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2014年 07月 27日

HOW TO TEACH DOCTOR ABOUT MPS

HOW TO TEACH DOCTOR ABOUT MPS (医師にいかにしてMPSを教えるか)
線維筋痛症と同様、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)もしばしば誤解されている。今日でさえ、MPSの症状や治療を理解していないのみならず、その存在すら信じていない医師がいるのは驚きである。MPSの治療は、正確な診断があってはじめて行うことができる。
これはアメリカのサイトからです。日本と同じような状況ですね。
MPSを知らないから「慢性痛」を正しく理解できません。
MPSを知らないから「線維筋痛症」を理解できません。
MPSを知らないから「痛みの生理学」を理解できません。
MPSを知らないから「心身一如、心身相関」を理解できません。
MPSを知らないから間違った診断をします。レントゲン、MRI、関節鏡などで見られた正常でない所見が痛みの原因だとかってに思い込んでしまいます。
MPSを知らないから手術ができるのです。
筋硬結もまたMPSの結果です。筋硬結にこだわる必要はありません。
MPSは最も普遍的な痛み疾患です。
いろんな治し方があることでしょう。全世界の古代からの人類がそれぞれの地域でそれぞれのやり方で治してきたのでしょう。
慢性痛が増えている背景には医療機器の発展と医師の思い込みがあります。

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by junk_2004jp | 2014-07-27 06:51 | MPS | Comments(0)
2014年 07月 18日

痛みが全身に広がる病気をとことん治す

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私もでています。
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by junk_2004jp | 2014-07-18 20:41 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2014年 07月 17日

痛みの治療と構造の治療は別問題です

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痛みCの治療と構造Bの治療は別問題です。
構造が治ったら痛みが治るという法則はありません。
痛みが治ったら構造が治るという法則もありません。
それぞれに対して必要に応じて治療すべきですが、痛みの治療は重要です。痛みがあると辛いし生活が困難になります。

構造が悪いから痛いのではありません。痛みの原因は外力(急性、慢性、極度の緊張)です。

構造破綻の原因は外力です。

構造の治療は必要に応じての安静ですが、安静を厳重しすぎることはかえって危険です。

昨年暮れに肉離れ(皮下出血なし)で、まだ杖歩行の症例があります。
このようなケースで、私は局麻を打ってすぐに歩いてもらいます。軽い安静ですぐによくなります。

神経が圧迫されて痛い、しびれるということはありません。

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by junk_2004jp | 2014-07-17 15:18 | 痛みの生理学 | Comments(0)
2014年 07月 17日

精神疾患or身体疾患?

精神疾患or身体疾患?

本日、奇妙な症例

山本さんは昨夜、急に右の足首より先が全く動かなくなりました。

本日診せに来られましたが全く正常に動きます。痛みやしびれはありません。

「体にあらわれる心の病気」 「原因不明の身体症状」とのつきあい方

というPHP新書があります。

しいて病名をつけるとすれば、身体表現性障害のなかの転換性障害でしょうか。

一過性なのですから、脳という臓器の機能性障害、脳という臓器の心身症ともいえます。

心(脳)と身体を分ける必要もないのかもしれませんが、病態理解には都合がいいので。

しびれ(異常知覚、じんじん)と知覚脱失(感覚が鈍い、感覚がない)を混同しないようにしてください。

しびれは綱引きのあとのような感じです。指はこわばり、じんじんすることがあります。と同時に、感覚が鈍ったように感じることがあります。これはいずれ回復しますので、機能的障害。

一方、ギプスを巻いていたために起きるような腓骨神経麻痺は知覚脱失、神経繊維が回復不可能なら器質的障害。

機能的障害(心身症):いろいろな条件で症状に変化、痛み、しびれ、血圧など

器質的障害:機能性障害でないもの。脊髄麻痺など。

後縦靭帯骨化症(黄色靭帯骨化症)で①痛み、こり、しびれと②将来の脊髄麻痺が起きるというのは機能的障害と器質的障害が混同してしまっている。

機能的疾患が器質的異常が原因だとするにはむりがある。

医学がすすめば、このような分類も変化していくでしょう。

痛み、しびれの原因を椎間板ヘルニアだの脊柱管狭窄だの軟骨障害だのにすり替えて説明して、医師も患者も納得して生きているのです。それが平和だった時代は終わろうとしているのですが。

心(脳)の問題、精神の問題にはしたくないのです。

慢性痛は「原因不明の身体症状」なのですね。

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by junk_2004jp | 2014-07-17 15:13 | うつ・不安・ストレス | Comments(0)
2014年 07月 12日

情動の身体化2

昨日の「情動の身体化」というお話に70ほどの「いいね」をいただきました。皆さん思い当たるふしがおありだと思います。外傷や生活習慣が引き金の痛みも長期化するのに負の情動(不安、怒り、悲しみ)が関係します。

皇后陛下の左腕の痛みと失語症

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/kohyo-h25-0131.html

皇后陛下には,4月18日より頸椎症性神経根症けいついしょうせいしんけいこんしょうによる左の肩から上腕にかけての激しいお痛みがあり,2週間以上にわたるご治療をお受けになりました。ご症状は軽減されていますが,ご体力はかなり低下しておられます。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20091005-01/1.htm

国民が〝ミッチー・ブーム〟に沸いていた頃、皇室内部で美智子妃殿下への苛烈ないじめが行なわれていたことは、時代を経て少しずつ明らかにされてきた。そのなかで皇太子妃、そして皇后としての務めを果たしてこられた。皇室ジャーナリストの松崎敏弥氏が明かす、美智子皇后の〝茨の道〟の真実。

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頸椎症性神経根症(頸椎が悪くて、腕へいく神経の根っこの部分が圧迫を受けている)なんて非科学的な診断がされていますが、上記の二つはいずれも情動の身体化と思われます。

人間はだれでもこのような反応をとるものですが、その現れ方はいろいろです。

胃潰瘍になる人もいれば円形脱毛になる人もいますね。

________________

吉田さん(男性、40歳)、妻、子供2人

高校のころより腰椎ヘルニアといわれていて腰痛に悩んできた。

最近、仕事中、背中〜腰にかけて痛みがつよい。

当院受診してTPB(トリガーポイントブロック)飲み薬などの治療を3回受けるも一行に改善しない。

「仕事をしているときだけ痛いのです。」「眠れる、食べられる」
「仕事が好きですか」
「腰が痛くなるので仕事をかえてほしい」

「腰が痛くなるから仕事をかえてほしいではなくて、仕事をかえてほしいから腰が痛くなるのです。」「といっても、いい仕事があるとはかぎらないですね。子供のためにも、しばらくは我慢して仕事をすきになりなさい。」

ということで、どんな治療をしても根本のところをかえないと治りません。

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by junk_2004jp | 2014-07-12 15:01 | うつ・不安・ストレス | Comments(0)
2014年 07月 11日

情動の身体化

情動の身体化

急に膝がガクンとなって、伸ばせない。足を地面につけない。痛みが強い。

攣っている筋肉に注射するも改善はわずか。部位がかわる。
目を強く閉じて苦悶様の表情。

「昨日何か変わったことがなかったですか。旦那さんと喧嘩したとか。」
「そういえば、可愛がっている犬が死にました。」
「それが原因ですよ。」
「そういえば昨日はお腹がいたかったです。」

最近このような症例が続いています。

下肢痛で歩けない・・・たぶん、仕事のストレス。

MPSの一種なんでしょうが、激しい痛みが特徴です。目を閉じて苦悶。
TPBの効き目や飲み薬の効果は少ない。

骨折より遥かに強い痛みなんでしょう。

夏樹静子さんの痛みもこれでしょう。

___________

Aさんは昔からの当院の患者さんで上記のような痛みの持ち主。一度脊柱管狭窄症ということで手術を受けている。

「あまりにも脚が痛いのでまた手術をしてきました。」と二度目の手術を同じ病院で受けてきました。

説明しても無駄のようです。それより手術をする医師の診断がなっていないのに驚きます。


手術で改善するのは5%と、先日の難治性疼痛&慢性痛勉強会で聞きましたが、実際そんなものなんでしょうか?


この場合の改善率は、長期的(少なくとも1年以上後)の事です。
あの場でもお話ししましたが、痛みだけを主訴とした患者に対する外科的処置は、処置後半年くらいまでは「どんな」処置でも極めて有効性が高く、80%以上の人が良くなったと報告します。
ところが、その後、痛みが”再発”する人がどんどん多くなり、結局ほとんどの人が不変or悪化と報告するようになります。

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by junk_2004jp | 2014-07-11 02:12 | Comments(1)
2014年 07月 10日

脊柱管狭窄症という診断にだまされるな

今日のマジスカ診療所

人間、60年70年も立ったり座ったり登ったり走ったりしておれば、脚腰の筋肉はそろそろ目一杯になってきます。

山本さん(69歳)は2月末よりお尻から下腿にかけて痛くなり、200m歩くと一服しなければならなくなりました。

例によって「脊柱管狭窄症」という診断で5月に手術。

全く痛みはとれませんでした。

知人に聞いて当院を受診。

2回のトリガーポイントブロックで1Km、休まず歩かれるようになりました。飲み薬は使っていません。

脊柱管狭窄症というバカげた診断をなくさないと迷惑を被る高齢者が続出です。

生理学的にも全く的外れの意味不明の説明です。非常識です。

先日TVで金田投手(80歳)と長島さんの対決をみました。金田投手は例えば、5球なげたら腕がしびれて、力が入らなくなった。しばらく休憩すると、また投げられた。頚からの症状ではないかと頚の検査で頚部脊柱管狭窄症と診断された。この例えと同じことをやっているのです。

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by junk_2004jp | 2014-07-10 13:45 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2014年 07月 09日

薬も重要なことがある

向精神薬に批判的な意見もあるが、患者は藁をもつかむ気持ちだ。

時間的、経済的なめんからも薬は適切に使われるべきだと思う。

次にあげるケースは批判的でない鍼灸師でよかった。患者に不安を与えるのはよくない。

加茂先生

失礼と思いながらもメッセージさせてもらいました。いつも加茂心療整形のHPを読ませていただいております。

・・・・・・・3年前半に歯痛があり...

歯科医に通院・・・以来 顎関節症、首、太もも手前しびれ、腰、臀部・・・・痛みと痺れに悩まされ、絶望の日々を過ごしておりました。

臀部痛みはヘルニア、それには固定手術をしかないと整形外科医から言われたり・・・・
まー、よくあっては困るけれどよくある,慢性痛難民の日々を過ごしていました。

生まれてこの方、病気知らずで、「病院=治してくれる場所」という信じきっていたゆえに、辛かったです。

絶望的に寝たきりの状態で、夫と故郷の@で生活しておりましたが、偶然にも加茂先生のHPのリンク先で見つけたトリガーポイント鍼治療院が同じ町内にあることがわかり、2か月前から通院しております。

薬は精神科(神経・心療内科)の医師から処方してもらいなんとか生きています。3か月前にてんかん薬(リボトリール)を処方してもらい、私には劇的にあいました! 肉が踊るというのはこの事か?というばかりでした。

その日のうちに台所にたって料理ができ、精神科医も驚いてました。数年ぶりにじゃがいもの皮を向けた感動は忘れません。

・・・・・・医療貧乏のストレスも楽になりました。全人類の不幸を背負った錯覚すらしていたのですが、ちょっと世も捨てたものじゃないかな・・・・と思ってきてます。ありがたいことです。

まだまだ、日常生活は困難ですが。@でどうにかならないものかと、あの手この手と先生のHPやFBを見ながら、あーでもないと苦闘しながらも生きてます。

暑い日が続くと思いますが、私達遠方の加茂先生ファンのためにも頑張ってください。
伝えたかったので・・・・・・


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by junk_2004jp | 2014-07-09 10:12 | 線維筋痛症 | Comments(0)
2014年 07月 06日

痛み・しびれが進むと麻痺につながると思っているのではないか

本日のマジスカ診療所

脊椎外科医には気をつけろ!

後縦靭帯骨化症

手の痺れ、首から右肩にかけての張りと懲り、首のダルさが顕著になり「このままだと、転倒したり運転中に鞭打ち等になると神経に重大な損傷が起こり、現代の医学ではどうにもならない事態にもなります。またこの先はマヒも起こりますからその予防のためにも早急に手術が必要です」と忠告され・・・


この説明は矛盾があるのです。

「手の痺れ、首から右肩にかけての張りと懲り、首のダルさが顕著になり」・・・これを後縦靭帯骨化で説明できない。MPSです。

将来起きるかもしれない麻痺を予防するために手術をする・・・・これは間違いとはいえない。しかし、現に麻痺の兆候があるのなら早急に手術が必要かもしれないが、その兆候がない人に早急にとは。

手の痺れ、首から右肩にかけての張りと懲り、首のダルさが顕著になり・・・・これを麻痺の兆候と勘違いしているのではないだろうか。

後縦靭帯骨化症の手術をしたあと大変辛い痛みに悩まされている人、今回を含めて4人、知っている。

後縦靭帯骨化症は黄色靭帯骨化症も同じだが無症候のものが多いと思われる。

もし症状が出るのなら脊髄麻痺だ。後縦靭帯骨化は脊髄を前方から、黄色靭帯骨化は後方から脊髄を圧迫することによって脊髄麻痺が生じても不思議ではない。

脊髄麻痺の症状は痙性麻痺で、手指の巧緻運動障害、痙性歩行(パタパタ)で病的反射、腱反射亢進。知覚鈍麻。

痛みやしびれではない。末梢神経の麻痺はみたことがない。たぶん起きないのだろう。

Aさんは頚や背中の痛みで受診して、後縦靭帯骨化症という診断で手術をしたが、よりひどい痛みに悩まされている。

もともと、MPSだったのですが、たまたま検査で無症候の後縦靭帯骨化が見つかっただけ。

手術とは怪我を負うことです。それがますます痛みを複雑にしてしまった。

痛み、しびれと麻痺の区別ができない。

もう数年すると裁判で負けるときがくるのではないだろうか。

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by junk_2004jp | 2014-07-06 07:57 | MPS | Comments(0)
2014年 07月 05日

どれだけ時間をかけても知らないものにはたどりつかない

今日のマジスカ診療所

30歳代、男性、腰椎ヘルニアのオペ歴あり。

両側の臀部痛と足裏のしびれ

大学神経内科に2ヶ月入院していろいろ検査をしたが診断がつかなかった。

最後に「梨状筋症候群」で梨状筋が神経を圧迫しているのではないかといわれた。

私は3分ぐらいで診断と治療ができた。

「尻こり&足裏こり」MPS

局麻を打ったらすぐに痛みはとれた。

このような症状は不安や抑うつと関係することが多いから、経過をみなければいけないけど。

医師の学生時代に2時間でいいからほとんどの痛みやしびれはMPSだということを教えたらどれだけ医療費に影響がでるものだろうか。

痛みやしびれと麻痺の区別がわからない。

神経が圧迫を受けると痛みやしびれが生じると思い込んでいる。

痛みの診断ではまずは除外診断(悪性腫瘍、感染症、リウマチなど自己免疫疾患、痛風を除外)

積極的診断(どのような状況、体勢で痛みやしびれが強くなる、弱くなるか)

治療的診断(どのような薬剤や治療で改善するか)

このような手順で診断する。

ほとんどの痛みやしびれは筋筋膜性疼痛症候群です。

ただし、急性と慢性では大きく違いがあります。

構造の治療と痛みの治療は別問題です。

痛みの治療の方が重要です。慢性化、広範囲になることがあるからです。

構造は時間が関係しませんからいつでもゆっくりできます。

なにしろ痛いと仕事になりませんから。


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by junk_2004jp | 2014-07-05 12:12 | MPS | Comments(1)