の反応は、まじッスか?です。
>早朝覚醒、口渇き、焦燥感、不安、抑うつなどが出現したので
そこまで症状がでていて、なにゆえ腱鞘炎にこだわり、追い返すかしらん?
>整形外科と心療内科の狭間なのです
適切なたとえじゃないですけど、、、、センターとライトがお見合いして互いに捕球せず、ボールが転々とグラウンドを転がるような感じ・・・・・・?
Commented by teru at 2008-08-17 18:43 x
診断が重要というのは大賛成です。
学問?技術習得?いやいや、生きている人間を相手にしているわけだから・・。
一般的なセカンドオピニオンは、基本的診断は変わらずに、治療のアプローチが変わるものだと思うのですが、
ヘルニア・脊椎関連になると、痛み・シビレ・保存療法→手術という方程式は変わらず、診断だけ微妙に変わっていくのがとっても不思議に思われます。
Commented by TK(タク) at 2008-08-17 19:55 x
診断がつかない

いえ、ついてますw
腱鞘炎w。

医師の重要な仕事に診断するということがあります。その重みのある仕事の結果です。


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