心療整形外科

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2014年 04月 15日

微笑みうつ病

微笑みうつ病とは、医師の前だとか、友達の前では、明るく振る舞い、一人になると落ち込む。

もともと気遣いのひとなんですね。それで疲れ果てる。

痛みは複雑系です。いろいろな要素が絡んでいます。

長年この仕事をしていると、数回の診察でみえてくるものです。

Aさんは40歳代の女性、腰椎すべり症ということで大学病院で診察を受けています。経過はよくありません。

抗うつ薬の投与、2ヶ月間ですっかりよくなりました。

Bさんは40歳代の女性、明るい印象の人です。腰痛と下肢痛。

10年前、同じ症状で、多くの病院、鍼灸院などを巡ったそうです。

かかりつけの内科医が、心が疲れているようだからといって、抗うつ薬を出してくれました。そうしたらみるみるうちに腰痛下肢痛は改善したそうです。

今回またその症状が始まったのです。

ネットでは抗うつ薬にたいする批判をしばしばみますが、それがとてもよく効く人がいるのも事実です。

筋筋膜性疼痛(MPS)のなかには、抗うつ薬がとてもよく反応するものがあります。

「よく眠れるか、朝早く目が冷めないか、食欲は、耳鳴り、めまいは、目や口のかわきは、便秘下痢は」

腰痛や頸痛などの痛みやしびれで来られても、上記のような質問をして、うつ状態の有無をかくにんすべきです。

患者さんにむだな時間と経費を負担させてはいけません。

医師は治療カードとして抗うつ薬を否定すべきではありません。

病的不安もそうです。うつと不安はセットです。

薬は不適切な使い方されることがあります。もちろん、それは批難されるべきです。

かといって全否定されると困る患者さんもいます。

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by junk_2004jp | 2014-04-15 13:49 | うつ・不安・ストレス | Comments(1)
2014年 04月 10日

不安は痛みを拡大・増強

症例

50歳代、女性

昨年7月、階段から落ちて右ひざをうつ。

現在は図のように痛みしびれあり。杖を使っている。

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いくつかの病院と整体、整骨院を受診。

病院ではすべり症で手術が必用といわれた。

2つの整体、整骨院で当院を受診するようにいわれた。

当院は病院からの紹介はないが、代替治療家からは時々紹介がある。

3回の通院治療で著明改善、杖なしで歩行が可能となる。

障害児をもって将来が不安なのです。

「決して見ることができない未来を見ようとして不安なのです。人生は今の連続ですから、今が大切なのです。今でしょ!」

などといって治癒を約束しました。

すべり症が痛みの原因になることは決してありません。

痛み・しびれのきっかけは外傷でもそれが長く続き拡大するエネルギーは心(不安、怒り)にあるものです。


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by junk_2004jp | 2014-04-10 00:49 | 慢性痛 | Comments(1)
2014年 04月 01日

脊椎疾患の未来

脊椎疾患の未来

加茂先生も含めあとを継ぐ若い医師が増えて来る事を望みますが今の日本の医療制度(医療報酬)からは病院経営など解決しなければならない問題が山積みの中、次世代の為にも頑張って下さい。


これは2度腰の手術をしてなお痛い人からいただきました。

腰痛を脊椎疾患と思うことから間違っています。

腰痛を脊椎疾患にしたのは医師です。「医療化」といいます。医師は自分の仕事を増やしたわけです。

腰痛が脊椎疾患である場合は、脊椎の悪性腫瘍、脊椎の感染症、リウマチ、骨折です。

それ以外は脊椎疾患ではありません。

腰痛は筋疾患。慢性化すると脳が大いに関係する。

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by junk_2004jp | 2014-04-01 13:41 | Comments(0)