2004年 11月 14日

再び「根性痛」

(A)侵害受容性疼痛
ある部分(たとえば下腿)で起きた生理的変化を知覚神経の先端に付いている侵害受容器がキャッチして、電気信号に変えて脳に伝える。脳は刺激をキャッチした神経の先端の部分(下腿)にその電気信号に応じて痛みやしびれを認知する。これが痛みやしびれの普遍的なシステム。

圧痛点は生理的変化の起きている点です。そこに局所麻酔を注射すると痛みが止まることから理解できる。

(B)根性痛
異所性興奮を生じる可能性が高いのは、脱髄部および傷害された末梢神経の側芽と神経腫である。自由終末と脊髄を継ぐ部分からインパルスが発生することはめったにない。この場合はその知覚神経の先端部には何も生理的変化が起きていないわけである。侵害受容器を介さない痛み。

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下腿がしびれるとか痛いと訴えている人を診察するとき(A)を想定するのが普通である。ヘルニアがあるから(A)だとも(A)でないともいえない。そもそも(A)はヘルニアの存在とは無関係。ヘルニアがあれば(B)は否定できないが、私はそのようなケースをみたことがない。想像するに、このような病態はおそらく消炎鎮痛剤は効かず、牽引やストレッチで改善するはずもない、極めて特殊で難治なものであろう。(痛みのC繊維は無髄神経)

医師はなぜありふれた(A)を想定せず、およそ考えられない極めて極めて特殊な(B)について説明するのだろうか。
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by junk_2004jp | 2004-11-14 22:12 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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