心療整形外科

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2014年 09月 26日

交通事故損保様、時代は変わっています。

いつまでも椎間板ヘルニアの手術をしている大学の先生にレクチュアーを受けていてもだめです。

痛みやしびれは「神経症状」ではありません。「神経症状」とは神経麻痺症状のことで、痛みやしびれと対局にある症状です。

もはや神経根症状などという昔の概念は通用しません。

まずは下の文献を読んでみてください。対策を練り直さないといけませんね。

http://junk2004.exblog.jp/i25/


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頚部損傷が線維筋痛リスクを増加

Medical Tribune [1997年8月21日(VOL.30N0.34)p.12]

〔ニューヨーク〕Soroka医療センター(イスラエル)のDan Buskila博士が率いる研究チームは,頚部損傷を受けた患者は線維筋痛症候群(FMS)を発症するリスクが高<なる、と『Art;hritis and
Rheumatism』(40:446-452)で報告した。

患者の21.6%が発症

FMSは一般人口の約2%に起こり、全身に及ぶ硬直と疼痛がおもな症状として挙げられる。
FMSの病因は分かっていないが、新しい知見は頚部損傷が原因の可能性があることを示唆している。

Buskila博士らは,頚部損傷患者102例と脚部骨折患者59例を対象に非関節部圧痛とFMSの有無について評価したところ、事故発生3か月後、頚部損傷患者では21.6%がFMSを発症していたのに対し、対照群では1.7%のみだった。

オレゴン保健科学大学(ポートランド)関節炎・リウマチ性疾患科のRobert Bennett部長は「これは非常に興味をそそる重要な報告だ。疼痛は10年、15年またはそれ以上続くことがあり、精神的ストレスの原因となる。しかし、この疾患に対する治療法は現在まだない」と述べた。

ケントフィールド・リハビリテーション病院(カリフォルニア州ケントフィールド)線維筋痛クリニック
のPaul Davidson部長は「ストレスはFMS発症に大きな役割を果たしている。ほとんどの人は頚部と肩帯部にストレスを受けているので、もし何かがこの部分を刺激した場合、FMSを引き起こす可能性がある」と述べた。

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急性むち打ち症において全身的過敏性が実証される

参考文献  Spine.004;29:182-188

研究者らによれば、感受性の充進は心理的苦痛と無関係に起こり、中枢性痛覚処理メカニズムの変化の結果と思われる

【1月23日】疼痛と身体障害が重症のむち打ち症の人では、症状が軽症な人と異なる感覚障害の証拠が認められるという研究結果が『Spine』1月15日号に掲載されている。「疼痛と身体障害が中等症および重症の人ではより大きい心理的苦痛が認められたが、症状が軽症な人との最も大き<異なる特徴は、様々な刺激に対する全身的過敏性の存在である」とクイーンズランド大学(オーストラリア、ブリスベーン)のMichele Sterling, PhDらは記述している。

「このような感受性の充進は心理的苦痛とは無関係に起こり、負傷後まもなく明白にみられる中枢性痛覚処理メカニズムの変化の結果と思われる」とSterling博士らは付言している。

研究者らは、自動車事故による頚部痛を訴える志願者80例(男性24例、女性56例;平均年齢(33.5士14.7歳)ならびに健常無症状志願者20例(男性9例、女性11例;平均年齢39.5土14.6歳)を登録した。

むち打ち症の被験者はQuebec Task Force ClassificationのWAD IIまたはWAD IIIを満たすこととし、負傷後1ヵ月未満に試験を実施した。研究者らは、WAD IVに該当する人、事故による脳しんとう、意識喪失または頭部外傷があった人、むち打ち症、頚部痛、頭痛または治療を必要とする精神医学的状態の既往がある人は除外した。また、以前に頚椎、頭部、上四分の一半身(upper quadrant)の疼痛または外傷があった症候性志願者も除外した。

研究者らは、3次元頚部関節可動領域(ROM)、関節位置誤差(JPE)、表面筋電図(EMG)を用いる表面頚部屈筋活動の記録によって運動機能を計測した。

また、研究者らは圧痛感知闇値(PPT)、温熱痛感知闇値の計測を含む定量的感覚検査も実施した。研究者らは、腕神経叢刺激検査(BPTT)を実施し、被験者に10cm視覚的アナログスケールで疼痛の程度を記録するよう求めた。

心理的苦痛はNeck Disability lndex (NDI)を用いて評価した。また、WAD被験者は精神健康調査票28項目版(GHQ-28)、運動・受傷の恐怖に関するTAMPA質問票(TAMPA questionnaire for fear of movement/injury)、外傷後ストレスに関する出来事インパクト尺度(IES)への記入も行なった。

NDIスコアに基づくクラスター分析では、むち打ち症集団内に次の3つのサブグループが特定された:クラスター1(n=36、疼痛または身体障害が軽症;NDIスコア15.6);クラスター2(n=32、疼痛または身体障害が中等症;NDIスコア39.5);クラスター3(n=12、疼痛または身体障害が重症;NDIスコア69.5)。

むち打ち症の3群全ての患者で、対照患者と比べ有意な全ての方向でのROMの減少とEMGの増大が認められた(p<0.01)。中等症および重症群(クラスター2および3)では、軽症疼痛群(クラスター1)および対照群よりもJPEが大きかった(p<0.01)。

中等症および重症群では、尺骨神軽部を除く全ての試験部位でPPTが低<、対照被験者と比べ寒冷痛覚闇値が低かった(p<0.01)。また、重症群では、対照患者および他の2つのむち打ち症群に比べBPPTの疼痛闇値での肘伸震域が小さ<、疼痛のVASスコアが高かった(p<0,01)。

中等症(31.4士2.3)および重症(46.8士4.1)群のGHQ-28の総スコアは、正常闇値(23/24)を上回っていた。スコアは軽症群(23士2.4)よりも有意に高かった(p<0.01)。TAMPAスコアについても3つのむち打ち症群の間に有意差があった(p<O。01)。3つの群全てに、外傷後ストレス反応が中等症または重症(IESスコア26以上を指標とする)の被験者が含まれていた。

「この試験は、疼痛と身体障害が重い人では症状が軽い人とは異なる感覚障害の他覚的証拠が認められるということを見出した最初の試験である」とDr.Sterlingらは記述している。

「これらの被験者では、負傷後まもなく中枢性痛覚処理メカニズムの変化が認められ、これが回復の妨げとなっている可能性がある」と著者らは記述している。「このことは、この特殊な急性むち打ち症集団の医学的管理に何らかの意味があるかもしれない」。

この試験は、Suncorp Metway General lnsurance(クイーンズランド)およびCenter for National
Research on Disability and Rehabilitation Medicine (CONROD)からの助成を受けた。

参考文献
Spine.2004;29:182-188

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by junk_2004jp | 2014-09-26 00:03 | 交通事故診療 | Comments(0)
2014年 09月 25日

慢性痛の謎

MPSは急性痛と慢性痛に分けられます。急性痛は「組織損傷+痛み」、慢性痛は「痛みそのもの」が治療の対象です。組織損傷は電子顕微鏡レベルの微小損傷から完全骨折のような大きな損傷までさまざまです。

組織損傷の治療と痛みの治療は別の問題です。組織損傷の治療は必要に応じて行えばいいですが、痛みは損傷が治癒(不全治癒)したと思われる時期を過ぎても痛みが残ることがあります。それが慢性痛です。中枢性、末梢性の感作がその本体と言われています。

早期に痛みの治療をすることが慢性痛を防ぐことになります。

下のビデオは「慢性痛の謎」という題のスーパープレゼンテーションです。

症例は慢性痛の中でもちょっと特殊なCRPSを扱っていますが、腰や頚の慢性痛も同じことです。

こういうことを知ると、従来の整形外科的、脊椎外科的診断が間違っているかがわかります。

http://www.ted.com/talks/elliot_krane_the_mystery_of_chronic_pain?language=ja

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by junk_2004jp | 2014-09-25 20:58 | 慢性痛 | Comments(0)
2014年 09月 24日

今季初戦を欠場へ…羽生結弦選手が患う「筋筋膜性腰痛症」とは?

http://matome.naver.jp/odai/2141146523977583101?&page=3


◎筋・筋膜性腰痛症は除外診断的な要素が多く,腰椎椎間板ヘルニアや分離症を否定しておく必要があります

◎筋・筋膜性腰痛症の症状以外に、足のしびれや筋力低下、坐骨神経痛などの症状があれば、腰椎椎間板ヘルニアや分離症を疑って、レントゲン検査やMRI検査などを行います

◎再発傾向の強い方は原因の精査と治療が必要です


診断はあっていますが、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の概念が間違っています。

MPSは残り物の診断名ではありません。

ヘルニアや分離症が痛みやしびれを起こすことはありません。

ではヘルニアや分離症がある人はMPSにならないのか。そんなことはないですね。

ではこの痛みはヘルニアが原因なのか、MPSが原因なのか。

MPSが原因なのです。

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by junk_2004jp | 2014-09-24 18:39 | MPS | Comments(0)
2014年 09月 23日

MPSについて

筋骨格系の痛みの多くは筋筋膜性疼痛症候群(myofascial pain syndrome、MPS)です。1983年にTravellとSimons は「筋筋膜性疼痛と機能障害:トリガーポイントマニュアル」という表題の膨大な書物でMPSを体系化しました。

MPSは我が国において認知度が低く、医療でうまく対応できていないためか患者数は2010年で成人の22.5%が慢性痛を持っているとの報告があります。

悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風、神経障害性疼痛(幻肢痛、帯状疱疹後神経痛など)を除外診断(レントゲンや血液診断)できれば、痛みやしびれはMPSということになります。もちろんこれらの疾患にMPSが合併していることはよくあることです。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、頸椎症、椎間板症、神経根症、すべり症、分離症、肩関節周囲炎、腱板損傷、頚肩腕症候群、胸郭出口症候群、テニス肘,手根管症候群、肋間神経痛、変形性関節症、半月板障害、アキレス腱周囲炎、腱鞘炎、足底腱膜炎、シンスプリント、などと言われている疾患の痛みやしびれはMPSだと思っています。

MPSの症状は痛み、しびれのほかに罹患筋によって、力が入らない、耳鳴り、ふらつき、知覚鈍麻など多彩です。

特殊なMPSとして、痛みが全身に広がった線維筋痛症(250万人)、浮腫や強い痛みが続くCRPS があります。

MPSの原因は重力(外力)です。①一過性の大きな外力(転倒、むち打ち、打撲、ねん挫など)②慢性的な外力(生活習慣、仕事、スポーツ)③心理的な緊張(くいしばり、握りしめ、頚背中のこわばり)

MPSは慢性化しやすいと言われています。また部位が広がっていくこともあります。早期にトリガーポイント注射などの治療が必要です。手技は比較的簡単ですので、プライマリ・ケアの医師、専門外の医師が行えます。私は30ゲージ、27ゲージ19mm、38mm の注射針を使っています。

MPSは急性痛と慢性痛に分けられます。急性痛は「組織損傷+痛み」、慢性痛は「痛みそのもの」が治療の対象です。組織損傷は電子顕微鏡レベルの微小損傷から完全骨折のような大きな損傷までさまざまです。

組織損傷の治療と痛みの治療は別の問題です。組織損傷の治療は必要に応じて行えばいいですが、痛みは損傷が治癒(不全治癒)したと思われる時期を過ぎても痛みが残ることがあります。それが慢性痛です。中枢性、末梢性の感作がその本体と言われています。

慢性痛は「生物・心理・社会的疼痛症候群」といわれ、全人的対応が必要となってくることがあります。トリガーポイント注射のほかに認知行動療法や薬物療法が必要なことがあります。

変形性股関節症の痛みもMPSですが、可動域制限や脚長差はMPSを永続させる要因となっています。

不安、怒り、抑うつ、こだわりなどはMPSを拡大、永続させることになるでしょう。また不安やうつは痛みの閾値を低下させます。


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by junk_2004jp | 2014-09-23 10:43 | MPS | Comments(0)
2014年 09月 22日

昨日のブログを読んで

昨日のブログを読んで
 http://junk2004.exblog.jp/23420594/

加茂先生
あるご婦人のメール見させて頂きました。全ての慢性痛の人が彼女のように出来るとは思いませんがヒントがありますネ。

また成功のポイントは①医師の勧める腰椎固定術を回避出来た事②整形的治療をやめた事③痛みに理解ある医師を見つけた事④有効な薬を活用した事などがありますが何より彼女の行動力と決断力は重要な資質だと思います。

医師に治して貰うではなく自分が治すと云う事を見事に実践して難民にならず無事に岸に辿り着いた事に拍手を送りたいと思います。


全くその通りです。

①医師の勧める腰椎固定術を回避出来た事
②整形的治療をやめた事
③痛みに理解ある医師を見つけた事
④有効な薬を活用した事

何より彼女の行動力と決断力は重要な資質だと思います。


はっきり言えることは、私の手技とかはあまり関係がないということです。

トリガーポイントブロックという言葉が有名になると、便乗商法的な医療機関もでてくることと思います。手技的なことよりも医師の態度、言葉、病態の説明能力などが患者を治癒へと導くキーポイントになることでしょう。

医師は技術を磨くことも大切でしょうが、(気胸にだけ気をつければよい)重要なのは態度、言葉、薬の使い方、説明能力だろうと思います。



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by junk_2004jp | 2014-09-22 19:09 | 症例 | Comments(0)
2014年 09月 21日

痛みで悩んでいる方々は希望と勇気をもらってください

あるご婦人からメールをいただきました。お会いしたことはありませんが、Face Book でお友達になりメールをやり取りしました。

積極的に自分の病気に取り組み治す意気込みがみてとれます。キーポイントは自分にあった医師探しにあるようです。

痛みに理解のある医師をもっとつくることです。


加茂先生

とても嬉しい事がありました。

どうしても「腰痛は脳の勘違い」の著者戸澤洋二さん、にお礼を言いたく、連絡がつきました。

まさかと思いや戸澤氏ご本人から「貴女も大丈夫、自信を持って毎日をお過ごしください。痛みは必ず去って行きますよ!」と言葉をいただきました。それこそ、腰が抜けるほど嬉しかったです。

主治医の精神科医も加茂先生の本を読んでくださり、精神科なりにあの手この手で頑張ってくれてます。それだけでも、本当にラッキーかもしれません。

ペインの方の先生とは相性がよくなく落ち込みもしましたが、週一回通院できてます。車の運転の練習、ちょっとお洒落して化粧をして着替える練習・・・そのついでに行く程度に考えたら精神的にも悪くありません。

トリガーポイント注射だけに頼らず、自己流ストレッチ、日々の散歩は継続できるようになれました。

今は台所に立つ時もシンクにもたれないで料理ができます。まだまだですが、私治るような気がします。治る気持ちがどんどん沸くんです!

すべて加茂先生のおかげです。

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加茂先生

ここ2か月。ありえない回復ぶりですで涙が止まりません。あまりに回復して困るぐらいです(笑)。

一人の時は松葉杖が当たり前だった私が、夫もびっくりしております。二年ぶりに大型スーパーにもいけ、楽しんで買い物も出来るようになれました。間違いなく「痛みは脳の誤作動の治療」ということを再認識しております。

積極的に治療をしてたった2か月です。2か月です、奇跡です。まだまだ侮れませんが、夢のようです。来週は夫の知人がドイツからこちらに来ます。家でホームパーティもできそうです。

諦めていた、フランスにも戻れそうです。お礼のいいようがありません。ただただ嬉しすぎて嬉しすぎて嬉しすぎて・・・・自分でも呆然でする日々が続いています。!

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今日は精神科の通院で 今、帰宅しました。私の劇的な変化に、精神科歴40年近い主治医ですが不思議がってました(笑)。

加茂先生のHPで勉強し戸澤氏の著書を熟読し、「これしかない」と思って確信を持って行動した事が成果を上げたと思います。

寝たきりだったら痛くない方がいいと始めた治療がまさかここまでとは・・・・・信じられません。夢なら覚めないでという感じです。

嬉しくって踊れるぐらいです。(踊れるんですよ!と、あまりはしゃがず、人生は長いですから焦らず確実に治癒したいと思います。

実は3か月前に夫と石川県に治療に行こうと決断したんですが。先生にもお会いしたかったですし。こちらでどうにかなりそうです。(嬉しさ半分、複雑な気持ちもあります 笑)

くどいようですが、MRIで4番5番が真っ黒、しかも変形しており・・・で「固定手術」と断言されたのはなんだったのか、それも、いつか笑い話になる日も近いと思います。

加茂先生から第二の命もらいました。大事にします。ありがとうございます。言葉で言い尽くせないほどです。

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加茂先生

加茂整形外科に行きたくても遠方で行けなく、なんとか地元でならないかと試行錯誤を続けておりました。それが今では明らかに治癒しているという確かな手応えを感じています。

整形では「固定手術しかないと」宣告され、半年前までほぼ寝たきりでした。

今では杖も必要なく一人で外出もでき、痛みを感じる事なく過ごせるようになりました。大げさではなく新しく命をもう一度もらっています。

腰痛、全身の痛み・・・発症する当時を振り返れば、夫の国、フランスで睡眠時間4時間が当たり前で仕事をし、週末は夫や友人達と夜まで外出するという連日こなしていました。

2010年末頃から蕁麻疹や歯痛と続き、体に不調が出始めたように思います。

40代半ばも過ぎ、ちょっと無理しただけと気軽に考えており、仕事も念願の企画が通り、これからもっともっとという矢先でした。

翌年2011年春に歯の治療に日本に戻り、ブリッチを作ることになりました。休息もかねて1か月半もあればフランスに戻れるだろうと思ってましたが、神経治療が進まず4か月以上もかかり、帰りの飛行機をキャンセルすることにもなり、その時から焦りを感じ始めたのを記憶しています。

その後、ブリッチは入ったものの、右奥口内に激痛が走り、顎関節症から来る筋肉痛と口腔外科で診断されました。

当時 日本で解禁されたばかりのトラムセットを処方されただけで、対処療法だけで数ヶ月がすぎ、段々と右脇の下に痛みが走り、腕まで上がらなく、顔面けいれん、字は書けない、痛みで電話での会話も5分と集中出来ない、この頃から右足を引きずり感覚が鈍くなってました。

顎関節症はストレスから来るとも人から言われ精神科(心療内科)に通院を始めたのもこの時期です。

夫も心配して日本にお見舞いに1か月に一度程度来てくれましたが、当時ユーロが大変悪く往復代金も我が家にとっては莫大な金額がになり、フランスと日本の二重の生活費。そうして私の医療費・・・・日常の深刻な問題にただ早く治さなければいけないという焦りと痛みだけの日々が続き・・・・。

2012年夏は一人で日本のマンションで寝たきりになり、わずかな思考があるだけで息するぐらいが精一杯の生活になってしまい、後はまったく動けなくなる状態にまでなり、時には「神様もう許して下さい!」と布団の上に起き上がり、正座も出来ないのに頭を布団に擦りつけたりも(無神論者ですが)。いやはや、人間は極限になると妙な事をするものです。

病院もどこに行っていいかもわからなく、それでも足の痺れはやっぱり整形だろうと、行きましたら。整形的にすることはないと言われ。他に回されましたが、原因はわからず・・・。

右足にまったく力が入らなくなり、右臀部に以上な痛みが出始め、股関節がおかしいのかと思い、股関節専門の整形へ行ってもまったく異常なし。

当時、精神科医ではリリカ、トレドミン、サインバルタ、リフレックス(抗うつ剤)、漢方、ビタミンと色々と処方してくれましたがあまり効果は期待できませんでした。

そうしてMRIのある脊髄の整形に行き、そこでようやく椎間板ヘルニアと診断されました。当時は原因がわかって嬉しくてたまりませんでした。

理学療法(牽引、ホットパック、電気治療)これをこなせば治ると思い込んでました。しかし4ヶ月間ほぼ毎日いってもまったく改善せず、逆に両方の腿まで悪化。5メートルも歩けなくなり、しゃがめない。座れない・・・・。

もう勘弁してと、ヘルニアの手術を得意とする整形外科に行きましたら、治すには「固定手術」しかないと言われ、ショックでした。

MRIの撮り方が前の整形とは違って、あまりにもクリアに撮して下さり、椎間板の4番5番は真っ黒!しかも素人目にも完全に変形しているのがわかり。参りました。しかも手術の予定日まで話が進むという・・・。

偶然に別の疾患も見つかり、入院・手術をする事になり、3週間の入院静養ができたことも頭を冷やす機会となり、そうして退院後は全ての整形に見切りを付けました。

今年6月に精神科医に顔面けいれんが気になると相談したところ、リボトリール(抗てんかん剤)を処方してくれ、その日のうちから力が湧き出ました。

たまたま偶然に取り寄せていた加茂先生の著書「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」も届き、読むと慢性痛には目からウロコで、特に抗てんかん剤、抗うつ剤が効くと書いてあり・・・・

膳は急げ。その足で精神科に行き、すぐに抗うつ剤のトレドミンも処方してもらいました。過去に同薬を飲んでいた時期がありましたが、人から「抗うつ剤はよくないから辞めた方がいい」という言葉に振り回されて、途中で辞めてしまっていたのです。これも世間から洗脳された私の思い込みでした。

トレドミンは100mgが慢性痛に効くと聞かされていても、増量まで一ヶ月以上も時間がかかりリボトリールほど効果も感じなくダメかもしれないと落ち込みましたが、なぜか楽になり不思議と腕も上がり、ちょっとした外出もお洒落をして楽に出来るようになりました。

そんな折、加茂先生のHPで紹介されている戸澤洋二氏の「腰痛は脳の勘違い」を読むと、私と似てることもありとても共感し。

また、膳は急げ!と戸澤氏が治療したというペインクリニックで勉強した経緯がある医師を住んでる市で見つけることができ、その日のうちに予約しました。ようやく、悲願のTPB注射を受けれることが出来ました。通院してみると、不思議と効く日と効かない日があるのです。

これも一人で行かない、もしくは一人でも帰りに好きな喫茶店に寄るとか、何か予定をいれて通院すると、バッチリと効く感じになることを発見しました。

治療関係者達からも「楽しい事を考えなさい、痛み以外の楽しい事を」。と言われても正直ピンと来なかったんです。こんなに痛いのに楽しい事なんて思いつく訳がないと思っていましたし・・・。そうではなく、夢中になれる事だったらなんでもいいということも学びました。

私は学生時代になかなか勉強できずにいた近代史や世界大戦の歴史書を夢中で読みあさりました。今でもです(笑)。

3か月前から全ての民間療法治療からも離れました。一日に2件はハシゴするという事までしていました。どこかに行かないと治らないと半ば強迫的に通っていたと思います。

そうして私の場合は治癒に向かってる方、完治した方と国内問わず、連絡を取り合う。それも勇気と自信をもらえる大きなきっかけになり、効果を上げたかもしれません。

最大の鬼門は地下鉄でした。乗り継いだ時に足がもつれた事があり、怖くて乗れませんでしたが、不安対策に好きな音楽を聴きながら乗ってみたりしました。

打倒!不安対策、不安に打ち勝つ。という心構えでは失敗に終わりました。TPB注射の翌日にも関わらず、痛みが出てしまいました・・・。

不安に打ち勝つという気持ちが、すでに「痛みの不安」を意識してるのかもしれません。次は 明一杯お洒落して乗るとなぜか痛みを感じなかったんです。なんとも不思議です。一度、乗れると次も平気になるのです。

主治医の精神科医もたった3ヶ月で、一升の炊飯器を持ち上げ、ダンスが出来るまで回復した私をびっくりしています。主治医に「薬のお陰です」というと、「薬はきっかけに過ぎない」と言ってます。しかも「何かやってるの?」尋ねられ、おかしくてたまりません。

ただ、自分で考えた臀部を緩めるストレッチは癖になるぐらい続けてます。それと海外の繊維筋痛症の方に教えていただいたのですが、顎を引き舌を上顎に付け鏡の前での歩行訓練が良いと教えてもらうと、効いてるのかわかりませんが、姿勢もよくなった感じがし、モデルになった錯覚で、楽しいので毎日続けてます(笑)。

治ってからしよう。完治しないと何も出来ないという気持ちも捨て、なんとか実行できた、できるんだという現実に勇気をもらえました。寝てても痛い、何しても痛かった私が嘘のようです。それこそ夫に3年間仮病を使ってたと言われそうな勢いです。

「痛みの悪循環」があるのならば、間違いなく「逆の循環」のもあるはず。と勝手に信じ込み、確信を持ち先生の著書とHPを熟読し。考えて見たら、加茂先生の著書に書いてある事を自分なりに応用して実行しただけかもしれません。

リリカ150mgは主治医の元、2ヶ月半かけて断薬しましたが、リボトリール、トレドミン、ソラナックス(頓服)、漢方の十全大補湯、五苓散、桂枝茯苓丸はしばらく続けます。

ペインクリニックも週に二回、1ヶ月通いましたが、通院も自主的に、10日-2週間の間隔にすることにしました。それでも痛みがないんです。痛みで出来なかった事を、自分なりにあの手この手で楽しみながら、もっと回復いけそうです。

絶望の崖っぷちに立たされた当事者はもう・・・嬉しいを超えて言葉にも表せない心境なんです。まだ信じられません。

そのうち私に「固定手術をしないと治らない」と言った整形外科医の話も笑い話になるかもしれません。

加茂先生に教えられた「今を大事に 今、今。」と言い聞かせてます。本当にありがとうございます。

***

ついつい長く書きすぎてしまいました。これも元気になった証拠と思います。

加茂先生、事情により加茂整形外科に行けない方でも、良くなるんですね。もっともっと加茂式筋痛克服法が一般に広がらないのか、TPB注射は600円程度です。整形の理学療法一回とほぼ同金額です。

そうして、どうして日本では抗うつ剤や安定剤はよくないと思われるのか不思議です。慢性痛でも整形では大量の座薬を処方をしたり、今はその方が不思議を超えて不気味に思えます。

国民全体を洗脳させたような価値観事態が狂ってるようにも思います。患者個人としてとても悲しいです。もっとちょっとどうにかならないものか、個人的にあーでもこーでもないしてます。
(懲りないです)。

先生、一生現役で元気でご活躍なさって下さい。夫と石川県に観光に行くという、楽しみも増えました。それまでにもっともっとよくなってます!いい週末を!

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by junk_2004jp | 2014-09-21 09:02 | 症例 | Comments(4)
2014年 09月 19日

神経が圧迫・絞扼されると痛みやしびれが生じるというのは100年前の誤った説です

1911 年にGoldthwaitが「腰椎椎間板の突出が坐骨神経痛を引き起こし得る」と考えたのが最初だと思われます。しかし、この概念は生理学的にも疫学的に もまた臨床経過からも納得いく説明ができません。

100年前ですよ。痛みの生理学はまだ夜明け前です。もちろんレントゲンやMRIはありません。

神経線維は圧迫を受けても何もおこりません。だから一日中立っておられるのです。

神経線維を強く締め付ける(絞扼)と麻痺が生じます。麻痺とは痛くない、無感覚、動かないということです。(知覚鈍麻、脱失)(運動麻痺、不全麻痺)

ヘルニアで麻痺になることはきわめてまれです。馬尾症候群といって48時間以内に手術が必要です。

ヘルニアで力が入りにくかったり、知覚がにぶったりするのは筋痛症の症状です。綱引きのあとや重い鞄を長時間もっていると指がそうなった経験があるでしょう。

ヘルニアや脊柱管狭窄で痛みやしびれがでることはありません。

これらの変化は外力によって生じた結果なのです。

痛みやしびれも外力によって生じたものです。

だから混同してしまうのでしょう。

痛みの治療と構造の治療は別問題です。

構造はあえて治さなくてもいいものが多いです。自然に治癒、不全治癒します。

痛みは構造の治癒と共に治ることがありますが、一向に治らない、治らないどころか強くなる、広がっていくことがあります。これを慢性痛といいます。

およその目安で3ヶ月ぐらいでしょうか。

急性痛=損傷+痛み

慢性痛=痛みそのもの(痛みのシステムの中枢性感作、末梢性感作)

当初より痛みの治療を優先して行うことが慢性痛を防ぐ最もたしかな方法です。

慢性痛は痛みそのものが治療の対象です。

外力は①急激な大きな外力(いわゆる打撲、ねん挫など)②慢性的な小さな外力(仕事、スポーツの動作)③精神的緊張(食いしばり、首や肩の緊張、握りしめ)

損傷は電子顕微鏡レベルの損傷(筋小胞体)、椎間板、半月板、腱板、関節軟骨、靭帯、腱、筋、骨などのマクロレベルの損傷とさまざまです。

骨が癒合しなくても痛みがないこともあります。骨が癒合しても痛みが続くこともあります。

慢性痛がどうして起こるかは、痛みの悪循環、脳の認知と反応で説明されています。

痛みは我慢しないほうがいいです。

自らの身体が痛みを起こすものの代表としてリウマチがあります。これは自己免疫疾患で、自己の体を攻撃するものです。

痛風、仮性痛風は代謝異常と関係して発痛物質が体内にたまります。

リウマチ、痛風、悪性腫瘍、感染症に伴った痛み、幻肢痛、帯状疱疹後神経痛これらを除外したあとは筋筋膜性疼痛症候群(MPS)です。

MPSの中で特殊なものは全身に広がった線維筋痛症(FM)とCRPS(外傷のあと激しい痛みと自律神経症状や浮腫などを伴っている)があります。

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世界的有名な生理学者Patlick Wallは著書「疼痛学序説」でつぎのように言っています。

椎間円板の役割について外科医の混乱は、突出した椎間円板を取り除く手術の割合が、国によって大きく異なることに反映されている。10年前に10万人あたり英国では100人、スウェーデンで200人、フィンランドで350人、米国で900人であった。この割合は現在下がり続けていて、神話がばらまかれて、少数の人の利益になるが多くの人の不利益になるような不名誉な時代は終わった。不利益をうけたある人たちは、手術の結果、明らかにいっそう悪くなった。

椎間板ヘルニアの手術は70年以上もの間行なわれてきた。もてはやされたこともあったが、疑問が増し続けている。ヘルニアの突出と痛みはそれぞれ独立していて、痛みの発現におけるヘルニアの突出の役割ははっきりしない。椎間板ヘルニア溶解術のプラシーボ対称試験のため、全身麻酔下に特に害のない液を注入したところ、その後の回復率が非常に高かった。ヘルニアが運動神経を切断して運動麻痺を生じることが証明されたように思われていたが、痛みがあると中枢性の効果によって筋肉が消耗するので、今では疑わしい。


http://junk2004.exblog.jp/20995589/

臨床試験の結果を無視

スミス(ブラウン大学名誉教授ステーブンスミス)のチームは腰痛患者を対象としたX線やMRI検査も問題視している。腰痛には無関係な異常を見つけるだけに終わることが多いためだ。

40歳以上の成人の8割には腰の部分に膨らみなどの変形がみられる。医師は手術をしたがるがこれは痛みの原因ではない。こうした「異常」がCTやMRIに現れても、腰痛と結びつけることにはほとんど意味がない。

大半の腰痛は筋肉の緊張などによるものだから、画像では原因は分からない。たとえ手術をしても、その効果は市販薬や運動や体を休めることとほとんど変わらず、手術だけは大きな危険を伴う。

腰痛は6週間もすれば、たいてい消える。だが患者は早く治したがり、医師や放射線技師には患者に早く治したいと思ってほしい金銭的動機がある。「腰痛の発症から6週間以内にMRI検査を行うのは、意味がないばかりか、手術件数と治療コストを増すだけだ」と、麻酔科医で北米脊椎学会会長のレイ・ベーカーはいう。

ブロディの提案に「拍手を送りたい」というベーカーは、ほかにも脊椎専門医の大きな収入源になっている不要な処置があると考えている。医療研究品質局によれば、07年には少なくとも35万1000件の脊椎固定術が実施され、費用は総額262億ドルに上った。

脊椎固定術は、骨折や腫瘍が原因で痛みが起こる一部のケースを除けば、治療効果は期待できない。だが金銭的には大きな魅力があると、シャノン・ブラウンリーは07年の著書「過剰治療」で指摘している。脊椎固定術は1回75000ドルもとれるので、医療機器メーカーや病院、外科医はやめるわけにはいかない。

「私たち医師は、何かを正当化するのが得意中の得意だ」と、ブロディは言う。「患者にとって最前の治療法が、いつの間にか医師に最大の利益をもたらすものと重なっている」

ブロディは膝の変形性関節症の関節鏡視下手術も不要だと考えている。04年のある研究によれば、この手術が運動機能を回復させ、痛みを軽減する効果は、偽手術と同程度しかなかった。

たとえ効果があったとしても、患者が効果を信じきっていることから起こるプラシーボ(偽薬)効果でしかない。それでも整形外科医は、約6000ドルを請求できるこの手術を今も続けている。

臨床試験の結果を無視する医師はほかにもいる。アメリカでは、脊椎を固めるために脊椎に針でセメントを注入する椎体形成術が年に約17万件行われている。(費用は1件5000ドル前後)

だがニューイングランド・ジャーナル・オブ・メデイスンに昨年発表された2件の研究によれば、この手術が痛みと機能障害を緩和する効果は、偽手術(麻酔と切開は行うがセメントは注入しない)と同程度にすぎない。

外科医側はこの手術を受けた患者には痛みが消えたと感謝されたと反論する。しかし「偽手術を受けたグループにも『奇跡の回復』を遂げた患者はいた」と、研究の1つを率いたメイヨー・クリニックのデービット・コールメスはいう。


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by junk_2004jp | 2014-09-19 19:22 | 痛みの生理学 | Comments(0)
2014年 09月 17日

脊柱管狭窄症という病名に疑問あり。それは筋痛症(MPS)ではないか。

80歳、男性。脊柱管狭窄症の手術歴あり。術後痛み、しびれは改善しなかった。

加茂先生こんばんは。お陰様で父の具合も良く、一度の注射で足の痺れは半減し、腰に至っては何年かぶりに痛みを感じることなく長時間椅子に座ってられると今日電話で話してました。長いこと苦しめられてきた脊柱管狭窄症という病名の呪縛から解放されたようです。本当に有難うございました。


根拠のない病名が患者を苦しめる。

神経の圧迫が原因で痛みやしびれが生じるという生理学は存在しない。

痛みやしびれがどれぐらいで改善するかという質問はよくある。

痛みが慢性化する理由は腰(この場合は)の構造上の問題ではなく、脳の認知、反応にある。

不安、こだわり、とらわれ、抑うつ、怒りなど人間の脳の特徴は百人百様である。

だから本当のことをいって分からない。

信頼する治療者とともに治療することである。

治療者の脳も百人百様だ。

こわい人、やたら予防線を張る人、不安を煽る人、唯我独尊の人、不親切な人は避けたいほうがいいだろう。

そういう私も年中、一定に保たれるわけではないが。


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by junk_2004jp | 2014-09-17 14:03 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2014年 09月 12日

ヘルニア、脊柱管狭窄、椎間孔狭窄が痛み・しびれの原因になることはありません

世紀の大誤診です。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄、椎間孔狭窄で痛みやしびれが生じるというのは誤診です。

神経線維がこれらによって圧迫、絞扼を受けて痛み、しびれが生じているというのは誤診です。

神経症状というのは「神経麻痺の症状」ということです。

痛みやしびれは神経症状ではありません。

神経麻痺は動かない、感覚がない。(不全麻痺なら動きにくい、感覚がにぶい)

医師のなかには痛み、しびれと神経麻痺の区別ができていない人がいます。

長時間重い鞄を持っている、鉄棒にぶら下がっている、綱引きのあと、手がしびれたり、ときには無感覚になったり、力が入らなくなったり、指がこわばって動きにくくなったりしますね。

これは神経麻痺の症状ではありません。この状態を神経麻痺と誤診するのです。

一過性の筋肉が過剰に使われた症状です。

筋痛は数日後に起こることが多い(遅発性筋痛)。

痛み、しびれは筋肉の症状です。神経の電気活動が過剰に行われている。

神経症状(神経麻痺);神経の電気活動が行われていない。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄、椎間孔狭窄、これらで痛み・しびれが起きることはありません。これらで麻痺が起きることはきわめてまれ、48時間以内の手術が必要です。(ヘルニアによる馬尾症候群)

下肢の筋肉は抗重力筋で立ったり座ったり、歩いたり、階段を登ったりするのは地球と綱引きをしているのと同じことです。

どれだけの力が加わっているのでしょうか?

足の基礎知識

バイオメカニクス

下肢の筋肉は毎日とても使われているのです。

長時間労働、冷え、緊張、転倒など、ちょっとしたことがきっかけで痛みやしびれが生じることがあります。

筋肉が攣った状態です。

温泉にでも入って、筋肉をいたわって、安心してください。

医師にはこういう知識がないのです。専門医でさえ誤解しています。

レントゲンやMRIの検査でヘルニア、狭窄症といった無関係な診断をうけ、何度も手術を繰り返している人がいます。

先日のブログでは手術をすると80%のひとが術後症状は回復しますが、半年もたてばまた再発というケースが多いとのことです。手術は最大のプラセボです。

若いときなら筋肉の回復も早かったのでしょうが、高齢になると疲労が蓄積されるのでしょう。

人生の後半に労働のツケがでます。それを正確に診断できる医師がいないのです。誤診されるのです。ふんだりけったりですね。


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by junk_2004jp | 2014-09-12 06:34 | Comments(0)
2014年 09月 10日

固定術をした方からのメール

加茂先生

お元気ですか?ご無沙汰しています。私の症状は残念ながら相変わらずで快方どころではありません。

固定手術後、医師の3ケ月、6ケ月は様子見ましょうから後2ケ月で2年になります。

慢性痛研究を立ち上げた事喜ばし限りです。慢性腰痛は国家的損失であり、議員連盟と合わせ日本の医療改革に尽力なされることを祈願します。

先ずは画像診断偏重の診断の改革を望みます。

人間は動くもの、動くには筋肉を使います。静止画では診断の範囲は限定的です。

年間いくら画像検査費を国も國民も負担してるのか分かりませんが多分相当な額になると思います。

医師の画像診断は手品師のタネ、仕掛ですから簡単に騙されます。

タネ、仕掛は明かされないままです。この仕掛を明かし広く自明の事実として国民、慢性腰痛患者が認知する日が来るよう期待しています。


痛み疾患において画像診断は特異的疾患(病理学上病変)『悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風、骨折』の除外です。

痛みは画像(レントゲンやMRI)では写りません。

医師の画像診断を手品師のネタ、仕掛けに例えていらっしゃるのには笑いました。

しかし、両者の大きな違いは手品師ははじめからネタ・仕掛けということを理解していますが、医師はそうは思っていないことです。

医師は画像に写った異常が痛みの原因だと信じ込んでいるのです。それが悲劇のもとです。

医学教育に問題があるのです。

生理学が進歩した現在でも間違った教育がされている可能性があります。

それに保険診療ということが問題です。

レントゲンMRIを撮らないと経営が成り立たないのです。

この問題は複雑です。


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by junk_2004jp | 2014-09-10 18:12 | 慢性痛 | Comments(0)