心療整形外科

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2008年 10月 10日

線維筋痛症はめずらしい病気ではない

私は線維筋痛症より「線維筋痛症候群」のほうがよいと思っている。

慢性痛症とほぼ同じものではないか。慢性痛症をわずらっている人は、睡眠障害、頻尿、口渇、便秘下痢、頭痛、顎関節痛、冷感、微熱、月経困難、しびれ感、こわばり、不安感、抑うつ感、焦燥感、記憶力低下などのいくつかを併せ持っていることが多い。このような症候群を併せ持った慢性痛症を線維筋痛症候群と定義すればよいと思う。

これは何も特殊なめずらしい病気ではない。どこの整形外科でも、整骨院でもあるいは内科でもたくさんの患者さんがいる。

自律神経失調症、更年期障害、頚肩腕症候群、ヘルニア、変形性膝関節症、緊張型頭痛、過敏性腸症候群・・・・などなどカルテの病名欄はいっぱいになっていることでよう。

たとえば、慢性の腰痛患者さんをアメリカリウマチ学会の線維筋痛症分類基準に従って検査をすれば線維筋痛症と診断されることでしょう。

腰痛掲示板やヘルニア掲示板の常連さんはほとんどが線維筋痛症と診断されることと思います。ただしステージの分類では高度の方は少ないかもしれません。

一方、ヘルニアや構造異常が身体の痛みの原因だと思っている医師もいまだに多数派なのですが、彼らにとって線維筋痛症はめずらしい病気なのかもしれない。構造異常によって起きている痛みとは地続きの病気ではなく、なにか膠原病っぽいイメージなのかもしれない。
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by junk_2004jp | 2008-10-10 01:26 | 線維筋痛症 | Comments(0)


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