2008年 10月 18日
開業すると、零細企業のおやじさんです。かあちゃんも総出でお仕事なんですね。 会合があっても同業者とは当たり障りのない話題です。ゴルフとかそんなようなお話なんですね。治療法なんかはあまり話題にはなりません。 トリガーポイントブロックは痛み治療の基本中の基本ですね。だって痛いとことに局所麻酔を打つわけですから。 私は、我が家にインターネットが来るまでどこの整形もTPBを普通にやっているものとばかり思っていました。 私が浦島太郎だったのです。インターネットでいろいろな情報が掲示板などで入ってきて驚いたわけです。私が研修したころはMRIがなかったので、診断よりも治療でした。普通にTPBをやってましたよ。それをTPBとはいいませんでしたがね。 ところが、今は何かというとMRIをとり、ヘルニアがあるのないのという議論です。そしてあまりTPBをしていないようなのです。 私のころは硬膜外Bはありましたが、神経根Bは一般的ではありませんでした。 普通、情報に取り残される浦島太郎状態は悪いことですね。でもなんだかこの痛みの治療については浦島太郎のほうがいいみたいなんです。 何かヘンな方向にいってるんですね、業界全体が。リーダーが間違ってるんですよ。 もっと浦島太郎になれば鍼灸とか按摩指圧なんでしょう。 そしてたぶん、昔のほうがこの問題に関しては治療成績はよかっただろうと想像しているんです。 それは整形外科医の間違った思い込みを聞かされないからなんです。農作業で足腰が痛くなれば昔ならだれでも疲れから来ると思って温泉治療や灸などをして治していたのでしょう。ところが今じゃ、レントゲンやMRIを撮り、すべり症だの脊柱管狭窄症だのヘルニアだの仰々しい病名が付けられて治らなくなっていくのです。
by junk_2004jp
| 2008-10-18 16:45
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