2008年 09月 19日
加茂整形での数日間、あまりにも人間ドラマがありすぎて疲れたけど、なんだか懐かしいです。注射や、様々な痛みの患者さんのこと、とても勉強になりました。 MPS研究会の先生が見学に来られて、感想をメールしてくださいました。 そうなんです、痛み治療は人間ドラマなんですね。ヘルニアがあるとかないとか、骨棘がどうのこうのではないんです。痛みというものは。 ◎Aさん(70歳代、男性)、一昨日より、草むしりをしたせいか、右の肩胛骨~肩、上腕に痛みがある。 トリガーポイントブロックをする。楽になったといって帰る。 次ぎの日、「夜、痛くて眠れなかった」といって来院。 「寝る前にデパスという安定剤を出しておきますから飲んでみてください。」 TPBをする。楽になる。 「このような痛みはストレスと関係が深いことが多いのですよ。だれか亡くなったとか、どこかへ行かなくてはいけないとかといったことはないですか?」 「兄が病気になったんです。」 「そうですか、きっと無意識の中でか、強い不安とか、葛藤があるのかもしれませんね。」 次ぎの日、「夜はよく眠れました。やっぱり痛いです。」 TPBをする。楽になる。 ◎Bさん(40歳代、女性)、1ヶ月前より、左肩胛骨部と左、手関節部に痛みあり。特に原因と思われることはない。 TPBする。軽くなる。 「ストレスが関係していることが多いのですよ。なにか?」 「子供の受験が近いのです。」 1w後、「楽になりました。子供の受験がもうすぐ終わるのできっと治るでしょうw」 「そうですねw」 AさんもBさんも筋痛症だと思われます。レントゲンやMRIは撮っていません。悪性腫瘍や感染症を思わせないからです。治療的診断で十分だと思います。
by junk_2004jp
| 2008-09-19 12:40
| うつ・不安・ストレス
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