心療整形外科

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2012年 04月 19日

トラマドールが著効した2例

①Aさん(30歳代、女性)は3年前より、頚痛、腰痛、頭痛、吐き気、睡眠障害あり。

メンタルCでも投薬を受けている。

いろいろ治療したが痛みが治まらない。

ネットをみて当院を受診。

トラムセット3錠(慢性疼痛治療薬;トラマドール+アセトアミノフェン)

ドンぺリドン3錠(吐き気の副作用防止)

を投与。

1W後、頚痛、腰痛は著明に改善した。

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②Bさんから

もう心も体も痛みで参って生きる気力も失っておりました。死ぬことも何回考えたか分かりません。

内科、整形外科、神経科、整骨院、MRI、CT、いろんな本も読み、多くの人から情報をもらいました。

そんな折、先生のご本に出会い、藁をもすがる思いで参りました。

1週間目ぐらいから少しずつ痛みが消えて夜も怖くなく眠れるようになってきました。

朝も目覚めよく気力がでてきました。ヤッター、これで残された日々が送れます。光も見えてまいりました。

1カ月が過ぎ、足の痛みが消え、腰の右の方の痛みは消え、大腿の痛みも消えました。

フクラハギの一番痛かったところは70%もよくなってきました。

先生にはとても感謝しています。


Bさんは線維筋痛症だと思われます。

トラムセットが著効したものと思います。

慢性痛はどのような薬剤が、どの程度の量で効果があるのか、個人差があるので、試してみないとわかりません。

慢性痛に対して、抗うつ薬、ノルスパンテープ、リリカ、ランドセン、ノイロトロピンなど手持ちのカードはそんなに多くはないのですがなんとか手助けしたいものです。

厚労省は慢性痛という適応で薬剤を使えるようにしてほしいものです。



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by junk_2004jp | 2012-04-19 00:32 | 慢性痛 | Comments(3)
2012年 04月 18日

古くて新しい概念「筋痛症」

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http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=57305

http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2010/09/0908.html


私は筋骨格系の痛みのほとんどは筋痛症だと考えています。

除外診断として

悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風などの炎症性疾患、神経損傷後の痛み(帯状疱疹後、幻肢痛)があります。

骨折、半月板、腱、靭帯などの損傷を伴う場合は、これらの治療と痛みそのものの治療は別問題として、それぞれに対して適切に行われるべき。

多くの場合は痛みの治療が優先されるべき。

急性痛と慢性痛があります。

慢性痛とは中枢性感作(中枢性痛覚過敏)をうけた状態。不安・抑うつと多いに関係あり。鶏と卵の関係。

急性痛、慢性痛は混在することもあります。

効く薬剤がちがいます。

急性痛は比較的簡単に治癒します。

慢性痛は個人差があり、手ごわいことが多い。

次のようないろんな病名が使われているが、「筋痛症」だと思っている。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間孔狭窄症、変形性脊椎症、神経根症、椎間板症、坐骨神経痛、腰椎すべり症、腰椎分離症、変形性関節症、半月板障害、タナ障害、頚肩腕症候群、胸郭出口症候群、顎関節症、緊張型頭痛、テニス肘、肩関節周囲炎、アキレス腱周囲炎、腱鞘炎、むちうち症、手根管症候群、シンスプリント....

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by junk_2004jp | 2012-04-18 12:43 | MPS | Comments(5)
2012年 04月 17日

猫も杓子も「脊柱管狭窄症」

当院には全国から「脊柱管狭窄症」と診断された方が来院する。

だいたい決まりの言葉は

先生は手術を勧めるが、手術をして全くだめだった人を知っているので手術はしたくない。」

皆さん同じことをいう。

お尻や下肢の筋肉の凝りなのだ。

トリガーポイントブロックをすると、その場で腰が伸びて感激する人もいる。

数日間の治療でずいぶんよくなる人もいる。

お尻や下肢の凝りをすみやかに取ってやることなんだ。

高齢化社会でこのような医療はとても重要だが、現代医学の方向違いを厚労省はもっと真剣に考えないと大変なことななりますよ。

脊柱管が狭いという事実とお尻や下肢の凝りとは因果関係はありません。

だから脊柱管を広げたところで凝りが治るわけではありませんね。

脊柱管が狭窄していても麻痺が生じる可能性は極めて低い。


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by junk_2004jp | 2012-04-17 12:55 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
2012年 04月 09日

ヘルニア術後

3月X日から1週間お世話になりましたAです。

その節は本当にお世話になりまして、ありがとうございました。

うかがったときは背筋も伸ばせず、杖があっても歩くことすらままなりませんでしたが、帰りは杖なしでも痛みなくまっすぐあるくことができ、羽田に向かえに来てくれた義姉が、涙を流しておりました。

通院の際、先生と看護師の皆様のやさしさが身に染みて、感謝してもしきれない気持ちでおります。

2月からほぼ歩いておらず、筋力低下が激しいので、これからは体力をつけていくべく頑張ってまいります。


Aさんは昨年秋より、腰~下肢痛出現。

硬膜外ブロック、神経根ブロックなどをしてみたが改善せず、1カ月前に椎間板ヘルニアの手術をしました。

しかし改善せず、当院を受診されました。

トリガーポイントブロックなどをしましたが、痛みの改善がみられませんでしたので、本を読んでいただくことにしました。

「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」

「腰痛は脳の勘違いだった」

「ヒーリング・バックペイン」

「椅子が怖い」

これで、1Wでとても改善されました。今はもう杖なしで歩行が可能です。

痛みのメカニズムを知って、ストレスが筋肉のスパズムに大きく関係していることを理解していただきました。

薬はリリカ、トレドミン、ランドセンを使いました。

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by junk_2004jp | 2012-04-09 20:51 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)