心療整形外科

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2017年 09月 23日

鎮痛剤市場に転機到来、痛みから解放望む高齢者増加-新薬も続々承認

長期にわたって痛みが続く「慢性疼痛(とうつう)」に対する薬の処方の規模は今後7年間で62%増え、2024年には1880億円に達する見通しだ。 だが痛みを抱えながらの社会生活継続が困難なことが理解され、また国の後押しも手伝って、患者が医療機関で鎮痛剤の処方を受けるケースが増加している。


国内の慢性疼痛による経済損失は1兆9500億円との試算もある。


リリカ、トラマール、トラムセット、ワントラム、ノルスパンテープ、ノイロトロピン、サインバルタ、トリプタノール、カロナールなど


慢性疼痛という病気に対して何を選択して生きていくかは患者さんにあります。正しく理解することです。(時間的、経済的、環境的)

慢性痛は痛みを認知するシステムそのものの故障です。


慢性痛を作らないためには医師を教育し直すこと。(不必要な画像診断をして患者を不安、失望させないこと、早期に的確に除痛すること)


神経が圧迫されていても痛みやしびれは生じない。


軟骨や半月板、肩板、椎間板が老化していても痛みの原因にならない。


痛みの治療と構造の治療は別問題です。


重要なのは早期の痛みの治療です。たとえば、腰椎の圧迫骨折(1:痛みの治療 2:骨粗鬆症の治療 3:骨折の治療)この順に大切です。


痛みが慢性化すると何もできなくなります。骨折はしばらく安静にすれば治ります。


昨日TVで京唄子さんが腰椎圧迫骨折が原因で寝たきりになり死亡されたということを知りました。


痛みに対して脊椎の手術は不必要です。

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# by junk_2004jp | 2017-09-23 09:56 | 慢性痛 | Comments(0)
2017年 09月 21日

同一症状、同一患者が診療科により全く異なる診断、治療が行われている異常事態



線維筋痛症の患者さんを問診すると、多くの人は元々肩こりや腰痛があり、10年、20年かけて徐々に痛みの範囲、痛みの程度、痛みの持続時間が悪化しています。交通事故後の場合には例外でこの悪化が急速に進みます。後ろ向き研究ではありますが、女性慢性腰痛症患者の約1/3は将来線維筋痛症になるという報告もあります[25]。以上の話を総合すると、肩こりや腰痛から慢性局所痛症や慢性広範痛症を経由して最後に線維筋痛症になると推測されます[17] [19] [25-29](図1)。線維筋痛症とはこの痛み状態とでもいうべき集団の最悪の状態なのです。
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痛みの定義
不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。
組織損傷を伴うもの=侵害受容性疼痛
そのような損傷があるように表現されるもの=神経障害性疼痛

整形外科では「歳のせい」「軟骨、椎間板が減っている」「ヘルニア、脊柱管狭窄症」などと言っていますが、「不完全型線維筋痛症」「慢性局所痛症」なんでしょう。

手術をすることによって一挙に悪化することは少なくないと思います。
実際、高齢者の中に線維筋痛症の診断基準(分類基準)を満たす人はいっぱいいます。
交通事故が原因で慢性の痛みを抱える患者さんを診ることは珍しくありません。このような認識を持った医師は少ないので十分な保障がされていないのが現状です。弁護士もこのあたりを勉強されたらいいです。

慢性痛を増やさないためには、むやみに画像検査をして、不安や恐怖を与えないこと。
当初より積極的に痛みの治療をすること。
活動的であること。


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# by junk_2004jp | 2017-09-21 02:18 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2017年 09月 18日

捻挫、打撲に即局所麻酔

私は足首の捻挫をした患者さんにすぐに局所麻酔(メピバカイン0.5%、3cc〜5cc)を強い圧痛点数カ所に注射します。もちろん承諾を得てですが。

注射は1〜数日間。注射針30ゲージ。

固定は軽く、なるべく短い期間。このような処置が治癒を速めます。

とにかく、痛みの悪循環を早期に遮断することです。それが引いては組織損傷の治癒にもいい影響を及ぼします。

強固な固定は痛みにも組織損傷にも悪影響を及ぼします。

軽い捻挫なら固定なしですぐに回復することもあります。

打撲でも骨折でもぎっくり腰でも腱鞘炎でも五十肩でも考え方は同じです。

痛風と偽痛風はステロイドを追加します。

痛みの治療は最優先すべきです。それが慢性痛になることを防ぎます。

組織損傷の程度や痛みの原因の検査はそのあとで!


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# by junk_2004jp | 2017-09-18 08:59 | 急性痛 | Comments(0)
2017年 09月 18日

2013年01月号 健康

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# by junk_2004jp | 2017-09-18 08:15 | Comments(0)
2017年 09月 14日

レディガガ、線維筋痛症


私の外来にも線維筋痛症といってもいい中高年の患者さんがた〜くさんいます。

日本の線維筋痛症の患者数は200万人ぐらいと言われていますが、現実はもっと多いのだろうと思っています。

「頚から背中が痛い、腰やお尻が痛い、両膝が痛い、腕がしびれる」こんな患者さんはごく普通です。

「腰から下、つまり下半身だけが痛い」「右(左)半身だけが痛い」なんていう、「特殊線維筋痛症」の人もいます。

このような患者さんは「変形性ひざ関節症、脊柱管狭窄症、頸椎症」などといった従来の適当な保険病名がついていることが多いのです。

いわゆる昔の医学、時代遅れの医学です。痛み疾患に対して構造病名をつけるのはナンセンスなんです。

私はそのような患者さんに対して「線維筋痛症ですよ。」「線維筋痛症類似状態ですよ。」と言わないことが多い。

保険診療の査定の問題、使用薬剤の適応症の問題がある。

線維筋痛症は原因不明といわれますが、「椎間板ヘルニアと言われている痛み」も「脊柱管狭窄症と言われている痛み」も「変形性関節症といわれている痛み」も原因不明ということになりますかね。

悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、痛風系を除いた痛みはほとんどが筋痛症です。

筋痛症は悪循環を繰り返して慢性化することがあります。広がることがあります。

筋痛症に対して手術をするのはアライメントや可動域の変化を狙う以外に利点はありません。

かえって悪化することがあります。

火のまわりの速い乾いた材木はあっという間に大火になります。不安障害や発達障害、いじめ、レイプ、恐怖体験。

筋痛症に対して早期に手当することが最善の策です。

現在の保険病名の見直し、それに沿った診療報酬の見直し、医師の再教育が必要です。

交通事故や労災が絡んでいることが多く、保険者への説明、文書作成など医師には多大な負担です。

メールをいただきました。この方は何回かヘルニアの手術をされて広範囲に痛みのあった方です。
先生お元気でしょうか?日々お忙しくされていることと思っております。
私は去年2回入院させて頂いた@県のA子です。先生のおかげで退院してからもう何回もゴルフのラウンド行く事が出来ております。
本当に感謝、感謝です。実は今日ミヤネヤのテレビ番組で繊維筋痛症のことやっていました。
歌手のレディガガさんがなったとのことで、世間にもっと広まればよいなあと思って観ていました。
どうか先生もっと、もっと広めて頂きたいと思っております。先生お忙しいでしょうが、お身体ご自愛下さい!いつまでもお元気で祈っております。

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# by junk_2004jp | 2017-09-14 21:32 | 線維筋痛症 | Comments(3)
2017年 09月 12日

鍼治療で長胸神経麻痺?



鍼治療で神経麻痺が起きるか?

血腫(内出血による血の塊)によるものだと今回の場合、外から分かるだろう。

鍼が神経線維を傷つけた?考えにくい。

腕神経叢麻酔(ブロック)は鍼よりも太いであろう注射針を神経に向かってうつ。それで麻痺が残ったということを聞いたことがない。もし麻痺が残るという可能性が0.1%でもあるのならそのような手技は禁止すべきだ。

神経根ブロックもそうだ。

万が一、鍼によって神経が傷ついたとしてもしばらくで回復するだろう。

未だに回復していないのなら、どこかで神経が何かで絞扼されているのではないだろうか。

長胸神経は運動神経なので知覚の影響はない。

沢村投手といえば、ハードな筋トレで有名。

長胸神経が筋肉と筋肉の隙間を通り抜ける部位で硬く肥厚した筋や筋膜によって絞扼されている可能性は否定できない。









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# by junk_2004jp | 2017-09-12 03:14 | Comments(1)
2017年 09月 12日

鍼治療で長胸神経麻痺?



鍼治療で神経麻痺が起きるか?

血腫(内出血による血の塊)によるものだと外から分ける。

鍼が神経線維を傷つけた?考えにくい。

椀神経叢麻酔(ブロック)は鍼よりも太いであろう注射針を神経に向かってうつ。それで麻痺が残ったということを聞いたことがない。

神経根ブロックもそうだ。

万が一、鍼によって神経が傷ついたとしてもしばらくで回復するだろう。

未だに回復していないのなら、どこかで神経が何かで絞扼されているのではないだろうか。

長胸神経は運動神経なので知覚の影響はない。

沢村投手といえば、ハードな筋トレで有名。

長胸神経が筋肉と筋肉の隙間を通り抜ける部位で硬く肥厚した筋や筋膜によって絞扼されている可能性は否定できない。









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# by junk_2004jp | 2017-09-12 03:13 | Comments(0)
2017年 09月 08日

脊椎外科・整形外科が失敗した概念:痛みに対して除圧と固定

悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風系は除外する。


❌ 神経根性疼痛・・・神経根の圧迫によりその神経の支配領域に痛みやしびれが生じる。
           椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
           除圧(ヘルニアを取る、骨を削る)

           こんなバカな生理学はない。地球で生きていけない。
           神経が絞扼(締め付け)されると麻痺が生じる。
           

❌ 椎間板性疼痛・・・変性した椎間板は痛みの原因になる。・・・・固定術

❌ 椎間関節性疼痛・・・変性した椎間関節は痛みの原因になる。・・・固定術


椎間板性疼痛も椎間関節性疼痛も動くから痛いので固定して動かなくしてしまえ:椎体の固定術

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この図は高張食塩水を注射した時に感じる関連痛を示したもの(疼痛誘発テスト)

除圧術や固定術の拠り所となっているものだ。

しかし、実際の臨床で高張食塩水の注射で痛みが生じているわけではない。だからこの図は実験室のもので臨床の痛みとかけ離れている。これが多くの悲劇の元になった。

神経根に針を刺せば一過性の脱分極が生じ痛みが走る(異所性興奮)。これと実際の臨床で見る痛みは全く別のもの。

現実に中高年の健常者でも高率に椎間板の変性や脊柱管狭窄、ヘルニアが見られる。

関節性疼痛?

関節由来の痛み?

関節とは複合臓器「骨・関節軟骨・関節包の内粘膜、靭帯、半月板や椎間板・筋肉」これらの組み合わさったものを関節と言っているのだ。

関節のどこに存在するポリモーダル受容器が感作されてるの?

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感作されているポリモーダルを探せ・・・押さえて痛い部位(圧痛点)を探せ。

レントゲンやMRIでは探せない。

なぜポリモーダルが感作されているのか?

炎症が起きてブラジキニンが作用したのか、機械的刺激を受けたのか。

「痛みの悪循環説」による筋肉の攣縮

「慢性痛とは痛み系の不具合」つまり痛みそのものの治療

変性したものは痛みを誘発するのか?

変性したものはブラジキニンを放出しやすいのか?

ポリモーダルが感作されるということはそこで電気信号が作られるということ。つまりエネルギーの形を変えること。

エネルギーはなぜ生じたのか?

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このように推理していくと感作されているポリモーダルはほとんどが筋・筋膜にある。それも案外浅いところ。

それは今までの経験から。

局麻で手術をする時の経験から。

その他の民間療法などから。

慢性痛は中枢性の痛覚過敏状態で、感作されたポリモーダルは介入するポイント。

脊椎外科や整形外科の悲劇がなぜ起きたのか想像できるだろ。

画像で痛みの発生地を探そうとしたのだ。

過敏になったポリモーダルを探すのに画像は必要がない。

圧痛点を探せばいいのだ。

腸腰筋の場合は腰からは分かりにくい。前方からわかる。

構造の治療と痛みの治療は別の問題になる。

痛い筋肉は短縮するのでアライメントの変化が起きる。

手術によりアライメントが変化すれば痛みが変化することがある。

「過敏になったポリモーダルを探す」これを画像によって「老化した組織を探す」ということに置き換えてしまったのだ。

「老化したものは痛みの原因になる」という考え方が失敗の原因。

「老化したもの」=「補修が完成したもの」ということができる。

「老化したもの」を若返ることはできない。だから医師には治すという発想がない。

老化のはっきりしないときは痛みの原因を明確にできない。



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# by junk_2004jp | 2017-09-08 03:36 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2017年 09月 07日

線維筋痛症(脊椎手術3回、膝手術1回)

50歳代、女性

20歳代・・・腰ヘルニアの手術
20歳代・・・腰の固定術
30歳代・・・頚の固定術
昨年・・・・・右膝の半月板手術
現在、全身が痛い
トラムセット、ノルスパンテープと全身のトリガーポイント注射
仕事は続けている。



神経障害性疼痛=中枢性痛覚過敏状態=慢性痛
「神経障害性疼痛」は誤解されている可能性あり。
「神経がヘルニアや脊柱管によって圧迫絞扼を受けて障害されている」という誤解
もしこの女性が明治時代に生まれていたら、現在よりもましな状態であったのではなかろうか。


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# by junk_2004jp | 2017-09-07 14:51 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2017年 09月 06日

専門医なんだろ、なぜこんな失敗をを繰り返してるんだ!

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今日は若い女性が腰のヘルニアの手術を2回、固定術を1回して、未だに薬をたくさん飲んで休業している人を診た。

21世紀、医学は発展しているがまだ昔のままだ。かわいそうな犠牲者。

社会問題だ!

神経がヘルニアや脊柱管狭窄で圧迫を受けて痛みやしびれが出るなんて、とんでも医学だ!!

手術という外傷が加わることによって一層悪化、難治となる。






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# by junk_2004jp | 2017-09-06 20:07 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)