2008年 09月 22日

診察券の山ができるだけで・・・・

Aさん
名医といわれる病院、整骨院、その他よいと思われることにもトライしましたが、診察券の山ができるだけで時間を浪費するばかりでした。

「手術するほどではない。3ヶ月ほど安静にしていたら治る。」という名医の言葉を信じて過ごしました。


そのAさんは、今度また詳しく検査するために入院をすすめられているそうです。

最近、わたしのところに診察にこられる方は何回も何回も何回もレントゲンやMRIを撮っていらっしゃることがとても多いのです。

どの医師も共通しているのは、あいも変わらず、ヘルニアや、すべり症、脊柱管狭窄症などが痛みやしびれの原因だといっていることです。

かなしいかな、「慢性痛」という概念がこれっぽっちもないのです。

ヘルニアの手術が10年待ちなんてジョークの世界です。逆にヘルニアは無害だという証拠です。

有名な慢性痛のサイト「心と体の痛みのお部屋  慢性疼痛海外治療体験記」は2004年に患者さんだったエリーさんが立ち上げました。

たぶん慢性痛をテーマにしたサイトで日本で最初のものの一つだと思います。とてもすぐれたサイトです。患者さんはもとより、痛みに携わる医師は見た方がいいです。

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以下はBさんの腰痛診療歴です。このほか鍼灸、整体などにそのつどかかっています。

H5    腰痛、歩行は前傾姿勢・・・・・・・・・・・・・・・レントゲンで異常なし
H11   立位で腰、左股関節あたりに電撃痛・・・・レントゲンで異常なし
H16   前傾姿勢でしか歩行できなくなる・・・・・・・ レントゲンで異常なし
H17   救急車で、立位不能・・・・・・・・・・・・・・・・・レントゲンで異常なしMRIで椎間板ヘルニア
H20   腰痛、左下肢痛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・①レントゲンMRIで椎間板ヘルニア
                               ②レントゲンMRIで椎間板ヘルニア

分かっているだけで腰のレントゲン6回、MRI3回です。

私のところに来たときは軽い下腿の痛みだけでした。前脛骨筋のMPSでした。TPBをしたらすぐによくなりました。

この方はたぶん、左側の大腰筋がワケあり状態になっていて、過労やストレスで痙攣が起きるのでしょう。そのたびに歩行困難になって病院にいく。レントゲン、MRIをとる。ヘルニアといわれる。これを繰り返しています。

今度、歩けなくなったら、手術と言われています。

働き盛り、何かとお金がかかる年代です。

大腰筋、脊柱起立筋などのMPSです。どれだけ病院巡りをしてもむだなのです。まずは正しい診断はされないでしょう。

会社を休むには医師の診断書が必要なことが多いものです。だから病院にいかなければならない。病院では繰り返して型どおりに検査を繰り返す。間違った診断をされる。良くならない。代替医療にかかる。このようなケースがなんと多いことでしょうか。
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by junk_2004jp | 2008-09-22 08:14 | 慢性痛 | Comments(2)
Commented by YA at 2008-09-23 02:40 x
代替医療もクズばかりですよ…

良く民間資格でも“厚生労働省認可”なんて書いてますが、それは旧厚生省管轄の認可ではない訳ですし。

また柔整師の乱造にも困りものです。


ついでに言えば、健康保険を使用できるのは、医師のみでいいのです!


そのかわり医師にも免許を更新制にして、正当なる道を歩んで戴きたいものですね…
Commented at 2008-09-24 02:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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