心療整形外科

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カテゴリ:MPS( 182 )


2008年 08月 09日

指圧の小技

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腸腰筋を押圧しています。患者さんが「痛気持ちよい」と感じる重さです。この場合は5kg重。
左手は鉄アレイをささえているだけですので疲れません。

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100円均一で買った工作材料(丸形450mm直径36mm)ハムストリング筋を押し伸ばしています。麺を作る要領でしょうか。患者さんが痛キモと感じる程度の圧力です。

サランラップの芯、ファックス用紙の芯も下肢には利用できそうです。

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気持ちいいそうです。ずーんと感じるポイントに約1分間やりました。

子供の時、お祖父さんの腰を踏まされたのを思いだしました。
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by junk_2004jp | 2008-08-09 00:57 | MPS | Comments(7)
2008年 07月 03日

トリガーポイントブロックは急性痛に対してこれだけ効く!

症例はいくつでもありますが、最近の4例を提示します。

筋骨格系の痛みやしびれを診る医師にとって、MPS(筋筋膜性疼痛症候群)の概念は絶対必要です。

医師は診断しなくてはいけないし、説明しなくてはいけないし、また治療しなくてはいけないのです。それも短時間で。
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b0052170_8212577.jpg①Aさん(20歳代、男性)は調理のしごとです。約2Wまえより、右頚~上肢にかけて痛みがあり、小指側の3本がしびれています。握力も落ちています。

ある病院で頚のヘルニアの可能性があるといわれ手術も念頭に治療をしていますがよくなる気配がありません。

友人(手根管症候群といわれていた)が当院で治療を受けよかったそうで、当院を受診しました。

「仕事でどういう動作をすることが多いのですか?」
「右腕でフライパンを振ることをやっています。」
「それが原因でしょう。」





b0052170_8295970.jpgということで、小胸筋と、前腕屈筋に調べましたら強い圧痛がありました。そこにトリガーポイントブロックをしましたところたちどころに痛みやしびれが取れて力も入るようになりました

レントゲンもMRIもなにも撮りませんでした。小胸筋や前腕屈筋のMPSだったのです。フライパンの仕事が原因だったのでしょう。

「診断は確定したと思います。今後の仕事との兼ね合いをどうするかはよく考えてみましょうね。」

小胸筋は大胸筋と共に、美容師など腕を挙げた位置の仕事で傷めることが多い。赤ちゃんをだっこしているお母さんは今みてきました。すぐになおりましたよ。小指側がしびれるんです。

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b0052170_12365321.jpg②Bさん(30歳代、男性)は6月27日の朝起きたときより、右肩~上肢にかけて痛みがはしる。夕方になると腕が挙がらない。30日、痛みは軽減するもしびれが強くなる。握力がない。中指が特にしびれている。1日受診。

「お仕事は痛みの起きる前日はどのようなことをしましたか?」
「おおきなネジを締めるようなことをしました。」
「ドライバーではなくて、腕全体を使うような仕事ですね。」
「はい」

棘下筋と前腕伸筋に強い圧痛がありましたので、トリガーポイントブロックをしましたら、すぐにしびれが取れて握力ももどりました。
これらの筋肉のMPSだったのです。レントゲンやMRIは撮りませんでした。消炎鎮痛剤を3日分処方しました。








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b0052170_13143483.jpg③Cさん(60歳代、女性)は昨日から、右の股関節部の痛みで跛行を呈しています。

「3日前、引っ越しの手伝いでタンスを運びました。昨日あたりから右の股関節部が痛くなりました。」

2ヶ所の圧痛点をブロックするとすぐに痛みがとれて跛行もなくなりました。モーラステープを貼りました。

















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b0052170_135411.jpg④Dさん(70歳代、男性)は2W前、脚立にのって木の剪定をしました。翌日より、右の臀部~下肢にかけて痛みが生じ、歩行がしずらくなりました。

すぐに当院にきて、小臀筋や前脛骨筋のトリガーポイントブロックをしましたら、すぐにお尻の痛みはとれました。現在は普通にあるかれますが、前脛骨筋部に軽度の痛み(しびれ)が残っています。




ここに挙げた症例はめずらしくはありません。開業医はだいたいこのような急性痛をみていることが多いのです。

注射は一時押さえだとか、体によくないとか、トリガーポイントブロックはエビデンスがないとか言われることがあります。

結局、MPSの概念がないのです。筋肉が急にスパズムを起こしているのですから、それを解除してやればいいのです。

私は保険診療の枠内、時間的制約がありますから、局所麻酔薬を使ってトリガーポイントブロックをすることを得意ワザにしています。

鍼でもいいでしょうし、手技療法でもいいと思います。どんな方法でもいいですから筋肉のスパズムを早く解除してやればいいのです。

しかし、一般的には、頚から手が痺れるといったら、頚のMRIを撮って見当違いなヘルニア説とか、脊柱管狭窄とか言われるものです。

2000円たらずで、正しい知識を得て、早くよくなる人、何十万、何百万使って、手術して迷路にはまる人、この差は多きすぎませんか。

医師に徹底的にMPSの概念を教えるべきなのです。
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by junk_2004jp | 2008-07-03 08:38 | MPS | Comments(6)
2008年 07月 02日

トリガーポイントブロックをしてもらえるところがみつかった!

Aさんは昨年、数日間当院に入院しました。筋痛症(広範囲)です。今日突然電話がかかってきました。

「近くにトリガーポイントを打ってくれる医院が見つかりました。針の太さと薬の名前を教えてください。」

「針の太さは27G(ゲージ)です。薬剤は0.5%メピバカイン(商品名カルボカイン)です。」

しばらくしてから、医院の診察室から電話がありました。

「こちらの先生とちょっとお話をしてください。いま先生にかわりますから・・・」とAさん、
医師「ワンポイントに何CCほど打つんですか?」
私「2~3CCぐらいでしょうか。」

Aさんからお礼のメールがきました。Aさんの承諾を得てあります。

ありがとうございました。m(__)m

施術してもらうまでが大変でしたが何とか投与して頂けました。(T^T)よがった。。はっきり言って、先生に話して頂けなかったらやって頂けなかったと思います。

想定の言葉が返ってきましたよ。

「そんな投与はやったことがない」
「体に危険だ」
「普通はそういうことはやらないものだ。。」等々。

最後に「それで楽になりましたか?」と聞かれたので

「もちろん!!」
「積極的にやって頂ける先生だからこそ県外から口コミでやってくるのだと思います」

先生と話して頂けたことで、私が言っていることが本当だと思ったのか、しぶしぶ。。

でも、指2本分くらいのドーンとした、どでかい注射が1本出てきた時には

「えーーー!! そんなに大きくなかったです」(人の話聞いてます?)
「もっと5mmくらいの一番小さな注射で針も27Gでしたよ。」

「あぁ、、そう。」
「じゃぁ、小さいのに入れ替えて」

(ほっ。おいぉぃ)

本数も8本が限界だというので、痛みの強い順に選んで投与してもらいました。
しかも週に2~3回くらいが限度だと。(出来れば2回)

でも家からバイクで5分くらいと近いところにあるので良かったです。

こっちに帰って来てからも痛みは出ていたけれど**のドクターショッピングにうんざりしてて行く気になれず。。。

でも早く行けばよかった。。。(T^T)8本だけとはいえ、右半身のリラックス。。。
こんなに楽ちんだったかなぁ・・・。

と、投与後はスタスタ診療所を後にしましたよ。

患者のこの姿を見て概念を変えていって欲しいものです。

お医者様って、なんて自己概念が強くて他を聞き入れないんでしょうかねぇ。。。

先生様々です(^^)ノ

どうもありがとうございましたぁ!!!

名前を控えていましたので、ホームページ見て勉強して欲しいですね。

目からうろこをボロボロ落として欲しいです!!


トリガーポイントブロックは最も安全で効果のある鎮痛治療です。局所麻酔剤は0.5%のメピバカインで最大使用量は
100mlです。そんなに使うことはありませんが。

交感神経の緊張を取る、筋肉のスパズムを止める、痛みの伝導を止める、このような作用が期待できます。

これをマスターすれば普段の診療に大いに役立ちます。圧痛点を見つけてそこに注射してやればたいがいはすぐに治ってしまいます、慢性痛以外は。だって、筋骨格系の痛みのほとんどは筋肉のスパズムなんですから。

このような治療に対して、「くせになる」「一時押さえ」という意見がでるものです。

では湿布をするのは?電気をあてるのは?マッサージをするのは?薬をのむのは?

どのような治療をしてもそういう言い方ができます。真の意味で治癒するには、修行をつんで、自分の身体を自分で操ることのできる修行者になる、さとりを開く、ということになるのでしょうか。

それはなかなかできるものではありません。

痛みのメカニズムを知って、不安になったり悲観したりすることなく、どのように対処していくかは患者さんがご自分で判断すべきことでしょう。

明日は急性のMPSにとってトリガーポイントブロックがとても有効だということを書きます。

医師は保険診療の枠内で、短時間で病態説明と治療をやらないと営業困難、という縛りがあることも理解してください。
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by junk_2004jp | 2008-07-02 00:05 | MPS | Comments(17)
2008年 06月 19日

「顎関節症」は絶対に病名を変えるべきだ

まだ我が家にインターネットがなかったころ(つまりいろいろな情報がなかったころ)、顎関節症がそんなに悩んでいる人の多いやっかいなものとは思いもよらなかった。

また歯科で治療しているなんてことも想像だにできなかった。

私のところにも年に数人、数日前より顎が痛くて口が開けにくいといってくる。

圧痛点をみつけて、27Gの注射針で1mlほどの局所麻酔を注射してやると、その場で治ってしまう。尤も、私のところを受診する患者さんは急性痛ばかりなのだが。

私の娘もそんなことがあった。咬筋か、翼突筋あたりの筋痛症だと思っている。たいてい朝起きたら口が開かないという。

何か、寝ているときに、歯ぎしりをしたり、噛みしめたり、顎が変な動きをしているのだろうと思った。私はやっかいな病気とは思えなかった。

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かみ合わせが悪いからとか、関節半月板が悪いからとかいうのを聞くがそんなことがあるはずがない。

もしそうなら、圧倒的に高齢者に多いはずなのだが、ほとんどは若い人だ。またある日突然に発症するということも急にかみ合わせ異常がおきるということもないだろうに。

「顎関節症」という病名が問題を複雑にしているように思う。

五十肩の顎版と思えばいい。だから、「はたち顎」でもよいわけだw。20~30才代に多いよね。

五十肩だってはやく治療すればすぐ治るがこじれると難治になってしまう。

筋痛が先にありきなんだ。

筋痛を放置するために、左右のアンバランスが生じ、かみ合わせがうまくいかなくなるのだろう。またそのために半月板が悪くなったりもするのだろう。

それらは原因ではなくて筋痛の結果なのだ。

健常者でも半月板が悪くなっている人は相当数いるものと想像する。(膝の半月板と同じ理由

かみ合わせにこだわるようになると、それは大変だ。歯を削る、抜く、それでもだめという神経症状態になってしまう。

半月板の手術なんかは必要ないどころかかえってMPSを生じさせる危険さえある。

病名を変えるべきなのだ。

顎単発の場合のほかに、頚の筋痛症に引き続いて起きることもある。線維筋痛症の一症状となっているわけだ。

「顎筋痛症」「顎関節周囲炎」「はたち顎」・・・・名前を変えるだけでどれだけの人に恩恵があることだろうか。
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by junk_2004jp | 2008-06-19 08:00 | MPS | Comments(4)
2008年 06月 17日

厚労省さん、医療費を抑えたかったらMPSを医師に徹底的に教えることだ

頑張ってよかった

もし、MPSを多くの医師が理解できたら筋骨格系の痛みの医療費は今の何%ぐらいになるだろうか?半分?いやもっと少なくできるかもしれない。

私のところに来る患者さんはたくさんのレントゲンやMRIを持っていらっしゃる。何回もとるわけだ。レントゲンでは4方向+機能撮影のものもある。

それで治せないというか、間違った診断をしている。無駄な手術をしてかえって悪化さえしている。そしてまた、経過観察で定期的にMRI。

「何でそう考えるんだ?」と思うことがいっぱいある。ケイしゃんの書いた症例もそうだ。内転筋、鷲足腱、後脛骨筋に圧痛があるのだが、何でそれが腰からきていると考えるんだ。賢明な患者さんなら整形外科医やペインクリニッシャンの矛盾がすぐに見抜くことができるだろう。

昨日診た症例
下肢のしびれで、脊柱管狭窄症という診断で、固定術を受けるも、術後、腰痛は続く。2年前、転倒で固定した一つ上の椎体を圧迫骨折する。骨折は治癒したが、腰痛は悪化。

骨折+MPS(骨折と同時に生じた)

骨折の治療とMPSの治療は別問題として同時に行うべきだ。でないと、骨折が治っても痛みが続くことがある。骨折の治療といっても普通は安静だけなのだが。

トリガーポイントのよい適応だ。早期から行うべきなのだ。圧痛点をねらうべきなのだ。圧迫骨折をした所をねらっても効かない。


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第五中足骨骨折(捻挫をして骨折するところです。頻繁にあります)

b0052170_12283341.jpg骨折の治療と同時に、骨折によって生じた生理的変化(浮腫、痛み)の治療を並行して行うべきです。

骨折に対しては弾力包帯固定、軽度の免荷。

浮腫、痛みに対しては局所麻酔の局注を数回連続して行う。

注射をいやがる患者さんを説得して行いました。受傷9日目には念願のバス旅行に行ってこられました。それも杖なしです。

おみやげに味噌せんべいをいただきました。浮腫も痛みもほとんどありませんでした。

同じころ捻挫した方は休日だったので、ある病院でレントゲンを撮り、骨折はないということで、湿布をしていましたが、腫れや痛みが引かないということで1W後に診せにいらっしゃいました。

骨折をした方が痛みも腫れもほとんどなくなっているのです。

でも、このような注射は骨折という病名では保険が通らなくてレセプトが戻ってきます。それで、骨折という病名のほかに、足の筋筋膜性疼痛という病名を追加しています。

一方、この骨折に対してギプス固定をしたらどうなると思いますか。きっと治癒にはうんと時間がかかるものと思います。でもこれは保険が通るのです。
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by junk_2004jp | 2008-06-17 07:51 | MPS | Comments(2)
2008年 06月 01日

筋痛症はいろんなタイプがあります

筋骨格系の痛みのほとんどは筋痛症なのだ。

ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、椎間板症、すべり症、分離症、椎間関節症、変形性関節症、変形性脊椎症、梨状筋症候群、頚肩腕症候群、腱鞘炎・・・・・

いろいろな病名で言われている筋骨格系の痛みの本態は筋痛症なのだ。ここのところをしっかりと理解しないと、誤診により無駄な治療、危険な治療にふりまわされ深みにはまっていくことがある。

手術を繰り返し、不必要な生活指導により、人生の質が大きく変わってしまうことがある。仕事を制限されたり、趣味を制限されたり、中には生まれてくる命さえも制限されたるする。

一口に筋痛症といっても本当に症状はバラエティーに富んでいる。

一人の人に幾種類もの筋痛症が混在することもしばしばある。慢性の腰痛に急性の肩痛などのように。

線維筋痛症(FM)なのか筋筋膜性疼痛症候群(MPS)なのか、どっちでもいいような気もする。

ある医師により、線維筋痛症と診断されていても、私には「うつ状態に伴ったMPS」とみえることもある。どちらが正解かなんてどれだけ議論したところで、結論はでないであろう。

ある人は右腰痛から始まって、右下肢、右頚、右上肢と3ヶ月で痛みが広がっていった。右半身の筋肉はコリコリになっているが、左半身は全く正常だ。

動いていると楽なのだが休むと痛い人、その逆で休んでいるときは痛くないのだが、動くと痛い人。

トリガーポイントブロックを繰り返してやると、コリコリ筋(なまこ状)が柔らかくなってくる。コリコリ筋を耕しているような感じだ。

心理・社会的背景の強い感じの人もいれば、案外そうでもない人もいる。

筋痛症まではわかるのだが、それを敢えて分類してみたところで患者さんにとってはあまり意味のないことかもしれない。学問的な意味はあったとしても。

急性のMPSと慢性化したMPSでは治療も違ってくる。心理・社会的要因の度合い、痛みの広がり、随伴症状、コリコリ筋の具合などなどによってもかわってくるだろう。

私にとってはFMでもMPSでもCMP(慢性筋筋膜性疼痛)でもそれにこだわって治療することはない。いつもその患者さんに合ったオーダーメイドの治療をしているつもりだ。

治療にこうでないとならないということはない。TMSのサーノ博士のように、一切の身体的治療を否定して、深層心理に潜む抑圧された感情を見つめるだけで治る人もいるだろうが、皆がそれでよくなるわけではない。それで治る人はもちろんそれでいいのだ(バカボンのパパ風にw)。

抗うつ薬がとても効く人がいる。うつ状態に伴った筋痛症ということだろう。このように治療的診断をする以外にないように思っている。

筋痛症の症状は刻々変わってくる。出世魚の名前のように。

病名はお好きなものを選んでもらっていい。診断書に書く病名は患者さんと相談している。
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by junk_2004jp | 2008-06-01 01:26 | MPS | Comments(3)
2008年 05月 23日

MPSという言葉はもう使われないそうだ

http://www.sover.net/~devstar/

NOTE: New Nomenclature (新しい命名法)

All material written by me after October 1, 2007, will have the following changes in
nomenclature.
2007年10月1日以後私によって書かれるすべての資料には、命名法に以下の変化があります。

I regret any confusion caused by this change, but deem it necessary due to the changes in our current understanding of the conditions involved.
この名称の変化による混乱は残念だが、最新の知見からみてもこの変化は必要なことと思う。

The abbreviation for myofascial trigger point, "TrP," is replaced by "MTP."
myofascial trigger point の省略形は”TrP"から"MTP"になる。

The term Myofascial Pain Syndrome (MPS) will no longer be used, as current
research shows it is not a syndrome but a true myopathy, and thus a true disease.

MPSという言葉はもう使われない。最近の研究によると、それは症候群ではなくて、筋肉の病態であって、真の病気であるということが分かってきたからだ。

There are acute MTPs and chronic myofascial pain (CMP) due to MTPs. Where
applicable, CMP will be separated into CMP Stage 1 (without central sensitization)
and CMP Stage 2 (with central sensitization).
筋筋膜トリガーポイントによる、急性のMTPsと慢性の筋筋膜性疼痛(CMP)がある。CMPはさらにステージ1とステージ2に分類される。ステージ1は中枢性痛覚過敏がなく、ステージ2は中枢性痛覚過敏がある。
Fibromyalgia (FM) will replace the former term fibromyalgia syndrome (FMS).
線維筋痛症(FM)は線維筋痛症候群(FMS)に変わります。



筋筋膜性疼痛症候群(MPS)は症候群ではなくて筋筋膜性疼痛(症)になり、それには急性と慢性があり、慢性のものは中枢性感作のあるものとないものとがある。

線維筋痛症は症候群とういう表現が妥当で線維筋痛症候群(FMS)にする。その症候群の内容は「慢性疲労、睡眠障害、頻尿、ドライアイ、口乾燥、しびれ、冷感、過敏性腸炎 不安感、抑うつ、焦燥感など」


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http://www.immunesupport.com/library/showarticle.cfm?ID=2548&t=CFIDS_FM

CONCLUSION: FM and MPS are two different clinical conditions that require different treatment plans.
結論:線維筋痛症(FM)と筋筋膜性疼痛症候群(MPS)は2つの異なった臨床状態だ。だから異なった治療計画が必要とされる。

FM is a systemic disease process, apparently caused by dysfunction of the limbic
system and/or neuroendocrine axis.
FMは全体的な病気プロセスで、明らかに辺縁系や神経内分泌系の機能障害に起因する。

It often requires a multidisciplinary treatment approach including psychotherapy, low dose antidepressant medication and a moderate exercise program.
それは、しばしば精神療法、低用量抗うつ薬、軽い運動プログラムなどを含む多角的専門的治療が必要だ。

MPS is a condition that arises from the referred pain and muscle dysfunction caused by TrPs, which often respond to manual treatment methods such as ischemic
compression and various specific stretching techniques.
MPSはTrPsに起因する関連痛と筋肉機能不全に起因する状態だ。そしてそれは指圧やいろいろなストレッチ法などの手技療法にしばしばよく反応する。

Both of these conditions are seen routinely in chiropractic offices; therefore, it is
important for field practitioners to understand these distinctions.
これら2つはカイロプラクティック・オフィスでよく見られるものだ。だから、これらの違い理解することは重要だ。


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by junk_2004jp | 2008-05-23 20:00 | MPS | Comments(15)
2008年 04月 27日

トリガーポイント

トリガーポイントについての説明

トリガーポイントの探し方についての質問

関節症に対する筋肉へのアプローチの有効性
関節が痛いといっても隙間が痛いわけでもないし、関節軟骨に神経があるわけでもない。関節という複合体のどのユニットから痛みが出ているのかというとほとんどが筋肉からなのです。時に滑膜という関節粘膜が炎症を起こして痛みを発することがあります。これも筋痛のために二次的なことが多いものです。

変形性膝関節症はまず筋肉のこわばり痛みがありきで、二次的に軟骨障害がおきると考えたほうがいいと思います。

顎関節症は咬筋などのspasmです。


___________________

腰椎椎間板ヘルニア

健康21 46 腰痛と椎間板ヘルニア その1

____________________

ヘルニアとトリガーポイントで揺れ動く心

http://sky.ap.teacup.com/applet/mike-st/archive?b=15

私のHPを参考にしていらっしゃいますので、ここで引用させていただきます。いろいろお考えのようですね。

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ぎっくり腰でヘルニアが生じたのかもしれませんが、以前からあったのかもしれません。ヘルニアになったから痛いのではなくて、

・急に筋肉のspasmが生じた
・ヘルニアが生じた

この二つが同時に生じたとみるのが正解でしょう。

神経を圧迫したところで痛みやしびれは生じません。

トリガーポイントを見つけることはそんなに難しいことではないです。トリガーポイントをヘルニアで説明することはできません。できるのなら私がしています。

このだれでもすぐに分かる、筋肉のコリコリ、強い圧痛、ひびき、について説明している医師をみたことがありますか?これについて説明しない医師は問題外ですよ。そう思いませんか。

痛覚が過敏になったポイントなのです。飛び上がるほど痛いのでジャンプサインといいます。
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by junk_2004jp | 2008-04-27 08:29 | MPS | Comments(1)
2008年 04月 23日

ほんとうかな~伝承医学:神経が傷ついた?神経が圧迫された?

神経が傷ついたのならCRPSタイプ2だ。

神経圧迫だけでは痛みは起きず神経根炎が起きると痛みが生じるといいうじゃないですか~。一方脊柱管狭窄症では背骨を後屈すると脊柱管が狭くなって痛みが生じるというじゃないですか~。そのときそのときで、いったい神経根の炎症なのか圧迫なのか生理学的にはどうなんだ。そのどちらも違ってるんだけどw。

日本脊椎脊髄病学会

      脊椎脊髄疾患

手足のしびれ感:
手足のシビレは脊髄の病気や坐骨神経痛で発生します。脊髄や末梢神経が傷ついておきる現象です。

頚椎症、後縦靭帯骨化症や脊髄腫瘍、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などでは、脊髄や坐骨神経が圧迫されてシビレ感や感覚障害が発生するので、脊椎脊髄病専門の整形外科的診断と治療が必要です。肘や手関節部で神経が痛んでシビレがおきる場合(絞扼性神経症)も同じです。

下肢痛:
神経根と呼ばれる神経が傷ついた時に下肢に痛みが生じることがあります。

上肢痛:
頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、後縦靭帯骨化症などの頚椎の病気が原因で頚の神経根(脊髄から出た神経の枝)が圧迫され、上肢の痛みを生じることがあります。この場合、頚を後ろに反らせたり、左右どちらかに傾けることにより症状が悪化する場合があり、肩甲骨の内側に痛みが走ることもあります。

腰椎椎間板ヘルニア:
突出した椎間板が神経を押さえると下肢に痛みが生じることがあります。

頚椎椎間板ヘルニア:
神経根(神経の枝)を圧迫することにより、片側の頚部、肩から肩甲骨の痛みやしびれ感、上肢への放散痛や筋力低下を生じます。

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by junk_2004jp | 2008-04-23 20:54 | MPS | Comments(6)
2008年 04月 22日

トリガーポイントブロックのEBMはできるはずがありません

トリガーポイントブロックはEBMがないから効果がないということはありません。それについて大規模な比較試験が行われていないということだけなのです。

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これは今年の整形外科学術集会の抄録集です。かなり分厚いですね。さらさらと見ましたが、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)についての発表はありませんでした。たぶん昨年もなかったと思います。

筋骨格系の痛みのほとんどがMPSだということは私のこのブログや掲示板でももう十分お分かりのことと思いますが、それについての研究発表は0なのです。

あいかわらずヘルニアの手術や脊柱管狭窄症の手術の成績についてのものです。その痛みのメカニズムの理論は到底受け入れることができるものではありません。

突っ込みどころ満載なわけです。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/ATT08/pad/interview/200804/506039.html
── 各々治療法は確立しています。

菊地:そうですね。PADと腰部脊柱管狭窄は、先ほど言いましたように姿勢要素で鑑別ができますが、最終的な確認は、神経根ブロックで分かります。神経根型は、通常、1本の神経根が圧迫されて痛みが起きていますから、神経根ブロックによって痛みが消えれば神経根型といえるわけです。


末梢血管障害(PAD)と脊柱管狭窄症の鑑別診断を述べています。神経根ブロックで痛みが消えない人よくいらっしゃいますね。で、PADでもない。じゃあ一体なになのか。

神経根ブロックで痛みが取れないから手術、というのも聞きますね。神経根ブロックが効かないから神経根型とは診断できないわけですよね。ということは手術をしてはいけない・・・。

このような整形外科医がほとんどなのですから、TpBなんて効かないと思うのも無理もないことなのです。

患者さんにしても思い込みの強いタイプならば、MRIを見せられて、権威に診断されればもうそれでちょっとのことではよくならないかもしれません。

本当にEBMがほしいなら、診断せずに、MRIを見せずに治療すべきなのです。
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by junk_2004jp | 2008-04-22 18:11 | MPS | Comments(3)