心療整形外科
2024-03-15T13:19:39+09:00
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痛みからのメッセージ★★心と身体の間で ★★======加茂整形外科医院======
Excite Blog
あさイチ 肩こり 頸長筋
http://junk2004.exblog.jp/33718165/
2024-03-15T12:52:00+09:00
2024-03-15T13:19:39+09:00
2024-03-15T12:52:25+09:00
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未分類
頸長筋M.longus colli
この筋肉を使えるようになれば肩こりが改善するという内容でした。聞かない筋肉だったのでしらべました。
肩こりで多いのは僧帽筋、斜角筋、肩甲挙筋、頭板状筋など。
スマホ、パソコン、溶接、流れ作業などの業務。
この図ではアゴは上がっていません。アゴをひいていれば肩こりは改善するのか?
猫背、丸まった肩、アゴの上がった姿勢、高齢者で見かけることがあります。その人が肩こりに悩んでいるとは限りません。
肩こりが改善するには、長時間に同じ姿勢を取らない、時々、頚か肩の運動をすること。
心理・社会的要因(ストレス)も大いに関係あります。
トリガーポイント注射のよい適応です。
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脊柱管狭窄症について(私はこの診断は大いに疑問です)
http://junk2004.exblog.jp/33709582/
2024-03-08T14:00:00+09:00
2024-03-08T14:06:14+09:00
2024-03-08T14:00:52+09:00
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ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
このビデオは一般的な脊柱管狭窄症の説明です。医師名がでていないので例として都合がいい。
馬尾神経、神経根が脊柱管や椎間孔で圧迫されるといわゆる「坐骨神経痛」となり下肢に痛みやしびれが生じる。
そのような生理学はきいたことがない。生理学用語をつかって説明不可能だ。神経を圧迫するとその神経の先端がなぜ過敏になるのか?あるいは圧迫された部位から起きた痛みの刺激が脳へいくのだが脳はその痛みが下肢から来たのだと誤認していると考えるのか?それなら下肢に必ずある圧痛点はなぜなのか?
しびれとはジンジンとした異常感覚のことだが正座や重い物を長時間持っていると手に感じる。神経圧迫と無関係と思うが。脊柱管狭窄があっても無症状の人がかなり多いというがそれはなぜか?除圧術(手術)をしても改善しない人を多く診てきたがなぜか?
間欠跛行休むと回復するのは神経症状ではない。筋肉の特徴的症状だ。前かがみで休む、自転車なら大丈夫なのは脊柱管とは関係なく腸腰筋に関係していると思う。膀胱直腸障害副交感神経マヒのことだろうが、椎間板ヘルニアでおこる場尾症候群は48時間以内に手術の必要あり。脊柱管狭窄症では聞いたことがない。これでノイローゼになった人はみたことあり。泌尿器科医の見解はいかに。
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過剰検査で壊れた部品仮説を信じ込まる。→患者は痛みから逃れられない
http://junk2004.exblog.jp/33707295/
2024-03-07T01:35:00+09:00
2024-03-07T01:54:22+09:00
2024-03-07T01:35:03+09:00
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慢性痛
痛みの生理学をちょっと勉強すれば理解できるものを。
初期治療が大事なのだがその機会を失う。
再生医療?再生したものを見せてほしいものだ。体重の3倍~5倍の圧がかかる膝で本当に再生するのか。仮に再生しても数回の動きで摩耗しないのか。
軟骨がすり減っているのが痛みの原因ではない。
痛みの原因は腰痛やテニス肘や五十肩と同じだ。重力なのだ。
長時間の固まった姿勢(草むしり、バス旅行)、下り坂、階段、スクワット、歩き方、打撲・捻挫
↓
筋緊張→悪循環→中枢性感作
↓
筋短縮→かみ合わせに狂い→軟骨障害
軟骨障害を治したところで筋緊張が改善しない。
痛みは小さい火のうちに消しましょう。火事にしてはいけません。痛みをガマンしてはいけません。小さい火のうちに消さなかったことがあとで難治性の慢性痛に繋がります。
効く薬を見つけておきましょう。例えばロキソニンとかカロナール。
ゴルフ、旅行の前に飲んでおくといい。
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変形性膝関節症
http://junk2004.exblog.jp/33706160/
2024-03-06T13:24:00+09:00
2024-03-06T13:59:50+09:00
2024-03-06T13:24:24+09:00
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慢性痛
この図で帯状疱疹後神経痛は痛みのメカニズムは違うので除いてください。
他の痛みの起きるメカニズム、慢性化するメカニズムは同じです。
それは簡単にいうと筋肉のコリ、攣り、張りです。
リウマチ系、痛風系、感染症、悪性腫瘍は除外してください。
慢性化を防ぐには初期の治療が大切です。
50年間の痛みの医学の進歩として、“激しい痛み”がいかに悪いことであるか、痛みが痛みを呼び、痛みのある組織では交感神経の亢進がおこり、循環が悪くなり、組織の治癒は遅れ、痛みをおこすブラドキニン、プロスタグランヂンなど増え、痛みの神経が更に敏感になる悪循環がおこることが明らかになってきました。痛みを無くしなければ傷の治りも遅く、あとで慢性の難治性疼痛に繋がります。その医学的なメカニズム(痛みの可塑性)が明らかになってきました。
痛みは小火のうちに消しましょう。火事にしてはいけません。痛みを我慢してはいけません。痛みを小火のうちに消さなかったことがあとで慢性の難治性疼痛に繋がります。
変形性関節症:半分以上が自覚症状なし…東大病院など調査 50歳以上の日本人では、女性の4人に3人は膝(ひざ)の変形性関節症、男性の5人に4人は腰椎(ようつい)の関節症(腰椎症)であることが、2000人を対象にした東大病院などの調査で分かった。半分以上は自覚症状がなかったが、加齢とともに痛みなどの症状が表れやすくなるという。変形性関節症患者の大規模な国内調査は例がなく、7月の日本骨代謝学会で発表する。 変形性関節症は四肢や脊椎(せきつい)の軟骨がすり減り、関節の炎症や変形が起きる病気で、症状が進むと激しい痛みが生じて歩行困難になる。介護保険の要支援原因の第1位となっているが、国内の潜在的な患者数や予防法はわかっていなかった。
研究チームは、東京都板橋区と和歌山県日高川町の50歳以上の住民計2000人以上を対象に、関節をX線で撮影するなどして調べた。変形性膝関節症と診断されたのは男性54%、女性75%、変形性腰椎症は男性81%、女性68%に上った。このうち痛みがある人は、男性の2~3割、女性の約4割にとどまった。患者の割合を04年度の年齢別人口構成に当てはめると、50歳以上の膝関節症患者は3080万人、腰椎症は同3300万人と推計された。
研究チームは昨年、全国の計1万人を対象に、患者の遺伝子と症状、治療効果などに関する追跡調査を始めた。研究チームの馬淵昭彦・東大医学部助教授は「潜在患者が多いことが分かった。病気の実態や治療法の解明につなげたい」と話している。
毎日新聞 2006年6月12日 20時12分 (最終更新時間 6月12日 21時11分)日本整形外科学会雑誌Vol.93 No.7 July 2019
大森豪氏(新潟医療福祉大学)の論文
変形性膝関節症の疫学研究ー病態の自然経過と発症進行因子ー
grade3,4はかなり高度な軟骨変性が見られるが、男女とも痛みのないケースが半分。
症例65歳女性、立ち仕事のせいか、10年前より両ひざ痛ヒアルロン酸注入の治療を受けていたが改善の傾向がない。1年前より当院に通院(月2回程度)図の圧痛点に局所麻酔0.5%メピバカインを注射(1ポイント0.5㏄ほど)トラアセット2錠・日最近はほとんど痛みがなく夜間パップ剤を貼る程度
内側広筋
半腱様筋(鵞足)
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ガマンは禁物 慢性痛に克つ!!②
http://junk2004.exblog.jp/33692894/
2024-02-23T00:29:00+09:00
2024-02-23T00:58:45+09:00
2024-02-23T00:29:21+09:00
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慢性痛
夕刊フジ2019・10・24
痛みを痛みを慢性化させない、病気にしないために気をつけたいことの1つが手術。お笑いトリオ、ネプチューンの名倉潤さん(50)も、頸椎椎間板ヘルニアの手術後の侵襲(しんしゅう=ダメージ)によって、うつ病を発症したと発表している。術後の痛みは多くの人が抱える問題だ。
横浜市立大学附属市民総合医療センター・ペインクリニックの北原雅樹診療教授によると、鼠径ヘルニアや虫垂炎(盲腸)の手術後に痛みが残る割合は、5%ほど。日帰り手術も可能で、比較的簡単と言われる手術でもこのくらいの割合だ。
「日本の医療は、悪いところを治すまでで終わりですが、欧米では社会復帰させるまでが治療のゴール。手術が本当に必要かどうかの検討から、必要ならどうやって術後の痛みや苦しさをケアして、社会復帰できるようにするか。本来は医療がそこまで考えなければいけないのです」
北原医師が現在最も危惧しているのは、乳がんの術後の痛み。年間8万人くらいの女性が乳がんになり、ほぼ全員が手術する。うち腋窩郭清(えきかかくせい=腋の下のリンパ節に転移があると切除。後遺症が多い)をする人が半分くらいとすると、4万人。その中で手術後に痛みを残す人が4~7割、少なく見積もって1万6000人が術後の痛みを抱える。
こうした痛みは、異性の医師には伝えにくく、聞いても伝わりにくい。「ブラジャーが痛い、と訴えても、まずなぜ痛いかもわからず、じゃあ着けなければ? と言われてしまう。外出時に着けないわけにはいかない、というような事情は、男性医師には理解しにくい」(北原医師)
こうした痛みを診る女性医師は、日本で10人程しかいないのも問題だ。
がんの治療として緩和ケアが重要視されてきてはいるが、日本の痛み治療は欧米より20年は遅れていると北原医師は話す。日本の痛み治療がガラパゴス化する理由がある。一つは、医師の教育の問題。心理社会的な要因が軽視されているなど、知識が不足している。そして、医療制度の問題。痛みの予防、初期の治療には、生活習慣やストレス対応の指導などが大切。だが診療報酬の点数はつかないし、マンパワーにも限りがある。
「一般の人も、専門知識は必要ありませんが、痛みを軽視してはいけないなど、基本的なことは知っておいていただきたいのです」
ガラパゴス化する痛み治療の例を紹介しよう。ペインクリニックや痛みセンターという名前がついている診療科では「神経ブロック」という、痛みの信号が脳まで届かないように、神経の経路に注射をする治療法を行うことが多い。ところがこれは、20年は古いアプローチだという。
「神経ブロックが必要で、奏功することももちろんあります。しかし、それ以外にも考えるべき介入法は山ほどあります」
また、腰の痛みを訴えて整形外科に出向くと、骨の異常がないか調べるため、X線検査が行われることが多い。欧米では、とくにぎっくり腰のような急性の痛みで来院した場合は、まず撮影しないと北原医師。
神経ブロックもX線も、大切な治療、検査だが、痛みが主訴の場合は「それは本当に必要なのか」という視点もまた重要だ。
次回は痛みと薬について。(石井悦子)
術後長引く痛みを予防するのに全身麻酔で手術するときでさえ切開部に局所麻酔を打つ。(先取鎮痛)脳に痛みが入力されるのを防ぐ。
打撲や捻挫の時、直ちにケガの部位に局所麻酔を打つと痛みが長引かない。損傷の回復にもよい。
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ガマンは禁物 慢性痛に克つ!!①
http://junk2004.exblog.jp/33692273/
2024-02-22T13:42:00+09:00
2024-02-22T21:13:57+09:00
2024-02-22T13:42:37+09:00
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慢性痛
頭痛、腰痛、肩こり…痛みの原因“体だけ”とは限らない!
頭痛や腰痛、肩こりなど、痛みは生活の質を下げる最大の要因だ。一時的ならガマンもできるが、数カ月以上続く「慢性痛」になると、仕事、生活、あらゆる活動の気力がそがれてしまう。
『日本における慢性疼痛保有者の実態調査』(臨床整形外科 47巻2号、2012年2月)によると、日本の慢性痛患者数は約2300万人、成人の22・5%と推定される。数兆円規模の経済的損失といっても大げさではない。痛みは放置してはいけない症状なのだ。痛みに対処しないで「慢性疼痛」になってしまうと、昨年世界保健機関が認定した、れっきとした病気になる。
痛みの治療というと、薬物療法や理学療法(マッサージなど)、手術療法などがすぐに思い浮かぶだろう。とくにMRIなどの画像検査で原因が推測された場合、手術をして原因を取り除けばいい、ということになりがちだ。しかし、横浜市立大学附属市民総合医療センター・ペインクリニックの北原雅樹診療教授は、「慢性の痛みは、体だけが原因で起こっているとは限りません」と話す。
最近では、お笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤さん(50)が、頚椎椎間板ヘルニアの手術後、うつ病を発症し休養して話題となった。先日仕事に復帰したが、無理のない範囲でぜひ活躍し続けてもらいたい。
その名倉さんが罹患した頸椎椎間板ヘルニアとは、首の骨の間に存在する繊維状の軟骨(椎間板)の組織が飛び出し(ヘルニア)、神経を圧迫している状態のこと。首や肩、腕や手に痛みやしびれなどの症状が現れることがある。ヘルニアを取り除き、神経の圧迫が解除されれば、痛みなどの症状がなくなることもある。しかし少なくない割合で、手術をしてそれが成功しても、痛みが取れない、残る場合があるのはよく知られていることだ。
「痛みが主訴である病気の場合は、原因と思われる画像診断等が出たとしても、他の可能性はないのか、しっかり見極めることが大切です。名倉さんの場合、芸能界の第一線で活躍されてきて、われわれが想像する以上のストレスを感じていた可能性は高い。もともとストレスがあったり、うつが隠れていたりした可能性はなかったのか、という疑問は残ります。手術は必要だったのかもしれませんが、もともとそうした状態であれば、手術がうまくいかなかったり満足がいかなかった場合は、うつが出やすくなるのです」(北原医師)
痛みの種類は、要因別に分けると、「侵害受容性」(ケガなどの刺激)、「神経障害性」(痛みを伝える神経の損傷や疾患)、「心理社会的」(ストレスや社会的背景などがもたらす痛み)、そしてそれらが混ざった「混合性」がある。慢性的な痛みは、原因が複数ある混合性疼痛であることがとても多いそうだ。
とくに「心理社会的疼痛」というと、気のせい、と軽く考えられがちだが、北原医師は「人間の体は心身相関があるので、心と体というのは、そんなに厳密には分かれていません」と語る。
神経を圧迫している状態のこと。首や肩、腕や手に痛みやしびれなどの症状が現れることがある。
これはありません。頚部ヘルニアでは脊髄を圧迫して脊髄マヒを呈することがあります。病的反射、痙性マヒ、痙性歩行。
末梢神経を圧迫してもなにも起こりません。強く締め付けられると弛緩性マヒをていします。頚ではみたことがありません。
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心が折れる
http://junk2004.exblog.jp/33689904/
2024-02-20T12:38:00+09:00
2024-02-20T12:38:01+09:00
2024-02-20T12:38:01+09:00
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うつ・不安・ストレス
この図は腕に「熱を与えたとき」と「熱を与える写真を見たとき」の脳の変化を表している。
同じような変化が起きている。痛みを感じると反射的に筋肉の緊張が起きる。それが痛みの悪循環に繋がる。
「心が折れた」ことに対する手当と「痛み」に対する手当が必要となる。
先日の症例
60歳、男性、昨日から急に右臀部から下肢にかけてうずく。下腿はしびれている。眠れなかった。以前にこのようなことはない。今回も特に原因となる動作や出来事はない。
坐骨神経痛ぐらいの病名でいいのだろうが、修復すべき体の損傷があるはずもない。実際にはこのような症例が多いものと思う。
対応がまずいと巡り巡って、脊柱管狭窄症なんちゃっておぺにまでいく。
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痛みの分類
http://junk2004.exblog.jp/33688069/
2024-02-18T19:54:00+09:00
2024-02-18T19:58:09+09:00
2024-02-18T19:54:19+09:00
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痛みの生理学
=帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経痛、幻肢痛、CRPS2混合性疼痛=侵害受容性疼痛と痛覚変調性疼痛が混在しているもの
40年ほど前は
侵害受容性疼痛
神経因性疼痛
心因性疼痛]]>
今まで間違っていた痛みの医学
http://junk2004.exblog.jp/33685688/
2024-02-16T16:35:00+09:00
2024-02-16T16:35:04+09:00
2024-02-16T16:35:04+09:00
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未分類
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腰痛を慢性化させる治療者
http://junk2004.exblog.jp/33685432/
2024-02-16T11:31:00+09:00
2024-02-16T11:34:59+09:00
2024-02-16T11:31:19+09:00
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急性痛
【腰痛を慢性化させる治療者】
✅腰痛みに対する視野の狭い医学モデルに固執し、一時的な鎮痛処置に重点を置く。
✅セルフケアの意欲を失わせ、自己管理のアドバイスができない。
✅患者の機能回復へ向けた介入を行なわない。
✅過剰検査で壊れた部品仮説を信じ込まる。
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説得力のある科学的エビデンスによって、損傷モデルを支持する人々の考え方の誤りが指摘されている
http://junk2004.exblog.jp/33667088/
2024-02-02T17:18:00+09:00
2024-02-02T17:27:54+09:00
2024-02-02T17:18:08+09:00
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未分類
損傷モデルとは痛みの原因が構造上の異常にあるとする考え方。「軟骨がすり減っている」「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「すべり症」「分離症」などが痛みの原因ではない。これ以上議論する必要はない。理論的にも、統計的にも、これまでの治療からも。
だから手術の必要はない。
レントゲンやMRIの必要はない。ただし特異的疾患(悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、痛風系)の鑑別や骨折の有無を調べるのには有用。
損傷モデルに代わって登場したのが「心理・社会的疼痛モデル」Psycho/social model
これは怒り、不安、悲嘆、苦悩など負の情動や家庭や職場の環境の変化などが痛みの原因とする説だ。
身体的には筋肉の緊張、コリ、攣りとして現れる。
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今まで間違っていた痛みの医学
http://junk2004.exblog.jp/33663967/
2024-02-01T02:08:00+09:00
2024-02-01T02:43:41+09:00
2024-02-01T02:08:02+09:00
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未分類
組織損傷が実際に起こった時あるいはおこりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験
慢性痛の定義
治癒に要すると期待される時間の枠組みを超えて持続する痛み、あるいは進行性の非癌性疾患に関する痛みである
Aさん(70歳代男性)は1週間前より特に誘因なく朝起床時より腰痛、両下肢痛出現。過去に経験なし。
腰や両下肢の裏表に多数の圧痛点あり。圧痛点に局所麻酔を注射。トリプタノールを就寝時投与。
2回の通院で改善した。
「原因はなんでしょうか?」
「多分ストレスだと思いますよ。何か心当たりはないですか。地震とか・・・」
「先日、能登の生家を見に行ってきました。親は施設に入って空き家になっているのですが、それがつぶれていたのです。それが痛みの原因ですか。」
Bさん(50歳代、女性)1週間前より腰痛、右下肢痛出現。特に誘因なのせいだろうし。原因は愛犬の死だった。
Cさん(70歳代、女性)たまに膝痛あり。先日、母親(90歳代)死が近いとの連絡あり見舞いにいく。駅の階段が膝が痛くて大変だった。その日の夜、痛いポイント(内側広筋など)に注射した。翌日は治っていた。私の妻です。
このような症例はいっぱいあるが以前は「心因性疼痛」といっていた。
ケガをしたわけでもないのに何で痛いのだろうか?
レントゲンを撮ると軟骨がだいぶ減っている、椎間板が狭くなっている、椎間孔が狭くなっている、そのためだろう。Damage model 一時これが流行ったのだが、健常者にもみられるし、治療成績もよくない。生理学でも説明できない。
上のような症例は3か月たっていないが「慢性痛」といってよいと思う。
脳は心の危機でも体の危機と同じとうに反応する。実際に体のケガがあるのかは痛みが起きた状況をききだすしかない。そんなことでケガはしないだろうと思えることが多い。実際にケガがあれば整形外科医痛みを感じると反射的に筋肉が緊張する。「筋筋膜性疼痛症候群」心身症:心療内科的
筋肉に緊張や圧痛がはっきりしないことがある。脳だけのこととなり精神科的な問題
ペインクリニック医が指揮をとり痛みを止める。修復すべきケガがあれば整形外科医に応援を頼み、心のケガが重症なら心療内科医あるいは精神科医とともに治療にあたる。
痛みの診療は生命予後に関わる重要な問題だが相変わらず時代遅れのDamage modelが幅を利かせている。
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変形性膝(股)関節症の痛みの原因は軟骨がすり減っているためではなくて中枢性感作が起きているせい
http://junk2004.exblog.jp/33662055/
2024-01-31T01:29:00+09:00
2024-01-31T01:56:59+09:00
2024-01-31T01:29:54+09:00
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慢性痛
特殊な病気:炎症性疾患=関節リウマチ(自己免疫疾患)、痛風、偽痛風、感染症
これらの疾患を除いてあとは筋筋膜性疼痛症候群ということになる。
原因は①打撲、捻挫(ケガ)②使いすぎ(まずい使い方)
↓
痛みの悪循環
↓
最近は交感神経は必ずしも影響しないので自律神経反射性疼痛といわずCRPS1という。
痛みを感じると反射的に筋肉が緊張する、それが血行障害を起こし次の痛みの原因になる。慢性の痛みの原因は中枢性感作なのだ。脳が痛みを記憶して痛みにとても敏感になってしまう。痛みを我慢してはいけないのだ。痛みは生命にも関係している。
膝痛は内側広筋の筋筋膜性疼痛症候群が多い。
図は左ひざ赤◎あたりが内側広筋で圧痛があり
これは右ひざ✖印で起きた痛みの信号が脳へくと脳は赤い部分に痛みを感じる(関連痛)。「膝が痛い」と訴えることになる。膝のレントゲンやMRIを撮って「軟骨が減っている」「半月板が傷んでいる」という診断になる。
よって治らなくなる。
次に多いのは鵞足部の痛みだ。
私は数か所の圧痛点に局麻剤を打っている。人工関節しか方法はないといわれた人を治療してきた。
慢性化する前ならすぐによくなる。
高度に軟骨の変性があるグループでも半数ほどの人は痛みがない。膝痛のない成人の6割に半月板損傷がある。
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慢性痛とは
http://junk2004.exblog.jp/33656528/
2024-01-26T13:30:00+09:00
2024-01-26T17:16:36+09:00
2024-01-26T13:30:49+09:00
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慢性痛
組織損傷が実際に起こった時あるいはおこりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験肉離れ
Ⅲ度Ⅱ度は「組織損傷が実際に起こった時」に付随する不快な感覚および情動体験
Ⅰ度は「組織損傷がおこりそうな時」に付随する不快な感覚および情動体験
この写真は若いころ上腕二頭筋の肉離れになったが元通りに回復せず筋肉が縮まってしまいましたが、痛みは全くありません。80歳を超えてもスポーツをしています。
「あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験」つまりこれが慢性痛のことをいっているのか。組織損傷がなく、起こりそうな状態でもない。
慢性痛の定義
治癒に要すると期待される時間の枠組みを超えて持続する痛み、あるいは進行性の非癌性疾患に関する痛みである。
「治癒に要すると期待される時間の枠組みを超えて」
骨折、肉離れ、靭帯断裂、腱断裂、腱板断裂、半月板損傷、軟骨損傷、椎間板損傷が起きたとして、それが治癒するのに要する時間を3か月ぐらいとして、組織損傷が治った後も(3か月以上)続く痛みを慢性痛と言っている。「組織損傷の治療」と「痛みの治療」は別問題で痛みを早く止めないと慢性痛になることがある。特に近年ではMRIやCTでヘルニアや脊柱管狭窄、軟骨障害、半月板障害、腱板障害など健常者でもよく見られる変化が痛みの原因であるかのように指摘されると一層慢性痛化を増長することになる。
「微小骨折や微小損傷をくりかえしている」が痛みの原因だという説があるが、それなら人類は皆痛いということになる。痛みのない人でもレントゲンでは変化のある人が多い。
痛みは身体と心の警報装置身体の損傷、損傷が起きそうの時に知らせる警報装置だが、そのような状態が去っても(鎮火しても)鳴り続けることがある。それが慢性痛だ。
身体だけではなく心の警報装置として痛みが起きることがある。怒り、辛い、苦しい、悲しい、など心のピンチの時、警報装置が鳴る人がいる。痛みの診療は経験がいる。レントゲンやMRIで写るのは警報装置が鳴っている原因ではなく、火事の結果のことが多い。結果を原因と取り違えて説明されることになる。心のピンチは当然写らない。
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筋骨格系の痛み「ポンコツ非科学的損傷モデルから科学的心理・社会的モデルへ」
http://junk2004.exblog.jp/33654979/
2024-01-25T01:44:00+09:00
2024-01-25T01:46:38+09:00
2024-01-25T01:44:05+09:00
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未分類
これは1999年に書かれたものです。適切な病名が必要です。レントゲンやMRIはほとんどの場合必要ありません。手術も必要なくなります。腰だけでなくてどこも同じです。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性関節症という病名は注意が必要です。
痛みはいつでも速やかに止めるべきです。痛みの信号が脳に入り続けると、慢性痛、うつ状態、睡眠障害など様々な病態を起こします。
鑑別は悪性腫瘍、感染症、自己免疫疾患(関節リウマチ、脊椎関節炎)痛風、偽痛風、帯状疱疹後神経痛、CRPS2などです。
ケガのときは修復すべき損傷があるか?。損傷の修復と痛みの治療は別の問題です。3か月もすると損傷の断端は閉じます。元通りに修復しなくてもよいことが多い。断端が閉鎖したあとも痛みが続くことがないように痛みを積極的に止めないといけません。
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