心療整形外科

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2017年 04月 14日 ( 1 )


2017年 04月 14日

脊柱管狭窄症という生理学的に間違っている診断が流行して高齢者を苦しめている

レントゲンやMRIで「脊柱管狭窄症」と診断されている高齢者がなんと多いことか。

この診断は間違っている。

高齢者は残された時間が長くはなく貴重なのに。

この診断によって無駄な手術を受け良くなるどころか悪化することが多い。

私はそういう人を何人も診てきた。2度手術を受けて苦しみの中にいる人もいる。

末梢神経が圧迫されると痛みやしびれが生じるという生理学は存在しない。

間欠性跛行といえば脊柱管狭窄症。しばらく歩くと下肢が痛むが休むと治りまた歩ける。

これ、神経症状であるはずがない。

例えば上肢で考えてみよう。

テニス肘でも五十肩でもいいが、重い荷物を5分も持っていられない。

しかし一旦休憩するとまた持つことができる。

これは「間欠性荷物持ち」だ。

一旦休むと回復するのは神経症状であるはずがない。筋肉の症状だ。

神経症状とは麻痺のことで休んだって回復しない。

高齢者は下肢の筋肉の質的量的劣化のため間欠性跛行になることがある。

筋肉がこわばると静脈のうっ血がおこり、また高齢者は静脈弁の劣化のためうっ血しやすい。

血圧を計るとき腕を締めるとジンジンする感じ、正座でジンジン、鉄棒にぶら下がる、重いものを持つ、綱引きのあとなど腕や手がジンジンした感じを経験する。

高齢者の腰下肢痛やしびれ、間欠性跛行は筋筋膜性疼痛と考えるべきなのだ。

何の正当性もない理論で手術をやっているのだ。

簡単な検査、簡単で安全な治療で回復できるものを!

当院で治療を受けた方が写真集を作ってくださった。

この方は東京都内の大学病院で「脊柱管狭窄症」の診断で入院治療されていたが回復しない。

家族3人、車椅子で2010年8月、6日間の治療体験を写真集にされた。

ドクターXがいるであろう都心の大学病院から田舎の診療所へセカンドオピニオンを求めて。

ご家族のこの決断に感服する。

大学病院で治療を続けると一度二度と手術を受けることになったかもしれない。そして二度と立てない人生で終わったかもしれない。

日本中、この問題がある。

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by junk_2004jp | 2017-04-14 01:55 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)