心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:線維筋痛症( 54 )


2011年 01月 28日

Fibromyalgia Awareness




疼痛性疾患、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)、線維筋痛症(FM)は地続きの一連の疾患です。

MPSはとても多い疾患です。FMはMPSの最も広範囲に進展したものです。

これらは炎症性疾患ではありません。慢性の炎症性疾患はリウマチ(RA)です。

MPS、FMには除外診断はありません。一つでも圧痛点があればMPSです。

RAに合併したFMやMPSがあります。

痛みを訴えて受診して将来、麻痺になるかもしれないという医師は無知です。

医師はどのような痛みも早く止めて進展を防ぐべきです。

[PR]

by junk_2004jp | 2011-01-28 02:05 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2011年 01月 26日

ある患者さんが持ってこられました。

b0052170_20121819.jpg

[PR]

by junk_2004jp | 2011-01-26 20:12 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2011年 01月 19日

痛みは早期に止めるべし



痛みは条件が悪いと慢性化したり、広範囲に広がっていきます。

ちょうど、たき火のようです。一旦、火の勢いが強くなると鎮火が困難になります。

ほとんどの痛みは筋性疼痛です。

画像診断は特異的病理(悪性腫瘍、感染症、骨折など明らかな外傷、リウマチ及び類似の炎症性疾患)の有無を調べるものです。もちろん、これらの疾患に筋痛症が合併していることもあります。

その場合は治療は筋痛症の治療とこれらの疾患の治療の2本立てとなります。

線維筋痛症は筋痛症の中の最も広範囲にひろがったものです。日本に200万人ぐらいいると言われています。

睡眠障害、疲労感、不安感、抑うつ感、しびれ、冷感、頭痛、便秘、下痢、顎関節痛、頻尿、微熱、視力低下、耳鳴り、ふらつき、記憶力低下、むずむず脚などを伴うことがあります。

抗うつ薬、抗てんかん薬、抗不安薬、最近ではリリカという薬も使われることがあります。トラマドール(日本では保険診療で、ガン性疼痛に認められています)が効果があることもあります。

私が診た線維筋痛症の患者さんで椎間板ヘルニアの手術を受けたことのある人は、思いだせるだけでも8人いらっしゃいます。

手術が悪材料になったのかどうかは判断できませんが、ヘルニアによって痛みが生じるとは思えませんので、早期に痛みの治療をすべきだったと思います。

[PR]

by junk_2004jp | 2011-01-19 17:04 | 線維筋痛症 | Comments(1)
2010年 12月 25日

筋筋膜性疼痛症候群や線維筋痛症の診断基準

掲示板に次のような書き込みがありました。

椎間板ヘルニアの再発です。線維筋痛症です。

最初の大学病院は線維筋痛症を認めず、今の大学病院は線維筋痛症でも、手術はするといっています。やっぱり、しない方が良いのかな?


筋筋膜性疼痛症候群(MPS)や線維筋痛症(FM)の診断基準には除外項目や鑑別診断はありません。

診断基準(分類基準)を満たせば、即、自動的に、そのように診断できるのです。

関節リウマチとMPSやFMが合併している、

慢性疲労症候群とMPSやFMが合併していることもよくあります。

変形性関節症と合併したMPSやFM

椎間板ヘルニアと合併したMPSやFM

関節リウマチは炎症性疾患ですから、MPSによる痛みなのか炎症性の痛みなのか判断が必要です。

変形性関節症や椎間板ヘルニアは炎症性疾患ではないので、痛みそのものはMPSかFMなのです。


[PR]

by junk_2004jp | 2010-12-25 01:00 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2010年 09月 05日

頭部打撲による線維筋痛症

掲示板より

困っている症状 

・首の痛み、首の延長部分から始まる頭痛、右肩から腕、手指に掛けての痛み(ナイフで刺されたような痛み、ひどい時は歯磨きが出来ない。)

・左手足の痺れ。特に左足は、どくどく液体が流れている感覚になったり、刺すような痛みが出る。

・職場で、朝礼時メモを取る体制で痛みが強くなってくる。パソコンをし始めると、痛みが強くなってくる。職場復帰を試みては、痛みが悪化して休み、また復帰を試みるの繰り返し。

経過

・1年2か月前、頭部に鉄の扉が落下。病院に運ばれ、背骨部分と首が痛くなる。

・強い痛みがあり、頭痛がときどき起こるが、画像は問題ないと言われました。痛む状態で、約2週間後に職場に行くも、痛みが悪化してただ座っているだけでも耐えられない痛みが治まらなかった。

・昨年7月に接骨院にて電気治療。昨年8月から今年6月までマッサージ。(当初、鍼だったが体質が合わないと言われ。)一日置きごとに通い、耐えきれない痛みの時に駆け込むという状態。

・線維筋痛症の検査で、11箇所以上だが、9箇所だから違うと言われる。

・症状から胸郭出口症候群の疑いはあるが、精密機器がないから検査出来ないと言われる。

・今年6月には、右肩から腕、手指に掛けての痛みがひどくなり、6月15日から、痛みの酷いときは、「テルネリン」「ノイロトロピン」を服用。
 


5日間TPBなどで治療しました。

線維筋痛症と診断しました。

頚に不意の事故が原因です。


今症状は、首、肩にかけての痛みに波があります。

(全く痛みを感じないときは、完治したのかしらという程。痛い時は、なんで?気分も落ち込み。の繰り返しです。)

腰痛は、一度の注射で治ってしまいました。

また、処方していただいた「ランドセン」を服用していて、二度程、夜変な時間に目が覚めましたが一瞬で、後は、全く変な時間に目が覚めることがなくなりました。

また、左手足の痺れ、違和感、痛みが少し軽減されたような気がします。

[PR]

by junk_2004jp | 2010-09-05 21:12 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2010年 08月 21日

Fibromyalgia Awareness

パープルリボン

Fibromyalgia Awareness(線維筋痛症を知ってください)

Fibromyalgia & Chronic Pain Awareness(線維筋痛症と慢性疼痛を知ってください)

b0052170_0243668.jpg


b0052170_0373027.jpg


ざーっと見積もっても日本には複数部位に痛みをもつ人は3000万人はいる。

痛みは慢性的な交感神経の緊張をまねき、不眠、抑うつ、不安など多彩な症状を起こす。

保険診療ではあいも変わらず、部位別の病名で慢性疼痛や線維筋痛症という病名は使われない。

そもそもこういうことを想定していない、時代遅れの考えが基本になっている。

病名もなければ薬もない。

医者はまともな教育を受けていない。

慢性疼痛のほとんどが筋性疼痛(筋肉が攣っている、凝っている)なのに、老化した軟骨や椎間板が痛みの原因だと錯覚して、筋肉を鍛えようとしている。

そして意味不明の手術を受ける。

そのためにますます、痛みが強くなる。

患者さんはレントゲンやMRIの検査ばかりを受けて、どうせやくに立たない説明を聞かされる。


[PR]

by junk_2004jp | 2010-08-21 00:24 | 線維筋痛症 | Comments(2)
2010年 03月 04日

線維筋痛症のお初

1995年 日本チバガイギー社(ボルタレンの会社;今は社名が変わっています)からいただいた小冊子にFMが紹介されています。私がFMを知ったのはこれによってです。まだパソコンはありませんでした。

b0052170_222101.jpg

b0052170_22212833.jpg

[PR]

by junk_2004jp | 2010-03-04 22:21 | 線維筋痛症 | Comments(1)
2009年 10月 15日

第1回 線維筋痛症学会

b0052170_758937.jpg


11,12日 線維筋痛症学会がおこなわれました。

痛みの基礎的な学問は年々発展しているようです。

慢性化、広範囲化した線維筋痛症を知るには単純な急性期の痛みを知らなくては話になりません。
[PR]

by junk_2004jp | 2009-10-15 08:01 | 線維筋痛症 | Comments(4)
2009年 10月 09日

第1回 線維筋痛症学会

b0052170_18434769.jpg


抄録集より

◎線維筋痛症に至った誘因は交通事故が6例、何らかのストレスが10例、手術後3例、腰痛からが2例であった。10例は局所の筋筋膜性疼痛から発展して生じていた。

◎関連疾患、原因疾患は、手術、事故後のRSD(CRPSタイプ1)タイプが4例、メンタル面が3例、脊椎関節炎が2例、脳脊髄液減少症が1例、C型肝炎が1例であった。

◎FMの身体的背景には、手術の既往(46.0%)、整形外科的疾患(33.3%)、交通外傷の既往(23.8%)等を認めた。


どうしてもしなければいけない手術ならそれが原因で線維筋痛症になったとしても、しかたない。

ケイしゃんもシャルルさんもヘルニア手術後のFMに分類される。

線維筋痛症にならないようにするには、可能なかぎり早く痛みを止めること。不必要な手術はしないこと。

b0052170_1991230.jpg


私たちMPS研究会は図のように考えている。早期に筋痛を止めることがだいじなことだ。

将来、初期の筋痛の鎮痛を怠り、線維筋痛症になると、医師が訴えられる日がくるかもしれない。

私が診ているFM患者さんの中にも初期の診断はヘルニアが多い。ヘルニアなどの腰椎手術後、頚椎手術後の人ももちろん何人かいる。
[PR]

by junk_2004jp | 2009-10-09 18:56 | 線維筋痛症 | Comments(2)
2009年 06月 12日

線維筋痛症にトリガーポイント注射が効くことがあります

平成12年*月*日に、*****海岸にて会社の親睦会にて胴上げをされ、海の波打ち際に転落。かなり痛みを感じましたが、痛みを我慢しつつ帰宅。1時間程乗車していると、我慢できない痛みで途中下車。近くの*病院(整形外科)を受診し、レントゲン検査の結果「胸椎圧迫骨折」〔胸椎11,12〕と診断され、すぐに入院することとなりました。

その後3週間ベッドで安静に寝てるだけの保存治療が行われ、激しい痛みを訴えても、薬と座薬のみの治療でした。コルセットができたので、付けて立ち上がるが左側の足に力が入らず〔筋力低下〕立ち上がれませんでした。さらに左半身の痛みを訴え再度MRI検査をするも、骨は大丈夫との事で歩行のリハビリを開始し、事故から48日後に同病院を退院しました。

退院後も左半身の痛み、痺れ、筋力低下と眩暈(乗り物酔いの感じ)等があり、仕事に復帰したのが事故から76日後の平成12年*月*日でした。

復帰後も同病院に通院、薬を飲み続けるも左半身の痛み、痺れ、筋力低下と眩暈は治りませんでした。自宅の近くにある他の整形外科、整骨院に通院し牽引、ブロック注射等、様々な治療も試みましたがあまり効果がありませんでした。

平成15年*月に左半身の痛みと眩暈が酷くなり、近くの整形外科に通院、通院中に風呂場で転倒、同年11月18日に左精巣が腫上がり歩行困難となり、**総合病院(泌尿器科)を受診、触診の結果「精巣上体炎」と診断され、すぐに入院することとなりました。

入院中は点滴と薬の治療がされ、さらに、腰痛と睾丸の痛みが連動していると訴えると同病院(整形外科)でMRI検査をし、「腰椎椎間板症」〔腰椎4,5〕と診断されましたが手術の必要は無いと言われ、精巣上体の腫れが引いたので、入院から11日後同病院を退院しました。

退院後も左半身の痛み、筋力低下と眩暈等があり、引き続き様々な、整形外科、整骨院、整体に通院しましたが効果が出ないので、平行して、違う診療科目を受診しました。

歯科で「顎関節症」と診断され、マウスピースを使用、耳鼻咽喉科で眩暈の検査を行い、抗めまい薬を処方され、眼科で「ドライアイ」と診断され、点眼薬ヒアレイン等を処方され、循環器科で胸部圧迫感があり受診、24時間心電図検査を行い異常なしと言われました。が、諸症状の改善には到りませんでした。

平成18年3月に睡眠障害を疑い、***睡眠クリニックを受診、入院検査の結果、『睡眠時無呼吸症候群』と診断され、約2年間CPAPを着用して睡眠しました。が疲れが取れず、リタリンと言う薬を処方されました。

平成18年11月に左後頭部の痛みの為、**医科大学〔神経内科頭痛外来〕を受診、頭・首・腰のMRI検査をし、首と腰がヘルニアだが手術は必要なしと言われ、同年12月、低髄液圧症候群の検査の為、5日間入院、最終的診断結果は、「筋緊張性頭痛」と診断され、テルネリンと言う薬を処方されました。少々緩和するも改善には到りませんでした。

平成19年9月にテレビ雑誌等で見た、*****センター〔**病院の東京分院〕を半年待ちで受診、頭・首のMRI検査をし、首の軽いヘルニアを指摘され、触診の結果、「頚性神経筋症候群、頚性眩暈、頚性頭痛」と診断され入院3ヶ月程度するよう指示されました。入院までの間、同センターに通院、首への電気治療、薬を処方されましたが、改善しませんでした。

平成20年3月18日、**病院〔**市〕に半年待ちで入院、通院時の治療を午前と午後二回行い、自由診療で一回、1日3回の首への電気治療、針治療、薬、点滴〔2週間〕、保存治療〔首を休める為寝たまま〕を開始しましたが、改善には向かいませんでした。

左半身の痛みも変わらず、腰のMRI検査をし、「腰椎椎間板ヘルニア」との診断を受けさらに、精密なMRI機器のある、**県の他病院で再度MRIの検査をしましたが、手術の必要はなしとの診断をされ、改善しないまま、同年8月26日に退院しました。

退院後も、再び*****センターを通院、9月よりシステムが変わり、センターの分院である、***に通院、電気、針治療を行うも改善しませんでした。

平成20年10月、視力低下が原因と疑い、****クリニックで、視力矯正手術をしました。頭痛は多少緩和されましたが左半身の痛み、眩暈は改善されず、引き続き******に通院を続けましたが、平成21年2月末で中断しました。

平成21年3月、加茂整形外科のホームページを見つけ、すぐに、本屋で先生の著書を購入、熟読し一番近い休みの日の飛行機を予約しました。同年4月6日より3日間、加茂先生の治療を受診、「線維筋痛症」と言う病名を告げられました。

初めて聞いた病名だったので戸惑いましたが、病気の説明をいただき理解しました。また、たった3日間の治療で痛みが緩和し、今まで自分がどれだけの痛みを抱えていたのかと驚きました。この治療を続ければ、必ず治るような気がして、最終日に入院を予約して東京に帰りました。

帰宅後もかなり調子が良く、4月12日の東京での治療後、徐々に左半身の痛みが強くなるなどの症状がでてきました。

同年5月7日、加茂整形外科に入院、最初の1週間で痛みはかなり緩和していきました。その後2週間程度で眩暈が無いことに気づきました。途中から胸部と胃の部分にも注射を打ってもらい胸部の痛みも緩和し、なぜか食欲が回復しました。またランドセンの効果か、熟睡感もあり頭痛も緩和し、退院する5月30日にはかなりの諸症状で改善されました。

最初は、半信半疑で小松まで行きましたが今では本当に行って良かったと思っています。帰宅後も、先生の病院が近くにあったらと思っています。それでもまた痛くなったら、小松に行けば緩和すると思うだけで気が楽になります。

入院中は先生を初め、スタッフの皆さんに良くしていただきありがとうございました。書面にてのお礼になりますが、本当にありがとうございました。


人生に「~だったら」はないですが、胴上げされなければよかったのですが、圧迫骨折で入院したとき痛みの管理を十分にしていれば、その後はなかったのかもしれません。

損傷と痛みは2本立てで考え治療すべきです。極端なことを言えば、圧迫骨折は安静にして入ればいいので痛みの治療の方が重要なのです。

受傷早期に痛みの治療はとても大切なのですが、一般には損傷の治療が主になりがちです。
[PR]

by junk_2004jp | 2009-06-12 22:58 | 線維筋痛症 | Comments(6)