心療整形外科

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2008年 10月 15日

椎間板ヘルニアと診断されてついには線維筋痛症になる

このケースを何度も診察しました。

椎間板ヘルニアと診断された症例は本当は部分的な筋痛症なのです。部分的な筋痛症がうまく鎮痛できないと、広範囲に広がっていくことがあるのだろうと思います。

そういう意味でも早期に筋痛症と診断して治療することが大切なことです。

筋骨格系の痛みについての病名の整理整頓が必要だと思います。

まず特異的疾患と非特異的疾患に分類する。

特異的疾患は悪性腫瘍、感染症、炎症性疾患、骨折などあきらかな損傷があるものとする。

非特異的疾患イコール筋痛症でよいと思います。それには急性の筋痛症と慢性の筋痛症があります。

番外としてCRPS、視床痛。

特異的疾患に非特異的疾患(筋痛症)が合併していることはよくあることです。

炎症性疾患は関節リウマチ、脊椎関節炎、付着部炎、痛風などです。

画像診断、血液診断は特異的疾患の有無を検査するものです。

腰や臀部、下肢の筋痛症に対して適切な病名が与えられてきませんでした。椎間板ヘルニアとか脊柱管狭窄症とか構造異常の状態を病名として使われてきたのです。

関節の病気でないのに顎関節症とか変形性膝関節症とかが使われています。これらの痛みは筋痛症なのです。

私はMPS(筋筋膜性疼痛症候群)からFM(線維筋痛症)にたどりつきました。オタマジャクシからカエルが理解できたわけです。

でもMPSを知っている医師は少ないということはご存じですね。それでカエルをなかなか理解できないのだろうと思います。

オタマジャクシに後足、前足がはえた状態のときもあるわけです。
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by junk_2004jp | 2008-10-15 01:18 | 線維筋痛症 | Comments(2)
Commented at 2008-10-15 23:33 x
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Commented at 2008-10-16 12:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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