心療整形外科

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2006年 07月 29日

ヘルニアはたぶんこのようにしてできるのではないか?

http://junk2004.exblog.jp/4743157/

椎間板には血管が(ほとんど)ないので、水分、酸素、養分はスポンジが水分を吸収したり排出したりするようにして補給されている。

腰の運動が少ないとスポンジ機能が発揮されず、椎間板の劣化(繊維輪の亀裂)が生じる。

腰や下肢の筋痛症が起きると、痛い側を上にしないと寝られない。また、痛くない方に体重をかけて痛い方をやや伸ばしている。

だから、ヘルニアの突出方向は痛い側に多くなるのではないか。椎間板の前後にはそれぞれ前縦靱帯、後縦靱帯があるのでその方向にはヘルニアはなりにくい。

神経を押さえたら痛みがでるとか神経が炎症を起こしたら痛みが出るなんていう生理学はない。

ヘルニアがあっても無症状の人はたくさんいる。手術をしても治る人もいれば治らない人もいる。

手術をして治ったのはなぜかって?じゃー私のような治療でも、または整体でも鍼灸でも治ったひとはたくさんいると思うがそれはなぜか。

筋痛症はどんな方法でも治ることもあれば治らないこともあるものだ。気功でも治ることがあるだろうよ。

不安が解けて筋肉の強い攣縮が止まればよいのだから。

ヘルニアは筋痛症の原因ではなくて、「無害な結果であることが多い」と考えるべきと思う。

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by junk_2004jp | 2006-07-29 07:46 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(15)
2006年 07月 28日

医師はどうして神経根をねらうのか?

「医学的にありえない」?

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_9.htm

神経根ブロックと圧痛点ブロック(TrPブロック)では同じブロックでも病態の発想、思考過程に違いがある。

神経根ブロックをする医師は筋肉に責任のある病態を想定していないと思う。神経線維に問題が生じていると考えているのだろうと思う。

2チャンネルの投稿文章によれば「悪さをしている神経はどれかを確かめるために神経根ブロックをする」、ということになる。

この考え方は間違いである。痛みの電気信号は神経末端の痛覚受容器(ポリモーダル受容器)ではじまる。

神経根ブロックが効いたとするならば、あみだくじが当たったということなのだ。A点で起きた痛みがX神経根を通るかどうかは想像はできるが確信はない。

A点、B点、C点、・・・で起きた痛みがX神経根とY神経根を通った場合はX,Y神経根ブロックをする必要がある。

硬膜外ブロックは局所麻酔を神経根周辺にばらまくのだから、あみだくじよりも効率はよいかもしれない。

一方、圧痛点ブロック(TrPブロック)は病態の責任は抹消の筋肉など(神経ー筋接合部)にあると思ってやっているわけだ。指圧、灸、鍼、マッサージなどと同じスタンスなのかもしれない。

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メディカル・トリビューン(7月20日)によれば

~頸椎性頭痛~治療の柱は理学療法とコルチゾン

〔独ウィースバーデン〕 エッセン大学病院(エッセン)神経内科のHans-Christoph Diener教授は,一側性の頭痛を訴える患者に対する頸椎性頭痛の除外診断,片頭痛と持続性片側頭痛との鑑別,そしてその治療法について,ドイツ神経科学会で説明した。

X線像では,多くの患者で頸椎の変形が認められるが,変形の程度と頸椎性頭痛との間に相関関係がないため,X線撮影は診断の役には立たない。これに対して,MRIでは神経根における変化をより明確に描出することができる。

大後頭神経の出口,C2神経根およびC2/C3の椎間関節部に麻酔薬を注入すると,実薬投与では無痛状態が48時間持続するが,プラセボでは無痛とならないことから,診断を確定できる。


やはり、大後頭神経の出口(頭蓋骨からの出口)をねらっている。私もそれをしたことがあったが、その出口を確かめることは困難な上、効果はいまいちであった。それよりも圧痛点に少量の局麻で十分効果がある。

神経根の変化と頭痛との間にどのような変化があるというのだ!!

頸椎性頭痛といっているが、頚筋のトリガーポイント症状だろうが、それはストレスと関係するが、頚の神経根をは関係ないと思うよ。
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by junk_2004jp | 2006-07-28 08:02 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
2006年 07月 26日

膝に力が入らない

同じような症例が続くことはよくあります。

Aさんは1W前より特に原因なく左膝がガクガクした感じがしていました。膝に少し痛みを感じていましたが、昨日より左股関節前部に痛みがあり歩行しづらくなりました。

慢性的な肩こり、腰痛があります。

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図のように外側広筋、腸腰筋に圧痛がありました。その部分のトリガーポイントブロックをすると、症状はほぼなくなりました。

1W前に親の葬式があったそうです。

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Bさんは1ヶ月前から左大腿部にしびれ感がありましたが1W前より膝がガクガクして力が入らない感じになりました。立っているのがつらい。

腱反射、病的反射、筋力テストなど正常。

外側広筋に圧痛点がありました。そこをトリガーポイントブロックすると症状はほぼ取れてしまいました。

膝がガクガクする、力が入らないというのは外側広筋のトリガーポイント症状なのですね。このような愁訴はそれほど頻繁ではないのですが、続けて経験しました。

このような治療は検査の意味もあります。このような治療をしたらどうなったのかを見ることによって病態が理解できるわけです。
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by junk_2004jp | 2006-07-26 17:31 | 症例 | Comments(0)
2006年 07月 23日

掲示板より

2001年の春、突然ひどい腰痛と左脚の痛みを感じ、整形外科に・・即日入院になりました。診断名は「腰椎椎間板ヘルニア」2番目と4番目が出ていて、程度としては中の下程度との事でした。しかし当初から痛みや脚の上がらなさ、感覚のなさ、しびれる度合いが画像と合わないとは言われていました。

しかし2002年春に再発。再発のためか何をしても痛みが取れず、何回も入退院を繰り返す。だんだん医療不信に陥ってしまい、大きな病院や脊椎専門の良い先生がいると言われる病院を訪ねるがどこも同じ答えで、手術する程の症状ではないと言われる。

脳神経外科や心療内科にも検査や受診をしたが原因不明・・。○○で一番大きな大学病院の総合診療科で、接骨院に行ってみたらと勧められ、2003年9月に近所の接骨院に行きだしました。

ここはものすごく先生が優しくて、初めて痛みを理解してもらえ、心も癒されて、寝たきりだった私が歩けるようにもなりました。先生には感謝の気持ちで一杯で、それは今も変わりません。

その後接骨院と並行して色んなリハビリのダンス、ストレッチ、筋肉トレーニングに通うのですが、その度にものすごい痛み、仙骨部分の炎症による腫れが出てしまい寝たきりの状態に・・。もう27歳、社会にも出られず友人とも段々疎遠になり、このまま何十年も痛みが続くのではないかと悲観的になってしまいます。

どうにか・・どうにかしたい。どうしていいか分からなくて本当に辛いです。痛みから解放されたい。22歳まではたいした悩みもなく、毎日が楽しかったのにどうして、いつからこうなってしまったのかと辛くて辛くてしょうがありません。


「痛みや脚の上がらなさ、感覚のなさ、しびれる度合いが画像と合わないとは言われていました。」・・・これはよく言われるレトリックです。よーく考えてみてください。痛みの電気信号は抹消から中枢へ向かって進むのですよ。

でもよかったですね。一致していたら手術をしていたかもしれません。たくさんの医師が関わっていてなぜ痛みの原因を説明し急性痛のうちに止めることができなかったのでしょうか。

なぜ「筋痛症」の概念がないのでしょうか?外来で診ているほとんどの痛みは筋痛症なのですよ。

http://junk2004.exblog.jp/5313874/

この症例のAさんと比較してみてください。この症例のように筋骨格系に痛みの出るタイプの人は時々痛くなるものなのです。私は時々蕁麻疹がでますが・・・。またお腹の弱い人は時々腹痛がでるでしょ。

この症例のAさんにヘルニアがあるのかないのか私は知りません。知る必要がないからです。Aさんには痛みの原因を伝えてあります。だから、痛くなっても患者さんは不安になることなく、特に検査をすることもなく、1W程度で治ってしまうものなのです。

一方、掲示板の症例のように、痛みの原因を伝えないから、患者さんは不安に思うし、検査を繰りかえし行わなければいけなく、医師も痛みの原因が分からないので、打つ手が無く治療の期を逸してしまうものです。

医師の頭からなぜ最もありふれた「筋痛症」が抜けているのでしょうか。ヘルニアの有無なんて関係ないですよ。
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by junk_2004jp | 2006-07-23 01:23 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(3)
2006年 07月 22日

松井選手

ヤンキースの松井選手の生家は当院から車で数分のところです。
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北国新聞7月21日夕刊より

松井によると、患部周囲の傷ついた筋肉にまだ痛みが残っているが、骨自体は治癒したという。「痛みはあるけど、医師から見れば順調なよう。長い時間はかからないといわれた。」と説明した。


損傷と痛みは別問題なのです。損傷が治癒したら痛みも治癒するという保証はありません。損傷が治癒しても痛みが長く続くことがあります(RSD=反射性交感神経性萎縮症=CRPStypeⅠ)。
損傷が治癒しなくても痛みが治癒することだってあります(仮関節形成)。

損傷がないから痛みもないということでもありません。

だから損傷の治療と痛みの治療は同時に行うのがよいと思います。それは当初から局所麻酔を利用することと動かすことだと思います。

私は打撲や突き指や捻挫など微小損傷に対して、早期に局所麻酔を患部に打って動かすようにしています。固定するよりいいように思います。
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by junk_2004jp | 2006-07-22 03:54 | Comments(3)
2006年 07月 21日

Aさんの筋痛症

2001年  左下肢痛、約1ヶ月8回の通院で治癒
2002年  左下肢痛、約1W4回の通院で治癒
2005年  左下肢痛、3回の通院で治癒

2006年  1ヶ月前ゴルフしてより今度は右下肢痛が出現する。歩行時痛い、腰を伸ばすと痛い。3回の治療で大腿部のみの痛みとなる。痛みは半減する。
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by junk_2004jp | 2006-07-21 19:40 | 症例 | Comments(0)
2006年 07月 18日

TMS理論?

理論

「サーノ博士のヒーリング・バックペイン」
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サーノ博士は著書の中で「筋骨格系に生じる痛みの多くを緊張性筋炎症候群(Tension Myositis Syndrome,TMS)と命名してその疾患の発症メカニズムや治療法を紹介している。とても示唆に富んだ内容だ。

「TMS理論」という表現は使われていないので、あとからだれかがそのように表現したものと思う。

TMSは疾患名だが、治療法だと思っている人もいる。

TMS理論とは発症のメカニズムをいうのか、それに対するサーノ博士の治療法をいうのかその両方をいうのか不明である。

TMSの治療として彼は身体の治療を中止して潜在意識(脳)に働きかける治療をすべきだとしている。

TMS=筋痛症(筋筋膜性疼痛症候群)だと思っているが、それをどのように治療するのがもっともよいのかは人それぞれであまりこだわることはないように思う。

サーノ博士の方法で治る人もいれば治らない人もいる。どんな方法がよいのかは柔軟に考えるべきである。私の妻なんかはモーラステープを貼りまくっているw。

数W前より五十肩で悩んでいる人の治療は?シンスプリントやテニス肘で困っている高校生に対する治療は?膝痛のおばあさんの治療は?

身体の治療をやめて抑圧された潜在意識を見つめろというのが最もよい方法だろうか?

何をやってもプラセボということはない。筋痛を早く治す治療法はある。

時期を逸して慢性化してしまうとやっかいになる。
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by junk_2004jp | 2006-07-18 22:02 | 痛みの生理学 | Comments(6)
2006年 07月 17日

胸鎖乳突筋の筋筋膜性疼痛

悪さが多い胸鎖乳突筋。

こんばんわ。僕も初めて投稿させてもらいます。最近肩がよくこって夜には、肩から胸にかけてなんかドクドクするような感じがあるんで、おかしいなぁとおももって整形外科に行きました。そしたら医者から軽い首のヘルニア?になっているといわれました。その診断を受けた日から、首を引っ張ったり、電気を首にかけたり医者にすすめられたリハビリをこなしてるんですけど、あんまりよくなりません。正直はやく完璧に治したいです!同じような経験をしていて有効な治療法を知っている人がいましたらすいませんが教えてください!よろしくお願いします!!!

7月6日に初めて書き込みしたユタカです。あれからほとんど毎日首をひっぱったり、電気治療をしているんですが一向に症状がよくなりません。左の首のヘルニアになる前の症状って言うふうに医者から聞いたんですが、最近では首もそうですが左の胸が肥大したかのようにうづいて、仕事に集中できません!仕事はパソコンを長い間する仕事でその辺にも問題があるんじゃないかと思ってしまいます。あと座りっぱなしなんで右の腰も少し違和感があります。ドクドクする感じがあって左の腰も気持ちわるいです。正直いまのままの治療で本当に治るかとても心配です。これから仕事で残業も増えていくので早く健康な状態にしたいのです。いい治療法とか、こんな病気が考えられるじゃないかとかいいアドバイスがありましたら教えてもらえないでしょうか?すいませんがよろしくお願いします。


図のように胸鎖乳突筋と大胸筋に強い圧痛がありました。胸鎖乳突筋と大胸筋の筋筋膜性疼痛症候群と診断しました。
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一日中パソコンを見ている仕事だそうです。圧痛点をブロックしてストレッチをしました。症状は軽減したそうです。このような筋肉に照準を合わせて治療すべきだと思います。

胸鎖乳突筋はむち打ちでも傷めることが多いですが、気分が悪いなど多彩な症状が出ることが多いです。

もちろんヘルニアの有無は気にしないでいいです。
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by junk_2004jp | 2006-07-17 09:48 | 症例 | Comments(0)
2006年 07月 15日

医師たち

2chより

今日、MRIの結果を聞きに行ったら 、「明らかなヘルニアの症状があるのに写真上はヘルニアの所見は無いねぇ。」と、言われました。

どの神経が”悪さ”をしているか調べるために、神経ブロックをすることになりました。 ”悪さ”をしている神経が見つかるまで神経ブロックをするそうです。 (疑いのある神経は絞られているらしいですが) 写真にはヘルニアの症状が出ていなくても、こういう処置をすることはあるのですね。 私と同じような方はいないのでしょうか・・・


漏れもMRI所見で「ヘルニアの大きさの割には(脚の)痛みがありすぎる」 と言われました。ちなみに脚側面は痛むけど、腰は痛みません。

腰部硬膜外ブロック、仙骨部硬膜外ブロック、神経根ブロックの 3つとも全く効果がありませんでした…


いずれも筋筋膜性疼痛症候群だと思う。なぜ医師にはその考えが欠落しているのか?理論的思考は・・・・
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by junk_2004jp | 2006-07-15 01:13 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
2006年 07月 14日

こんなこともあります。

X月X日

50歳男性です。椎間板ヘルニアといわれ、1年前にはブロック注射がきいたのですが、この6月またやりましたがぜんぜん効きませんでした。

MRIをとり1年前より少しわるくなってるかな?2週間の痛み止めをもらい様子を見ましょう。手術をしたほうがよいのでは?といわれました。

手術はいやな感じがするので、鍼に10日行きましたが、やったときはよいのですがいまひとつです。

先生のホームページのトリガーポイント注射とか他治療をためしてみたいと思うのですが、急にうかがっても入院とか可能なのでしょうか?

X月Y日

お世話になります。一進一退で芳しくありません。明日朝の飛行機で伺います。

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梨状筋、大腿二頭筋、腓腹筋に圧痛がありました。梨状筋の筋筋膜性疼痛が主でしょうか。歩行痛、立つとき、仰向きで寝る時痛む。

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圧痛点ブロック(0.5%メピバカイン)10ml使用。一回だけの治療で劇的によくなりました。こんなこともあるのです。痛みはヘルニアのせいではないのです。筋筋膜性疼痛症候群です。
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by junk_2004jp | 2006-07-14 18:09 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)