心療整形外科

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2007年 12月 16日 ( 1 )


2007年 12月 16日

脊柱管狭窄症の謎2

腰部脊柱管狭窄症の謎1
痛みやシビレで不安いっぱいの患者は、医師の説明を信じてしまいます。「一度痺れが出たら直らない」「最悪、動かせなくなる」「痛み→しびれ→筋力低下→麻痺」etc...

信じてしまうけれど、説明聞くたびになんとなく矛盾を感じるし、どこか釈然としていないから、「面倒な患者」になって見放されてしまい、さらに惑う。


慢性的な圧追が続くと痛みを起こす物質が出る・・・・・それならば早く圧迫をとりのぞかなければ。

なぜ逆に馬尾や神経根の機能低下が痛みなどの症状を呼び出すのでしょうか。この理由は現在でもまだ十分にわかっていません。・・・・・なーんだ、痛みのでる理由は分かっていないんだ。

手術適応であっても、何らかの理由で手術を回避した症例の自然経過をみてみると、神経根障害例と馬尾障害例では異なっている。 すなわち、神経根障害例では、自然治癒例が少なからす存在する。・・・・・手術しなくても治る症例が少なくないのだ。

健常者でもしばしば脊柱管の狭窄は見られる。

手術の成績は満足いくものではない。
脊柱管狭窄のために除圧手術を受けた患者を7~10年後に追跡調査したところ、1/4の患者が再手術を受け、1/3が重度の腰痛を訴え、半数以上が2ブロック程度の距離も歩けないことが明らかになった。


これでもなお間歇性跛行などの痛みに対して脊柱管狭窄症という概念を信じる理由はなんであろうか?馬尾型の膀胱直腸障害などなら分かるのだが。裁判なら、馬尾型以外は完全に無罪判決だな。

間歇跛行など痛みに対しては異なった概念でなければならないだろう。それは臀部や下肢の筋肉の筋筋膜性疼痛だ。患者には必ず、筋硬結があり、強い圧痛がある。
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by junk_2004jp | 2007-12-16 21:11 | 慢性痛 | Comments(3)