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2011年 07月 31日

交通事故後の難治性疼痛ー交通事故と線維筋痛症発症に因果関係があるか?-

時代がかわったな。判決をみると20~25%ぐらいの因果関係を認定しているが、辣腕弁護士ならもう少しいけるのではないか。

最近は損保会社の問い合わせがめっきり少なくなった。面談料を損するだけだから。

昔はやたらと、神経症状があるかないかを聞かれたものだ。神経症状とは神経麻痺のことだけど、そんなむち打ちみたことがない。

ふいの外力が加わったときに生じる、筋肉の微小損傷、遅発性筋痛。5人に1人は慢性化する。

医師もむち打ちに真剣に取り組むべきだ。5人に1人はFMになるんだから。

私は早期にTPBをすべきだと思っているが、患者の中にはいやがる人がいる。

FMに対して労災も・・・医療機関にしわ寄せがきている。労災を認めないとするなら、医療事務をやりなおさなければならない。膨大な事務の量だ。


日整会広報室ニュース第86号 2011.7.15 より

事例1  28歳、 女性

平成6年9月17日夕方、 自転車で坂を下っていたところ、後退してきた乗用車と衝突して転倒、その後、 自力で立ち上がり、 自転車を押して帰宅、 F病院受診し頚椎捻挫、肘・藤・腰打模等で1週間の外来通院が必要と診断された。その5日後、痛みで寝たきり、排泄不能等の状態になり、線維筋痛症として、G病院に入院、 計3病院に391日間入院、3病院に85日通院し、約3年後に寝たきりの状態で症状固定した。原告(患者) は1億7094万3410円、原告の母は300万円を求めて提訴した。

裁判所の判断

①交通事故による器質的損傷は見つからず、原告の症状は心因的要因が極めて大きいが、疼痛等の訴え、心因的要因は事故に起因すること等から、事故と後遺障害の因果関係を認めた。

②原告の後遭障害は、器質的障害がなく、歩行可能な時期もあり、軽微な事故態様より、加害行為のみによって通常発生する程度、範囲を遥かに超えていることより、損害から心因的要因があるとして8割を減額するとした。

③原告は症状固定日から約8年近く寝たきりで、 日常生活に全面的な介助が必要な状態であり、原告の症状をもたらした心理的要因が改善するとも考え難いことから、原告の症状は今後も改善しないと、将来介護費を平均余命まで日額6000円、総額4050万円余りを認定した。 (東京地裁 平成17年10月13日)





事例2  45歳、男性、電気工事作業員

平成12年7月17日午後8時過ぎ、原告Dが軽自動車を運転し交差点で停車したところへ、酒気帯びのB が連転する乗用車がノーブレーキで追突した。Dの車は25m前方へ飛ばされ、車両も廃卓状態となった。Dは類権捻挫、上腕打i実、腰部捻挫の傷書を負い、7月18ロから8月3日までG病院で通院加療を受け(実日数9日)、胸部打i実、腹部打模は治癒するも、頚椎捻挫、左上肢痛、腰部始、挫は治癒しないため、DはP医院に転医し、平成12年8月7日から平成16年1月9日までの3年5カ月間、 同医院で通院治療を受けた (実日数269日)。

原告の主訴は後頭・後類部鈍痛、頭部運動痛、右前腕ないし手指知覚過敏であり、原告のこれらの痛みは、同医院への通院治療にもかかわらず、解消しなかった。

平成17年7月11日、原告がK県立身体障害者リハビリテーションセンターのL医師の診察を受けたところ、線維筋痛症、脳脊髄液減少症の疑いと診断された。

平成17年8月17日、原告は、M医療センタ一ll国神経外科を受診し、 同年9月7日から同月9日まで同病院に入院して、低髄液圧症候群の有無について検査を受けたが、低髓液圧症候群については否定的と診断された。

平成17年10月17日、N病院で診索を受け、外傷後類部症候群、線維筋痛症疑い、外傷後頭痛との診断を受け、 日常生活上の指導を受けた。 自賠賣保険からは平成13年7J112日に症状国定として後遺障害14級の認定を受け、休業損害、傷書慰謝料および後遺症損害につき計205万1178円の支払いを受けた。


裁判所の判断

事故の態様に関しては後続の運転手の証言も含め、原告の主張を認めた。線維筋痛症の診断は、 アメリカリウマチ学会の診断基準を参考とし、原因についてはウイルス感染説など医学的に明らかにされていないが、 これまで報告されている傾向、すなわち罹患率は全人口の約2%、8-9割が女性で、 年齡とともに增加すると推定されるとしている。

発症に関連する要因としては、社会的、精神的ストレスが線維筋痛症の引き金となると考えられている。そのため、線維筋痛症と心因性疼痛との鑑別ないし競合が問題となる。発症の契機として、外傷や手術なども挙げられており、外傷後に生じた線維筋痛症のうち約60%は交通事故が原因であるという報告もある。

また、頚椎外傷を受けた患者の線維筋痛症の発症率は21.6%であり、下肢の骨折患者における線維筋痛症の発病率は1.7%であるのに対して、極めて高い発病率を示している。

以上に述べたところを総合すれば、原告は、本件事故により身体に大きな物理的衝撃を受けて頚椎捻控などによる頚部痛等を発症し、治療を受けるも、 事故後20日頃より首や肩などの痛みみが増し、 その後、頚惟捻挫等の治療として牽引等の施術を継続して受けていたにもかかわらず、長期間にわたって痛みが引かないまま症状が推移し、最終的に線維筋痛症と診断されるに至っている。

前述したとおり、頚椎外傷を受けた患者で線維筋痛症の発症率が高いことに照らせば、原告の線維筋痛症が本件事故による頚椎捻控等と無関係に生じたものとは考えがたく、両者の間に一応の因果関係の存在が認められると言うべきである。

もっとも、心因的な要素も大きな影響を及ぼしている可能性も高い。 しかしながら、 これらと並んで、類椎の加齢性変性や心因的要素も、線維筋痛症の発症や增悪をもたらす有力な要素となった可能性も高いと言わざるを得ない。

これらを総合すれば、原告が線維筋痛症を発症するについて、 本件事故の与因の程度は全体の25%と見るのが妥当であると考える。

後遺障害に対する逸失利益に関しては原告の症状が事故後数年を経てもなお継続しているが、今後、原告の線維筋痛症が自然治癒し、あるいは治療により相当程度軽快する可能性も否定できない。

このような不確定的な要素に加えて、原告の年齢をも考慮すれば、現時点の線維筋痛症の症状による労働能力減少が継続する益然性が認められる期間としては、症状固定以降67歳に達するまでの期間の半分程度にあたる11年間と認めるのが相当である。

以上より、1758万1575円の25%から自賠責保険からの受け取り分205万円余りを引き、 弁護師費用を合めた528 万円余りの賠償を認容した。 (山口地裁岩国支部平成18年10月13日)



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by junk_2004jp | 2011-07-31 08:21 | 交通事故診療 | Comments(7)
2011年 07月 30日

慢性痛と脳

一般的に慢性痛の方は

うつ傾向か神経質傾向です。

もちろんそうでないこともありますが。

うつも神経質(不安)も根っこは同じといわれています。

完全主義、all or nothing 的な思考、先読み、こだわり。

頑張り屋、善良、~すべきだ。

こういうのは性格なのか、痛みがそうさせるのか。

このような性格は仕事に対してなら、とてもいいことなのですが、一旦、自分の体に対してそうなると辛いのです。

だから、電話や掲示板では「完治しますか?」というような質問がきます。

痛みは器質的な疾患(organic disease)ではなくて、機能的な疾患(functional somatic desiease)です。

ところが医師は痛みを器質的な異常のためと誤診するのです。

機能的な疾患にたいして完治ということばはつかえないのです。

自分の感情や自律神経の動きを完全にコントロールするということは不可能でしょう。

修行を積んでお釈迦様のようになれば可能でしょうが、我々普通の人には不可能です。

自分の習性を理解して、うまく対応することです。

少し気を楽にして、「ま、いいか」と思うようにすれば、いつのまにか痛みとサヨナラできるかもしれませんね。

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by junk_2004jp | 2011-07-30 12:56 | 慢性痛 | Comments(0)
2011年 07月 27日

腰椎椎間板ヘルニアの手術はプラセボ合戦

私は5月中頃から左背中がいたくなり、間もなく左足の痺れと麻痺が出てきました。ヘルニアと診断されました。神経ブロックと針でしのいでいましたが、7月X日の朝、お尻から左足外側、ふくろはぎ、足首までの激し痛みで歩けなくなりました。

Y日MRIを大きい病院でとり、ヘルニアが外にでて垂れている脱出ヘルニアと診断され、手術件数の多い個人病院でZ日に手術しました。ラブ法だと思います。

手術後2週間、5分は歩けようになりましたが、5分と座る事は出来ません。

昨日、食事で座わった時、また左足のふくろはぎが動かなくなり、痺れと麻痺が始まりました。5月の時と同じ感覚です。

安静にしていますが、手術までして何で麻痺と痺れが戻ってくるのか、涙が出てきます。子供とはもうずっと会えない辛さもあり…もう足なんていらないと考えてしまう毎日です。

同じ病院の人達は、皆すぐに座れていました。私は、ずっと座る時が痛くてたまりませんでした。ずっと違和感を感じていました。

ふくろはぎの痺れや麻痺はヘルニアじゃない。背中、お尻や太ももの裏の痛い所を押とふくろはぎの痛みが変わります。

その時、先生の事を知りました。筋肉の凝り!まさにそれと感じました。

すぐにでも先生に注射をしてもらいたい!まだ術後2週間動けません。何で手術したんだろう。後悔ばかりです。

大変恐縮ではありますが、先生の治療法で、@県でトリガーブロックポイントをしていただける医院を教えて頂ければ、幸いです。よろしくお願い致します。



手術は最もプラセボ効果が強いといわれています。

手術をしたときは一時的によいがまた痛みがでる人はとても多い。

痛みは脳の認知と反応だから、プラセボがとてもでやすい。手術は70%ぐらいの確率でプラセボ効果あでるといわれている。

痛みの治療でプラセボを除こうとすれば、痛みの電気回路に影響を及ぼす薬剤しかない。

局所麻酔、消炎鎮痛剤、抗うつ薬、抗てんかん薬など。

しかし、それを投与するという行為はプラセボが含まれる。

プラセボを排除しようとするなら、痛みの病態を説明しない。

治療の意味を説明しない。

ロボットに投与してもらう。

こういうことは現実的に不可能だ。

究極の治療といえば、夏樹静子さんのやった治療、情報を遮断して絶食療法。

オウム真理教に入信して洗脳を受けた青山弁護士。この話は有名だ。

脳の認知と反応を変えるのだが、カルトの洗脳は全くいただけない。脳を根こそぎかえてしまう。

痛みの治療はプラセボが重要なのだ。

プラセボが効かなくても影響の少ない治療法を選択することだ。

また痛みのメカニズムを十分に説明することはとても重要だ。

ボリボリ先生がツイッターでフォローしてくださいました。

ヘルニアの手術をするとプラセボ効果で劇的に良くなる患者さんがいるのも事実です。すごく良くなった患者さんに感謝されると、それが快感になり、また手術をしたくなっちゃうのかもしれません。


そうなんですよね!カラッとよくなるんです。それがプラセボの特徴です。心霊治療でもみたことがあるでしょ。

痛みの治療にはプラセボがつきものです。痛みとは脳の認知と反応なのですから。

プラセボを上手に使うには・・・・

患者さんを信じ込ませる。

権威づけ(医師、医学博士、専門医、指導医、DCなどの称号)

建物や検査機器

画像で見せる

過去の実績


もちろん私のしている治療も「局麻の薬理作用+プラセボ」

鍼は「軸索反射+プラセボ」

名医とは技術の問題ではなくて、プラセボ効果を十分に発揮する医師のことではないでしょうか。つまり、いい意味で役者。

恩師、山田先生のドクターズルール10より

態度、言葉は医師の有する最も重要な手段である。その重要性を認識して賢明な使い方が出来るようになりなさい。医師は役者でなければならない。相手、場合によって態度、言葉を変更する必要がある。


プラセボがなくてはならないものならば、安全であること、もしプラセボが効かなくてもダメージを与えないこと、金銭面で負担をかけないこと。

まずなによりも、痛みの生理学を教えることが大切。

ヘルニアの手術はプラセボなんだけど、小さな穴をあけて取るのならプラセボがはずれてもそれほどの身体的影響はないが、大きく切って、固定をすれば、外傷後のCRPSとなるケースをしばしばみる。


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by junk_2004jp | 2011-07-27 20:24 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(5)
2011年 07月 26日

痛み・しびれと麻痺の違い

2ch 【イター】坐骨神経痛/ヘルニア 20【ツラー】 より
本当に手術するか迷っているんです。本も何冊か読みましたがヘルニアは関係なく、筋肉が関係していると。しかし、家で飼ってるダックスフントは、ヘルニアで足を引きずっています。教えて頂きたい 。


私の本を読んだ方でしょうか・・・



この犬は下肢が麻痺していますが、痛そうではありませんね。

ヘルニアで起きるとすれば神経麻痺です。

皆さんは痛み・しびれを訴えて受診しているのに「神経麻痺」の検査を受けているのです。

「痛み・しびれ」と「神経麻痺」の区別が医師にはできていません。

ヘルニアや脊柱管狭窄によって痛み・しびれが生じることはありません。

生じるとすれば「神経麻痺」です。

人の場合、ヘルニアによって麻痺が生じるのは極めてまれです。

馬尾症候群といって48時間以内の緊急手術が必要です。

脊柱管の広さや神経根が硬膜に保護されている状態や髄核の性状や神経走行の角度などが人と犬では違いがあるのでしょう。

人では麻痺が起きるのは極めてまれです。

もう一度言いますが、医師は「痛み・しびれ」と「神経麻痺」の区別がつかないというか、すっきり整理されて理解していないのです。

この全く生理学的に異なった二つの現象を理解していないのです。

しびれというと必ず、神経が圧迫を受けていると思うのです。

拇指の背屈力が低下すると神経麻痺だと思うのです。

これは筋性疼痛の症状です。テニス肘でもしびれたり、握力低下が生じます。それと同じことです。

「痛み・しびれ」を訴えて受診しているのになぜ麻痺の検査をする必要があるのでしょうか?

かゆみを訴えて受診して皮膚の麻痺の検査を受けるのと同じことです。



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by junk_2004jp | 2011-07-26 18:50 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
2011年 07月 24日

このような言葉で慢性痛がつくられていきます

Aさんはたぶんスキーが原因ではないかと思っているのですが、腰痛、下肢痛になりました。

某病院を受診、例によって、レントゲン、MRIを撮り

「ヘルニアとすべり症があるが、手術をするほどではありません。」

といわれ、特に痛みに対して治療してもらえませんでした。

それでAさんはしかたなくカイロプラクティックを受診しましたが改善しませんでした。

もう一度、病院を受診し、改善しないことを告げると、

「完全に治そうと思うのなら手術しかない。」「手術をするかしないか貴方が決めてください。」

といわれました。つまり手術以外はすべてその場しのぎだといっているのです。

Aさんは不安になりインターネットで調べて当院を受診しました。

当然MPSでした。TPBをしたらその場で痛みの改善がみられました。

先日、

「猫に小判、ヤブにMRI」といいましたが、猫に小判をやっても実害はありませんが、ヤブにMRIは実害があります。

患者に不必要な不安を与え、治るものも治らなくしてしまいます。

「手術するほどではない。」

痛みの診断ができない、責任のがれのいやな言葉です。

ヘルニアやすべり症が原因で痛みが生じることはありません。

画像診断の意味は痛みの積極的な診断ではなくて、特異的な病理所見(悪性腫瘍、感染症、リウマチ、骨折)を示す疾患を除外するためのものです。(痛みの除外診断)

医師にも知らないことがたくさんあります。それは当然のことで何も問題ではありません。

知っていると思っていることが間違っていることが問題なのです。

医学生の教育にたずさわっているときはさらに問題です。

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by junk_2004jp | 2011-07-24 02:15 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2011年 07月 23日

夏の思い出



団塊の世代のご同輩の皆さん、たまには少年時代にもどりましょう。

あのころはどこも痛くなかった。みんな貧乏でしたが、なんか今より元気だったかな。

この歌は昭和の匂いがしますね。先日TVで聞いたのですが、この歌は原爆後の広島を唄ったものなのだそうです。

きれいな姉さん先生は死んでしまったのでしょうか。





小学校の低学年のときはまだこの映画の雰囲気が残っていましたね。

もう55年も前になりました。

あのころは残酷でした。昆虫採取で取った虫やカエルを平気で殺せましたね(笑)。

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by junk_2004jp | 2011-07-23 22:12 | Comments(1)
2011年 07月 23日

なぜ整形外科はこうもだめなのか

私のところには毎日、電話やメールでの問い合わせが絶えません。多い日には5通ほどあります。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の手術をしたがよくならない、あるいはそういう診断を受けて治療しているがよくならない・・・といった内容が多い。

日本には全世界の3分の1の数のCTやMRIがあるといわれています。

この分では、たぶんレントゲンの数も世界トップでしょう。

国民皆保険。十分な検査機器。

それで慢性痛がはびこっているのが現状です。2000数百万人の慢性痛患者がいるといわれています。

これは全く学問の失敗でした。

整形外科医は学問の成り立ち上、構造の勉強をします。

痛みの勉強なんてしたことがありません。

正しい構造が痛みがない、悪くなった構造は痛みの原因になると思い込んでしまったのです。

保険診療費は外国と比較してとても安く設定されています。

集客のためにはMRIを購入しなければならない。

患者さんも目で見えるものが痛みの原因だと思いこむ。

MRIを購入すると、次から次とそれを使って検査をしなければ病院経営が破たんする。

検査をすれば殆どの人に何らかの正常でない変化がみられます。

それが痛みの原因だと思いこむ。

もし異常がなかったら「どこも悪いところがない」と門前払いになる。

病院経営は次々と検査して手術して、数日で退院させる。ベッドの回転をよくしなければやっていけない保険医療。

病院は手術件数の多いことを誇りにする。

患者は手術件数の多い病院がよい病院だと思う。

構造の勉強はしているのだが痛みの勉強はしていない。これが現状です。

整形外科医を10年もやったら、教科書に書かれていることや先輩医のいっていることが何か変だと気づくはずだ。

これに気づかないのはしっかり患者を診ていない証拠です。

では真実はどうなのか?

自分で勉強すればいい。医者なら自分で勉強するぐらいはできるだろう。

インターネットがあるからだれでも勉強できる。

痛みのメカニズムはどうなっているのか?

脳の認知や反応はどうなのか?



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by junk_2004jp | 2011-07-23 02:22 | 医療不審 | Comments(8)
2011年 07月 22日

脊椎固定術

脊椎固定術後たいへんな苦しみの中にいる人を何人も診たことがある。

現在も何人か診ている。麻薬を使っても痛みをコントロールできない人もいる。車いすの人もいる。

それでも固定術をするというのか?

脊椎固定術がなぜ必要なのか?

だいぶ前の話なんだけど、東京の方で北海道で固定術を受けたがよくならない。

医師は、「なぜよくならないかわからない。もし今後わかったら教えてほしい」と患者さんに告げたそうな。

その方は私のところで治療してかなりよくなった。

「筋肉が痛みの原因だったのですよ」と教えたのかどうかは聞かなかったが。


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別の症例だけど、さをさんはあれから看護師になりました。今でも年賀状をいただきます。記憶に残る症例ですのでここに掲載します。

東京の有名大学病院で椎間板造影をして固定術を予定していたそうです。

さをさん

介護士を始めてから腰痛と出会い6年目に入りました。今回の腰痛騒動が起きるまでの6年間に3回程激痛に見舞われ休職しました。一番長くても2週間で復帰しました。それからはごまかしながら仕事を続けてきました。今年の4月に腰部に痛みを感じるようになりました。

5月は腰をいたわりながら仕事を続けましたが6月に入ってからはごまかしがきかなくなる程痛みは強くなりました。

7月頭から休職。自宅内では必要最低限の歩行はしていましたが、歩行時に痛みが強く出る為徐々に歩行をしなくなりました。主治医から「痛みがあっても動きなさい」という指示があり筋力低下を心配していた私は自転車に乗る事にしました。

最初の2日間痛みもなく屋外を30分程走る事ができましたが3日目に自転車走行中、雷にうたれたような激痛が走り1週間寝たきりになってしまいました。

それからは動作時痛と再発の恐怖の為、全く歩行をしなくなりました。室内の移動は床を這い、通院は車椅子です。

8月も同じように過ごしました。

9月に入り、前ぶれもなしに突然腰部の激痛に見舞われました。その痛みは尋常ではなく悲鳴とうめき声を繰り返し呼吸をするだけで腰に響いて声を出す事もできず意識も遠のく程でした。その時に掛かっていた大学病院に緊急入院を申し出たのですが断られました。

知り合いから座薬を貰い初めて座薬を使いました。安静時痛には効きましたが動作時痛には全く効きませんでした。痛みで身動きが取れない状態だったのでオムツをつけて5日間過ごしました。

その激痛は再度襲ってきましたが同じように耐えしのぎました。心の中で「このまま心臓が止まってしまえばいいのに」と何度も思いました。最悪の状態を脱し何かにもたれて座位を取れるまでになりましたが歩行はおろか自力移動すらできなくなっていました。すのこの下面にキャスターを4つ取り付けたものに乗ってトイレや風呂場まで運んでもらっていました。激痛が起きる度に痛みが強くなり生活の質が低下していきました。

そんな時加茂先生のHPを見付けそこからTMS理論の勉強を始めました。10月12日の昼から突然、歩行ができるようになりました。筋力が低下しフラフラ+歩き方もぎこちなかったけれど3ヶ月ぶりの起立歩行は感動ものでした。しかし歩行時の痛みはしゃがみこんでしまいたくなる程で連続歩行距離も30メートル程度です。

歩行ができるようになったとはいえ、歩行時の痛みは顔をしかめてしまうほどのかなりのものですがそれでも歩行は続けた方がよいのでしょうか?私自身、やめてしまうと恐怖感でまた歩けなくなるのではないかと心配です。

整形外科には5ヶ所掛かりましたが4ヶ所で手術を勧められました。ヘルニアの所見はなく椎間板変性のみです。某大学病院の超有名な教授からL5S1後方固定術を勧められており現在保留にしてあります。

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加茂先生、ケイしゃん、そして掲示板のみなさまこんにちは。加茂整形外科医院に入院して45日で完全復活いたしました\(~o~)/兼六園に行った時の写真も掲載していただき、有名人になった気分です(。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)ニタァ♥

入院時は前傾姿勢で30メートルの歩行がようやくでした。しかし、今では元気に飛び回っています。痛みはほとんど感じません。

痛みと闘っていた頃の私は、自由を奪われ生きる気力さえなくしていました。加茂先生、本当に本当にありがとうございます。先生は私の命の恩人です。

入院生活で学んだ事は痛みと心は密接に関係し合っているという事です。知らない土地で家族や友人と離れ、自分自身を見つめ、徹底的に痛みと向き合いました。

加茂先生の治療を信じ、入院仲間と痛みについての議論を重ね、ひたすら歩きました。心と向き合って初めて、痛みを手放すヒントが得られたような気がします。最後に痛みを治すのは自分です。

私には社会復帰という課題が残されています。正直、不安ですが小松で学んだ事を胸に、頑張っていこうと思います。加茂先生、そしてケイしゃん、本当にありがとうございました。

私の腰の痛みは初期段階では動作時の電撃痛でした。雷にうたれたかのような激痛を一日に何百回も経験しました。当時の私は痛みの原因は構造異常が関係していると思い込んでいましたし、痛む時は動作時のみだったので筋肉というよりは骨で起きている(神経に触れている)といった感じでした。

3ヶ月以上の歩行困難とオムツを着用するほどの激痛、生活の質の低下、そして大学病院の教授らのオペの勧め・・・十分にオペ適応の症状だったと思います。しかし、「私の腰痛は本当に椎間板由来のものなのだろうか?」、「腰痛出現の一週間前のショッキングな出来事は痛みとは無関係なのか?」という疑問が残りました。ブロック注射等の治療効果は一切なく症状は悪化していきました。

実際、加茂医院に入院し適切な治療(筋肉とココロ)を受けみるみるうちに痛みがなくなりました。
正直、自分自身が一番驚いています。

半年間、痛みのためにできなかった事ができるようになり今はとても幸せです。
オペを考えている方はもう一度考え直して欲しいと思います。

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by junk_2004jp | 2011-07-22 13:28 | 慢性痛 | Comments(0)
2011年 07月 21日

脊椎外科医は反省を!

60歳ごろになると、力仕事をしている人は足腰が痛くなることがある。

病院へいくとたいてい脊柱管狭窄症と診断される。

手術をする。

以前よりもっと深刻な痛みになる。

こんな人はとても多い。

Aさん(61歳)もそうだ。手術をしてより深刻な痛みになってしまった。

これから第二の人生をのんびり暮らそうと思っていたのに。

脊柱管が狭くてどうして痛みがでるというのだ!

脚や腰の筋性疼痛でないのか!

テニス肘の人が重い鞄をもっていると、痛みがでたり、ジンジンしたりするだろ。

また手に力が入らなくなるだろ。

休んだらまた回復する。

それと同じことではないのか!

かわいそうに。いつまで馬鹿げた理論で手術をしているのだ。

神経に休んだら治るというような性質はないだろ。

根性疼痛という理論はあきらかにまちがっている。


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by junk_2004jp | 2011-07-21 21:43 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2011年 07月 20日

紹介されました

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by junk_2004jp | 2011-07-20 20:30 | Comments(0)