2004年 11月 12日

慢性頸部根性痛治療に関する初の無作為研究

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_233.htm

上の文献について勉強してみます。まず用語の定義から

http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/works/p-itami2.html

根性痛 (radicular pain)
脊髄神経、脊髄神経根に含まれる侵害受容線維の異所性興奮、またはニューロパシーによって、四肢または体幹から生じているように感じる痛み。

異所性興奮 (ectopic firing)
痛覚受容器を介さない興奮

神経根由来の痛み(神経根を刺激した時の痛み)という意味で整形外科医は「根性痛」という言葉をよく使います。言葉の定義があいまいなので話がかみ合わないのです。どうもあやしい。

痛みの生理学者のHPの「言葉のアラカルト」には根性痛はでていません。
http://www2.aichi-med-u.ac.jp/pain/alacarte.html

「慢性痛と慢性痛症」というところをみてください。いずれも愛知医科大のもので私のHPのトップページの下のほうにリンクしてあります。
http://www2.aichi-med-u.ac.jp/pain/manseitusho.html

整形外科医がいっている「根性痛」すなわち頚部から上肢にかけての痛みはあきらかに侵害受容器が関与した痛み、急性痛が慢性化した痛みです。

整形外科医がいう「根性痛(root pain,radicular pain)」の概念がどうもあやしいと思っています。

私は神経根に関係ないと思っています。だから手術でもリハビリでもコルセットでも効果に差がないのです。
[PR]

by junk_2004jp | 2004-11-12 21:51 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


<< 根性痛      ストレス後の痛み >>