心療整形外科

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2011年 12月 25日

「痛み・しびれ」と「麻痺」に関して理解していない件

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1237574952

<ではhttp://www.tvk.ne.jp/~junkamo/
この整形外科医のおっしゃってることは嘘ですか?>

私は、このDrの言われていることは信じておりません。またこのDrのHPのリンクを見ても、賛同されている整形外科医はほとんどおられないようですね。

椎間板ヘルニアの患者さんの多くは、手術する必要はない、ということは日常しばしば経験しております。

しかし症状がひどいために麻痺が起こっていたり、社会生活ができないほどの患者さんを手術した経験から申し上げますが、そういう患者さんの、ヘルニアで圧迫されている神経根の状態は、かなりひどい緊張状態です。

本来であれば普通に緩んでいる状態の神経根が、ヘルニアのためにキンキンに圧迫されているのです。ヘルニアを切除して神経根の緊張が緩みますと、術前にあった激痛が治まり、坐骨神経痛も消退します。こういう手術経験がある整形外科医は、ヘルニア手術不要論には賛成しないでしょう。


これはヤフー知恵袋の骨大工さんという方の投稿です。私のHPの内容に異議をおっしゃっています。

皆さんはこの文章のどこが非科学的かはおわかりですか?

「麻痺」とは神経線維に電気活動が起きていないということです。

「痛み」とは神経線維に激しい電気活動が起きているということです。

ヘルニアの圧迫によっていったいどちらが起きると思っているのでしょうか?

とにかく、ワケが分からないのですが、ヘルニアが原因で痛いと思い込んでいるだけなのです。

神経線維が圧迫を受けたところでなにもおきません。これが正解です。

像の足裏の神経を想像したことがありますか?

神経線維が絞扼されたときに麻痺が生じることがあります(絞扼性神経障害)。椎間板ヘルニアでこれが起きることは極めてまれです。馬尾症候群といって48時間以内の手術が必要です。

たぶん、一挙に大量の髄核が脱出したときにおきるのでしょう。

ヘルニアが神経を圧迫して下肢痛が起きるというのは明らかに間違いです。

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by junk_2004jp | 2011-12-25 11:53 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(19)
2011年 12月 23日

根本的なところで思い違いがある

脊柱管狭窄症といわれている病態理論で、根本的なところで思い違いがある。だからツジツマがあわない。

会員制の掲示板で構造派の脊椎外科医と線維筋痛症の専門医がデベートしているのを興味深く読んだ。

結局のところ、その脊椎外科医は「脊柱管や椎間孔の狭小が痛みやしびれを起こす」と主張しているのだが、その生理学的根拠が示されない。ただそう思うというだけのことなのだ。

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絞扼性神経障害と定義するなら、痛みやしびれではなくて「麻痺」でなければならない。

どうも「痛み・しびれ」と「神経麻痺」の区別がよくわかっていないと言わざるを得ない。

だから脊柱管狭窄症の病態にたいして完全な合意が得られてないのだ。

神経が絞扼された場合は麻痺が生じる。痛みやしびれ(ジンジンとした異常知覚)が生じることはない。

麻痺した痛覚神経が触覚神経などと交通してCRPSタイプ2が生じることがあるが、麻痺が前提だ。

間欠性跛行は休むと回復するということだが、絞扼性神経障害であるはずがない。

あきらかに理論的間違いがある。

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4)MRIなどの画像で脊柱管や椎間孔の変性狭窄状態が確認され、臨床所見を説明できる。

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臨床所見は痛み・しびれだからこれを画像で説明することは不可能です。たぶんデルマトームのことなのでしょうが、ここに思い違いがあるのです。

痛みが画像によって分かることはありません。つまり(4)を満たすことはないのです。



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by junk_2004jp | 2011-12-23 12:31 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(3)
2011年 12月 21日

知ってしまうと教えたくなるよね

私の患者さんの中には看護師の方が何人かいらっしゃいます。

このメールは看護師からいただきました。

先生 お元気ですか?私の勤めている@@病院で頚椎、腰椎、のOP患者が多くミエロ検査、造影検査、MRI、CTとあらゆる検査をさせOP後の痛み止めはAとBくらいです。私は、ここの病院に来なくて良かったとつくづく思いました。

退院していく方たちはお礼を言われますが、しびれは前のままとぼやかれてました。仲良くなった患者さんに先生の本を読んでもらいました。待合室にも置きたいくらいですが~。

整形のDrに線維筋痛症、筋筋膜性疼痛症候群の治療を聞いたところ{そんなのしらないな~どうして?}と言われました。

私も体と相談しながらがんばります。患者さんの言葉を傾聴する事で、痛みが和らぐならと~勉強させてもらいます。


筋骨格系の痛みを語るにおいてFM(線維筋痛症)やその小型のMPS(筋筋膜性疼痛症候群)を知らなければお話になりません。

これを知らない(学校で習わない)ばかりに、見たてが違うのです。

筋骨格系の痛みの損傷モデルは行き詰ってしまいました。

何回も手術をして大変辛い経過の人が何人もいらっしゃいます。

生物・心理・社会的モデル=筋痛症モデルで多くの謎は解決します。

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by junk_2004jp | 2011-12-21 21:02 | MPS | Comments(0)
2011年 12月 20日

みんなの家庭の医学 “長引く症状の本当の原因ズバリ教えます”日本が誇る名医が解決セカンドオピニオン4

整形外科の腰痛、ヘルニア、脊髄腫瘍

私の感想は、こりゃ、だめだ!

1症例目は、ぎっくり腰の人にたまたま脊髄麻痺症状が重なっただけ。脊髄腫瘍が腰痛の原因にはならない。

圧迫を受けたお腹の皮膚神経が鈍麻しているのを検査していたでしょ。腫瘍によって圧迫を受けた脊髄は麻痺を起こすことがあります。痛みではありません。

たまたまぎっくり腰(腰の筋肉の攣縮)になった人に脊髄腫瘍があり、脊髄麻痺をきたした。

前半のぎっくり腰と後半の脊髄麻痺は別の疾患でたまたま偶然に時期を同じくして出てきただけです。

脊髄麻痺(脊髄症状)は外来レベルでわかります。

このような特殊なケースを腰痛として取り上げるのは視聴者に無用の心配を抱かせます。

2症例目は、分離症で下肢のしびれを訴えている。ヘルニアで神経が圧迫を受けている可能性をいっていたが、「しびれ」という言葉の意味を理解していない。

成人の分離症は痛みの原因にならない。

末梢神経がヘルニアによって圧迫を受けても症状は出現しない。(馬尾症候群の絞扼性神経障害はのぞく→麻痺が生じるので緊急手術)

知覚鈍麻も「しびれ」ということがあり、ジンジンした感覚も「しびれ」というので混同している。

1症例目は脊髄麻痺による「知覚鈍麻」で2症例目はMPSによる「ジンジンした知覚異常」です。

2症例目はMPSだと思われる。

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by junk_2004jp | 2011-12-20 19:51 | Comments(0)
2011年 12月 17日

痛みはどのようにしてつくられるか?どうして長く続くのか?

レントゲンやMRIで異常がなかったら診断できない。異常が見つかればそれのせいだと誤診される。これでは痛み患者は救われません。慢性痛の人が増える一方です。

痛みはC線維の先端のポリモーダル侵害受容器でつくられます。

機械的刺激や内因性の発痛物質(ブラジキニン)が電気信号に作りかえられる。

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脳に到達した電気信号は読み解かれ(それぞれの個性で)自律神経を介して反応します。

また反射的に筋肉を緊張させます。

それがまた次の発痛物質をつくります。

このようにして痛みの悪循環がつくられます。

このような出来事はレントゲンやMRIでは写りません。血液検査も正常です。

「神経が押さえられているから痛い」「すべり症があるから痛い」「軟骨、椎間板、半月板が悪いから痛い」というようなことは生理学的には事実ではありません。

そのようなことによってポリモーダル侵害受容器が活性化することはありません。

痛みの悪循環が続くと「中枢性感作」=「中枢性の痛覚過敏」がしょうじます。

痛みの範囲が広くなったり、強くなったりします。

椎間板ヘルニアや軟骨、半月板の障害や骨棘形成、脊柱管狭小は痛みの原因ではなく、外力や筋短縮によって生じた結果です。


痛みの生じる原因は

①一過性の大きな外力(転倒、むち打ちなど、ぎっくり腰)

②慢性的な外力(長時間にわたる労働、パソコン)

③心理的な強い緊張、怒り

痛みの永続の因子

①極端な0脚、内反足、脚長差、股関節の可動域制限

②寒冷

③栄養、貧血

④高齢

⑤姿勢不良

⑥不安、抑うつ




http://junk2004.exblog.jp/13764905


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by junk_2004jp | 2011-12-17 01:28 | 痛みの生理学 | Comments(5)
2011年 12月 15日

画像に異常がなかったら診断できない!

現代・痛み医療事情

画像に異常がなかったら診断できない。画像に異常がみつかればそれのせいだと誤診する。


掲示板より

数年前から膝にかなりの鈍痛が走るようになりました。

あまりの痛みに仕事ができないときもあり、様々な整形外科に通いましたが、MRIやレントゲン、血液検査など毎回実施される検査は同じでありいずれも異常がないと診断されます。

しかし痛みは消えず、仕事をするもの苦痛であり、膝の他に腰、頭痛なども頻繁に発生するようになりました。

また長期の休みをもらいまた整形外科に通院して検査してるのですが、やはり原因不明であり脳神経の可能性もあるとの事で脳神経科にも通院しました。

しかしながら、脳などには異常はなく、原因不明も結局わからないままの状態です。


Aさんが診察にいらっしゃいました。

内側広筋、外側広筋のMPSでした。治療後すぐに症状は改善しました。

10軒ほどの病院を廻られたそうです。

このようなケースはめずらしくありません。

もしレントゲンやMRIで異常がみつかればそれのせいだと診断される運命にあるのです。

痛みとはなにかという根本的な問題を理解しないとこのようなことになるのです。

痛みを訴えているということは、どのポリモーダル侵害受容器が活性化しているかということにつきます。

それはレントゲンでもMRIでも写りません。

圧痛点を探せば分かります。

圧痛点とは過敏になったポリモーダル受容器があることを意味します。つまりそこが痛みの生じている現場なのです。レントゲンやMRIでは写りません!

そこに局所麻酔を打ってやれば活性化したポリモーダル受容器は沈静化します。

それしかないのです。

レントゲンやMRIは悪性腫瘍、感染症、リウマチおよびその周辺の炎症性疾患の鑑別のためです。

また修復すべき構造上の異常(たとえば骨折や靭帯断裂)があるかないかがわかります。

構造の治療と痛みの治療は別問題です。

構造の治療は積極的に行わなくていい場合がほとんどです。


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by junk_2004jp | 2011-12-15 19:37 | 痛みの生理学 | Comments(1)
2011年 12月 13日

痛みの生理学のすすめ

>結局は、医師によって色々な病名を患者に告げるので患者はどこを寄りどころにしたらわからないことが問題だと思います。患者が医師を頭から信じないで、自分で情報をかき集め判断する事がいちばん大切だと思います。


医師は痛みに関して基礎から勉強し直す必要があります。

昔の教科書ではだめなのです。

専門医はそういう基礎的なことを十分知っていると思うでしょうが・・・・。実はそうではない。

神経線維が圧迫を受けると痛みやしびれが生じるというのは間違いです。

椎間板、半月板、関節軟骨が傷むと痛みが生じるというのは間違いです。

痛みはどうして生じるのか、それが慢性化するのはどうしてなのか。

10年も臨床をやっていれば、教科書に書いてあることに疑問をもちます。

疑問に思ったことについて勉強すればMPSにたどりつきます。

MPSを知れば「な~んだ、そういうことだったのか!」と納得できるのです。

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by junk_2004jp | 2011-12-13 19:43 | 痛みの生理学 | Comments(3)
2011年 12月 09日

「5%の中に本当の椎間板ヘルニアがあるのです」これ明らかに間違いです。

今さら!?...「ためしてガッテン」(NHK)

50年に一度の大発見なんかじゃありません。

私は10年前から、HPで、ヘルニアや脊柱管狭窄が腰痛や下肢痛の原因ではないことを訴えてきました。

痛みの生理学から、どうしても納得のいく説明が得られないのです。

医師が最も嫌う「やった→治った」だから、それが原因だったという理論でしかないのです。

「やった→治らなかった」この場合はいろんないいわけが用意されています。

50年に一度の大発見というのは、今までのことを丸く収めようとしているのでしょう。早い話が失敗だったのです。

痛みの治療は時間の要素がとても大切なのです。

急性痛を治すのは簡単です。

慢性痛を治すのはとてもやっかいです。

痛みの原因を正しく理解することは早く理にかなった治療をする意味でとても大切です。

1W前から痛い(腰痛、頚痛、肩痛、膝痛)を治すのは簡単です。

2年前から痛いのを治すのは容易でないこともあります。

「5%の中に本当の椎間板ヘルニアがあるのです」これはあきらかに間違いです。では、その本当のヘルニアを見つけるのにはどうすればいいのでしょうか?

外力が加わった→ヘルニアが生じた・同時に痛みも生じた

外力が加わった→圧迫骨折が生じた・同時に痛みの生じた

このようなレベルの話なら「ヘルニアが原因」ともいえます。

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by junk_2004jp | 2011-12-09 08:48 | Comments(1)
2011年 12月 08日

この差はいったいどこからくるのでしょうか?

10月に退院してからも少しづ良くはなっていましたが、完治まではいかず、痛みが出る前の日常生活に戻ろうとするたびに腰から足にかけて痛みが出て、なかなか普段の生活に戻れていませんでした。

今回短期で通院させていただいて本当に良かったと思います。

地元でも注射はしてもらってますが、週一ということもあり、何か足りないような感じが常にありました。

今回久々に加茂先生に注射してもらってこう感じました。

毎日トリガーポイントブロック注射をしてもらうということ以上に、加茂先生に治療してもらえるという安心感が僕にとってはものすごくプラスに働いていると思います。

プラシーボ効果も最大限に引き出してくれています。

痛くなったらまたいつでも小松に来たらいいんだと思えるようになり、これからポジティブな方向に向かっていけそうです。

なぜか小松もすごく好きになりました。大好きな海や川や山があるということもそうですが、加茂先生がいるからだと思います。

加茂先生に治療していただいたことによって僕の人生は大きく変わりました。

加茂整形外科に来ていなかったら僕の未来はどうなっていたのかと思うと想像するだけで恐ろしいです。

これからもいろんな人の人生をポジティブに変えていってください!!

本当に感謝しています。ありがとうございました。


一方、2chのヘルニア板から

「お前と石川の電波な意思とダブって見えるわ。もう漏れに絡むのやめとけ?ぼろ出る前に。」

「しろうとか石川の仲間か? 」

「 あー石川の電波と同じだな。ペインクリニックや脊髄外科の医師から総スカンくってるやつ。」


石川とは私のことなんでしょう(笑)。

読んでみると非科学的なことを信じ込んでいるのが分かります。

私のところでよくなった方がある掲示板にいって、そのことをいったら袋たたき状態で追い出されたこともあります。

私の言っていることがすぐに理解できる人と強く反感を持つ人がいます。この差はいったいどこからくるのでしょうか。

今日のメールの患者さんは一回数百円の簡単な治療をしただけです。一方、2chの方はたくさんのお金を使っているはずです。

医師は科学に基づくことを言わなければいけません。神経が圧迫を受けると痛みやしびれが生じるという生理学は存在しません。神経が癒着すると痛みが生じるという生理学は存在しません。

苦しんでいる人を前にしてノーシーボはいけません。

エビデンスの問題よりもプラシーボも利用して患者さんにプラスになるようにすべきです。


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by junk_2004jp | 2011-12-08 20:50 | Comments(8)
2011年 12月 07日

Body Back Buddy


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by junk_2004jp | 2011-12-07 13:04 | MPS | Comments(7)