心療整形外科

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2005年 05月 29日 ( 1 )


2005年 05月 29日

急性腰痛患者に、エビデンスに基づく腰痛ガイドライン

腰痛ガイドラインを守れば患者のアウトカム(結果)は改善するのか?オーストラリアの研究が実証

”治療後に、急性腰痛は改善し、その状態が維持された。3ヵ月後の経過観察で完全に回復していた患者は、通常の治療群では49%であったのに比較して、ガイドラインに基づく治療群では67%であった”と博士は述べた。この利点は、6ヵ月後および12ヵ月後にも持続していた。

医療保険制度は、本研究でみられた費用の差によって元気づけられるだろう。前述のように、通常の治療群は要した費用が71%高かった(472豪ドル対276豪ドル)。


3ヶ月後に33%も完全に回復していないということは失敗とはいえないのか?私のような医療激戦区(近隣に総合病院4つ、整形外科数件、そのほか代替医療多数)で、医院を経営していくにはこれではだめ。当院では費用はオーストラリアの1/4ぐらいでないかな。(保険を無視して)

オーストラリアの医師はへたすぎたのではないか。

ぎっくり腰の患者さんはすぐにでも仕事に復帰したいのです。本態は筋筋膜性疼痛症候群(MPS)です。圧痛点をしっかりとブロックすることによってたいていすぐによくなります。

筋筋膜痛症候群の診断基準 (Simons,1990)

●大基準

1.局所的な疼痛の訴え
2.筋筋膜の圧痛点から関連痛として予測しうる部位での疼痛あるいは違和感
3.触れやすい筋肉での索状硬結の触知
4.索状硬結に沿った一点での強烈な庄痛点(ジャンプサイン)の存在
5.測定可能な部位では、可動域のある程度の制限

●小基準

1.圧痛点の圧迫で臨床的疼痛の訴えや違和感が再現する
2.圧痛点付近で索状硬結に垂直に弾くような触診を加えたり、圧痛点に注射針を刺すことで得られる局所的ひきつり反応
3.筋肉を引きのばしたり(ストレッチング)、圧痛点への注射により疼痛が軽快する

診断には大基準5項目すべてと、少なくとも1つの小基準を満たすことが必用
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by junk_2004jp | 2005-05-29 15:50 | 急性痛 | Comments(0)