2012年 02月 29日
お手紙をいただきました。 医師冥利につきるものです。 簡単で患者さんに危険を及ぼさない、安上がりな方法でよくすることができます。 脊柱管狭窄症とはいったいどういうことなのでしょうか。 まずはレッテルをはがしてやることです。 ![]() 2012年 02月 27日
椎間板ヘルニアの手術をしたがよくならない方からのメール 右足の激痛に耐えれずひどい時はつま先を地面につけるだけで激痛、椅子に座るとさらに右足が激痛、特腰椎椎間板ヘルニアと診断され(腰痛はなし)地元の病院に約三ヶ月入院後に**の病院にて12月にPELD手術を受けました。 _____________________________ 掲示板より 僕は、実は、ここ2年くらい、左首~肩~腕を動かしたときに走る痛み、指先のしびれで、頚椎ヘルニアと診断され、最期、手術を受けましたが、手術のあと、首~肩には痛みが再発してます。 ______________________________ 椎間板ヘルニアが原因で痛みやしびれが生じることはありません。 痛みやしびれの原因は筋性疼痛です。筋肉の攣りが原因です。 椎間板ヘルニアは健常人でも普通に見られる変化で、特に心配なものではありません。これらは痛みの原因ではなく、筋短縮や外力の結果なのです。 そもそも神経線維が圧迫を受けると痛みやしびれが生じるという生理学がありません。 早期に筋肉に対して治療すべきことです。 2012年 02月 26日
圧痛点はつまり、ポリモーダル侵害受容器が感作されて痛覚が過敏になっている点だ。 打撲、捻挫などの外傷の時、圧痛点に局所麻酔をうつ。 治癒がとても速くなる。 痛みを放置することにより、反射的に筋肉の緊張が強くなり、交感神経の緊張が続き腫れ、血行障害が続く。それが痛みを増強、継続させる。 一昨日、妻が足を捻挫した。すぐに局所麻酔を注射した。今日はもう大丈夫。注射するとしないでは雲泥の差だと思う。 義母はむち打ちになった。放置してたので、頚~背中に痛みが広がりとてもつらい。検査を受けたが特に治療はうけなかった。遠方なので私はいくことができなかった。 感作しているポリモーダル侵害受容器を麻酔しろ! 最初のバケツ一杯の水が大火を防ぐ。 エビデンス以前の話だ。 __________________ 筋骨格系の痛みのほとんどは筋筋膜性疼痛だ。 急激な外力・・・打撲、捻挫 慢性的な外力・・・労働、姿勢、運動、精神的緊張 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄などが神経線維を圧迫して痛みが生じるという考えは間違い。 軟骨障害、半月板障害、椎間板障害が痛みの原因となるという考えは間違い。 これらは、外力や筋緊張の結果。 痛みの悪循環が続くことにより、慢性痛(中枢性痛覚過敏=中枢性感作)となる。 どのような慢性痛も急性痛の時があった。その時に治してしまえ。 2012年 02月 24日
斜角筋のMPSはむち打ちなどで見ることがあるが、今日は激しい痛みの斜角筋のMPSをみた。 ![]() Aさん(40歳、男性)は本日朝より、特に原因と思われることがなく、背中(図A)に痛みを感じた。 次第に痛みは増強。 右肩Bのあたりも痛い。肩は痛みで動かせない。腕全体にも痛みを感じる。 居ても立ってもおれない。 急に肩が痛くて動かせない・・・・腱板石灰沈着症(仮性痛風、結晶誘発性の急性炎症)を思いつくが、レントゲンで異常なし。特徴的な圧痛がない。 背中Aのあたりにも圧痛点はみつからない。 圧痛点を探すと斜角筋のところ(図×印)にあった。 患者さんはここが痛いとはいわなかったが・・・。 つまり、まさしくこの図の通りであった。 ×印に局麻を注射すると、すべての痛みがたちどころに消えた。 なぜだか分からないが斜角筋が急にspasmしたのだ。 むち打ちなどの場合は筋肉の微小損傷が疑われるが、今回のようなケースは微小損傷ではなく、spasmなんだろう。 原因として心理的緊張、物理的緊張が考えられる。 寝違え、ぎっくり腰など急性痛はこれと同じことで、医師はその場で解決してやる意気込みが必要だ。 2012年 02月 22日
「骨さえ大丈夫なら放っておいても治る」 これは患者さんからよく聞くフレーズだ。他の地方でも言われているのではないだろうか。 元をただせば、医者がよく使った言い回しなのだろう。 Aさん(60歳代、女性)は転倒して、シリモチをつき、臀部と膝が痛い。 1カ月半ほど、病院に入院して、検査を受けたが特に異常がなく、積極的な治療はなかった。 異常がないので治療ができないわけで退院したが、ほとんど歩けない状態が続いている。 夫がおんぶしてトイレに連れていっている。睡眠障害もある。 困り果てて当院を受診。 4日間連続、圧痛点に局所麻酔を注射する。杖なしで歩行が可能になった。眠られる。 このような治療は早期に行うべきなのだ。 受傷後2カ月目だったので助かったのかもしれない。 もう1カ月遅かったら、線維筋痛症状態になっていたかもしれない。 Bさん(60歳代、男性)は2日前転倒して、シリが痛くて動けない。 車いすで診察室へ。 レントゲンを撮ってほしいということでレントゲンを撮る。 骨折はありませんでした。 Bさん:「打撲ですか?骨さえ大丈夫なら放っておいても治りますね。」 私:「治ることもありますが、1年後も痛むこともあります。」 注射を勧めてBさんはしぶしぶ注射を了解しました。 注射のおかげで自力で歩いて帰ることができました。 このように、受傷早期に局所麻酔を十分に打つことはとても大切なことなのです。 しかし、そのようなセンスを持った医師は少ないのが現状です。 患者さんも「骨さえ大丈夫なら・・・」といって痛みを積極的に治療することを拒む人もいます。 受傷当初は患者さんも痛みのベテランではなく知識も乏しいものです。 Bさんも放置しても治るかもしれませんが、2カ月後も痛みが続いているかもしれませんね。そして検査を受けて、脊柱管狭窄症だのヘルニアだのといったとんでもない病名が付けられる運命が待っていたかもしれないのです。 2012年 02月 21日
Aさん(70歳代、男性)は、両側の下肢痛でいわゆる間欠性跛行がある。 MRIで脊柱管狭窄症と診断されている。 私のところには各地から脊柱管狭窄症と診断された方がくる。 治り方はさまざまだが、不安傾向(神経症傾向)と比例するようだ。 「脊柱管の狭窄が痛みやしびれを起こすことはありません。 健常な高齢者にも脊柱管狭窄はしばしばみられます。 そもそも神経が圧迫をうけると痛みやしびれが生じるという事実はありません。 痛みやしびれの原因は筋肉の凝り・攣りです。」 Aさんはなかなかそれが理解できない。 MRIの画像が強烈に頭に浮かぶという。 ヒマなものだから本屋へいって脊柱管狭窄症の情報をあさる。 脊柱管狭窄症の病態理論は到底受け入れられるものではない。 全く罪つくりな病名だ。 筋痛症でしかありえない。 神経症傾向の人は、病名、画像にこだわり、治療が難しい。 同じことが椎間板ヘルニアという病名にもいえる。 痛みやしびれは神経線維の圧迫によっておこることはない。 筋骨格系の痛みのほとんだは筋痛症なのだ。 悪性腫瘍、感染症、リウマチ及び類似の炎症性疾患以外は筋痛症だ。 骨折などの損傷が合併している場合は、構造の治療と痛みの治療は別問題として行う。 極めてまれなことだが、神経損傷後の痛み(幻肢痛、CRPSタイプ2)がある。 2012年 02月 20日
2012年 02月 19日
2012年 02月 13日
2012年 02月 11日
昨日、突然にドクター中松氏の秘書より電話があった。 「講演で金沢にきている。貴方の活躍に興味がある。宿まできてくれないか。」 このような内容の電話でした。 半信半疑でしたが、いってきました。 1時間ほど、痛みのウンチクを述べて、腰と肩に注射しました。 ドクター中松は83歳とは思えないエネルギッシュな方でした。特に痛みに困っているわけではないとのことです。 ![]() < 前のページ次のページ >
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