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2008年 05月 30日

脊柱管狭窄症+ヘルニア

臀筋や腸腰筋のMPSだと思います
去年の12月始めから、**の後に両腰に強い張りと言うか痛みが出るようになりました。腰を捻ったりすると臀部脚下に電気が走る様な痛みをかんじます。 歩行にも影響が出始め両腰右臀部右太腿部表側に強い痛みが出て家を出てから20mも歩けません。少ししゃがんで休めばちょっとはあるけますが、すぐ痛みます。

翌週受診。CTの結果余りよくない。先生は次の手段で経皮的椎間板摘出術を行って見るかと言いました。でも私は、神経根ブロックで少しでも良い状態が在ったのでもう一度神経根ブロックを施術して頂き今日に至ってます。


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Aさんの痛みの原因は、中臀筋、腰腸肋筋、腸腰筋、内側広筋、外側広筋などの筋筋膜性疼痛でした。

これはその筋肉に強い圧痛があるのですぐに判断できます。

ヘルニアや脊柱管狭窄によって神経が圧迫されても痛みが生じるはずがありません。

圧痛点を丹念にブロックするとすぐに痛みは軽減しました。

次の日、歩いたせいで両側のふくらはぎに痛みが生じていました。

このような筋痛症に対して、神経根ブロックよりもトリガーポイントブロックのほうがいいと思います。手術をしても意味がないでしょう。
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by junk_2004jp | 2008-05-30 21:54 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(7)
2008年 05月 29日

全国的医師の勘違い

痛みやしびれは神経がおかされていると考えるのは全国的医師の勘違いです。

そしてやたらに神経の根っこも部分、つまり脊柱の形状を調べます。そしてヘルニアや脊柱管狭窄症という病名になり手術までいくことがしばしばあります。

頚1回、腰3回手術された患者さん患者さんを診ましたが、今の患者さんの訴えは主に腸腰筋痛と中臀筋痛なのです。

そのことを主治医にいうと腸腰筋へ行っている神経は腰神経叢の筋枝(Th12),L1-3,(L4)なので、Th12あたりを調べようとなったそうです(笑)。

筋痛という概念がないわけです。あくまでも、そこへいっている神経が気になるのです。

患者さんは全国に渡って多くの病院を受診されたそうですが、誰一人、筋肉の痛みについて説明した医師はいなかったとおっしゃっていました。

ペインクリニックも痛みの現場は無視して、なぜか神経の根っこの部分にこだわります。その根底には筋痛という概念がなく、神経が災いしていると思っているのでしょう。

私は手術にいたった経緯は想像するだけなので軽々には言えませんが、麻痺ならば神経障害の可能性があり手術の適応ありですが、痛みやしびれは神経が正常に稼働している証拠なのです。

筋力低下やしびれを麻痺と早合点されることも多いのです。筋痛症の症状としてしびれや筋力低下は一般的なことなのです。

たとえばテニス肘では握力低下がおきます。また指にしびれを来すことも少なくありません。

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腕のしびれや筋力低下で頚の手術をされた方、その後、全身的な筋痛が起きています。ピアノを弾くかたなので、頚部や上肢のMPSだったのでしょう。手術によりFMS化することは考えられます。

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全国的に医師は筋痛という概念がほぼ0なんだと思って、自己防衛されたほうがいい。

痛みやしびてというと神経が侵されていると思う医師が多数派なんだと思って自己防衛されるのがいいでしょう。

神経が侵されると麻痺が生じる可能性はあります。しかし神経麻痺と筋痛による筋力低下を区別できないことがしばしばあると思って自己防衛されるのがいいでしょう。

頚では脊髄麻痺、腰では膀胱直腸障害の馬尾神経麻痺です。

ご自分で勉強されてこの分野は特に医師に全面的信頼をおかず、自己防衛しないと人生がめちゃくちゃになってしまうこともあります。

医師は癌とか骨折とかコレステロール値とか画像に現れるもの数値化できるものについてはある程度信頼してよいでしょうが、人の痛みとかしびれといった数値化できないもの画像化できないものについては、あてにならないことが少なくないのです。(私も含めてですが・・・)
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by junk_2004jp | 2008-05-29 08:27 | 痛みの生理学 | Comments(5)
2008年 05月 27日

線維筋痛症の重症度分類試案(厚生労働省特別研究班)

筋筋膜性疼痛症候群は線維筋痛症の子供?

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線維筋痛症は症候群にしたほうがよいという意見がある。つまり「線維筋痛症候群FMS」だ。

広範囲の筋痛、睡眠障害、慢性疲労、抑うつ、不安、焦燥、乾燥症状、頻尿、過敏性腸炎、顎関節症、月経困難症などの症状を有する症候群。

ステージⅠ~Ⅴまでの分類試案が示されているが、次第に悪化するというものではないようだ。

診断基準を満たしている人はかなり多いように思う。

私の妻もよく肩こりを訴えているが診断基準を満たしているのではないだろうか。ただし、上に挙げた症状はそれほど多くはないのでFMSというにはちょと躊躇する。

診断基準の18ヶ所の圧痛点のうち11ヶ所があればいいわけだが、かなりの人がこれをクリアすることだろう。実際に症状を自覚していなくてもよいわけだ。そのときは休火山のようなものなんだろうか。

診断基準を満たし、上記の症状群のいくつかが該当すればFMSとしてよいのだろう。ステージⅠはかなり多くいることだろう。この状態を線維筋痛症というべきなのか、仮面うつというべきなのか?どちらでもよいのだが、筋痛が主役のときはFMSのほうが理解されやすいだろう。

FMSというと難病、激痛、不治というイメージをもつ人もいるだろうが、軽度のものはとても多く、今までは自律神経失調症とか仮面うつとかいってきたのだろう。

あるいは整形外科では、椎間板ヘルニアとか、脊柱管狭窄症とか、頚肩腕症候群とか、腱鞘炎とかいってきたのだろう。
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by junk_2004jp | 2008-05-27 22:44 | 線維筋痛症 | Comments(14)
2008年 05月 26日

心因性の痛み

「心因性の痛み」という言葉は誤解が多いが、やはり現実に存在する。

「**から電気信号が脳に届いていないのに脳が**に強い痛みを感じている」という不思議な状態だ。

他人の痛みをそのように決めつけることができることができるのだろうか?これは医師の経験とカンによらざるをえない。

まず、圧痛点が分からない。筋肉のこわばりが感じられない。

すごい痛みだ。最も強い痛みなのかもしれない。身体から電気信号がくる痛みは、抑制系が働くがこの手の痛みは、底抜けなのだ。

坐薬も飲み薬も効かないので診てほしいとの電話があった。痛みのため苦しみもがいているようだ。

Doctor as Drug (薬としての医師)が効いた。痛みはおさまった。

侵害受容性の痛み・・・・侵害受容器が関係している痛み。Aδ線維、C線維を伝わって脳に到達する。ほとんどの痛みがこれ。消炎鎮痛剤が処方される。

神経因性の痛み・・・・・侵害受容器が関与しないで脳に伝わる痛み。神経線維が損傷したときにおきる。

心因性の痛み・・・・上記2つ以外の痛み
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by junk_2004jp | 2008-05-26 23:00 | 痛みの生理学 | Comments(8)
2008年 05月 26日

脊柱管狭窄症の手術は疑問だ

脊柱管狭窄症と診断され、その後、紆余曲折があり、発症から1年後の2008年1月に手術を受けました。

腰椎の4番~仙骨に問題があり約2時間かけてつい弓切除がなされました。ところが、手術後数日目から手術前よりもさらに強い痺れが出始め、大変ショックを受けています。

術後のレントゲンも、MRIも全く問題が無いとのことです。手術の際、神経が癒着していたけれど上手く、はがしたといわれました。

それでは、術後今でもかかえているこの足の痺れの原因は一体どこから来ているのでしょうか。痺れ方はまるで鉛をべったり貼り付けて、更に圧縮材でしぼった様な強さのもの、歩く時は、重い棒の様に感じられ、一体何の為の手術だったのかと思う毎日です。


脊柱管狭窄症の手術をしてもよくならないという相談はよくあることです。

また脊柱管狭窄症と診断され10mも歩くことができない人でも手術をしないで全く普通に生活している人を知っています。

これは手術のうまい下手ではなくて、診断そのものが間違っているのではないでしょうか。

足がしびれる、痛いというと判で押したように整形外科医は「腰からきている」というものです。そして、ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断します。

末梢神経が圧迫を受けて変性すると「麻痺」が生じることがあるかもしれませんが痛みや異常知覚(ジンジン)は生じません。

麻痺(知覚鈍麻、知覚脱失)もしびれと表現するし、ジンジンなどの知覚異常もしびれと表現するので、医師の頭のなかでこんがらがっているのです。

末梢神経が圧迫を受けてワーラー変性が生じると麻痺が起こります。このとき神経の混線が起きると極めて難治な痛みであるCRPS type2であるカウザルギーが生じることがあります。この痛みと問題の「いわゆる脊柱管狭窄症のため」といわれている痛みは全く別のものです。

CRPSは手術をして治すというレベルのものではありません。

脊柱管狭窄症の馬尾型の膀胱直腸障害(麻痺)のタイプはあるのでしょうが、痛みやしびれを起こすことはないと思います。膀胱直腸障害はとても少ないですが手術の適応です。

画像で脊柱管狭窄症があっても無症状の人はいっぱいいます。

先ほど、「ヘルニア+脊柱管狭窄症」という診断を受けている40歳代の女性が、痛みが強く休日ですが診察にいらっしゃいました。この方は100%自信を持って断言します。筋痛症です。

CMP will be separated into CMP Stage 1 (without central sensitization) and CMP Stage 2
(with central sensitization).

CMP=慢性筋痛症

central sensitization=中枢性痛覚過敏=中枢性感作

ステージ1なら比較的簡単に治る。
ステージ2なら認知行動療法、抗うつ薬、抗不安薬などが必要かもしれない。

どちらかは治療をやってみなければわかりません。

専門医による生理学を無視した単に思い込みによる安易な診断がとても多いと思う。
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by junk_2004jp | 2008-05-26 00:54 | 慢性痛 | Comments(4)
2008年 05月 25日

臀筋や腸腰筋のMPSだと思います

加茂先生、始めまして。私、男性6*歳です。突然のメールをお許しください。私の症状の事でご相談したくメールを差し上げました。

60歳でリタイア後趣味の**に勤しみ、又毎年マラソンに完走し体力には自信を持ってました。

去年の12月始めから、**の後に両腰に強い張りと言うか痛みが出るようになりました。腰を捻ったりすると臀部脚下に電気が走る様な痛みをかんじます。 歩行にも影響が出始め両腰右臀部右太腿部表側に強い痛みが出て家を出てから20mも歩けません。少ししゃがんで休めばちょっとはあるけますが、すぐ痛みます。

自宅の近隣の整形外科でレントゲンを撮る、5番目に脊柱管狭窄症だな、と言われました。牽引と電気治療、ロキソンニン、オパルモン胃薬の処方を受け 2ヶ月通いかえって痛みが増し、A総合病院整形外科に紹介状を持ち受診。

後日MRI検査、結果、3と2の間のヘルニアが脊柱管を押して神経に影響を与えている。ヘルニアの大きさからも手術し除圧するのがベストと言われた。手術は顕微鏡方式で2cm切るだけで、術後の回復は早いといわれた。

術後の回復が早くても、筋肉を剥がすのはなるべく避け、まずは痛みを取る方法をネットで調べ、B病院のペインクリニック科を知りA総合病院からの紹介状を持ち受診しました。

部長先生に受け持っていただき持参したMRI写真を見て3と2をさしここだねと言いました。私の症状の痛み具合を聞いて頑張りましょうと言いました。 

血液検査尿検査レントゲン検査の後、硬膜外ブロックを注射しました。1時間30分の安静後帰宅、病院を出る時右側は全部すっきり痛みなし、その分左側に痛みが移動した感じで電車でつらかった。 

2日後には痛みがほぼ以前の様にもどる。1週間後受診今日は神経根ブロック造営を受ける。針を神経に当ててる時はあまり痛くは無く、安静室に戻ってから、右腰右臀部右太腿表側に強い痺れが感じて来た。

痺れが取れたのが約4時間後看護士さんは良く効いていたのね。帰りは車で帰る運転には何も支障なし。

翌日外を歩いてみる。小1時間歩いたが脚に力は入らないがユックリと腰を伸ばして歩けた。感謝だ!約1週間は良くもあり悪しくもありで一進後退の状態が続く。

次の受診が3週間後でこの日は椎間板造影とブロックを行い CTを撮影。このブロックはあまり効果無かった。

翌週受診。CTの結果余りよくない。先生は次の手段で経皮的椎間板摘出術を行って見るかと言いました。でも私は、神経根ブロックで少しでも良い状態が在ったのでもう一度神経根ブロックを施術して頂き今日に至ってます。 

昨日の今日で効果は在る様で痛みは余り感じませんが、痺れふらつき感はあり両脚に力ははいりません。  

まだまだ**を続けたい私くしはこの様な状態から早く脱却したく、最近先生のホームページに辿り着き読む内に少し理解出来たかなと感じております。もっと早く先生のHP探し当ててればと後悔しております。

遠方ですが、是非一度先生に診て戴きたく、失礼ながら長文のメールを差し上げました。


このようなご相談のメールはしばしばいただきます。皆さんどうぞご安心ください。医師として誠実にご回答いたします。

脊柱管狭窄やヘルニアはは60才を過ぎていればそれほどめずらしいわけではありません。

神経が圧迫を受けると痛みが生じることはありませんので、このような病名は想定圏外です。

椎間板性疼痛という考えも古い失敗した歴史的遺物です。

まず、どのような運動や仕事の後に痛みが生じたのか、圧痛点がどこにあるのか、どのような体勢で痛みが強くなるのか、痛みが軽くなるのかを観察してください。

たぶん、この方は腸腰筋や殿筋の筋筋膜性疼痛(MPS)だろうと思います。罹患筋を特定して、その筋肉の緊張spasmを取る治療をすればよいのです。また再発を防ぐには筋肉の手入れやフォームの改良などがキーポイントだと思います。

MPSは世界的に認知された病態で診断基準があります。それに反してヘルニアや脊柱管狭窄症は診断基準もなく、その病態理論は矛盾しています。単に個人的、集団的な思い込みといってもいいでしょう。

脊柱管狭窄症は中高年に多いわけで、後何年元気でおれるか・・・という気持ちもあります。そして、若い者に面倒をかけたくないとも思うわけです。

ヘルニアなら溶けてなくなるという説もありますが、脊柱管狭窄症は骨性なのでそれも期待できないのです。

このようにして、歴然たるMRIなる画像をみせられると・・・・・

*欺とまでは申しませんが、痛みとはなんぞや、そのメカニズムを勉強されたい。

還暦を過ぎても若い人には負けないでガンガンやってください。
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by junk_2004jp | 2008-05-25 02:32 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2008年 05月 23日

MPSという言葉はもう使われないそうだ

http://www.sover.net/~devstar/

NOTE: New Nomenclature (新しい命名法)

All material written by me after October 1, 2007, will have the following changes in
nomenclature.
2007年10月1日以後私によって書かれるすべての資料には、命名法に以下の変化があります。

I regret any confusion caused by this change, but deem it necessary due to the changes in our current understanding of the conditions involved.
この名称の変化による混乱は残念だが、最新の知見からみてもこの変化は必要なことと思う。

The abbreviation for myofascial trigger point, "TrP," is replaced by "MTP."
myofascial trigger point の省略形は”TrP"から"MTP"になる。

The term Myofascial Pain Syndrome (MPS) will no longer be used, as current
research shows it is not a syndrome but a true myopathy, and thus a true disease.

MPSという言葉はもう使われない。最近の研究によると、それは症候群ではなくて、筋肉の病態であって、真の病気であるということが分かってきたからだ。

There are acute MTPs and chronic myofascial pain (CMP) due to MTPs. Where
applicable, CMP will be separated into CMP Stage 1 (without central sensitization)
and CMP Stage 2 (with central sensitization).
筋筋膜トリガーポイントによる、急性のMTPsと慢性の筋筋膜性疼痛(CMP)がある。CMPはさらにステージ1とステージ2に分類される。ステージ1は中枢性痛覚過敏がなく、ステージ2は中枢性痛覚過敏がある。
Fibromyalgia (FM) will replace the former term fibromyalgia syndrome (FMS).
線維筋痛症(FM)は線維筋痛症候群(FMS)に変わります。



筋筋膜性疼痛症候群(MPS)は症候群ではなくて筋筋膜性疼痛(症)になり、それには急性と慢性があり、慢性のものは中枢性感作のあるものとないものとがある。

線維筋痛症は症候群とういう表現が妥当で線維筋痛症候群(FMS)にする。その症候群の内容は「慢性疲労、睡眠障害、頻尿、ドライアイ、口乾燥、しびれ、冷感、過敏性腸炎 不安感、抑うつ、焦燥感など」


_____________________________


http://www.immunesupport.com/library/showarticle.cfm?ID=2548&t=CFIDS_FM

CONCLUSION: FM and MPS are two different clinical conditions that require different treatment plans.
結論:線維筋痛症(FM)と筋筋膜性疼痛症候群(MPS)は2つの異なった臨床状態だ。だから異なった治療計画が必要とされる。

FM is a systemic disease process, apparently caused by dysfunction of the limbic
system and/or neuroendocrine axis.
FMは全体的な病気プロセスで、明らかに辺縁系や神経内分泌系の機能障害に起因する。

It often requires a multidisciplinary treatment approach including psychotherapy, low dose antidepressant medication and a moderate exercise program.
それは、しばしば精神療法、低用量抗うつ薬、軽い運動プログラムなどを含む多角的専門的治療が必要だ。

MPS is a condition that arises from the referred pain and muscle dysfunction caused by TrPs, which often respond to manual treatment methods such as ischemic
compression and various specific stretching techniques.
MPSはTrPsに起因する関連痛と筋肉機能不全に起因する状態だ。そしてそれは指圧やいろいろなストレッチ法などの手技療法にしばしばよく反応する。

Both of these conditions are seen routinely in chiropractic offices; therefore, it is
important for field practitioners to understand these distinctions.
これら2つはカイロプラクティック・オフィスでよく見られるものだ。だから、これらの違い理解することは重要だ。


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by junk_2004jp | 2008-05-23 20:00 | MPS | Comments(15)
2008年 05月 22日

誕生日のサプライズ

今日は私の61回目の誕生日でした。

朝、回診にいくと患者さんから寄せ書きとゴルフボールのプレゼントをいただきました。本当にビックリしました。どうもありがとうございました。

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ヘリウムガスで「おめでとう」と言ってくれる方やパソコンでハッピーバースデイを流してくれる方やそれはびっくりする回診でした。

皆さん、筋痛症で辛い中、それでもお互いに励まし合って治療しています。
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by junk_2004jp | 2008-05-22 22:38 | Comments(8)
2008年 05月 21日

MPS(FM線維筋痛症)を脊柱管狭窄症+ヘルニアと診断されていた

A、60歳です。腰痛下肢痛の発症は昨年10月中頃からです。

特に、12月後半からは歩行50Mも出来ない腰・下肢痛で、MRIやX線検査にて脊柱管狭窄症とL2.3およびL4の椎間板ヘルニアの診断でした。

今年1月からは、硬膜外ブロック注射のペインクリニックに月2~3回通いまして、3月後半にはズッと10の痛みが3程度になり少しは歩けるようになりました。

加茂先生のホームページには早くから勉強させてもらっておりましたが、痛み強い日々も続いて小松まで行けるか?の不安もあり躊躇してました。よくなる方法を模索しながら悶々としており先週お電話したしだいです。

その節は、診療中にも拘らず急遽お電話口にでていただき腰痛や下肢痛の痛みにトリガーポイントの治療など、安心できる適切なアドバイスをいただき本当に有難うございました。直ぐにでもお伺いしたいと思い、当方仕事など調整しておりました。


Aさんは本日お見えになりました。午前中に診察治療して午後にもう一度診せにこられました。治療は一回で大きな効果がありました。

午後には駅前から当院まで(2kmほど)歩いて来られたと喜んでいらっしゃいました。

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Aさんは中臀筋や前脛骨筋の筋筋膜性疼痛症候群でした。圧痛点に局所麻酔を注射しました。

圧痛点を調べましたところ図のように線維筋痛症の診断基準を満たす部位にありました。

2年前に両手指の4,5指がしびれていることに対して頚椎の手術をしましたが改善しませんでした。

手術した病院は国松さんと同じところです。とても有名で順番待ちだとか。

b0052170_1946577.jpg頚椎からこのようなしびれ感が起きるはずもないと思います。指の屈筋のMPSだと判断し、図⑬のごとく圧痛点がありましたのでTPーブロックをしました。しびれはすぐに改善しました。

Aさんは線維筋痛症の診断基準を満たすのでそのように診断してよいでしょう。MPSでもFMでもどちらでもよいと思います。

このように筋痛症をヘルニアだとか脊柱管狭窄症だとか、頚椎症だとか誤診されているわけです。

誤診に基づいて手術がされるのです。手術で有名な病院というのは技術はあるのでしょうが、思考力が伴っているとは限らないのです。

患者さんに、どうして手術に踏み切ったのかお尋ねしたところ、おどかされる(不安)とのことだそうです。

もし、私のところに最初に「両手の4、5指がしびれる」といって来院したら、私はすぐにこの図を思いうかべ、TPブロックをします。それで終わりです。

レントゲン、MRI、間違った説明、手術、治らない・・・・この差は大きいと思いませんか。やってる方もいやになりますよ。
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by junk_2004jp | 2008-05-21 19:25 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(5)
2008年 05月 20日

脊柱管狭窄症

「手術をして1ヶ月ぐらいはよかったですが、またもとのようになりましたね(笑)」

Aさんは昨年の1月に左下肢痛で脊柱管狭窄症の診断で手術をしました。

手術をして1ヶ月間ぐらいはよかったそうです。私はこれは全身麻酔によって筋肉のspasmが取れたせいではないかと思っています。

全身麻酔の術後にたまたま副産物として五十肩が治ったというような症例はないですかね。

脊柱管狭窄症の病態説明は間違っていると思っています。神経根が圧迫を受けると痛みが生じるという考えが間違っているのです。

脊柱管狭窄症の手術をしてよくならない人を何人も診ました。中には手術がきっかけで重症の線維筋痛症になって大変な人もいました。

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エリーさんの掲示板にがががさんが書きました。

私は、父が脊椎狭窄症と診断され、痛み・しびれで歩くのもやっと、眠れずに家族に当たるなど危機的状況だったのを加茂先生にすくわれました。

それでも僕が先生のことを伝えてから何ヶ月か我慢して、耐えられなくなりようやく行ったそうです。それでも最初の一回の治療で半減したといってました。


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次ぎも脊柱管狭窄症という意味不明の診断を受けていた方からです。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_224.htm#raicyou

最近は心の状態が非常に安定して来ております。そのせいか不安が無くなりトンネルの向こうに見える希望の光が段々大きくはっきり見えてこるように思えます。今迄、腰が痛くてやっとの思いでしていたことが気がつくと難なくこなしていたりして自分で驚いています。

気持ちに不安が無く、心が元気になって身体を動かしているうちに更に気持ちが安定して前向きに考えるようになっているという良い循環に入ってきたようです。まだまだ谷に落ち込むこともあると思いますが乗り切って行けると確信しています。

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脊柱管狭窄症という概念をもう一度検証してみるべきです。脊椎脊髄専門医のあつかう病態ではないと思う。

MPSであることには違いなく長引くと不安やうつと関係してくるようだ。線維筋痛症に近いか線維筋痛症そのもののこともあると思う。

ヘルニアも脊柱管狭窄症も神経根の圧迫が痛みやしびれを起こしているという病態そのものの概念が間違っていると思っている。

だから治せないのだ。他の掲示板をみても分かる。複数回手術をしている人も多く、未だに痛みをもっている。線維筋痛症の状態なのだろう。早く気づいて新しい治療を始めたらいいのに。
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by junk_2004jp | 2008-05-20 23:01 | 慢性痛 | Comments(0)