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2014年 06月 29日

functional somatic syndrome

functional somatic syndrome

直訳すると「機能的な身体症候群」=「心身症」

「心身症」は誤解が多いですからFSSと言う方がいい。

痛みはFSSです。functional somatic syndromeで検索すると英文が多い。

いろいろな条件によって痛みの程度がかわりますね。

http://intmed.exblog.jp/5247077/

過敏性腸症候群、線維筋痛、慢性疲労症候群、NUD(機能性胃腸症)、緊張性頭痛、非特異的胸痛、慢性骨盤痛、閉経後症候群、顎関節症、慢性背部痛などとFSSはオーバーラップしたものであるが、治療研究では単独症候群に限定しており、信頼性のある一般的に受容されている診断クライテリアがないのである。



慢性痛はもちろんFSSです。

身体のいろんな部位に痛みがあることが多い。またほかのFSSを合併していることも少なくない。

ヘルニア、脊柱管狭窄、軟骨、半月板このような構造的な問題が原因で痛いという医学はもはや過去の失敗です。

生理学的にも統計的にも臨床的にも説明がつかない。

FSSをいかにリッセットするかです。

患者さんの得手不得手があるでしょうし、哲学があるでしょう。押し売りはしたくないです。

時間、おかね、いろいろな条件があります。

慢性痛の治療は脳についた癖をいかにかえるかということです。

手術は大掛かりなプラセボです。吉とでればいいですが、短時間だったり、また再発したりすることが少ない。

吉とでなかったらいっそう辛い痛みを抱えることがあります。



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by junk_2004jp | 2014-06-29 09:44 | 慢性痛 | Comments(0)
2014年 06月 22日

慢性痛症候群(慢性痛症)

慢性痛症候群は痛みそのものが治療の対象となります。

そもそも急性痛は損傷に対する警告でした。急性(打撲、ねん挫)、慢性(生活習慣、仕事、運動)の外力が引き金になります。

そのほかに、心理的緊張、怒り、不安が筋肉の緊張を引き起こし痛みになることがあります。この場合は当初より慢性痛症候群のような様相を呈することがあります。

痛みの治療と構造の治療は別問題です。当初より痛みの治療を積極的にすべきです。でないと、損傷が治癒したあとで(完全治癒、不全治癒)いつまでも痛みが続くことがあります。

およそ3ヶ月ぐらいで慢性痛症候群になると言われていますが、強い痛みなら数日で慢性痛症候群になることがあります。

特殊な慢性痛症候群として線維筋痛症(全身痛)やCRPSがあります。

脊椎手術のあと線維筋痛症になることがしばしばあるようです。私の患者さんの中にかなりいらっしゃいます。

四肢の手術(膝人工関節など)のあとにはCRPSになることがあります。

慢性痛症候群の病態のキーポイントは末梢性・中枢性の感作だといわれています。

特に中枢性の感作は痛みの記憶、痛覚過敏です。痛みが続くと不安、不眠になりそれがまた痛みを強く認知します。

痛みは電気信号です。どこで電気が作られ、どこで認知し、反応しているかを考えるのです。

構造が電気を作ることはありません。構造はエネルギーをもちません。

動くものがエネルギーを作りますから、筋肉が痛みの発信現場となります。ほとんどの慢性痛症候群は筋筋膜性疼痛症候群(MPS)です。

老化した軟骨や半月板や椎間板がエネルギーを作ることはありません。

脊柱管狭窄やとび出た椎間板がエネルギーをつくりません。

いかに今までの医師の説明が矛盾していたか分かるでしょう。

たぶん、いまほど慢性痛症候群に悩む人が多い時代はなかったかもしれない。

江戸時代やアマゾンの奥地の原住民を想像してみてください。

そこには神経、椎間板、脊柱管、軟骨などという概念はありません。

痛みが起きたとしてももっと簡単に治していたのではないでしょうか。

末梢神経や脊髄が圧迫、絞扼されると痛み・しびれではなく麻痺です。

文明の発展が痛みの治療に邪魔しているようです。バカげたことです。

痛みの画像診断の意味は、悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風、骨折の除外です。


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by junk_2004jp | 2014-06-22 12:26 | 慢性痛 | Comments(0)
2014年 06月 15日

だれでもできます

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「腰痛は脳の勘違いだった」

この本は私のHPを参考にして独自で勉強し、ある病院に研修にきている女医に注射を打つ部位を指示して打ってもらい、痛みが軽くなった時間を、趣味の模型飛行機を飛ばし(認知行動療法)、7年間続いた腰痛座骨神経痛が3ヶ月で治ったことが書いてあります。

もちろんこの本ができるまでは私と面識はありませんでした。

http://junk2004.exblog.jp/9586728/

これは、奥様が脊柱管狭窄症と診断された内科医が、数回私のところに見学にきて、注射して治したというエピソードです。

http://junk2004.exblog.jp/16755566/

http://junk2004.exblog.jp/17571883/

これは奥様が椎間板ヘルニアと診断された産婦人科医(元教授)が当院4回見学のあと、注射をして治したというエピソードです。

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昨日、知らない方から電話がありました。

雑誌「わかさ」の先生の記事を読んで、テニスボールでマッサージをしたら脊柱管狭窄症の痛みがすっかりよくなりました。数人の知人(いずれも脊柱管狭窄症で困っている)に本を貸して教えていますが、本がなくなってしまいました。

本がないと説明しても信用してもらえません。出版社に問い合わせたら「もうその本はない」とのことでした。


つまり、だれが注射しても、または注射以外でも治る可能性はあります。

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by junk_2004jp | 2014-06-15 12:10 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2014年 06月 11日

雑誌「FLASH」に紹介されました

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”第二の近藤誠”を厳選!「医学会の常識」に抗う100人のサムライ・ドクター

定説に果敢に挑み、新理論を打ち立てた「現代のコペルニクス」


ちょっと恥ずかしい見出しですが、雑誌FLASHに取り上げられました。

私が新理論を打ち立てたのではなく、理詰めに考えるとそうなるのです。

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by junk_2004jp | 2014-06-11 18:33 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(1)
2014年 06月 10日

「慢性痛」議連できる  「慢性痛研究会」をたちあげる

http://www.mundipharma.co.jp/docs/101020pressrelease.pdf

「痛み」に関する大規模調査 「Pain in Japan 2010」実施

(1) 日本成人の慢性疼痛保有率は約 22.5%と推計
(2) 慢性疼痛をもつ患者の痛みは、7 割が適切に緩和されず

日本成人の 4.4 人に 1 人にあたる約 2,315 万人が慢性疼痛を有していることが明らかになりました。


痛みに関する医学が全く失敗だった結果です。

急性痛は損傷+痛み

慢性痛は痛みそのものが病気の対象(損傷は治癒、不全治癒)

痛みの治療と損傷の治療は別のものです。

慢性痛を防ぐには積極的に痛みの治療をする。

何かが悪いから痛いのではなくて痛みそのものが治療の対象です。(軟骨がすりへっている、ヘルニア、脊柱管狭窄、半月板などは痛みの原因になりません)

脳と筋肉の間の痛みの悪循環を断つ。

レントゲン、MRIは痛みの診断において悪性腫瘍、感染症、リウマチ、痛風、骨折の有無の意味しかありません。

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このたび、大阪大学 柴田政彦教授、東京慈恵会医科大学 北原雅樹准教授、愛知医科大学 牛田享宏教授の3名の先生方やグッバイペインの若園和朗さん、浅枝まり子さんのご努力で「慢性の痛み対策議員連盟がたちあがりました。

それに対して、医師の「慢性痛研究会」を立ち上げ、情報の共有や痛みについて患者さんのみならず、医師にも啓蒙していきたいと思います。

「慢性痛研究会」
        会員:医師
        顧問:牛田 享宏先生(愛知医科大教授)
        会長:加茂淳
        事務局:ぐっどばいペイン事務局
        FaceBook は近々にたちあげます。
        会員希望者は連絡してください。

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by junk_2004jp | 2014-06-10 17:45 | 慢性痛 | Comments(0)
2014年 06月 01日

ラッキー・マン

数週間前、60歳ぐらいと思われる男性から、電話での問い合わせがあった。

「すべり症+脊柱管狭窄症で尻から下肢にかけて痛みがあり手術の必要があると言われています。」

どういう経緯で私のところに電話してきたのか聞かなかったが、時々このような電話がある。

私の言っている説を全く知らなかったので、電話ではお話にならない。

「私の著書を一度読んでそれから電話してください。」

といいました。

先日、電話がありました。

「ありがとうございます。すっかりよくなりました。本を読んで、痛みの原因が科学的に分かりました。梨状筋などをテニスボールでグリグリやっているとみるみるうちに痛みが取れてきました。」

痛みとは神経症状ではなく、脳の認知と反応なのだ。

治療による反応は個人差が大きいものだ。

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by junk_2004jp | 2014-06-01 10:48 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)