カテゴリ:慢性痛( 492 )


2015年 11月 27日

慢性痛に朗報

一億総活躍社会の実現に向けて 緊急提言

2015年11月19日  自由民主党一億総活躍推進本部

QOL(生活の質)の向上を図り、安心して活動できるよう、がん、慢性疼痛の予防・研究・治療・対策などを進める。


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慢性痛 7割が「緩和できない」 成人対象に全国ネット調査

昨年6年ぶりに行われた大規模調査で、慢性的な痛みを持っている人は成人の22・5%、推定で全国に約2300万人いることが分かった。回答では「満足がいく程度まで緩和できていない」が7割あり、前回の約8割から、あまり改善が見られておらず、依然として多くの人が慢性痛に悩まされているようだ。

 今回の調査は、医薬品会社のムンディファーマが、インターネットにより、全国の成人約4万2千人を対象に実施、抽出された慢性痛を持つ人約6千人に詳細な聞き取り調査を行った。
 その結果、4・4人に1人に当たる22・5%の人が慢性的(3カ月以上)な痛みを持っており、日本全体では2315万人いると推定された。


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慢性痛問題は国の活力にも影響します。

政府自民党の「一億総活躍社会」の実現で慢性痛問題を取り上げていただきました。

いずれ立法化され予算がつくものと思います。

北原雅樹先生、牛田享宏先生ら慢性痛を専門にしている先生方、および患者サイドとして、ぐっどばいペインの若園和朗さん、浅枝まり子さんのご努力によるものと思います。

痛みの生理学は大きく変わってきました。

なぜ痛みが生じるのか?

なぜ痛みが慢性化するのか?

なぜ痛みが広がるのか?

こういうことが詳細にわかってきたのです。

保険診療で満足行く結果が出ないのは、保険診療報酬の配分、病名、決め事にも問題があると思われます。

医師の再教育。

患者さんの教育、啓蒙。慢性痛は画像や血液検査ではわかりませんので外来診察で短時間で説明するのは難しいものです。

国が先頭に立ってこの問題の解決に向かうべきなのです。

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by junk_2004jp | 2015-11-27 18:55 | 慢性痛 | Comments(2)
2015年 11月 22日

ブレーン・ハッキング

慢性痛は「痛みの認知システムの過敏化、痛みの強固なネットワーク」だ。

その特徴

痛みの部位が広がる傾向、天気に影響を受ける、条件反射的になる、ストレスに影響を受ける、ジンジンとか焼けるようなとかの異常知覚

慢性痛を防ぐには

痛みの情報の公開、多くの人が知ること「痛みはどうして起きるのか」「なぜ慢性化するのか」

慢性痛になりやすい状態・状況

うつ状態、不安症、脊髄障害、パーキンソン、甲状腺機能低下、ストレス環境、過酷な労働、アダルトチルドレン、完全主義(こだわり)その他の脳の特徴的状態

これは患者の責任ではない。

慢性痛の治療

痛みの認知システムを崩すこと、新たに作り直すこと

認知行動療法

タイのピッサマイさんは噛み付くことで70円で治す。これは日本人は信じないのでダメだと思う。これはブレーン・ハッキング。

日本ではMRIなどで痛みの原因と思われるものを見せて、それを取り除いたり修正したりした画像を示す。これも手の込んだブレーン・ハッキング。

どんな治療をするにしても「脳の痛みに過敏になった認知ネットワーク・システム」を崩して再構築するのだから、ブレーン・ハッキングなのだ。

治療をしているのだからホワイトハッカーなんだが。

私はこのことに気づいて、「MPS(筋筋膜性疼痛症候群)研究会」をたちあげた。

一挙に「脳」の話に持っていくと受け入れがたいと思った。

多くの痛覚受容器ポリモーダルは筋膜にあり、痛みの認知と筋肉は密に関係しているからだ。

しかし、「筋」や「筋膜」にばかり関心がいき、鍼や注射のテクニックが中心になってしまった。

それもいいのだが、本質はそうではない。それだけでは治らないものが絶対にある。

結局、トリガーポイントもヘルニアも痛みの結果なのだ。

私の思っていたことは「本当の情報を広めること」

線維筋痛症Fibromyalgia

筋筋膜性疼痛症候群Myofascial pain syndrome

日本名はいずれも訳語だ。fibroを線維と訳している。fascialを筋膜と訳しているのだ。

たぶん同じものではないのだろうか。つまり、fascia筋膜のこと。

つまり、痛みの発端は筋肉などが傷つき筋膜にあるポリモーダルが炎症に反応する。ポリモーダルは筋膜以外でもどこにでもあるのだが。

私がブレーン・ハッキングという言葉を知ったのはこのビデオでその言葉を使っていたからだ。(2分ごろ)将来はこのビデオのような方法で慢性痛を治療しているかもしれない。



下のレントゲンは80歳代の方で月に5回ほどゴルフをしていらっしゃいます。うらやましいかぎりです。たまには腰が痛いこともありますよ。私はホワイトハッカーですから、へんな情報を与えません。

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by junk_2004jp | 2015-11-22 12:18 | 慢性痛 | Comments(1)
2015年 11月 15日

リアルタイムfMRIのは、疼痛管理に適用されます

今や慢性痛の責任は脳にあるというのは常識です。

だからいろんな治療法があるのですね。ブログで紹介した心霊手術で釘を取り出すのとヘルニアを取り出すのと同じ効果があるのでしょう。でも本当にけがさせてはだめですよ。人間はなにかを除去して決別の証拠にしたいという本能的なものがあるのでしょう。

ところが今の整形外科や脊髄外科では痛みの原因を構造上の問題だと画像をみせて洗脳するわけです。ますます痛みは強固なものとなる。で、それを修復する手術をするとしばらくはよくなる人がいます。「手術は完全に成功した。あとはリハビリで」数ヶ月すればまた痛くなる。

ヘルニアや脊柱管の手術をしてもよくならない人は多いでしょ。

なぜ手術を選択しなかったのかという質問をすると「してもよくならないという人が知人に何人もいたから」というのをよく聞きます。

そもそも神経を圧迫すると痛いなんていう根本的なところが間違っています。

私はこの歳になるまで一度も腰痛、頚痛、肩痛、頭痛、膝痛などを経験したことがありません。

毎日、注射というかなり過酷な仕事をしていますが腱鞘炎の気配もありません。

足首を骨折したときも休まず仕事をしました。

姿勢に気をつけることもなければ、ストレッチもしたことがない。

私の痛みの認知システムはよい状態に成長してくれたのでしょう。

一方、私は皮膚のかゆみにはとても敏感です。

幼児のときに漆にかぶれてたいへんなことになりました。そういうことが後々までも影響するのでしょうか。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3377818/

自動翻訳で治療のところ

慢性疼痛のための現在の治療は、そのアプローチと有効性の両方に変化します。慢性疼痛の治療に用いられる薬理学的治療は、オピオイド、抗けいれん薬、抗うつ薬[含む38]。これらの薬物は、脳の機能を変更するが、特異性の欠如は、負の患者の生活の質に影響を与える副作用をもたらすことができます。疼痛管理への心理社会的アプローチは、認知行動療法(CBT)、催眠、感情的な開示、受け入れベースの治療、およびパートナーベースの治療[含む116]。これらのアプローチのうち、CBTは、最も広く使用され、痛みの様々な条件で有効であることが示されている[1、33、53、84 CBTは、多くの患者において有意な疼痛緩和を生じないものの、[、] 77]。催眠は、複数の疼痛症状の有効な治療法として使用されており、そのような視床[ような疼痛関連分野での活性化を変化させることが示されている31、32、36]、ACC [31、32、89]、S1 [31、32 、52]、島[31、32]、PFC [31、32、36]、および頭頂皮質[19、21、107]。しかし、催眠は非常に催眠術をかけられる、ある人口のサブグループに最も効果的です。マインドフルネスベースの治療は、急性[の変調のために使用されている心理学的介入の別のクラスで123]および慢性疼痛[45、60、78]、しかし、再び、すべてではないが、マインドフルネスベースの治療[に有利に応答60]。


慢性痛の責任は脳にあることはもはや常識です。

① 痛みの悪循環が続いて脳に痛みの信号が入力されたため脳が変化し慢性化した。(中枢の可塑的変化)

② ストレス環境にさらされていた時に脳に痛みの信号が入力されたため強く反応した。

③ 脳の発育による、あるいは生来の特徴がある脳に痛みの信号が入力されたため慢性化をたどった。


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by junk_2004jp | 2015-11-15 10:22 | 慢性痛 | Comments(2)
2015年 11月 14日

神経障害性疼痛=慢性疼痛



① 以前は神経が切断されたとき(幻肢痛)やヘルペスウィルスによる帯状疱疹後神経痛を神経因性疼痛と言っていました。慢性疼痛という概念は一般的ではありませんでした。

② 痛みの悪循環によって痛みが続くと
C線維の先端についているポリモーダル受容器が過敏になってきます。つまりより感度のよいマイクになるのです。受容器についている受容体の数が増える。神経の先端が伸びて体表に近づく。熱刺激受容体が過敏になる。これを末梢性感作といいます。

痛みの電気信号を受け取って反応する脳せき髄も過敏になってきます。下行性疼痛抑制系の機能低下、時間的加算、長期増強。これを中枢性感作といいます。

末梢性感作、中枢性感作によって痛みの認知システムが歪んでくるのです。そして元に戻らなくなってしまいます(可塑的変化)。


現在では①②を合わせて神経障害性疼痛といっているようです。

痛みの悪循環が続くと痛みの認知システム(火災報知器)そのものが過敏になってしまうのです。

ケガ→炎症→炎症性疼痛(侵害受容性疼痛)・・・急性痛

炎症が治まったあと(約3ヶ月)も痛みが続くことがあります。それが神経障害性疼痛=慢性疼痛なのです。

神経障害性疼痛を椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の神経を圧迫した痛みと誤解していることがあります。気をつけてください。

とにかく痛みが続くということはろくなことがないのです。早急に止めるべきなのです。

歪んでしまった痛みの認知システムを治すのが難しいのです。

新しい認知システムを構築する。新しい学習をする。(認知行動療法)(瞑想)

急性痛のうちに痛みを取ってしまうことです。

次は若園さんのフェースブックから

【慢性の痛み対策を進めましょう!】

脳神経科学などの発展により、痛みの仕組みが詳しく説明できるようになり、痛みに対する新しい医療のあり方が求められています。

キーワードは、神経可塑性、ゲート理論、生物心理社会モデル、多専門職種の連携。

新しい医療は、患者さんを救うのはもちろん、無駄な検査、投薬を減らすなど

医療費の削減や健康寿命の延伸、労働力の確保にもつながると期待されています。

慢性痛対策を前進させるべく要望活動のため議員会館へ。

5つの部屋を訪問させていただきました。写真は、①衆議院議員 瀬戸隆一先生と私。

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by junk_2004jp | 2015-11-14 02:52 | 慢性痛 | Comments(0)
2015年 11月 12日

整形外科医、脊椎外科医はもう一度基本から勉強しないといけない

勤勉でがまん強い我々日本人、その善良な人たちの痛みの診察治療にあまりにも無能な医師たち。

その無能な医師に多くの診療費が支払われる。そして名医といわれている(笑)。

一億総活躍、高齢でも元気に活躍、これを望むなら、医師は診断方法、治療方法を変えなくてはいけない。


クビや左上肢が痛い。

クビの椎間孔が狭いからだと診断、広げる手術をしたが、痛みは続く。

私はこの仕事を40年もしているので、話を聞いたり、触診をしたりするだけで診断できる。

職業上の動作による左の斜角筋の筋筋膜性疼痛症候群(MPS)だった。

圧痛点をいくつか注射してやるとその場で症状の緩和がえられた。


高齢男性

両肩が痛くて挙げにくい。MRIで腱板断裂(笑)。この歳になれば健常人でも。

立っていると腰がだるく痛くなってくる。両下肢もしびれてくる。

診断はMRIで当然ながら脊柱管狭窄症(笑)。この歳になれば健常人でも。

クビが痛くて横を向きにくい。診断は頚椎症(笑)。この歳になれば健常人でも。

いずれも湿布とお薬でよくならないなら手術(笑)。

いずれもMPSでしょうが!!さっさと治療して動かせばよくなる。

もう専門医を返上しなさい。

このようでは患者さんはよくなるどころか悪くなってしまいます。治療の大事な初期を逃してしまいます。

これじゃぁ、医師に診てもらうのは危険で、鍼灸師や柔整師に診てもらったほうがよほどいい。

急性痛は相撲取りが休場するときに用いる病名にしたらいい。⚪️⚪️挫傷、など。

慢性痛は、「痛覚過敏症」。痛みは慢性化、広範囲化することがしばしばあるのです。


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by junk_2004jp | 2015-11-12 13:11 | 慢性痛 | Comments(0)
2015年 11月 09日

トリガーポイントブロックは青い鳥ではない

一番大事なのは「痛みを知る」ことだ。

痛みのメカニズムをしり、心身医学を勉強して、患者とともに痛みを克服する。そういう強い意志を医師がもつことだ。

患者さんも自分で克服する。

[痛 みの定義] 国際疼痛学会   1986年

An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage.

精 神科医 Harold Merskey を座長とするグループ

不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。


痛みは他人の体験であり否定しようがない。

痛みの二面性(感覚と情動)

感覚性・・・・「痛いッ!」・・・早い痛み・・Aδ繊維
情動性・・・・「辛い」「こわばる、凝る」「不安」「抑うつ」・・・遅い痛み、慢性痛・C線維


組織損傷が伴うもの・・・・・急性痛

組織損傷があるように表現されるもの・・・・慢性痛


急性痛は組織損傷があると炎症がおこり痛みの認知システム(火災報知器)が作動します。

つまり、「組織損傷がありますから気をつけなさい」という警報です。

損傷による炎症に反応した痛みです。

急性痛=炎症性疼痛=侵害受容性疼痛=生理的に意味のある痛み

警報装置は炎症が治ると自然に止まると思われていますが、そうとも限らないのです。

組織損傷の治療と痛みの治療は別問題なのです。

警報装置(痛みの認知システム=火災報知器)そのものが不調(過敏)になってしまうことがあるのです。

それが慢性痛(症)です。

慢性痛=過敏になった痛みの認知システム=神経障害性疼痛

タバコに火をつけただけで火災報知器がなり響くようなことになってしまいます。これでは生活ができないですね。

痛みの悪循環が続くと、およそ3ヶ月で慢性痛に変化するといわれています。

3ヶ月以上続いている痛みは慢性痛(症)(症候群)です。

痛みの発生装置であるC神経先端のポリモーダル受容器が過敏になります。

ポリモーダル受容器についている受容体の数がふえたり、神経が表面に伸びたり、温度に敏感になったりします。

この状態を末梢性感作といいます。

また、神経線維のジャンクションであるせき髄後角や背外側前頭前野が敏感になってきます。

これを中枢性感作といいます。(時間的加算、長期増強、下行性疼痛抑制系の機能低下)

この状態を慢性痛といいます。

ほとんどの慢性痛は広がっていきます。(グリア細胞)

この状態の人が成人の5人に一人いると言われています。

慢性痛の成り立ちは生理学の発展によりかなり詳しくわかっています。

私が医師になった40年ほど前とはえらい違いです。

痛みの認知システムの故障なんて抽象的なことを患者さんに説明するのはよほど勉強をした患者さんでないと理解することが困難です。

痛いと筋肉が緊張して次の痛みを作る一要因になりますから筋痛症という表現を使っているのです。

治療は過敏になった火災報知器をいかにリセットするかです。

「ヘルニアや脊柱管狭窄が神経を圧迫して痛い」「軟骨が減って痛い」なんて科学ではありません。

昔からの根拠のない言い伝えです。

私も若いころはそういう勉強をしてきましたが、これはもはや通用しません。

MRIの発展で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄、軟骨や半月板、椎間板、
腱板のの変性は痛い人も痛くない人も同じような割合(中高年では6〜7割)であります。

過敏になった火災報知器をいかに普通の状態にもどすか、それが問題なのです。

認知行動療法

トリガーポイント注射、鍼



マッサージなど

個人差がとても多い分野です。

どう生きるかは当然のことですが医師が決めることではありません。

患者さんが決めることです。知識がないと決められませんね。

「トリガーポイントブロック」が有名になることはいいのですが、患者さんの中にはどこか魔法のポイントがあってそこにあたればすぐに良くなると思っている人がいる。

医師のなかにも痛みのメカニズムなんてなんの知識もなく、心身医学なんて大嫌いで、テクニックをちょいカジリでも「トリガーポイントやっています」といえるのがこの業界です。

慢性疼痛治療による健康増進


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by junk_2004jp | 2015-11-09 21:01 | 慢性痛 | Comments(0)
2015年 10月 28日

慢性疼痛5人に1人、これは医療の失敗

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この報告より(青字)

慢性疼痛の有病率は全成人の22.5%、推定患者数は、2315万人であった。

結果:疼痛部位は運動器がほとんどであり、医療機関を受診した慢性疼痛の患者の80%以上が整形外科を受診したが、患者の治療に対する満足度は高くなかった。

まとめ:整形外科医は慢性疼痛の知識を増やし有効な治療法を確立する必要があると考えられた。

疼痛は、生体の組織損傷を伝える警告系である。しかし、組織損傷が治癒しているにもかかわらず、疼痛が持続する場合がある。これが一般に慢性疼痛といわれる。慢性疼痛は苦痛が随伴し、心理的、行動的、環境的変化と関連していることから治療に難渋する。

欧州では成人の19%、米国では9%に慢性疼痛がみられると報告されている。


「ヘルニアや脊柱管狭窄が神経を押さえて痛い」「軟骨が減っていて痛い」このような整形外科医が言っていることは間違っていたのです。

ケガが痛みの原因だったのです。

ケガといっても⑴転んだ、捻った、打った ⑵毎日の生活習慣やスポーツ、労働

のふた通りがあります。⑵は一般にスポーツ障害とか労働障害といいます。

この際、思い切って保険病名の変更をしたほうがいいと思いますがね。

そして脊柱管狭窄症やヘルニアの手術は痛み・しびれに対しては保険診療から外すべきでしょう。

手術をしても治らない人、かえって痛くなった人がいっぱいいますよ。


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by junk_2004jp | 2015-10-28 14:03 | 慢性痛 | Comments(1)
2015年 10月 20日

長引く痛み、どうすればいいの?ー痛み治療の最前線

ひと・健康・未来シンポジウム2015滋賀

http://www.jnhf.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/10/vol6.pdf


8ページ目から

「慢性痛症、慢性痛症候群」という新たな病態についての情報です。
痛みは慢性化するとやっかいになります。早期に除痛が望まれます。それには痛みのメカニズムを理解することです。

①痛みを長引かせる脳の仕組み~ストレスと痛みの関係について
          仙波 恵美子・大阪行岡医療大学医療学部 教授

②オーストラリアで経験した慢性痛治療 ~患者としていま私にできること~
          浅枝 まり子

③チーム医療による慢性の痛みの対策
          福井 聖・滋賀医科大学付属病院ペインクリニック科病院教授

④心療内科医は慢性の痛みをどうみているのか
          水野 泰行・関西医科大学心療内科学講座 助教

⑤腰痛をこころで治す~心療整形外科のすすめ~
          谷川 浩隆・谷川整形外科クリニック 院長

⑥長引く痛みを緩和するリハビリテーション~痛みのない健やかな毎日を送るために~
          松原 貴子・日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科 教授

⑦総合討論
          コーディネーター 中井 吉英・弘正会 西京都病院名誉院長・心療内科部長
          関西医科大学名誉教授

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by junk_2004jp | 2015-10-20 13:10 | 慢性痛 | Comments(0)
2015年 09月 20日

腹部術後の疼痛

最近、腹部術後の痛みの症例を2例診た。

一例はアメリカ在住の日本人男性、一例は40歳代の女性。

痛みには早期介入が重要!!早期に圧痛点をブロックせよ。

全身麻酔で手術をしても切開の痛みは脳に入力されているのだから、それが慢性痛の原因になる。

先取り鎮痛が是非必要だ。(切開部位に局所麻酔を打って切開の刺激が脳に入力されないようにする)

もう一つ考えられる原因は乱暴な体位変換、麻酔から十分に醒めていない状態で手術台からストレッチャーに移動させるときに何らかの異常な外力が加わった。

女性の症例は切開部が硬くなっていて強い圧痛があった。術後3ヶ月ぐらい立っているが両側の下肢や腰痛背痛にまで痛みが広がっていた。

線維筋痛症、あるいは線維筋痛症様状態といってもいい。

短期間の治療(TPB)だったが痛みはかなりおさまった。腸腰筋の治療で長距離歩行が可能になった。

男性の症例はもう10年ほど経っている。術直後から発症。

① 腰椎管狭窄及び腰椎のズレ
② 周辺血管疾患
③ 糖尿病
④ 閉塞性動脈硬化症

による神経系の痛みが原因だとのこと。

神経系鎮痛剤(現在はGabapentin、Vicodinなどを処方されますが、全く効果がありません。

Pain Blockで脊椎にSteloid+麻酔薬の注射も何度か受けましたが、いずれも効果がありません。

最近はEMG検査も受けました。

この10年、こうした検査の繰り返しで治療にはつながっていません。

常時ある痛みは両下肢の内側で

① 針状のもので突き刺される痛み、
② マジックテープを剥がすような痛み
③ 氷のような冷たさ
④ アイロンを皮膚に直接当てられたような灼熱感
⑤ 痺れ(痛み特別がつきません)
⑥ 電流が流れるような痛み
⑦ ほぼ毎日、ベッドに入ると<コムラがえし>のような足の痙攣が両足同時に起きます。
⑧ むずむず脚症候群と’診断され薬を処方されたこともあります。
⑨ また間欠性は行(Intermittent Claudication)もあり、Claudicationの薬も処方されています。

・・・24時間、365日連続して起きています。

たまに腰痛も感じます。骨盤が重くズキンズキンする痛みもあります。

そんなわけで常に睡眠不足で、日中起きていても半睡眠状態でそのせいか慢性的な疲労感もあります。

検査検査で治療につながらず、医者から処方される鎮痛剤も効かず、このまま一生この劇痛と付き合わなければならないんだ、もう劇痛と共生して生きることに疲れた・・そんな思いで生きています。

こちらの複数の医師からは<腰椎管狭窄及びズレ>を調整する手術、Peripheral vascular diseaseの手術を勧められていますが、こちらで手術を受けた私の回りにいる人たち、ほぼ全員が術後後遺症に悩まされていて、こちらの医師のもとで手術を受けるのをためらっています

こちらでは医師の専門分野が非常に細分化されていて、下肢部も膝から下か上が痛むのかによって医師が変わり、それぞれの連携がありません。トータルに病状を見て診断されている感じが全くありません。



3週間ぐらいホテルから通院してもらった。(TPB)

日本に行くときには飛行機の中で激痛があり辛い思いをしましたが、帰りの便では痛みに苦しくことなく無事に帰国できました。

今現在、腰と臀部に時々痛みを感じるのと歩く時、足が重い感じがしますが以前の辛さに感じたら嘘のように楽になっています。

これから約一か月かけてアメリカを引き上げる準備をし、日本に戻り小松周辺にアパートでも借り、じっくり治療を受けたいと思っております。また、よろしくお願い申し上げます。


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by junk_2004jp | 2015-09-20 07:57 | 慢性痛 | Comments(0)
2015年 09月 18日

筋膜はがし?

数日前、金沢から長年めまい、頭痛肩こりに悩んでいるという人が二人来院した。

二人とも、いろいろ検査や治療をしたがよくならない。

二人とも偶然なんだが、NHKの「ためしてガッテン」で見た筋膜はがしに興味を持たれてインターネットで検索して来院されたのだ。

胸鎖乳突筋、頭板状筋などがコチコチで強い圧痛があった。

圧痛部位に30ゲージの針(極細)で局所麻酔を数カ所注射した。

本日、二人とも再診した。

二人とも「楽になった」とのことで喜んでいた。

夕方、東京のあるTV局から、電話で「筋膜はがし」の放送をするのだがということで電話インタビューを受けた。

おおよその受け答えを書く。

TV局「肩こりにはマッサージはだめで筋膜はがしではないとダメと最近言われているが」

私「私の方法でもすぐに楽になる人がたくさんいますが、筋膜をはがしているというイメージはありません。結果的にそうなっているともいえますが・・・」

「慢性痛は心理・社会的症候群といって、家庭や職場のストレスと大いに関係がありますが、それと筋膜の癒着とどういう関係にあるのかまだ分かっていません。」

「有史以来、古今東西、人類は肩こりなどの痛みと戦ってきたのです。ある方法しかないという言い方は私はしません。」

「何かを悪者に設定してそれをやっつけるという図式は受け入れやすいのです。そういう意味ではいい表現でしょうが私は使いません。」

「もしそうしても良くならないとき、あるいはすぐに再発するときはどういう説明になるのか。」

などと、否定はしないが全面的に賛成ではないコメントをした。


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by junk_2004jp | 2015-09-18 20:20 | 慢性痛 | Comments(0)