心療整形外科

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カテゴリ:MPS( 187 )


2009年 01月 24日

本を読んで

勘違いしていませんか?

ほぼ毎日、数件のお問い合わせがあります。

神奈川の80歳代の男性から電話がありました。

「先生の本を読んだら、元気がでてきてよくなってきました。」というようなことでした。脊柱管狭窄症という診断でしたが、筋肉の痙攣痛なんだと分かって、なるほどそうだわと腑に落ちたのです。

それで、

「うちの近くには整骨院がたくさんあるのですが、3軒の整骨院に本を持って行って、院長にいったのですが、誰一人、興味を示してくれませんでした。」

というようなことで軽く憤慨していらっしゃいました。

整骨院でトリガーポイントブロックはできませんので興味を示されなかったのでしょうか。

私の言いたいのは痛みの本態は筋肉の痛み(筋性疼痛、筋肉のスパズム)であって、脊柱管の狭窄やヘルニアのせいではないということなんです。

それをどのようにして治そうが自由なんです。催眠術で治したっていいんです。マッサージ、電気、鍼灸、指圧、カイロ、ストレッチ、時間、費用、好き嫌いいろいろあるでしょう。

痛みの原因が脊柱管狭窄やヘルニアのせいというのは、生理学では矛盾していて「トンでも説」といってもいい。それが真実なら、整骨院で治るはずがないですね。整骨院で脊柱管が広くなるわけでも、ヘルニアがへこむわけもないのです。
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by junk_2004jp | 2009-01-24 20:26 | MPS | Comments(8)
2009年 01月 16日

PTから本の感想のメール

了解済みです。

Physio(フィジオ)
はじめまして。私は滋賀県で独立して痛みにアプローチしている理学療法士です。私も先生と同じようにMPSにたいしてアプローチしています。

TPに対してはストレインカウンターストレインや筋膜リリース、PIRなどの徒手医学を用いて治療しています。

理学療法の世界でも痛みに着目した取り組みは浅く、どうしても医師の指示のもとという法的な問題もありますので医療機関では十分に発展してこなかったような経緯があるように思います。

そのようなしがらみから抜け出して患者さんの痛みや社会生活を1日でも早く取り戻す為に3年前に起業しました。

今回、先生の著書「TPBで腰痛は治る」を読ませていただきメールさせていただきました。世の中に筋肉などの軟部組織に着目して診察されている医師が増えていくことは理学療法士と医師との意思疎通を大きく飛躍させるのではないかと思います。

書籍の内容は、一番大切な患者さんにわかりやすく書いてあり、彼らをエンパワーメントさせることのできる素晴らしい仕上がりで感銘を受けました。うちのオフィスにもおかせていただきます。

医師が行うTPBだけでなく、理学療法士が行うTP罹患筋に対する徒手療法でも誤診され効果のない害のある治療を続けてこられた患者さんはよくなっていかれます。

1年以上、SCS(脊柱管狭窄症)という診断名で腰部にブロック注射などを続けてきた元看護婦長さんが口コミで当オフィスにこられましたが下腿三頭筋を主としたTPへの徒手療法でその場で改善され『魔法のようだ』とおっしゃっていました。

MPSや画像診断を偏重し触らない診断に対する問題を話すと、『そういえば前方固定術や椎弓切除術などの大きな手術をしたにも関わらず多くの患者さんはその後も外来通院を続けていたのを思い出した。今日はとてもよい勉強になりました』と帰っていかれました。

今後も先生のHPなども通じて勉強を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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by junk_2004jp | 2009-01-16 20:24 | MPS | Comments(2)
2009年 01月 10日

もうこんな診療はやめようじゃないか

ぎっくり腰の人が昨日ある病院へいったらMRIを撮り、「ぎっくり腰です」といわれ、薬とシップをもらいましたが、痛みが取れず当院を受診されました。ぎっくり腰は筋肉の急激な痙攣です。いくつかの圧痛点に局所麻酔を注射しましたらよくなりました。

膝痛で関節鏡で手術を受けたがよくならない高齢の男性。内側広筋などにトリガーポイントブロックをしたら、急によくなって感激してお帰りになりました。

急性の頚痛、上肢のしびれの方、本日2人みました。レントゲンもMRIもいらないのです。トリガーポイントブロックをしたら、その場で改善しました。理論的推理では筋痛症しかないのです。

心療内科で抗うつ薬、抗不安薬を処方されている女性。ある整形外科を受診。頚、背中の痛み、MRIでヘルニアあり、手術を勧められる。こんなバカなことが行われているのが現状なのです。説明とトリガーポイントブロックで症状改善する。

診療報酬の適切な配分を!

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これは私が今つくった「筋痛症リボン」です。ピンクが筋肉、グレーが脳をあらわしています。

乳がん撲滅のピンクリボンのパクリです(笑)。

私は慢性の筋痛症を持っています。
先生、筋痛症を診てください。
筋痛症について知識を深めてください。
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by junk_2004jp | 2009-01-10 22:43 | MPS | Comments(11)
2008年 12月 31日

筋痛症(筋性疼痛)

今年もたくさんの筋痛症の患者さんを診させていただきました。

補償問題がからんでいようがいまいが、たぶんそういうことに関係なく筋痛症は発生し、慢性化することがあるように思えました。

わずかな外力で発生し、人を悩ませるので、医師は補償問題がからんでいるかのように思う人もいるのだろう。

痛みのあるところをよーく見てごらんなさい。たぶん健側と違ってみえることでしょう。

痛みのあるところをさわったり、押さえたりしてみてください。健側と違う印象でしょう。

わずかな外力、不意の外力(転倒、むちうち、矯正ひねりなど)、繰り返す単純作業、無理な運動、労働・・・これらのことがきっかけとなって、なかなか治らない筋痛症に発展してしまうという事実があります。

いかにそれを未然に防ぐか、いかに広がっていくのを防ぐか、慢性化したものに対してどのように対処すべきか、これらが課題です。
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by junk_2004jp | 2008-12-31 23:06 | MPS | Comments(11)
2008年 08月 21日

医学界の不思議

基礎、臨床を通して「筋肉」に関する研究会や学会がないようだ。

http://www.umin.ac.jp/ac/

「日本筋痛症学会」こんなのがあってもよさそうなのだが。登録商標に出願しておこうかな。

これはとても不思議なことだ。筋骨格系の痛みのほとんどは筋痛症であって、多くの人がこれに悩んでいるにもかかわらず、医師には筋痛症という概念が抜け落ちてしまっているのだ。

海外では、International MYOPAIN Societyというのがある。

いろんな学会があるのになぜ最も多い疾患と思われる筋痛症の学会がないのだろうか?筋肉を軽視しているのだろうか。

筋肉は痛くならないとでも思っているのだろうか、あるいは痛くなってもほおっておいても治るとでも思っているのだろうか?

筋痛症(myo-pain)を勉強すれば筋骨格系の痛みやしびれはほとんど理解することができる。

ヘルニア、脊柱管狭窄症、顎関節症、変形性関節症、腰椎すべり症、椎間板症、椎間関節症、五十肩、坐骨神経痛、緊張型頭痛、テニス肘、腱鞘炎などの痛みの本態は筋痛症なのだ。

筋痛症が理解できれば無駄な検査や手術を避けられる。

従来の医師の説明には矛盾が多すぎる。そろそろインターネットのおかげでその矛盾に気づいた人もでてきた。
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by junk_2004jp | 2008-08-21 02:07 | MPS | Comments(4)
2008年 08月 09日

指圧の小技

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腸腰筋を押圧しています。患者さんが「痛気持ちよい」と感じる重さです。この場合は5kg重。
左手は鉄アレイをささえているだけですので疲れません。

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100円均一で買った工作材料(丸形450mm直径36mm)ハムストリング筋を押し伸ばしています。麺を作る要領でしょうか。患者さんが痛キモと感じる程度の圧力です。

サランラップの芯、ファックス用紙の芯も下肢には利用できそうです。

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気持ちいいそうです。ずーんと感じるポイントに約1分間やりました。

子供の時、お祖父さんの腰を踏まされたのを思いだしました。
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by junk_2004jp | 2008-08-09 00:57 | MPS | Comments(7)
2008年 07月 03日

トリガーポイントブロックは急性痛に対してこれだけ効く!

症例はいくつでもありますが、最近の4例を提示します。

筋骨格系の痛みやしびれを診る医師にとって、MPS(筋筋膜性疼痛症候群)の概念は絶対必要です。

医師は診断しなくてはいけないし、説明しなくてはいけないし、また治療しなくてはいけないのです。それも短時間で。
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b0052170_8212577.jpg①Aさん(20歳代、男性)は調理のしごとです。約2Wまえより、右頚~上肢にかけて痛みがあり、小指側の3本がしびれています。握力も落ちています。

ある病院で頚のヘルニアの可能性があるといわれ手術も念頭に治療をしていますがよくなる気配がありません。

友人(手根管症候群といわれていた)が当院で治療を受けよかったそうで、当院を受診しました。

「仕事でどういう動作をすることが多いのですか?」
「右腕でフライパンを振ることをやっています。」
「それが原因でしょう。」





b0052170_8295970.jpgということで、小胸筋と、前腕屈筋に調べましたら強い圧痛がありました。そこにトリガーポイントブロックをしましたところたちどころに痛みやしびれが取れて力も入るようになりました

レントゲンもMRIもなにも撮りませんでした。小胸筋や前腕屈筋のMPSだったのです。フライパンの仕事が原因だったのでしょう。

「診断は確定したと思います。今後の仕事との兼ね合いをどうするかはよく考えてみましょうね。」

小胸筋は大胸筋と共に、美容師など腕を挙げた位置の仕事で傷めることが多い。赤ちゃんをだっこしているお母さんは今みてきました。すぐになおりましたよ。小指側がしびれるんです。

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b0052170_12365321.jpg②Bさん(30歳代、男性)は6月27日の朝起きたときより、右肩~上肢にかけて痛みがはしる。夕方になると腕が挙がらない。30日、痛みは軽減するもしびれが強くなる。握力がない。中指が特にしびれている。1日受診。

「お仕事は痛みの起きる前日はどのようなことをしましたか?」
「おおきなネジを締めるようなことをしました。」
「ドライバーではなくて、腕全体を使うような仕事ですね。」
「はい」

棘下筋と前腕伸筋に強い圧痛がありましたので、トリガーポイントブロックをしましたら、すぐにしびれが取れて握力ももどりました。
これらの筋肉のMPSだったのです。レントゲンやMRIは撮りませんでした。消炎鎮痛剤を3日分処方しました。








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b0052170_13143483.jpg③Cさん(60歳代、女性)は昨日から、右の股関節部の痛みで跛行を呈しています。

「3日前、引っ越しの手伝いでタンスを運びました。昨日あたりから右の股関節部が痛くなりました。」

2ヶ所の圧痛点をブロックするとすぐに痛みがとれて跛行もなくなりました。モーラステープを貼りました。

















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b0052170_135411.jpg④Dさん(70歳代、男性)は2W前、脚立にのって木の剪定をしました。翌日より、右の臀部~下肢にかけて痛みが生じ、歩行がしずらくなりました。

すぐに当院にきて、小臀筋や前脛骨筋のトリガーポイントブロックをしましたら、すぐにお尻の痛みはとれました。現在は普通にあるかれますが、前脛骨筋部に軽度の痛み(しびれ)が残っています。




ここに挙げた症例はめずらしくはありません。開業医はだいたいこのような急性痛をみていることが多いのです。

注射は一時押さえだとか、体によくないとか、トリガーポイントブロックはエビデンスがないとか言われることがあります。

結局、MPSの概念がないのです。筋肉が急にスパズムを起こしているのですから、それを解除してやればいいのです。

私は保険診療の枠内、時間的制約がありますから、局所麻酔薬を使ってトリガーポイントブロックをすることを得意ワザにしています。

鍼でもいいでしょうし、手技療法でもいいと思います。どんな方法でもいいですから筋肉のスパズムを早く解除してやればいいのです。

しかし、一般的には、頚から手が痺れるといったら、頚のMRIを撮って見当違いなヘルニア説とか、脊柱管狭窄とか言われるものです。

2000円たらずで、正しい知識を得て、早くよくなる人、何十万、何百万使って、手術して迷路にはまる人、この差は多きすぎませんか。

医師に徹底的にMPSの概念を教えるべきなのです。
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by junk_2004jp | 2008-07-03 08:38 | MPS | Comments(6)
2008年 07月 02日

トリガーポイントブロックをしてもらえるところがみつかった!

Aさんは昨年、数日間当院に入院しました。筋痛症(広範囲)です。今日突然電話がかかってきました。

「近くにトリガーポイントを打ってくれる医院が見つかりました。針の太さと薬の名前を教えてください。」

「針の太さは27G(ゲージ)です。薬剤は0.5%メピバカイン(商品名カルボカイン)です。」

しばらくしてから、医院の診察室から電話がありました。

「こちらの先生とちょっとお話をしてください。いま先生にかわりますから・・・」とAさん、
医師「ワンポイントに何CCほど打つんですか?」
私「2~3CCぐらいでしょうか。」

Aさんからお礼のメールがきました。Aさんの承諾を得てあります。

ありがとうございました。m(__)m

施術してもらうまでが大変でしたが何とか投与して頂けました。(T^T)よがった。。はっきり言って、先生に話して頂けなかったらやって頂けなかったと思います。

想定の言葉が返ってきましたよ。

「そんな投与はやったことがない」
「体に危険だ」
「普通はそういうことはやらないものだ。。」等々。

最後に「それで楽になりましたか?」と聞かれたので

「もちろん!!」
「積極的にやって頂ける先生だからこそ県外から口コミでやってくるのだと思います」

先生と話して頂けたことで、私が言っていることが本当だと思ったのか、しぶしぶ。。

でも、指2本分くらいのドーンとした、どでかい注射が1本出てきた時には

「えーーー!! そんなに大きくなかったです」(人の話聞いてます?)
「もっと5mmくらいの一番小さな注射で針も27Gでしたよ。」

「あぁ、、そう。」
「じゃぁ、小さいのに入れ替えて」

(ほっ。おいぉぃ)

本数も8本が限界だというので、痛みの強い順に選んで投与してもらいました。
しかも週に2~3回くらいが限度だと。(出来れば2回)

でも家からバイクで5分くらいと近いところにあるので良かったです。

こっちに帰って来てからも痛みは出ていたけれど**のドクターショッピングにうんざりしてて行く気になれず。。。

でも早く行けばよかった。。。(T^T)8本だけとはいえ、右半身のリラックス。。。
こんなに楽ちんだったかなぁ・・・。

と、投与後はスタスタ診療所を後にしましたよ。

患者のこの姿を見て概念を変えていって欲しいものです。

お医者様って、なんて自己概念が強くて他を聞き入れないんでしょうかねぇ。。。

先生様々です(^^)ノ

どうもありがとうございましたぁ!!!

名前を控えていましたので、ホームページ見て勉強して欲しいですね。

目からうろこをボロボロ落として欲しいです!!


トリガーポイントブロックは最も安全で効果のある鎮痛治療です。局所麻酔剤は0.5%のメピバカインで最大使用量は
100mlです。そんなに使うことはありませんが。

交感神経の緊張を取る、筋肉のスパズムを止める、痛みの伝導を止める、このような作用が期待できます。

これをマスターすれば普段の診療に大いに役立ちます。圧痛点を見つけてそこに注射してやればたいがいはすぐに治ってしまいます、慢性痛以外は。だって、筋骨格系の痛みのほとんどは筋肉のスパズムなんですから。

このような治療に対して、「くせになる」「一時押さえ」という意見がでるものです。

では湿布をするのは?電気をあてるのは?マッサージをするのは?薬をのむのは?

どのような治療をしてもそういう言い方ができます。真の意味で治癒するには、修行をつんで、自分の身体を自分で操ることのできる修行者になる、さとりを開く、ということになるのでしょうか。

それはなかなかできるものではありません。

痛みのメカニズムを知って、不安になったり悲観したりすることなく、どのように対処していくかは患者さんがご自分で判断すべきことでしょう。

明日は急性のMPSにとってトリガーポイントブロックがとても有効だということを書きます。

医師は保険診療の枠内で、短時間で病態説明と治療をやらないと営業困難、という縛りがあることも理解してください。
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by junk_2004jp | 2008-07-02 00:05 | MPS | Comments(17)
2008年 06月 19日

「顎関節症」は絶対に病名を変えるべきだ

まだ我が家にインターネットがなかったころ(つまりいろいろな情報がなかったころ)、顎関節症がそんなに悩んでいる人の多いやっかいなものとは思いもよらなかった。

また歯科で治療しているなんてことも想像だにできなかった。

私のところにも年に数人、数日前より顎が痛くて口が開けにくいといってくる。

圧痛点をみつけて、27Gの注射針で1mlほどの局所麻酔を注射してやると、その場で治ってしまう。尤も、私のところを受診する患者さんは急性痛ばかりなのだが。

私の娘もそんなことがあった。咬筋か、翼突筋あたりの筋痛症だと思っている。たいてい朝起きたら口が開かないという。

何か、寝ているときに、歯ぎしりをしたり、噛みしめたり、顎が変な動きをしているのだろうと思った。私はやっかいな病気とは思えなかった。

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かみ合わせが悪いからとか、関節半月板が悪いからとかいうのを聞くがそんなことがあるはずがない。

もしそうなら、圧倒的に高齢者に多いはずなのだが、ほとんどは若い人だ。またある日突然に発症するということも急にかみ合わせ異常がおきるということもないだろうに。

「顎関節症」という病名が問題を複雑にしているように思う。

五十肩の顎版と思えばいい。だから、「はたち顎」でもよいわけだw。20~30才代に多いよね。

五十肩だってはやく治療すればすぐ治るがこじれると難治になってしまう。

筋痛が先にありきなんだ。

筋痛を放置するために、左右のアンバランスが生じ、かみ合わせがうまくいかなくなるのだろう。またそのために半月板が悪くなったりもするのだろう。

それらは原因ではなくて筋痛の結果なのだ。

健常者でも半月板が悪くなっている人は相当数いるものと想像する。(膝の半月板と同じ理由

かみ合わせにこだわるようになると、それは大変だ。歯を削る、抜く、それでもだめという神経症状態になってしまう。

半月板の手術なんかは必要ないどころかかえってMPSを生じさせる危険さえある。

病名を変えるべきなのだ。

顎単発の場合のほかに、頚の筋痛症に引き続いて起きることもある。線維筋痛症の一症状となっているわけだ。

「顎筋痛症」「顎関節周囲炎」「はたち顎」・・・・名前を変えるだけでどれだけの人に恩恵があることだろうか。
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by junk_2004jp | 2008-06-19 08:00 | MPS | Comments(4)
2008年 06月 17日

厚労省さん、医療費を抑えたかったらMPSを医師に徹底的に教えることだ

頑張ってよかった

もし、MPSを多くの医師が理解できたら筋骨格系の痛みの医療費は今の何%ぐらいになるだろうか?半分?いやもっと少なくできるかもしれない。

私のところに来る患者さんはたくさんのレントゲンやMRIを持っていらっしゃる。何回もとるわけだ。レントゲンでは4方向+機能撮影のものもある。

それで治せないというか、間違った診断をしている。無駄な手術をしてかえって悪化さえしている。そしてまた、経過観察で定期的にMRI。

「何でそう考えるんだ?」と思うことがいっぱいある。ケイしゃんの書いた症例もそうだ。内転筋、鷲足腱、後脛骨筋に圧痛があるのだが、何でそれが腰からきていると考えるんだ。賢明な患者さんなら整形外科医やペインクリニッシャンの矛盾がすぐに見抜くことができるだろう。

昨日診た症例
下肢のしびれで、脊柱管狭窄症という診断で、固定術を受けるも、術後、腰痛は続く。2年前、転倒で固定した一つ上の椎体を圧迫骨折する。骨折は治癒したが、腰痛は悪化。

骨折+MPS(骨折と同時に生じた)

骨折の治療とMPSの治療は別問題として同時に行うべきだ。でないと、骨折が治っても痛みが続くことがある。骨折の治療といっても普通は安静だけなのだが。

トリガーポイントのよい適応だ。早期から行うべきなのだ。圧痛点をねらうべきなのだ。圧迫骨折をした所をねらっても効かない。


_________________________

第五中足骨骨折(捻挫をして骨折するところです。頻繁にあります)

b0052170_12283341.jpg骨折の治療と同時に、骨折によって生じた生理的変化(浮腫、痛み)の治療を並行して行うべきです。

骨折に対しては弾力包帯固定、軽度の免荷。

浮腫、痛みに対しては局所麻酔の局注を数回連続して行う。

注射をいやがる患者さんを説得して行いました。受傷9日目には念願のバス旅行に行ってこられました。それも杖なしです。

おみやげに味噌せんべいをいただきました。浮腫も痛みもほとんどありませんでした。

同じころ捻挫した方は休日だったので、ある病院でレントゲンを撮り、骨折はないということで、湿布をしていましたが、腫れや痛みが引かないということで1W後に診せにいらっしゃいました。

骨折をした方が痛みも腫れもほとんどなくなっているのです。

でも、このような注射は骨折という病名では保険が通らなくてレセプトが戻ってきます。それで、骨折という病名のほかに、足の筋筋膜性疼痛という病名を追加しています。

一方、この骨折に対してギプス固定をしたらどうなると思いますか。きっと治癒にはうんと時間がかかるものと思います。でもこれは保険が通るのです。
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by junk_2004jp | 2008-06-17 07:51 | MPS | Comments(2)