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2009年 01月 31日

ここが聞きたいー名医にQ

頚の痛み

http://www.nhk.or.jp/kenko/drq/index2.html#theme2

相も変わらない内容であった。NHKよ、よーく考えよ、影響は大きい。

結局、端的にいうと、「痛み」と「麻痺」の区別がついていない。聞いていてわかるだろ、痛みの話なのか麻痺の話なのか、ふらふらしているだろ。

神経が傷害されると「痛い」とはなんのこっちゃ!根性疼痛とはなに?

「神経が押さえられても痛みは生じない、髄核から出る炎症性サイトカインのために神経根炎が生じると根性痛が生じる」・・・実はこれも間違いなのだが・・・・このように説明されることがある。

骨棘が神経根を刺激して根性痛が生じるといっていたが、これは髄核とは無関係で炎症性サイトカインの説明とは矛盾する。

骨棘なんて40歳以上ではほとんど見られる。すごい頚の写真でも痛みのない人なんていくらでもいる。

私があの場所にいて質問したなら絶対に答えられないはずだ。

骨棘の刺激で痛み信号がおきるはずがないだろ!

神経根が骨棘や椎間板で圧迫されて痛みが生じる(根性疼痛)という生理学的に根拠のない考えが多くの人を不安に陥れている。
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by junk_2004jp | 2009-01-31 20:55 | Comments(0)
2009年 01月 30日

科学者からの好意的な書評

中西準子さん(産業技術総合研究所・安全科学研究部門・研究部門長 工学博士)が、ご自分のホームページに私の本の書評を書いてくださっています。

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak461_465.html#462-B

一流の科学者に好意的な書評をいただいたことは、うれしいことです。

ひょんなことから、この本を読んだ。そして、とても面白いと思った。

加茂淳著「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」(風雲社、09年1月発売)(Amazonへのリンク)。自分が腰痛に悩まされているわけではないが、身近の者が腰痛ではないが、ひどい痛みに悩まされていて、痛みとは何かを考えていて、この本を読むことになった。これと関連して、戸澤洋二著「腰痛は脳の勘違いだった」(風雲社、07年5月発売)(Amazonへのリンク)も読んだ。

椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄と診断され、手術しても良くならない人が多い、また、どこの病院に行ってもたらい回しにされることから、「腰痛難民」という言葉がある。こういう状況に対して、加茂淳さん(石川県小松市の加茂整形外科医院の院長)は、骨格が問題ではなく、筋肉が問題、筋痛症だと言い、トリガーポイントブロックを推奨する。

ペインクリニックの一つだと思うが、従前のそれとはやや異なる。そのブロック処置の他に処方される薬が抗うつ剤である。抗うつ剤と言っても、うつ病だから痛みがあるというわけではない、原因は異なるが、痛みが増幅するメカニズムが同じだという発想らしい。この発想がいいと思うのである。一読に値する。

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by junk_2004jp | 2009-01-30 13:24 | Comments(1)
2009年 01月 29日

根性疼痛の矛盾

椎間板ヘルニア炎症説への疑問

椎間板ヘルニアと診断されたが、現在、線維筋痛症(多発性の筋筋膜性疼痛症候群)として治療しているケースが現在4例ほどある。過去にもいくつもあった。

あるケースでは、腰~下肢痛、頚~上肢痛なのだが、腰はMRIでヘルニア、頚はヘルニアなし。こんなの診断ではない。

ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断を受けている人は筋痛症と思ってよいと思う。

ヘルニアがあっても痛みがないことが多いのだが、この矛盾を説明するのに、髄核による神経根の炎症説がある。

では、髄核と神経根が触れている脱出型だけが症状を起こすということにはならないのか?

脊柱管狭窄症ではこの理論は通用しない。それでこの場合は血流説となる。

つまり根性疼痛を正当化せんがために四苦八苦なわけだが、うまくいかない。

どちらにしても侵害受容器のない神経線維の途中から痛みが起きるという極めて異例な状態を正当化できない。

神経線維が炎症を起こすと侵害受容器のない神経線維の途中から痛みの信号が生じるという生理学は存在しない。

掲示板からですが、この方は以前の私にメールで質問してこられたそうです。医師よりも患者さんのほうが進んでいる(笑)、ネットの発達で笑えない状況になってきたものです。
私もこの分野なら患者さんに負けない知識をもっていると自負していますが、他の分野になるとそれはもう怪しいものです^^;
この掲示板を見るのを楽しみにしています。椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛(右側)と診断され、自宅療養も含め、3ヶ月ほどになります。入院してからはまだ3週間位なのですが、歩行器を使って歩けるようになりました。

私が入院している整形外科は基本的には「骨屋?」的な考え方の病院ですが、週一回ペインの日があって、トリガーポイントブロック注射をします。

圧痛点は自分で探して希望箇所に何カ所か注射してくれます。お陰様でふくらはぎから下はだいぶ、痛みや痺れも治まってきたのですが、右膝裏あたりがなかなか痛みが取れません。

圧痛点と思う所に注射してもらうのですが、効果はイマイチです。個人差はあるでしょうが、太もも膝裏付近だと、どこに注射すれば効果的でしょうか?いつもは右臀部、右太ももの押して一番痛い所、あとはふくらはぎです。長くてすみません。

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by junk_2004jp | 2009-01-29 23:31 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2009年 01月 27日

根性疼痛?

b0052170_18174339.jpgAδ線維は高閾値機械的刺激を伝える神経で有髄神経です。「あいたっ!」という痛みの神経です。

一方、その後のジワジワした痛みや慢性の痛みを伝える神経はC線維で無髄神経です。臨床的問題になるのはこの神経です。

痛いということはこの神経が脱分極しているということです。

正常な神経線維を叩いたり、引っ張ったり、圧迫しても神経線維は脱分極しません。

ヘルニアで圧迫を受けている神経は正常でない神経だと思われるかもしれませんが、C線維は無髄神経なのですが、無髄神経(髄鞘がない神経)が脱髄することもないでしょう。

ですから、ラセーグテストがどうのこうの言っている点でアウトなのです。神経線維を引っ張ったところで神経線維が脱分極するわけがないのですから。

五十肩で腕を挙げると痛いといっているのと同じことで、筋痛症の症状です。

針で神経線維をさせば、細胞膜が破られるわけですから、Naイオンが神経線維の中に流入して一過性の脱分極が生じます。だから神経を圧迫すると痛いというのは理論が飛躍しています。

図を見てください。神経根性疼痛という概念は神経根の部分で痛みが生じているというものです。実際はこんなことはありえないのですが。

神経根部で生じた脱分極の波が脳に伝わる。脳はその電気信号を神経根部から生じたとは認識できないで、末梢から生じたと誤認しているということなのです。

このよな侵害受容器を介さないで痛みが生じることを「異所性発火」といい、正常な神経ではおこりません。

この問題を議論するとき、痛みは電気現象なのだから、どこで起電してどの経路を通って脳に到達するのか、配電図を書いてもらえばいいのです。
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by junk_2004jp | 2009-01-27 18:43 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2009年 01月 27日

心因性の痛み

私は「心因性疼痛」という言葉は臨床では使いません。

心因性疼痛とは損傷モデルを信じている人が、その対極にある痛み、損傷モデルでは説明できない痛みを「心因性疼痛」といっているような気がします。

痛みは「感覚的、情動的体験」と定義されています。

痛みは脳で認知して脳が反応しているのです。

だから心因が関係しない痛みはありえないのです。

痛みは身体の部位と脳との情報のやり取りです。

しいて「心因性疼痛」というのなら、「脳内だけの痛み」「身体との情報のやりとりがない痛み」「妄想としての痛み」とでももうしましょうか。

そのような痛みはあるかもしれませんが、とてもまれなもので、またそのことを現代の医学で証明するのは困難なことでしょう。

ほとんどの痛みは身体と脳との情報のやり取りです。

私は損傷モデルで痛みは説明できないと思っています。ほとんどの痛みは筋性疼痛だと思っていますから、心因性疼痛という言葉は使いません。

「不安が大きく関係した痛み」「緊張が大きく関係した痛み」ということがありますが、筋肉はそのようなことに大きく影響を受けますね。

侵害受容性疼痛、神経因性疼痛、心因性疼痛という分類はよくみかけます。

侵害受容性疼痛とは侵害受容器を介した痛み、神経因性疼痛とは侵害受容器を介さないで身体から脳に伝わる痛み、心因性疼痛とは上記の侵害受容性疼痛、神経因性疼痛ではない痛みということになるのでしょう。

サーノ博士のTension myositis syndrome (TMS)は心因性疼痛をいっていると思うのならそれは誤解です。

「筋肉の緊張が痛みの原因だ」といっているわけです。ここのところはよく誤解されるところです。

サーノ博士のやり方は慢性疼痛の一つの認知行動療法なわけです。それを利用するのも一つの方法でしょう。
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by junk_2004jp | 2009-01-27 13:11 | 痛みの生理学 | Comments(0)
2009年 01月 27日

肘の内側を打った時のひびきの痛みは関連痛です

肘の内側を打ったときの痛み

尺骨神経を叩打したときの痛みと勘違いされているようですがそうではないと思います。

http://www.caringmedical.com/symptoms/hackett.asp#

b0052170_1255262.gif
この図のように尺側側副靭帯を叩いたときの関連痛なのかもしれません。

Ulnar Collateral Ligament=尺側側副靭帯

Referral Pain Pattern=関連痛パターン

あるいは次の図のような上腕の筋肉を叩いたときの関連痛なのかもしれません。

b0052170_1302986.jpg


尺骨神経溝が近くにありますから、神経を叩いたときの痛みと誤解されているのでしょう。

神経線維の途中には機械的刺激の受容器がついていませんので、神経線維を叩いても痛みはしょうじません。

神経線維の先端には受容器がついています。

神経線維を叩いたり、神経線維が癒着したり、神経線維が圧迫されたりすると痛みが生じるなんてばかなことを言ってはいけません。かってに痛みの生理学に矛盾することを言ってはいけません。

素直に痛みの生理学者の言っていることを勉強してください。

私は独自の理論をいっているのではなくて、痛みの生理学者の書いた本を読んで、忠実に事実をのべているだけです。
医学の根幹を成す生理学。 それを無視して出来上がっている現在の損傷モデル。 臨床の場に於いて理論と現実との違和を認めながらも、 多くの医療従事者は矛盾だらけの損傷モデルに少しの疑いを持つことなく、 日々それに基づいて診療を行っている。


これは薬缶頭さんの書いたアマゾンのレビューからです。私たちは医療の根幹をなす生理学を無視してはいけません。

痛みとはなになのか、痛みのおこるメカニズムはどうなっているのか。なぜ痛みが慢性化するのか、私たちは生理学を勉強してそれを生かしていかなくてはなりません。

_____________________

下肢のギプスなどで腓骨神経麻痺が生じることがあります。足関節の背屈が出来ない、知覚麻痺もおこります。

痛みはありません。麻痺しているのですから。このような患者さんを何回かみたことがあります。

当初、痛みが生じるのは、ギプスの圧迫によって静脈圧迫によるうっ血性の痛みなのでしょう。輪ゴムを指に巻きつけたら痛いでしょ。神経が圧迫されて痛いのではありませんよ。出来上がった腓骨神経麻痺は痛みがありません。

>腓骨神経麻痺についてですが、加茂医師は神経圧迫では運動麻痺はでますが、知覚麻痺や疼痛はでないと論じています。臨床でギプス障害での腓骨神経麻痺に疼痛、知覚障害が起こるのはよくあることで、故意に腓骨神経を圧迫することで、しびれや痛みを誘発できます。部位は違いますが、肘(尺骨神経)を打ってしびれる経験はどなたでもあると思います。慢性化した肘部管症候群が有名です。


加茂医師は神経圧迫では運動麻痺はでますが、知覚麻痺や疼痛はでないと論じています。

私、そんなことを言った覚えがありません。運動麻痺や知覚麻痺が生じるが疼痛は生じないといっているのです。
臨床でギプス障害での腓骨神経麻痺に疼痛、知覚障害が起こるのはよくあることで

知覚が麻痺していて疼痛が生じている???知覚麻痺とは知覚神経が脱分極しないということです。疼痛とは脱分極しているということです。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_94.htm

b0052170_2191036.jpgこの写真は当院で撮ったものです。肘部管症候群による尺骨神経麻痺の手です。骨間筋の委縮がみられます。尺骨神経領域に知覚麻痺があります。痛みはありません。

麻痺、痛み、しびれ、このような言葉の意味をしっかり押さえていきたいものです。

痛みが生じるメカニズムは?
麻痺が生じるメカニズムは?

「しびれ」とは知覚鈍磨~知覚脱失のことなのか、ジンジンとした知覚異常のことなのか?どちらをいっているのか?
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by junk_2004jp | 2009-01-27 01:19 | 痛みの生理学 | Comments(3)
2009年 01月 26日

図書館でみました。

78歳の奥さんと83歳のご主人が山の町から電車を4つほど乗り継いで診察にいらっしゃいました。

町の図書館で私の本を見て受診されたそうです。町の図書館はいい選択をしたものです。

b0052170_19223626.jpgご主人は12月末のある日より急に図のような痛みにおそわれ歩行困難です。特に原因は思い当たらないとのことです。

2つの病院で診てもらいましたが、脊柱管狭窄症とのことで、1か月ほど薬を飲んでいるが思わしくありません。

図のような圧痛点がありましたので。局所麻酔を注射しました。

よくなりました。

脊柱管狭窄症が原因でこのような痛みがおきるとは思えません。12月20日から急に痛くなったとのことです。前日は異常ありませんでした。過去にもこのような痛みはありませんでした。

筋痛症しか考えられません。



b0052170_19344750.jpg奥さんは慢性の腰痛があります。図のように強い圧痛があります。注射をすると腰がまっすぐに伸びて「こんなにまっすぐに伸びたのは何年ぶりか!」とお喜びになりました。

慢性の筋痛症なんですね。

今日一日だけの治療ですから今後のなりゆきはわかりませんが、よくなるきっかけは掴んだと思っています。痛みの本態を理解されたと思います。今日はホテルに泊まられるそうです。

「お医者さんにこの本を持って行って、このお医者さんにみてもらったらよくなったので、先生もお願いします・・・と言ってごらんなさいよ。親切なお医者さんだったら、やってくれるかもしれませんよ。」

こんな簡単な病態を3つも4つも電車を乗り継いで診せに来なくてはいけないというのが日本の現状です。

町の図書館はどのような基準で本を購入するのかしりませんが、きっと腰痛でお悩みの方が多いにもかかわらず、医者がうまく対応していないと思っているのかもしれません。
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by junk_2004jp | 2009-01-26 19:55 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(3)
2009年 01月 25日

それでもまだ「ヘルニアに起因する」という理由はなになのか

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛を外科手術すべきか?

成人の1/3にヘルニアがみつかる。
手術をしてもしなくても1年たてばほぼ同等だ。


それでもまだ、「ヘルニアに起因する坐骨神経痛」という理由はなになのだろうか???

普通の頭脳をもっていれば、成人の1/3にあって、それを取っても取らなくても結果は同じという前提があるのなら、 「それ、関係ないんじゃない?」と思うのが普通というもんだ。

おまけに神経生理学では「神経を圧迫すると痛みが生じる」なんてことは言われてないし、それこそチンプンカンプンなんだろ。

痛みは神経症状ではないんだ!
神経学的所見とか神経症状とかいうのは「腱反射、病的反射、触覚テスト、筋力テスト、神経電動速度など」のことで「痛み」は神経学的所見、神経症状とはいわないんだ。神経症状とは麻痺のことなんです。

だから次の論文を見たとき、「坐骨神経症状とは具体的に何のことですか?」と質問すればいいのです。坐骨神経症状といったり、それがいつのまにか坐骨神経痛に変わっていたりするでしょ。これはね、言葉を厳密に使う生理学者ではありえないことだと思うのです。

痛みを神経症状とは言わないのですよ!

先日、ある大学の文科系先生が診せに来られました。診せに来られたということは、私のいっていることに半信半疑ながらも興味があるということなんです。友人からよくなったと聞いたということです。

実際、TPBをしたら、痛みは軽減しました。でも半信半疑といった感じなのです。

「私のような文科系の学問なら、諸説があるということは理解できるのですが、理科系の学問でこのような状況はなぜなのか理解できません。」というようなことをおっしゃっていました。

私もそのように思います。人間って一度思い込んだらなかなか・・・なんですね。とにかく、この手の論文は突っ込みどころ満載です。

神経症状とは?痛みとは?という基本的なことを押さえないと煙にまかれるんです。

神経根障害なんて言葉もありますね。これもごまかされないようにしなくてはいけませんよ。神経障害なんだから麻痺なんです。神経障害で痛みが伴うことがありますが、CRPStypeⅡといって、まったく異なったものなのです。これは手術して治すなんてものでもないし、消炎鎮痛剤を処方するってこともないです。

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by junk_2004jp | 2009-01-25 01:33 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(15)
2009年 01月 24日

本を読んで

勘違いしていませんか?

ほぼ毎日、数件のお問い合わせがあります。

神奈川の80歳代の男性から電話がありました。

「先生の本を読んだら、元気がでてきてよくなってきました。」というようなことでした。脊柱管狭窄症という診断でしたが、筋肉の痙攣痛なんだと分かって、なるほどそうだわと腑に落ちたのです。

それで、

「うちの近くには整骨院がたくさんあるのですが、3軒の整骨院に本を持って行って、院長にいったのですが、誰一人、興味を示してくれませんでした。」

というようなことで軽く憤慨していらっしゃいました。

整骨院でトリガーポイントブロックはできませんので興味を示されなかったのでしょうか。

私の言いたいのは痛みの本態は筋肉の痛み(筋性疼痛、筋肉のスパズム)であって、脊柱管の狭窄やヘルニアのせいではないということなんです。

それをどのようにして治そうが自由なんです。催眠術で治したっていいんです。マッサージ、電気、鍼灸、指圧、カイロ、ストレッチ、時間、費用、好き嫌いいろいろあるでしょう。

痛みの原因が脊柱管狭窄やヘルニアのせいというのは、生理学では矛盾していて「トンでも説」といってもいい。それが真実なら、整骨院で治るはずがないですね。整骨院で脊柱管が広くなるわけでも、ヘルニアがへこむわけもないのです。
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by junk_2004jp | 2009-01-24 20:26 | MPS | Comments(8)
2009年 01月 22日

「mixi総合医療センタートピック」より

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=39068344&comment_count=9&comm_id=474924

mixiのメンバーなら見ることができます。

私のHP「みなさん、腰痛や坐骨神経痛はヘルニアのせいじゃありませんよ! 神経が圧迫されても痛み・痺れは起きません。 ほとんどが筋肉・筋膜の問題ですよ! 」

ということについて、一般の方と医師らしき人の問答です。

皆さんどう思われますか?

私の言いたいことは「痛みのメカニズムを勉強してほしい」ということです。

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この図のように運動神経も知覚神経もヘルニアによってブロックされてしまうというのなら、わかるのです。実際にはこのようなことは起こらないのですが。

しかし、そうではなくて次の図だといっているのです。

b0052170_2295673.jpg
運動神経はブロックされるが、知覚神経はヘルニアによってそこから活動が始まるというのです。

そんなばかな!これ、生理学の常識では考えられません。

筋筋膜性疼痛症候群は否定できません。もし、根性疼痛があるというのなら、よく似た病態を示す筋筋膜性疼痛症候群との鑑別の仕方を述べるべきなのです。

「根性疼痛と同じような痛みを起こす疾患として筋筋膜性疼痛症候群がある。その違いは・・・・であるので、注意をして診断しなければならない。」というように医学生に教える必要があります。ところがそのようなことを聞いたことがありません。どこかのサイトにありましたか?

一方、筋筋膜性疼痛症候群を支持する立場からは、根性疼痛というものが存在しないのですから、鑑別の仕方を述べる必要はないのです。
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by junk_2004jp | 2009-01-22 20:19 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)