心療整形外科

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2005年 12月 30日

手術前のみのもんた 壮絶決意

元日に入院し腰痛の手術を受けるみのもんた(61)はドクターストップ覚悟の悲壮な決意で大みそかのNHK「第56回紅白歌合戦」の司会に臨む。28日に続き30日夕には「電気ショック」と表現するほどの激痛を伴う神経ブロックの注射を打ち、31日は主治医をスタンバイさせて本番に備える。「皆さんには一切ご迷惑をおかけしません」と気迫を見せた。

この日は生放送のレギュラー番組2本に出演後、午後3時すぎにNHK入り。「台本もビシッ!と2行ほど入りました!あと400ページほど覚えなきゃいけないので夜も眠れないです」とカメラマンに余裕のガハハ笑いを見せていたが、実際は激痛との闘い。カメラマンのいない場所では右足をひきずり、腰に手を当てながらゆっくり歩くなど痛々しい姿。

激痛のため立ったままの会見を回避。それでもソファに座った状態で「当日はお医者さんも待機してくれるし、痛み止めが持つと思う。和田(アキ子)さんが『打ち上げちゃんとやるから』って言ってくれてるし。お酒も本当はやめなきゃいけないんだけど、飲んでるよ」と豪快に笑った。14日まで休養し、16日からの復帰を目指す。(デイリースポーツ) - 12月30日10時51分更新


この痛みは何が原因で、どこから発しているのだろうか。侵害受容性疼痛なんだろうけど。
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by junk_2004jp | 2005-12-30 18:16 | Comments(0)
2005年 12月 28日

プロジェクトX最終回

地上の☆、音楽が素敵でした。

終わりましたね。いい番組でした。1/3ぐらいは見たでしょうか。

痛み問題も地味ですが、やっていきましょう。痛みってのは結局は構造の問題ではないのです。電気現象なのだからエネルギーなのです。
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by junk_2004jp | 2005-12-28 23:58 | Comments(4)
2005年 12月 27日

現代医学の誤謬

構造の問題

現代医学の誤謬・真面目に間違っている治療

これはある整体の先生のサイトで見つけた言葉ですが、思わず笑ってしまいました。そうです、医師は真面目に間違っているのです。それがリフォーム詐欺と全く違っていますが、かえって問題を複雑にしているのです。

どこが問題なのかというと、神経症状と痛みを区別できないのです。ごちゃごちゃになっていて、なにがなんだか分からないといったところではないでしょうか。

神経症状=神経脱落症状=麻痺症状=痙性麻痺、弛緩性麻痺

神経学的検査は、腱反射、バビンスキー反射、トレムナー反射、ホフマン反射、ワルテンベルグ反射、足クローヌスなどです。あとは皮膚の知覚検査があります。ラセーグテスト(SLR)やスパーリングテストは神経学的検査ではありません。

ヘルニアや脊椎狭窄症と言われている人は痛みなのです。神経症状ではないのです。その証拠に身体障害者になった人をみたことがないでしょ。筋力低下やしびれ感を神経症状だと思ってしまうのです。ただし、ヘルニアによる馬尾症候群は神経症状です。

ところが、大学教授の書いた文献でも、このあたりがごちゃごちゃになっています。

代替治療家はレントゲンやMRIを見て診断する資格がないことがさいわいしました。だから筋の触診や運動範囲を中心に見ることになります。だから、どこに圧痛点があって、どのようにひびく(関連痛)か、どのような動きをしたときにどこが痛いかなどがとても詳しくなります。

医師はレントゲンやMRIを撮り、診断する資格を有しています。それが裏目にでたということです。そこで得られた所見が「痛み」の原因と思ってしまうのです。ほとんど筋の触診をしないのではないでしょうか。

医師になると教授、先輩医師を師として勉強しますね。だから、真面目に間違ってくるのです。

大学教授が気づいていないことを町の整体師が気づいているのです。神経症状と痛みは別ものです。神経症状は早期に除圧をしないと取り返しのつかないことになりますから、医師の診断、治療が必要です。
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by junk_2004jp | 2005-12-27 13:38 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(8)
2005年 12月 26日

腰部脊柱管狭窄症

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このような症状を馬尾神経や神経根の圧迫で説明するのは間違っていると思います。生理学的な常識と明らかにちがいます。神経症状ではないのは明らかです。筋痛症状です!

正常な脊髄神経根の圧迫は痛みを生じない。

筋・筋膜性疼痛症候群で、トリガーポイントの関連痛、責任筋肉の短縮痛と考えるべきだと思います。

筋筋膜性疼痛症候群の症状は多彩ですが、痛み以外の症状で多く見られるのは、しびれ感、知覚鈍麻、筋力低下、関節の可動域制限などです。

下図は一般的に脊柱管狭窄症の説明に使われているものです。私は信用していません。
X線、CT,MRIで無症候性の多くの異常所見が認められる。
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by junk_2004jp | 2005-12-26 15:50 | 慢性痛 | Comments(2)
2005年 12月 25日

高橋由伸選手は痛み系

今月9日、右足首の骨きょく(とげ状の突起)除去手術を受けた巨人・高橋由伸外野手(30)が24日、手術後初めて東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場に姿を見せた。患部のギプスを外し、神谷理学療法士によるチェックを受けた。


いつもどこか痛いね。彼は運動器の痛み系の人だと思います。

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踵骨棘はしばしば見られます。足底筋膜が踵骨に付着する部分が骨化したものです。微小損傷が補修された形ともとられます。

骨棘そのものが痛いわけではありませんので、それをとることにどれだけの意味があるのやら。

それが一方の壁となって、骨棘と皮膚との間の滑液包の炎症という考え方もありますが、それなら踵骨そのものも一方の壁になるのでとってしまわなくてはなりません。

同じような足底の痛みで拇指の種子骨障害があります。これを取ってしまうことはありません。
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by junk_2004jp | 2005-12-25 17:01 | Comments(0)
2005年 12月 25日

昨日、こんなことがありました

20歳代の女性、7月ごろより、特に誘因なく腰痛がはじまりました。仰向けで眠れない、立ち座りに痛い、同じ姿勢を続けると痛くなる。

A総合病院を受診してMRIをとり、「○○の椎間板が黒くなっている。」といわれました。

インターネットを見て私のところにいらっしゃいました。

両側の腰筋に筋硬結があり、同部に圧痛がありました。そこに1ポイント2mlの局所麻酔を注射したらすぐに、楽になりました。

筋筋膜性疼痛症候群、索状硬結、トリガーポイント、悪循環、心理・社会的疼痛症候群、このような知識が医師にはなかったのです。MRIを見る知識はあるのですが、このようなことはMRIに写りません。

たまたま分離症や辷り症があれば、そのせいだというレッテルが貼られるものです。

多くの腰痛に対して、MRIのメリットはありません。かえって患者さんに間違った考えを強くさせるものです。

たぶん「椎間板障害」というような病名になっているのだろうと思います。だから、治癒という概念がもてないのです。椎間板は、だれでも20才を超えるころから変性がはじまります。私、50代ですが勿論、変性していますよ。私は腰痛に悩んだことはありません。

上の症例ですが、はやい話が腰凝りなんです。1回の簡単な治療で治るかどうかは分かりませんが、痛みのメカニズムを理解し、治癒のきっかけになるのは間違いありません。
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by junk_2004jp | 2005-12-25 11:20 | 症例 | Comments(0)
2005年 12月 24日

患者サイドから盛り上げろ!

ブログで語ろう

痛みの医療について、問題あり。医療費の分配についても、無駄な検査を削って、もっと人に行き渡るようにしなくてはいけません。あくせく働いても、医療費の大半が医療器械と薬にほとんど持って行かれてしまうのが現状ではないでしょうか。

現場の医療者は再教育されるべきである。
まず大きな原因に、医学部およびコメディカル教育に痛みの教育が含まれていないことがあげられる。このことから、医療の原点であるとも言える痛みについて、医療者側の理解度が諾外国に比較して遙かに低い。医療者の理解が低ければ、もちろん患者側の理解も低くなり、日本の社会全般の痛みに対する理解が低くなるのは当然のことである。特に、この十数年の間に痛みの概念が変革した(前述)ことは、全ての科に関係のあることであり、現場の医療者は再教育されるべきである。

熊澤孝朗(愛知医科大学医学部痛み学講座 教授)先生の言葉です。もちろん、私もそのうちの一人なのです。

従来の整形外科的な考え方では行き詰まります。昨日の脊柱管狭窄症の説明にしても、おそまつなものです。突っ込みどころ満載です。生理学の先生が見たら、頚をかしげることでしょう。また、鍼灸の専門家やその他の代替治療家の質問にも耐えうるものではありません。
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by junk_2004jp | 2005-12-24 18:19 | 医療不審 | Comments(6)
2005年 12月 23日

脊柱管狭窄症

日本整形外科学会よくある病気より

この病気では長い距離を続けて歩くことができません。もっとも特徴的な症状は、歩行と休息をくりかえす間歇跛行です。腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、少し前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出が悪くなったり、逆に尿が漏れることもあります。 

肛門周囲のほてり、排尿障害以外は神経症状ではなくて筋・筋膜性疼痛症候群の症状と捉えるべきです。
筋筋膜性疼痛症候群の症状は多彩ですが、痛み以外の症状で多く見られるのは、しびれ感、知覚鈍麻、筋力低下、関節の可動域制限などです。


原因

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、椎骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。

神経を圧迫すると痛みがでるということはありません。ヘルニアのときもそうでしたね。なんでこう間違うのでしょうか。

病態

脊柱管は背骨、椎間板、関節、靱帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、靱帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くして(狭窄)、それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いようです。

診断

単純レントゲン写真である程度は推測できますが、より詳しく診断するためにはMRIや脊髄造影などの検査が必要となります。下肢の動脈がつまって血行障害を生じた時にも似たような症状のなることがありますので注意が必要です。

脊柱管狭窄症の画像:画像所見は症状とほとんど関連性がない。画像診断から脊柱管狭窄症の検出は不可能である。


予防

日常生活で姿勢を正しく保つことが必要です。神経の圧迫は腰をまっすぐに伸ばして立つと強くなり、前かがみになるとやわらぎますので、歩く時には一本杖をついたり、シルバーカーを押して腰をすこしかがめるようにしましょう。そうすると楽に歩けます。また、自転車での移動も痛みが起こりにくく、良い運動になります。

姿勢を正しく保つ、腰を少しかがめるようにする?・・・神経の圧迫の強さ加減で痛みの強弱を説明していますが、ナンセンスです。原因筋の関係ではないでしょうか。

治療

保存的治療としてはリハビリテーション、コルセット、神経ブロックや脊髄の神経の血行をよくする薬で症状が改善することもあります。しかし、歩行障害が進行し、日常生活に支障が出てくる場合には手術を行うこともあります。


リハビリはどんなのにするのだろうか。歩行障害とは神経麻痺のことなのだろうか。

彼らが受けている診断名は、腱鞘炎、関節炎、変形性関節症、肩関節周囲炎、頚椎および腰権椎間板ヘルニアによる神経根症、脊柱管狭窄症など多岐にわたっているが、それらの患者のほとんどはMPS(筋筋膜性疼痛症候群)である。
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by junk_2004jp | 2005-12-23 19:39 | 慢性痛 | Comments(0)
2005年 12月 22日

痛みの研究は神経の先端と脳だ!

昨日、今日と紹介した文献は以前に鍼灸師のホリーさんからいただいたものです。もう少しありますから、後日書きます。

トリガーポイント鍼療法を活用するためにーこれまでの研究を整理し、見えてきた課題とはー
トリガーポイントとは何か?その成因について

整形外科医にとっては目から鱗のことがあるのでは・・。

痛みの研究は神経の最先端(入力)と脳(認知と反応)なのです。マニアックな研究は脊髄の後角です。ここは神経の接合部位(ジャンクション)なので、痛みの抑制やワインドアップと関係があります。

構造を研究したところで痛みには関係がありません。また、神経の途中も関係がないのです。途中では神経繊維が損傷を受けて麻痺することはあります。このときは二次的に神経因性疼痛がおきることがありますが、まれなことです。

整形外科医は痛みに関して、その学問上、間違った方向に勉強させられたといえます。麻痺なら、断然整形外科医なのです。しかし、ヘルニアで麻痺は馬尾症候群と、頸椎での脊髄麻痺しか聞いたことがありません。

痛みに関しては、生理学者や鍼灸の専門家から習うことは多いと思います。また、脳のほうは、精神・心理学の専門家から習うべきです。

とにかく、整形外科医は肝心な、神経の両先端を無視して神経繊維の途中を論じるのでだめなのです。
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by junk_2004jp | 2005-12-22 19:47 | 痛みの生理学 | Comments(4)
2005年 12月 22日

混沌とする疼痛疾患

メディカル・リテラシー

木村晋介弁護士の場合
この2年間、ひどい腰痛に悩まされていたんです。マッサージ、ハリ、お灸など、いろんなことを試しても治らない。さまざまな病院にも行って、ありとあらゆる検査をしても原因は不明。でも猛烈に痛む。ある時は七転八倒するほどの痛みとなって、救急車を呼んだほどでした。それが最近になって、「神経性の腰痛には抗うつ剤が効く」という新聞記事を目にして、これかもしれないと思って友人の医者に試してもらったんです。

神経性腰痛という部分が問題ですね。たまたまヘルニアが見つかったら、「ヘルニアで痛い」ということで手術になったかもしれません。

原因不明ということがますます不安を強くして治りにくくなるものです。この症例は話を聞いただけで全部分かりますね。万が一に悪性腫瘍がないか検査をされたらいいでしょうが、あくまでも念のためにです。画像診断はいつの場合も除外診断であって積極的な診断ではないのです。

心理・社会的(不安、怒りなど、ストレス)が原因となった筋・筋膜性疼痛症候群だと思います。初期に適切に対応すれば展開は違ったかもしれませんね。後からはなんとでも言えるものなのですがw。

一方、みのもんたさんの場合
みのは現在TBS系=CBC「みのもんたの朝ズバッ!」、日本テレビ系=中京テレビ「午後は〇〇おもいッきりテレビ」など週8本のレギュラーをこなす多忙ぶり。4月に腰の痛みを感じ、病院へ行ったところ「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」と診断された。しかし、最近、あらためて診察を受け、脊椎管狭窄症と診断されたため、手術を決意。来年1月4日に手術を受け、しばらくレギュラー番組は休養する。早ければ1月中旬には復帰するという。


「神経性の腰痛(心因性の腰痛)があるのは知っている。」整形外科医はいうでしょう。また、患者さんのほうも、「心因性の腰痛があることは知っていますが、私の場合はMRIで、ヘルニアがみつかったので心因性の腰痛ではないと思います。」

ここを突破することがいかに難しいことか。その上、痛みはプラセボ効果が特に期待できるから、治療者はますます独自の考えにのめりこんでいく。

生理学的に説明不可能でもおかまいなしで手術する。

痛みに対して、伝統的な整形外科的診断法は間違いなのです。SLR(ラセーグテスト)やスパーリングテストを神経学的なテストだといっているのだから、お分かりでしょ。

いかにして、ここのところを突破するかですが、一挙に「心理・社会的なこと」といったところで理解は無理ということです。

「圧痛点」「トリガーポイント」「筋痛症」「筋・筋膜性疼痛症候群」このあたりが突破口になるのでは。
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by junk_2004jp | 2005-12-22 12:14 | 医療不審 | Comments(8)