心療整形外科

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2009年 06月 26日

アメリカでのMPS治療報告(ててっどさんー掲示板よりー)

ててっどです。以前お約束した、アメリカでのMPS治療体験の第1報です。

[先生]

Dr. Hal Blatman

ケネディ大統領の腰痛を治したというDr. Janet Travellと共にMPSの研究をされていたとのことです。現在は、アメリカでのMPS研究の第一人者として、American Holistic Medical Association(http://www.holisticmedicine.org/)の
presidentを兼任していたり、様々な講演会に飛び回っておられる方のようです。

American Holistic Medical Associationは、全米をカバーする組織で、↓こんな本も出しています。
http://www.amazon.co.jp/American-Holistic-Medical-Association-Health/dp/0471327433/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1245725799&sr=1-1

[オフィス]

オハイオ州のシンシナティダウンタウンから、約20分程度車で走ったところにオフィスを構えています。
http://www.blatmanpainclinic.com/

初診料はなんと$300(28,500円くらい?)。保険も効かず、高いです。

[診察]

先生の印象は良かったです。しっかり時間を取ってくれ、体を丹念に見てくれました。ここは痛いですか?ではなく、ここは痛いでしょう、ここは先ほどのところより痛くないでしょう、と先生の判断と私の感覚の一致を確認しながら進めていきます。体の触り方に無駄な動きがなく、自分の痛いところを一発で当て、「良く体を知っているなぁ」との印象で、また説明時にはしっかりこちらの眼を見て話すので(米人はたいていそうですが)、信頼できる印象です。

MRIの写真を見ながら、「頚椎のヘルニアは心配しなくていい」と言ってくれました。

[治療]

本日は、結局トリガーポイント注射はやりませんでした。初日は、診察とトリガーポイントの生理学、および下記のマッサージ+食事指導というメニューでした。トリガーポイントはやらないの?と聞いてみましたが、まずは下で説明するマッサージを2週間やって効果がなかったらその段階でまた判断する、ということでした。

[マッサージ]

「最良の薬はボールでのマッサージだ」と繰り返されていました「ボール」は、有名なテニスボールではなく、直径約57mmの、固い床の上で「ビヨーン」と跳ねる、テニスボールより固いあのスーパーボールです。これを壁と体の間に挟み、一箇所の筋肉につき左右(又は上下)3往復程度。これを背中、肩、腰や臀部で一日5回程度やりなさい、とのこと。

また、首の左右、斜め前への、ゆっくり目のストレッチをやること。シャワーをあてながらが更に良いとの事。

[食事]

炭酸飲料は、緑茶に(砂糖は大敵だそうです)、キャノーラオイルはオリーヴオイルに、パスタは、ライスパスタに、白パン(小麦)は、ezekiel bread(スプラウトで作ったパンだそうです)に、フルーツは悪くないが、ベリー類が特にいい、水は、フィルターを通したものに、それぞれしなさい、とのことでした。
 
特に炭酸飲料の糖分が良くなく、「コーラの缶一本飲むと、治りが2週間遅れると思いなさい」と言われました。

[薬]

筋肉内のマグネシウム欠乏が痛みを引き起こすこともある、ということで、マグネシウム+MSMの塗り薬を出してくれました。日に2~3回痛いところに塗りこむのだそうです。現在やっていますが、即効性がある訳ではなさそうです。

消炎剤は、内臓に負担をかけるのでできる限り飲まないほうがいいとも言われていました。

 
実は、これとほぼ時を同じくして、以前通っていたペインクリニック(鍼+カイロ+電気治療)の先生の紹介で、神経外科のお医者さんにも先日会いました。その先生も著名な方のようなのですが、神経根の圧迫による可能性が高いので、MRIをもう一回撮りなさい(昨日撮りました・・・。CDにしてくれるので、自分でじっくり見ています)、首の牽引ツールで牽引を一日2回しなさい、および消炎剤を処方してくれました。牽引ツールは、まあやっても益もないかもしれないが、害もないだろう、とやってみようかと考えています。しかしこの先生は、体も触ってくれず、写真と経過、手や首の痛みの状況だけから判断しているように思え、信頼感はBlatman先生よりかなり下に感じました。この先生にも、もう一回くらいは会ってみて、意見は聞こうと思っていますが、願わくばマッサージ、またはTPB注射で効果が出て、もう会わなくて済むようになりたいものです。


マッサージ、薬の効果と、数週間後の再度の受診結果をまたアップしますね。

皆様から、ご意見やご感想を頂ければ幸いです。

________________________

ててっどさんの症状

加茂先生へ

初めまして。お忙しい中、急な、しかも長文の相談をお許し下さい。

紆余曲折を経て、ここに辿り着きました。約3年前に肩こりから始まった症状が、現在は 夜中の腕の痙攣で飛び起きてしまうまでに悪化してしまいました。複数の医師から、頚椎ヘルニアによる痛みと診断されております。

加茂先生のサイト、TMS-JAPANのサイトその他から、一般的にはヘルニアが痛みの原因になることはない、と頭では理解しているのですが、それが自分の症状にも本当に当てはまるのかについて疑問があり、質問をさせて頂いております。現在米国在住で、先生の本も日本より取り寄せ中です。結果次第で、帰国してトリガーポイント治療も検討に入れております。

詳細は後述するとして、質問のポイントは、「右背内上部・腕に常時痛みがあり、首を右後ろに反らすと、それらが悪化し、指先までしびれが走るという、医学の教科書による、ヘルニアによるC6、C7、C8起因の神経圧迫およびそれに関連する腕・指等の症状の説明にぴったり当てはまってしまう自分の症状が、ヘルニア以外
が原因なのでしょうか?」 ということです。それとも、ヘルニアは結果なのでしょうか?

以上、本当にお手数ですが、簡単にアドバイスを頂ければ幸甚でございます。

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by junk_2004jp | 2009-06-26 23:25 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2009年 06月 25日

医師からの書評

今日の掲示板から
茨城県で整形外科を開業している医師です。昨年末に加茂先生のご本を読ませていただき目からうろこが落ちました。それ以来、今まで診断できなかった痛みが筋痛症であったことがわかり、TPBで治療できるようになりました。



風雲舎に届いた書評
*腰痛や関節痛について、私も同じような疑問を持っていたが、本書によって解決された。

*小生も全く同感。坐骨神経の圧迫があれば筋の運動麻痺もあるはず。しかし全くなし。よって先生の言われるように筋肉痛であると小生も思っております。


医師から同じような内容の書評を数通いただきました。

皆さん疑問に思っているのですね。

ヘルニア、脊柱管狭窄症の痛みの理論は全く生理学を無視しています。だから治療法も理論的ではありません。

臨床経過は納得いく説明はできません。健常者でも普通にみられます。

このようなことに疑問を持っている医師は多くいると思います。しかし、多勢に圧倒されてか、雰囲気的に言い出せないんですよね。

神経が圧迫されて痛みやしびれが出るなんって、そんなバカなことはないですよ!
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by junk_2004jp | 2009-06-25 13:27 | Comments(4)
2009年 06月 21日

夏至

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もうすぐ夏休み、ちょっと気が早いか^^。


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by junk_2004jp | 2009-06-21 17:34 | Comments(5)
2009年 06月 20日

うそのような本当の話

Aさん(70歳代)は歩行で両方のお尻が痛くなるようになったので病院にいきました。

MRIなどで脊柱管狭窄症の診断、手術をすすめられ予約しました。

2か月後、痛みは治まっていましたが、手術予約の順番がきましたのでAさんは手術を受けました。

術後、腰痛や下肢の痛み、しびれが生じるようになりました。

全身麻酔でも手術創の痛みは脳に伝わっています。

http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/g/JAMSNET/hw080523.html  3.を参照

それを防ぐため、全身麻酔で手術をするときも局所麻酔を切開部に注射します。(先取り鎮痛)

これは脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因でない証拠です。

私のところには脊柱管狭窄症と診断されて手術をしたがよくならない、あるいは保存的治療をしているがよくならない方々が毎日いらっしゃいます。

痛みの本態は筋痛症です。

高齢者のシンスプリントですよ。歩け歩けブームが影響しているのかもしれませんよ。
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by junk_2004jp | 2009-06-20 22:25 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(9)
2009年 06月 19日

痛みは脳の認知と反応

音に変換された痛みの信号

痛みは「個人的な体験」と定義されています。

平たくいえば個人的な脳の認知と反応です。

痛いということは脳の痛みの領野が興奮しているということです。

①臓器(多くは筋肉)から情報がアップロードしてきて脳が興奮して痛いと感じているのです。

②中にはアップロードがないのにもかかわらず脳が興奮していることもあるでしょう。

①か②かは治療をして様子をみないとわかりません。

①ならアップロードを止めてやればよくなってくることが多いでしょう。

②は複雑な精神世界の出来事なので私たち身体科の医師の手に負えるものではないと思います。

①でも②でも脳は激しく興奮しています。

①でも②でも脳は個人差が大きいものです。だから痛みの治療は個人差が大きく難しいのです。

どちらかというと②のほうが激しく興奮するようです。

①でも②でも簡単に治ることもあれば難治なこともあります。

一般的に慢性化すれば治りにくくなります。


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by junk_2004jp | 2009-06-19 21:02 | 痛みの生理学 | Comments(0)
2009年 06月 18日

トリガーポイントブロックは最初に行うべき治療

先生、今晩は。月曜日から本日まで夫婦でお世話になりましたAです。本当にありがとうございました。

出かける時とは打って変わって、帰りの車の中では家内の明るいこと明るいこと。

「もう、治らないのか」と思っていたとも。

日曜日にはスーパーでショッピングカーにつかまって痛い痛いと歩いていたのが、月曜日の午前中の最初のTPBの後には、ダイワで足を引きずりながらも自分の足で買い物ができました。

夜にはふとんの上で、足を真直ぐに伸ばせるのがうれしいと。

火曜日の昼間には自動車博物館を見学して、こんなに歩けるのが信じられないと。

本日の昼間は加賀市のガラス館で、4か月ぶりに痛さを感じずに2時間ほど見て回ったり買い物をすることができました。さすがにちょっと疲れたとは言っていましたが。

2月以降は硬膜外ブロック注射、中国整体、ブロック注射、抗不安薬とたて続けに治療を受けても少しも効果がなく、家内はどんどん負のサイクルに入って容態は悪化するばかり。

そんな中、インターネットで先生のHPをヒットできたのは幸運でした。先生の本と戸澤さんの本を何度も読んで勉強しました。家内とよく似たケースを読んで、もうこれしかないと治療をお願いした次第です。

私の膝下については日にち薬しかないと思っていたのですが、家内の回復を目にしてひょっとして私もかと診ていただきました。

やはり筋痛症だということで、今日は正坐ができるまでに痛みが無くなりました。ありがとう、ございました。

TPBの4つの効果のうち特に一番目、まさに痛みを注射で洗い流すすさまじい効果を夫婦ともに味わうことができました。家内も先生に本当に感謝しております。

一進一退、また近いうちに家内は先生にお世話になると思いますがどうかその節にもよろしくお願いいたします。

費用と時間がかかるわりには効果が得られない現在の治療に替って、本当のTPBが普及するのを祈らずにはおれません。

月曜日から土曜日まで、腰痛難民患者を相手にご奮闘される先生を心から有り難く、ご尊敬いたします。どうかお身体をご自愛ください。


Aさんからうれしいメールをいただきましたので了解を得て発表しました。

Aさんの奥さんは4か月前、散歩中に下肢が痛くなることがしばしばありました。2時間ほど立っていると痛くてつらくなります。

4軒の整形外科と中国整体にいきました。

「MRIではL5がすべっていて神経の出口をふさいでいる」といわれる。

脊椎脊髄専門医は手術するほどではない。

硬膜外ブロック5回、効果なし。

家の中では痛みをこらえながら歩ける。外では歩けない。自転車を引いてなら歩ける。

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奥さんは殿筋やハムストリング筋、ヒラメ筋などのMPS(筋筋膜性疼痛症候群)でした。

3日間のトリガーポイントブロックでとてもよくなりました。

筋骨格系の痛みのほとんどはMPSです。

神経が押さえられて痛いとかすべり症で痛いとかというようなことはありえません。

レントゲンやMRIは悪性腫瘍や感染症、骨折など特異的な疾患があるかないかを診断する意味しかありません。

痛みの本態は筋痛症(spasm)なのですが、結局は脳の認知と反応なのです。

脳はとても個人差が大きいものです。今回のように3回でとてもよくなることもあるのですが、とても慢性化したものやうつや不安が大きく絡んでいる場合は相当日数がかかることが多いです。

間違った診断を受けて痛みに悩んでいる人はとても多いものです。専門医が全くあてにならないなんて皆さんどう思いますか。専門医も間違った教育を受けているのです。

今回の3日間の治療費は全部こみで3割負担で3500円でした。
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by junk_2004jp | 2009-06-18 20:22 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2009年 06月 17日

患者さん自身の力が必要

思えば、痛みのため外出も出来ず不安で落ち込みがひどくて毎日涙の日々を過ごしてた去年の夏からもうすぐ一年。

加茂整形外科に入院させて下さっての3ヶ月のおかげで、退院から1ヶ月の昨日は初めて片道約一時間電車に乗り友人とのランチとおしゃべり、ショッピングに出かけました。

今思えばあの最悪だった時に入院出来たのは奇跡でした。

加茂先生の治療を充分に受ける事が出来、先生の「大丈夫、治るよ」との言葉に励まされ、その上入院中たくさんの良い本に出会い、まさに目から鱗の学びと気付きの日々でした。

励まし合える仲間も出来ました。加茂病院での3ヶ月がなかったら寝たきりになってたにちがいありません。それが今はここまで元気になれて感謝です。あとは痛みゼロを目指して脳の切り替えに励みます。もう大丈夫だと思えるのです。
____

チタンの椎間板と取りかえる手術を受けたのは2006年4月でした。

手術時の病名は変形性脊椎症と言われました。手術後一年弱は寝込む程の痛みはなくなったので喜んでたのですが翌年3月には又酷い痛みが起き、それからは手術前に戻ってしまいました。


腰痛は椎間板の変性や分離症やすべり症のせいでは決してありません。

神経が圧迫を受けて痛いとはとんでもない説です。


そういう医師がいたとすれば生理学を知らない証拠です。

習慣化した筋痛症なのです。その背景には不安、抑うつ状態がひそんでいることも少なくありません。

そこからの脱出には医療者の支えも必要ですがなんといっても患者さん自身のパワーも必要なんです。

これは昨日のコメント欄でのご質問の回答として患者Aさんの了解を得て掲載しました。

Aさんは「もう大丈夫だと思えるのです。」とおっしゃっていらっしゃいます。

これを完治というのか半治というのか私は知りません。

Aさんの人生に幸多きことを祈ります。
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by junk_2004jp | 2009-06-17 21:22 | 慢性痛 | Comments(0)
2009年 06月 16日

あまりにも稚拙な痛み診療

何と多いことであろうか。あまりにも稚拙な痛みの診療。

私が上手といっているのではなくて(笑)、私が普通なのです。まあ老医となったのでしょうか、最近の痛みの診療の下手さ加減が気になります。

こういうのは小耳にはさむ、耳学問程度の知識をもっていればいいのですが・・・。何を勘違いなさっているのでしょうかねぇ。

ほとんどの痛みは骨大工の分野ではなくて次のようなことばで表わされるものなのです。新しい指導者のもとに医師を教育しなければならないでしょう。

生物・心理・社会的症候群(bio-psyco-social syndrome)

functional somatic disease(機能的な身体の病気)


今日の診療から

Aさん(70歳代)はお母様の死後、急にアシ腰が痛くて歩行困難になりました。二つの病院でMRIなどで分離すべり症という診断を受けています。

手術もと考えていらっしゃいましたが、懇意にしている外科系の町のドクターから私の本のことについて教えてもらい、すぐに飛んでやっていらっしゃいました(実際に飛行機で)。

TP後すぐに痛みは改善しました。

診断はすぐにできると思います。分離・すべり症で痛みがでるわけではありません。

ストレス(肉親の死)が影響している筋痛症なのです。


______________

Bさんは引っ越しを契機にして四肢のしびれ、頚、腰の痛み、睡眠障害などに悩まされるようになりました。

3つの病院、2つの代替医療をめぐりましたが治療効果はありませんでした。やはり飛行機で来院されました。Aさんとは方向が反対です。

私・・「5つの病院や代替治療家でストレスについて何か御説明がありましたか?」

Bさん・・「いいえ、ありませんでした。手術をしてもしびれは残るかもしれないとはいわれました。」

病院をめぐるたびにMRI、レントゲンを撮り、ろくな説明を受けていないのです。

こういうケースってお話を聞いただけでストレス(引っ越し)を契機した筋痛症、うつ、不安、このようなところの可能性が思われます。これが医療の常識というものです。

TP後はしびれや痛みは改善しました。

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by junk_2004jp | 2009-06-16 01:56 | うつ・不安・ストレス | Comments(10)
2009年 06月 14日

ぎっくり腰は放置でよいのか?

タクちゃんが検索してくださったサイトを改めて貼っておきます。

http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/g/JAMSNET/hw080523.html

“慢性痛患者の実態”

“今まで間違っていた痛みの医学”

難治性の痛みの原因

50年間の 痛みの医学の進歩として、“激しい痛み”がいかに悪いことであるか、痛みが痛みを呼び、痛みのある組織では交感神経の亢進がおこり、循環が悪くなり、組織の治癒は遅れ、痛みをおこすブラドキニン、プロスタグランヂンなど増え、痛みの神経が更に敏感になる悪循環がおこることが明らかになってきました。痛みを無くしなければ傷の治りも遅く、あとで慢性の難治性疼痛に繋がります。その医学的なメカニズム(痛みの可塑性)が明らかになってきました。

“痛みは小火のうちに消しましょう。火事にしてはいけません。”
“痛みを我慢してはいけません”
“痛みを小火のうちに消さなっかことが あとで慢性の難治性疼痛に繋がります“
以上のような教訓をサポートするデータが集積されつつあります。


日頃、腰痛の診療をしていると、ぎっくり腰を起こしてから「慢性的腰痛になった」「ぎっくり腰がくせになった」というケースがとても多い。

ぎっくり腰は本当になにもしないでおれば自然と治るものなのか?

ぎっくり腰は筋肉のspasm(痙攣)だと思っているが、一度痙攣を起こして短縮した筋肉は放置すればまたもとの状態になるのだろうか?

やはり何らかの処置をしてもとの状態に近い状態にすべきなのではないだろうか。
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by junk_2004jp | 2009-06-14 06:50 | 痛みの生理学 | Comments(1)
2009年 06月 12日

線維筋痛症にトリガーポイント注射が効くことがあります

平成12年*月*日に、*****海岸にて会社の親睦会にて胴上げをされ、海の波打ち際に転落。かなり痛みを感じましたが、痛みを我慢しつつ帰宅。1時間程乗車していると、我慢できない痛みで途中下車。近くの*病院(整形外科)を受診し、レントゲン検査の結果「胸椎圧迫骨折」〔胸椎11,12〕と診断され、すぐに入院することとなりました。

その後3週間ベッドで安静に寝てるだけの保存治療が行われ、激しい痛みを訴えても、薬と座薬のみの治療でした。コルセットができたので、付けて立ち上がるが左側の足に力が入らず〔筋力低下〕立ち上がれませんでした。さらに左半身の痛みを訴え再度MRI検査をするも、骨は大丈夫との事で歩行のリハビリを開始し、事故から48日後に同病院を退院しました。

退院後も左半身の痛み、痺れ、筋力低下と眩暈(乗り物酔いの感じ)等があり、仕事に復帰したのが事故から76日後の平成12年*月*日でした。

復帰後も同病院に通院、薬を飲み続けるも左半身の痛み、痺れ、筋力低下と眩暈は治りませんでした。自宅の近くにある他の整形外科、整骨院に通院し牽引、ブロック注射等、様々な治療も試みましたがあまり効果がありませんでした。

平成15年*月に左半身の痛みと眩暈が酷くなり、近くの整形外科に通院、通院中に風呂場で転倒、同年11月18日に左精巣が腫上がり歩行困難となり、**総合病院(泌尿器科)を受診、触診の結果「精巣上体炎」と診断され、すぐに入院することとなりました。

入院中は点滴と薬の治療がされ、さらに、腰痛と睾丸の痛みが連動していると訴えると同病院(整形外科)でMRI検査をし、「腰椎椎間板症」〔腰椎4,5〕と診断されましたが手術の必要は無いと言われ、精巣上体の腫れが引いたので、入院から11日後同病院を退院しました。

退院後も左半身の痛み、筋力低下と眩暈等があり、引き続き様々な、整形外科、整骨院、整体に通院しましたが効果が出ないので、平行して、違う診療科目を受診しました。

歯科で「顎関節症」と診断され、マウスピースを使用、耳鼻咽喉科で眩暈の検査を行い、抗めまい薬を処方され、眼科で「ドライアイ」と診断され、点眼薬ヒアレイン等を処方され、循環器科で胸部圧迫感があり受診、24時間心電図検査を行い異常なしと言われました。が、諸症状の改善には到りませんでした。

平成18年3月に睡眠障害を疑い、***睡眠クリニックを受診、入院検査の結果、『睡眠時無呼吸症候群』と診断され、約2年間CPAPを着用して睡眠しました。が疲れが取れず、リタリンと言う薬を処方されました。

平成18年11月に左後頭部の痛みの為、**医科大学〔神経内科頭痛外来〕を受診、頭・首・腰のMRI検査をし、首と腰がヘルニアだが手術は必要なしと言われ、同年12月、低髄液圧症候群の検査の為、5日間入院、最終的診断結果は、「筋緊張性頭痛」と診断され、テルネリンと言う薬を処方されました。少々緩和するも改善には到りませんでした。

平成19年9月にテレビ雑誌等で見た、*****センター〔**病院の東京分院〕を半年待ちで受診、頭・首のMRI検査をし、首の軽いヘルニアを指摘され、触診の結果、「頚性神経筋症候群、頚性眩暈、頚性頭痛」と診断され入院3ヶ月程度するよう指示されました。入院までの間、同センターに通院、首への電気治療、薬を処方されましたが、改善しませんでした。

平成20年3月18日、**病院〔**市〕に半年待ちで入院、通院時の治療を午前と午後二回行い、自由診療で一回、1日3回の首への電気治療、針治療、薬、点滴〔2週間〕、保存治療〔首を休める為寝たまま〕を開始しましたが、改善には向かいませんでした。

左半身の痛みも変わらず、腰のMRI検査をし、「腰椎椎間板ヘルニア」との診断を受けさらに、精密なMRI機器のある、**県の他病院で再度MRIの検査をしましたが、手術の必要はなしとの診断をされ、改善しないまま、同年8月26日に退院しました。

退院後も、再び*****センターを通院、9月よりシステムが変わり、センターの分院である、***に通院、電気、針治療を行うも改善しませんでした。

平成20年10月、視力低下が原因と疑い、****クリニックで、視力矯正手術をしました。頭痛は多少緩和されましたが左半身の痛み、眩暈は改善されず、引き続き******に通院を続けましたが、平成21年2月末で中断しました。

平成21年3月、加茂整形外科のホームページを見つけ、すぐに、本屋で先生の著書を購入、熟読し一番近い休みの日の飛行機を予約しました。同年4月6日より3日間、加茂先生の治療を受診、「線維筋痛症」と言う病名を告げられました。

初めて聞いた病名だったので戸惑いましたが、病気の説明をいただき理解しました。また、たった3日間の治療で痛みが緩和し、今まで自分がどれだけの痛みを抱えていたのかと驚きました。この治療を続ければ、必ず治るような気がして、最終日に入院を予約して東京に帰りました。

帰宅後もかなり調子が良く、4月12日の東京での治療後、徐々に左半身の痛みが強くなるなどの症状がでてきました。

同年5月7日、加茂整形外科に入院、最初の1週間で痛みはかなり緩和していきました。その後2週間程度で眩暈が無いことに気づきました。途中から胸部と胃の部分にも注射を打ってもらい胸部の痛みも緩和し、なぜか食欲が回復しました。またランドセンの効果か、熟睡感もあり頭痛も緩和し、退院する5月30日にはかなりの諸症状で改善されました。

最初は、半信半疑で小松まで行きましたが今では本当に行って良かったと思っています。帰宅後も、先生の病院が近くにあったらと思っています。それでもまた痛くなったら、小松に行けば緩和すると思うだけで気が楽になります。

入院中は先生を初め、スタッフの皆さんに良くしていただきありがとうございました。書面にてのお礼になりますが、本当にありがとうございました。


人生に「~だったら」はないですが、胴上げされなければよかったのですが、圧迫骨折で入院したとき痛みの管理を十分にしていれば、その後はなかったのかもしれません。

損傷と痛みは2本立てで考え治療すべきです。極端なことを言えば、圧迫骨折は安静にして入ればいいので痛みの治療の方が重要なのです。

受傷早期に痛みの治療はとても大切なのですが、一般には損傷の治療が主になりがちです。
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by junk_2004jp | 2009-06-12 22:58 | 線維筋痛症 | Comments(6)