心療整形外科

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カテゴリ:ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾( 731 )


2015年 09月 07日

2年前のブログより

http://junk2004.exblog.jp/20491161/

2年前のブログです。

ヘルニアが原因で痛いなんてありえないのです。

生理学で説明は不可能です。

私は毎日、ヘルニアと診断された人を診ています。多くの患者さんはその診断に大きな疑問も抱いています。

これに関してもはや議論の余地はありません。専門医がヘルニアと診断するのは不勉強と言わざるを得ません。

いつまでも明治時代からの言い伝えに固執していてはいけません。進化発展した生理学に基づいて診断治療すべきです。

その痛みは筋筋膜性疼痛症候群です。

私は多くの場合、一回の診察治療で効果を出しています。慢性痛になっている場合はある程度の時間がかかります。

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この研究者は福島医大の紺野 慎一教授です。勇気を持って告白しています。

もう方向転換せざるを得ないのです。



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by junk_2004jp | 2015-09-07 20:21 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2015年 09月 03日

脊柱管狭窄症の手術をしたが2Wでまた痛くなった

Aさん(70才代女性)

5、6年前より腰痛、下肢痛あり。

3ヶ月前にすべり症と脊柱管狭窄症の手術をうける。

術後2週間の入院期間中は痛みがなかった。

退院後、再び痛みだした。肩まで痛くなってきた。

「手術は完璧に成功した。」とのこと。

「このままだと将来、排尿障害になる。」といわれたので手術を決心した。

この予想はいかがなものか。

脊柱管狭窄で排尿障害を起こした症例はどれぐらいの頻度であるのだろうか。

無症状の脊柱管狭窄が高頻度にあるのは有名なことだが、無症状の人にも同じ説明をして手術をするのか。

「70歳代の健康な高齢者の6割以上は画像上では脊柱管狭窄をきたしているというデータもあるんです。」

b0052170_23586.jpg北原雅樹先生の著書にも「高齢者の6〜7割に脊柱管狭窄がみられる」となっている。

脊柱管狭窄は高齢者の6割以上にみられる、ありふれた老化現象なのだ。

それがどうして痛みや排尿麻痺の原因だというのか。

全くバカげている。

生理学的にも脊柱管狭窄で痛みを説明することはできない。

排尿障害は泌尿器科だが、なにかそういうデーターがあるのだろうか。

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圧痛点に30ゲージの針で多数注射をしたら、楽になったと喜んでいかれた。

慢性痛なんだろうから今後もいろいろ工夫が必要と思われる。

慢性痛

心身医学・・・「認知の歪み」痛みを認知するシステムが調子が悪くなっている。火災報知器が室温の上昇やタバコの火に反応して鳴る状態。

痛みの生理学・・・「中枢性感作」疼痛抑制系の機能低下、長期増強、時間的加算。

身体科・・・「筋筋膜性疼痛症候群」「線維筋痛症」世界的に認められた診断基準に基づいて診断。

脊椎外科は関係ないのだ。

手術は最大のプラセボと言われている。だから、術後しばらくはいい人がいるが、たいていは痛みが再発するようだ。

杉良太郎さんは3回ヘルニアの手術をして、4回目も必要だといわれたがカイロプラクティックに宗派替えをした。

高齢者には時間の余裕は少ないのだ。的確に診断して早い治療が必要だ。

生理学的にも統計上も全く合理的な説明ができない「脊柱管狭窄症」という診断と手術は見直すべきだ。

以下は11ヶ月間にヤフーによせられた「脊柱管狭窄症術後の相談」だ。一年間の実数はいかほどになるのだろうか。

8.脊柱管狭窄症手術で痛みが悪化した事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1238869667
9.脊柱管狭窄症手術でも痛みが完全に消えない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1238125597
10.脊柱管狭窄症手術で痛みが消えない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1235558012
11.脊柱管狭窄症手術で数日後に同じ場所に痛みが再発
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035328655
12.脊柱管狭窄症手術で痛みに対する効果が無く全体として悪化した事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1115203081
14.脊椎管狭窄症で手術は「成功」だが痛みが無くならない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1338212473
23.脊柱管狭窄症手術後も下肢の痛みに悩んでいる事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133519011
24.脊柱管狭窄症手術後、2年経っても痛みが全く変わっていない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1231504182
26.脊柱管狭窄症手術は「成功」だったが痛みが軽減されない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1330977183
27.脊椎管狭窄症で7年間に3回手術をしているにも関わらず良くならない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1129025891
34.脊柱管狭窄症手術後、痛みがとれず1年後の今は痛みがひどくなってる事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1129071131
35.脊柱管狭窄症手術後、1ヶ月経っても右殿部の痛みで歩行困難な事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028246390
36.脊柱管狭窄症手術後、4ヶ月経っても殿部から足の痛みで歩くのもやっとの状態。でも術後のMRIに異常無しという事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027503780
37.脊柱管狭窄症手術後、痺れが改善されない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1023930230
38.脊柱管狭窄症手術後、痛み、痺れが改善されなく、3年後の今も同じ状態の事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1223246627
39.脊柱管狭窄症手術後、10日経った今も痛みが取れない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1222285022
40.脊柱管狭窄症手術後、3日後から手術前の痛みが戻った事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1422111139
41.腰部脊柱管狭窄症として椎間板固定手術を受けたが状況に変化無く、再手術で固定具除去した今の生活が困難な事例
http://okwave.jp/qa/q5830023.html
43.有名な整形外科医による腰椎脊柱管狭窄症の手術をしたが、痛みは悪化している事例
http://okwave.jp/qa/q5797049.html
44.腰椎脊柱管狭窄症の手術で悪化、一年経っても少しだけしか歩くことができない事例
http://okwave.jp/qa/q5796329.html


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by junk_2004jp | 2015-09-03 03:20 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(1)
2015年 08月 26日

ヘルニア手術を回避

私は死ぬ時、トリガーポイントがヘルニアに意味ない治療の事を遺して、逝きます。あなたの治療は、軽度の腰痛の人にしか効かないです。早期に手術すれば良かった。


このようなコメントがありましたので、反論のため既出ですが再度かきます。

この方が私の患者だったかどうかはわかりません。近々ではそのような方は記憶にありません。

痛みのメカニズムが理解できない、不安が強い、このようなことが治療に差が出るものと思います。

もちろん治療者の態度、説明、技量も影響するでしょう。

また、家族とか勤務先の人の無理解、プレッシャーも悪材料です。

私は手術寸前の頚や腰の椎間板ヘルニアのせいだといわれている痛み・しびれの人を治療してきました。頚の場合は脊髄麻痺があれば手術が必要なことがあります。

決して軽度の腰痛だけではありません。

何度もいっていますが、ヘルニアが原因で痛みやしびれが出ることはありません。

世界的にもヘルニアの手術は激減しています。

腰ヘルニアで手術が必要なのは馬尾症候群です。これは麻痺で48時以内の手術が必要とされています。

元産婦人科教授が奥様の椎間板ヘルニアのせいだと言われている激痛を当院受診で治した例を紹介します。この事実はだれでもそに気になれば治療できるということです。

産婦人科の元教授ですからもちろん医師です。何が正しいかは本を読めば理解できます。

夜もほとんど眠れず痛みで七転八倒する状態。歩行も困難で日常生活に支障を来す。

9月頃,病院整形外科を診察、MRIで第4第5間の椎間板ヘルニアと診断され、姑息的療法か症状が強い場合は外科的手術を進められる。

薬物療法としてロキソニン服用するが効果は数時間。硬膜外ブロック効果は2〜3日間。残された神経根ブロックで効果がない場合は手術を決心。

現在も症状はあまり変化なし。
    
先日、先生の著書「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」を拝読。先生の治療法にいたく感激する。


2カ月前に診察したAさんのご主人から経過のメールをいただきました。了解を得て記載します。

ご主人は外科系の医師です。TPBはたぶん初めてのご経験でしょう。私の著書には内科系の医師が奥様をTPBで治療したエピソードがでています。危険を伴う治療ではないので数回見学すればだれでもできます。

前略

女房の腰痛治療を受けた、Aの夫です。遅くなりましたが、その後の経過を報告いたします。結論的には、ほぼ完治したものと推察しております。

昨年11月4日、先生を初受信し、4日連続で治療を受けました。当日を含め1日2度、4日間の治療で、先生の言葉通り急激に症状が軽快しました。

それまでの腰痛、下肢の痺れ、高度の睡眠障害などの辛さを考えると天と地ほどの違いに驚き、手術をしなくてよかったと心から安堵したものです。

とくに、夜間に熟睡できたことが本人にとっては最大の効果であったようです。同時に、既成概念に囚われた私自身の医学知識の貧弱さにあきれ果てました。

本人は、1週間ほどの治療は覚悟していたようですが、自宅治療に自信がつき帰える気になった次第です。

とはいえ、当時、症状がすっかり消失し完治した訳ではなく、下肢の痺れや疼痛、臀部の痛みはしつこく残存し休み休み歩くのが精一杯のようでした。

拝見した先生の手技と先生から紹介された参考書(The Trigger Point Therapy Workbook, Your Self-Treatment Guide for Pain
Relief)をもとに、解剖書を見ながらキシロカイン局所注射をtrigger
point therapyと称し自己流に施術してみました。

最初の1週間ほどはほぼ連日1度注射し、次の2週間は2日に1度、次の2週間は2~3日に一度、次の4週間は3~4日に一度、と症状の軽減に伴い治療の間隔は長くなりました。

最初は近所の買い物に私に掴まって出歩くのが精一杯で、すぐに疲れて引き返す状態でした。

治療の効果で症状が緩和するに従い、次第に一人で外出できるまでになり、歩行距離も日を追って延長し、とうとう現在では一人で買い物や家事ができるようになりました。

現在、臀部の疼痛は消失し、わずかに左下肢の長母趾周辺に軽度の痺れを残す程度となりました。

ただ、時々、一方の脊柱起立筋の緊張を認め、此のときは脊柱の湾曲を認めますが、違和感を感じる程度で強い症状はないようです。

ここだけがちょっと心配しています。しかし生活には支障はありません。以上の経過から、ほぼ完治の状態かと推測しております。

私もやっと平穏な生活に戻れ、経過報告を記す余裕ができた次第で、報告が遅れましたこと、深くお詫びいたします。

あのとき、先生の著書に出会うことなく、手術に踏み切っていたらと思うと、ぞっとする思いです。先生には、女房ともども感謝の気持ちでいっぱいです。先生がこれからも元気で、腰痛患者の救世主として、元気で活躍されることを心から祈念しています。


次の症例は頚椎ヘルニアで手術をすすめられました。肩甲挙筋などのMPSです。よくなって仕事に復帰しているとのことです。

昨日は診察ありがとうございました。昨日は効いているものの違和感がだいぶあってよくわかりまでしたが、今朝からは7割良くなりもう三割という感じです。ありがとうございます。今後もう少し改善するのにまた治療をお願いする時は、何日間か日をあけなければいけないということはありますか、忙しいと思いますが、宜しくお願いします。

お世話になっております。今日の午後から仕事に出てみたのですが、机に向かうときの少し頭を下向きにする体勢で以前の痛みが発生しました。しかし、先生の治療で天井を向けるようになったのでストレッチで和らげられます。左の肩甲骨の右上の奥のような気がします。明日午前仕事してから、2時半までにそちらへ行くつもりです。忙しいと思いますが、宜しくお願いします。

お世話になっております。昨日もありがとうございました。少し残っているのは体育座りをしたときの首、肩甲骨の痛みなのがわかりました。少しずつ緩めようと思います。話は変わりますが、加茂先生にみてもらうまでに、ネットでいろんな体験談を教えてもらい あちこちの病院で診察してもらいましたが一ヶ所ネットに上げたままになっているサイトがあります。そこは手術を推薦するイメージなので私の話はすごくびっくりさせるかもしれませんが、皆さんにお世話になったので、仕事を初めて一週間頃の状態が確定できればお知らせしようと思っています。今年はどうもありがとうございました。来年も宜しくお願いします。

お世話になっております。痛みが残っている左の首の後ろと肩甲骨は少しずつですが良くなっている気がします。ストレッチとトリガーポイントを圧したりしています。最近毎朝起床時に首が張っているのが気になります。枕はバスタオル四枚で高さを合わせているつもりです。あといままで痛みがなかった右側が少しずつ痛くなりましたが、痛む場所が移動するという話があったと思うので気にしないようにと思います。今後、週の真ん中で休んで加茂先生の治療を受けたいと思っており、明日もよろしくお願いします。

首から肩甲骨にかけてのしびれが、10から3になりましたが、5月から仕事がきつくなるため、自分だけでのリハビリでは間に合わないかもと思い、今日夕方伺おうと思います。先生のブログでリハビリがんばれます。よろしくお願いします。



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by junk_2004jp | 2015-08-26 13:18 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)
2015年 08月 15日

心霊手術とヒーリング



認知に関わる病態(痛い、かゆい、しびれる、不安、抑うつ)、自律神経が関係している病態は心霊手術やヒーリングが得意とする分野でしょう。

どんな方法でも信じている人は治る可能性がある。

科学的根拠がないという点では痛みを取るために行われる脊柱管狭窄症やヘルニアの手術、すべり症や分離症の固定術と同じではないか。

時間、経費、危険性、傷を負うことで一層悪化は同じではない。

サーノ博士の「ヒーリングバックペイン」では抑圧されたストレスに気づくだけで治るということが書かれている。実際それでよくなる人がいる。

私の著書「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」をよんで良くなったとお手紙をもらったことがある。Face Bookでもそういた方がいた。

虫歯、骨折、動脈硬化など目で確かめられる変化は治せないでしょうね。

私が言いたいのは手術で治ることがあってもしばらくするとまた痛くなる。その本当の理由はなになのかです。

タイの人のように70円ぐらいで釘と髪の毛を取ってもらえればいいのですが(笑)。

痛みの治療は大昔から各地でいろんな方法で行われてきたでしょうが、皮肉なことに現代が最も下手くそなんでしょう。






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by junk_2004jp | 2015-08-15 15:28 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(25)
2015年 08月 14日

知らぬはお医者さんだけ

現在A病院で2回脊柱管手術をしたが良くならない人を4人診ている。

過去に1回手術の人も含めると何人みたことか。

「2回手術の人が当院でよくなった」というのを聞いて来院する人がいる。

調剤薬局の薬剤師を介して「〜さんはよくなったっていってるよ。」と聞いてくる人もいる。

患者さん同士の横の連絡があるのだ。

しかしこれだけ良くならないのによく反省しないで手術を続けているものだ。

理学療法士や看護師や調剤薬局の薬剤師はとっくに気付いているのではないだろうか。

患者さんは医師にはあまりいわないが、普段接することの多い上記の人には本音をいっているのだろう。

だいぶ以前になるが、やはり脊椎手術のB病院にかかっていた人が理学療法士から私の著書「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」をこっそりと見せてもらったといって来院したことがある。

その人がいわく「待合室で知らない人から、ここでは治らないよ。」と言われたとのこと。

このように医師は聞く耳を持たない裸の王様のようだ。

それは私にも言えることで慢性の難治性疼痛を100%というつもりはない。そんな人はこの世にいない。なにしろ他人の脳活動なんだから。

私は現代の痛みの生理学に基づいて治療をしている。

日本臓器製薬

「医療関係の皆様へ」から入って登録するとみることができる。

「痛みのしくみとその歪み」〜痛みの慢性化理解のための10項目〜

植田弘師教授(国際疼痛学会役員)、柴田政彦教授、牛田享宏教授 監修

1)侵害受容とイオンチャネル
2)痛みと炎症
3)せき髄後角
4)痛みの弁別系と情動系
5)痛みを抑えるしくみ
6)痛みを強めるしくみ
7)可塑性とアロディニア
8)痛みと筋肉
9)痛みの調節障害
10)記憶と認知の歪み


このシリーズはまだ完結していないのだが、現在の痛みの生理学についてかなり詳しく動画で説明している。医療関係者は是非みてほしい。患者さんもみることができればいいのにと思う。

神経根の圧迫・絞扼について一言も述べられていない。

本では痛みの生理学者:熊澤孝朗著「痛みを知る」がいい。

私はこのようなもので勉強して、40年ほどの臨床経験をもとに説明、治療している。

ただ自分の思い込みだけを自信満々に解説しているサイトもあるが気をつけたほうがいい。

==================

神経根がヘルニアや脊柱管狭窄の圧迫によって痛みが生じるというならば、現代の生理学を否定して新たな学説を立てなければならない。全否定しなくても「それもあればこれもある」と言ってもいいのだがその場合はどうして区別するかを述べる必要がある。

私が逆の立場だったとして考えてみると

神経根部を慢性的に圧迫していると神経成長因子(NGF)か何かが放出されて先端部が痛覚過敏になることがある。

というような仮説を立ててそれを証明しなければならない。

このような仮説は現代の生理学では証明されていない。

証明されていなくても何でもありだという立場にたつのならそれはそれで結構なことだが、保険診療外でやってほしいものだ。

この問題のキーポイントはどんな方法でも治る可能性があるということだ。


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by junk_2004jp | 2015-08-14 01:21 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2015年 07月 24日

番組関係者に抗議のメールをしました。

http://www.nhk.or.jp/kenko/nspyotsu/a01.html

⚪️氏の発言「変形した椎間板が神経を圧迫して激しい痛みを引き起こします。」

これは氏の個人的な見解であって、生理学的には確立していないこと、そう考えない医師もいることなどを公平に伝えたほうがよかった。テロップで簡単に流すとかすればよかったかもしれない。

とにかく視聴者に誤解を招く結果になったこと。

このような内容を知り合いの番組関係者にメールで伝えました。番組責任者に伝えてくれるそうです。

肝心なところが間違っているので、あとの辻褄合わせにいろいろと詭弁を弄さなくてはいけなくなる。

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by junk_2004jp | 2015-07-24 19:37 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2015年 07月 24日

特異的腰痛  非特異的腰痛

http://junk2004.exblog.jp/16210209

原因が特定できない腰痛「非特異的腰痛」・・・・・・85%

原因が特定できる腰痛「特異的腰痛」椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・10%

         悪性腫瘍、感染症、リウマチなど・・5%



私はこの説には反対している。

このような説明をしていた医師が、慢性痛を語るのはいかがなものか。

特異的腰痛とは病理の異なった腰痛のことで、「悪性腫瘍、感染症、リウマチ関連」で慢性痛症はこれを除外しなければならない。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因が特定できるのなら、慢性痛にならないようにするには、早期に原因を取り除かなければならない。

ところが、「ヘルニアは自然に消失することがある」「脊柱管狭窄は神経根の血流が改善する」という詭弁を使っている。それを待っているうちに慢性痛にならないのか。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄が神経を圧迫して痛みやしびれが起きることはない。

神経線維はポリモーダル受容器で生じた電気信号を脳へと伝達するものでその途中を圧迫しても何も生じない。生理学の常識だ。

その証拠に健常人でもヘルニアや脊柱管狭窄はよくみられる。

みのもんたさんの脊柱管狭窄症の手術をした福井康之氏は「はつらつ元気」という雑誌で次のように述べている。

「70歳代の健康な高齢者の6割以上は画像上では脊柱管狭窄をきたしているというデータもあるんです。」



生理学でも否定され、画像所見も健常人でもよくみられ、保存的治療でも治り、手術をしてもよくならないことがある。(私のHPのトップを参照)

これだけの証拠があってもなお、神経根性疼痛を支持する理由はなになんだろうか。

唯一、手術をしたらケロっと治ることがあるからだ。しかしまた再発することが多いのだが。

手術は最大のプラセボだ。間違った情報を患者に与えておいて、大掛かりな舞台を作って行うのだから最大の効果なんだろう。

痛みの治療はどんなものであれプラセボは欠かせないものだ。脳の認知に関するものだから。

しかし、専門家が間違った情報をいうのはいかがなものか。またプラセボ手術を保険で行うのはいかがなものか。

なぜ痛みが生じるか、なぜそれが慢性化、広範囲化するかは生理学でわかっている。

なぜこのようなことになったのだろうか。それを研究するのは興味ある。

神経根を圧迫するとその神経支配領域に痛み・しびれが生じるというのを神経根性疼痛という。

これは日露戦争の戦後(1911 年)にGoldthwaitがいったのが始まりと思われる。以来、この考えが綿々と続いているわけだ。

医師は仲間内の勉強をしているからだめなのだ。

脊椎外科医が生理学者(痛みの研究)、心身医学者の講演や本を読むことは少ないのだろう。

第一人者が言っていることだから、というわけもなく右へならへの風潮がある。

今、これを否定すると、ある病院は経営困難になるだろう。訴訟が多発するかもしれない。教授の権威がまるつぶれになる、今までの業績が無に帰する。だから絶対に言えないのだ。

そういうことで1割説なんだろう。

かといって、患者さんが犠牲になることもない。患者さんが自ら勉強して納得いく治療をうければいい。

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by junk_2004jp | 2015-07-24 13:28 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2015年 07月 22日

NHKを見て2

http://www.nhk.or.jp/kenko/nspyotsu/a01.html

全体的にいいことを言っている。

ヘルニアがあっても心配しなくてもいいとか、よく動くこととか。

気になるところは3つめのビデオ。

「変形した椎間板が神経を圧迫して激しい痛みを引き起こします。」

このような生理学はない。

神経に針をさせば、神経細胞膜に穴が開いて分局していた電位が脱分局して一過性の激痛が走る。

神経根ブロックがそうだ。

神経を圧迫しても脱分局は起こらない。

だから、健常者でも多くの確率でヘルニアがみつかる。

このような生理学に反したことをいうべきでない。

「9割は手術しなくても治る」それはヘルニアが消えてなくなるからだ、ということだが、「1割は消えてなくならないから手術が必要だ。」といっているようにみてとれる。

最初の段階で間違っているのだから、その後の説明は当然理論的ではない。

「ほとんどのヘルニアは消える」のなら、若いときはヘルニアが多いが高齢になるとヘルニアは少ないということにならなければいけない。統計をみるとそうではないが。

どれだけの期間待つのか?その間の治療はどうするのか。

早期から認知行動療法が重要と言われているが、「変形した椎間板が神経を圧迫して激しい痛みを引き起こします。」という生理学的裏付けのない情報を与えて、いずれ消えるだろうからよく動けというのか。

慢性痛を予防するには早期から痛みを止めることが重要だと言われているが、その時期を逸することはないのか。

脊柱管狭窄は骨なので溶けることはないがこの場合はどうなのか。

有名な痛みの生理学者Patric Wallの「疼痛学序説」には

神話がばらまかれて、少数の人の利益になるが多くの人の不利益になるような不名誉な時代は終わった。不利益をうけたある人たちは、手術の結果、明らかにいっそう悪くなった。

ヘルニアの突出と痛みはそれぞれ独立していて、痛みの発現におけるヘルニアの突出の役割ははっきりしない。

以前この手術を熱烈に支持していたマイアミ大学は、今ではこの手術をやめて、厳密なリハビリテーションのプログラムを採用している。


有名な痛みの生理学者、熊澤孝朗先生の著書「痛みを知る」を読むべきだ。

神経線維は通常、その末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。

痛みとその治療についての考え方が変わってきていることについて、医者はもちろん患者さんの側も含めた社会全体に理解が広まるよう、社会的な取り組みが必要となってきています。


脊椎外科医は痛みの生理学を初歩から勉強してほしい。

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by junk_2004jp | 2015-07-22 19:05 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2015年 07月 18日

1割は手術必要?

私はまだみていないのだが、NHKで「1割は手術必要」といったとのこと。

それはどういう時なのか。NHKに尋ねてみてください。

馬尾神経症候群(馬尾神経麻痺)のときは48時間以内に手術が必要です。

これは麻痺であって慢性疼痛ではありません。

極めてまれです。

そのほか、悪性腫瘍、感染症、リウマチ、せき髄麻痺、大きな外傷、側湾症などは手術が必要なことがあります。

これらは、そもそも「慢性腰痛」の分類に入らないもの。

大きな椎間板ヘルニアを手術以外の方法で治療するのは安全か?

大きな椎間板ヘルニアが存在すれば椎間板手術の適応と判断してよいのであろうか?南カリフォルニアの研究者らによれば、答えは『No』である。

Michael S.Sinel博士らは、「椎間板の大きさのみを、手術適応か否かの判断材料とすべきではありません。我々は、臨床的症状のある大きな腰椎椎間板ヘルニアの大部分は、馬尾症候群のような絶対的な手術適応でなければ、保存療法でもよいと考えています」と報告している(Sinel et al.,1999)。


NHKは「⚪️先生のご意見です」ということでしょう。⚪️先生がどんな立場の先生であっても痛みの生理学には何の関係もありません。

鍼がなぜ効くかは鍼灸師にお尋ねください。軸索反射(神経性炎症)を利用しているのではないかと言われています。

1割の手術適応をどうして決めるのか、なぜ9割は手術をしなくてもいいのか。




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by junk_2004jp | 2015-07-18 12:41 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
2015年 07月 16日

精神論やストレスが原因といっているのではありません

痛み・しびれの原因は筋筋膜性疼痛症候群の慢性化です。

痛みの生理学を知らないから手術をしているのです。

Aさん(90歳)の例 再びゴルフ

この方の素晴らしいところは即座に切り替えられる脳を持っていらっしゃるところです。ゴルフという趣味を持っていたことです。

だからどの人も同じようによくなるとはいえませんが。ただ、私との出会いがなければ一生ゴルフができなかったかもしれませんね。

医師と患者さんがコラボすればいい結果になるものです。

70代前半頃から椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症と言われでブロック注射などの治療を受けてきましたが、6年程前(平成21年)84歳の時に急に悪化してヘルニアと狭窄症の手術を受けました。

その後暫く経過はよく散歩やゴルフなどをしていましたが、術後2年ほどしてまた少しづつ痛みが始まり 整形で診察を受けたところ、以前手術をした場所の少し上の部分がまた狭くなり そこからの痛みだから仕方がないと言われました。

近所にも手術を受けた後同じような事を言う人が数人いて、手術をしてもまた痛くなるというのは みんな共通の悩みだったようです。その後はまた手術前と同じように痛み止めとブロック注射などの治療を受けてました。

平成25年1月の始め、ふくらはぎの痺れが急に酷くなり 一年近くあまり歩行が出来なくなりました。就寝時、上を向いて寝ると両足のつま先の痺れがひどくなり、横を向いて体を丸めると少し楽になるそうです。近くの整形で診てもらったところ、この痺れも脊柱管の狭窄から来ているので仕方がない、転ばないように注意してくださいと言われました。

平成26年9月から私の治療を月に一回受けています。薬はありません。一度目の注射で足の痺れは半減し、腰に至っては何年かぶりに痛みを感じることなく長時間椅子に座ることが出来ました。

最初のうちはあまり歩けず駅からタクシーで受診しましたが、その後は途中一度も休むことなく歩いて通院できます。足の痺れは腰とは関係ないという事を先生から教えていただき 歩くことに自信がついたようです。今年の3月からからゴルフの練習を再開し6月にコースに出て90歳でラウンドしました。

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by junk_2004jp | 2015-07-16 03:20 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)