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2016年 08月 29日

myogelosis=筋硬症

myogelosis=筋硬症

myo:筋    gel:ジェル、ゲル状に硬化    sis:症

発音は「マイオジェロシス」

http://www.merriam-webster.com/medical/myogelosis


Yahooで「myogelosis」で画像検索をしたら私が作成したものが2つでてきた。そのほかはおなじみのトリガーポイントの図。

http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=myogelosis&aq=-1&ei=UTF-8

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これは患者さんが書いた私の似顔絵

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筋肉に視点をおいた病名

myogelosis(筋硬症)

dystonia(ジストニア)・・・・「症候性ジストニア…原因が分かっているもの(二次性)、別の疾患やケガが元になっているものに分類されます。」「固定ジストニア(fixed dystonia)《ジストニアの類似疾患です。》
・交通事故や転倒等の脊髄の外傷が誘因で脊髄から異常信号が出て、手足・頸部・顔面が硬直します。機械的な原因で、四肢が固くなる症候群で、異常な姿勢を取るジストニアに似た状態。複合性局所疼痛症候群(CRPS)または心因性ジストニアと重複することがあります。」

myofascial pain syndrome(筋筋膜性疼痛症候群)

fibromyalgia(線維筋痛症)


痛みの生理学に視点をおいた病名

慢性疼痛

神経障害性疼痛


引き金となった外傷に視点をおいた病名

CRPS


心理に視点をおいた病名

疼痛性障害(身体表現性障害の中の)


画像診断に視点をおいた病名

変形性**症

脊柱管狭窄症

椎間板ヘルニアなど


痛みの診断、治療においていろいろな視点から病名が考えられますが、最悪なのは画像診断に視点をおいた病名です。

保険診療の病名を簡素化、統一できないものだろうか。


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by junk_2004jp | 2016-08-29 04:25 | MPS | Comments(0)
2016年 08月 27日

宝島社ムック 「手足のしびれがピタリと消える新常識 」

宝島社ムック「手足のしびれがピタリと消える新常識 」に私がでています。

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「しびれ」は異常知覚です。神経症状ではありません。

「知覚鈍麻〜知覚脱失」は神経麻痺症状のことがあります。

「しびれ:ジンジンした感覚」と「神経麻痺症状:知覚鈍麻〜知覚脱失」は混同されることがあり注意を要します。

健常者が「しびれ」を体験できるのは、誰でも経験する

長い正座、血圧計などの駆血帯、鉄棒ぶら下がり、重いものを持つ、綱引きのあとなど。

この時、知覚鈍麻を伴うこともある。だから、表現が難しい。

これらは、うっ血による症状だと思う。

正座や駆血帯は直接圧迫による。

それ以外は筋肉の強い緊張によって細い血管が締め付けられて起きるものと思う。

MPS(筋筋膜性疼痛症候群)の症状と理解する。(糖尿病などの血管病変は除く)

ストレスによる「しびれ」、筋肉の緊張によって起きる。

高齢者の足のしびれはふくらはぎなどの筋肉の継続的緊張と関係している。

初期ならば筋肉をほぐすことでしびれが取れる。

手根管症候群のしびれは正中神経の圧迫のせいではなく、神経と伴走する静脈の圧迫や前腕筋のMPSと関係しているように思う。

手を振るとらくになる。症状に波がある。手術をしなくてもよくなることが少なくない。

これらの事実は神経麻痺症状でないことを示している。

一方、正中神経の絞扼による真正の手根管症候群もないわけではない。

この場合は「手根管における正中神経の絞扼性神経障害(正中神経マヒ)」という病名にすべきで「〜症候群」というような漠然とした病名にすべきではない。

同じこは

「肘部管症候群」→「肘部管における尺骨神経の絞扼性神経障害(尺骨神経マヒ)」

「馬尾症候群」→「脊柱管や椎間孔における馬尾神経の絞扼性神経障害(馬尾神経マヒ)」

などと病名を改めるべきだ。

「しびれ」と「知覚鈍麻〜脱失(マヒ)」を区別すべきで

「ヘルニアや脊柱管狭窄が神経を圧迫していてしびれている。」というような非科学的な表現はしてはいけない。


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by junk_2004jp | 2016-08-27 08:28 | Comments(0)
2016年 08月 17日

痛みからの脱出(7)

Aさん(50歳代)は臀部〜右下肢痛のため歩行困難(100m歩かれない)となり、1年半前に脊柱管狭窄症との診断で手術をしました。

しかし症状は改善せず。

2ヶ月前、しばしば転倒するようになる。右足の背屈が困難となり、腓骨神経麻痺と診断されました。

現在は杖をついて歩行。

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理髪店で当院で腰痛がすっかり治ったとの噂を聞いて来院されました。

3回の受診で痛みやしびれはとても改善して杖なしで歩行できるようになりました。周囲の人は驚いているとのことです。

腸腰筋、臀筋、前脛骨筋などの圧痛点ブロック。

内服薬はトラムセット3錠/日

痛みをとって(トリガーポイント注射、鍼、マッサージ、薬など)動くことです。(認知行動療法)

脊柱管狭窄では痛みやしびれが起きるとは思えません。

末梢神経の圧迫で痛みやしびれが起きるという生理学はありません。

筋骨格系の痛みやしびれのほとんどは筋筋膜性疼痛(MPS)です。

悪性腫瘍、感染症、リウマチ、痛風、偽痛風、帯状疱疹後神経痛、幻肢痛は除く。

腓骨神経麻痺ではなくて前脛骨筋の筋筋膜性疼痛(MPS)のために足の背屈が困難だったのです。

患者の多くは無駄な手術を受けていた

脊柱管狭窄、椎間板ヘルニア、肩の腱板損傷、半月板損傷などは中高年では健常者の半数以上にあると言われています。

手術は最大のプラセボといわれていますが、手術という怪我により一層悪化することもあります。再発して2度3度と手術をして大変辛い人もいます。

昨日の朝日放送のたけしの「みんなの家庭の医学」で紹介された患者さんは当院で治療されました。

http://www.asahi.co.jp/hospital/onair/160816.html

こんなにひどくなる前に治療すべきことです。

医師はこの分野では正しい教育を受けていない。そのために多くの人が困っているのが現状です。

痛みは慢性化する可能性があります。痛みが記憶される。長期増強(LTP)。

痛みは広がっていくことがあります。(グリア細胞の活性化)

早期だと簡単に治ることが多いですよ。

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by junk_2004jp | 2016-08-17 05:33 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
2016年 08月 08日

線維筋痛症とジストニア

Bさん(50歳代、女性)

小学生のころから夕方になると頭痛。

40歳代、顎関節症、歯列矯正。

尾骨を強打。腰痛。頭痛、めまい。

44歳、椎間板ヘルニアの手術。

リハビリ中、ふくらはぎに痛み出現。現在杖歩行。

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顎関節症、緊張型頭痛、腰痛、下肢痛、これらは別々の病態とみるのではなくて一連の連続した病態とみるべきです。

足指は屈曲したままで伸ばすことはできません。ジストニア状態。

キーとなる言葉は「筋肉の攣り」です。

このような病歴の人はたくさんいることでしょう。

リスクを持った人を早期発見して、日常のメインテナンス、対処法を教えることでしょう。

ヘルニア手術や歯列矯正や抜歯は意味のない医療です。


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by junk_2004jp | 2016-08-08 20:59 | 慢性痛 | Comments(0)
2016年 08月 07日

脊柱管狭窄症と言われている痛みをジストニアによる痛みとしてみる

Aさんは3年前、腰や右下肢が痛くて歩行困難になったため腰部脊柱管狭窄症という診断のもと、手術をしたが改善しなかった。

術後、足の指が伸びなくなった。

指の伸筋が攣ってもとに戻らない状態だ。つまりジストニアだ。

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ジストニアは必ず痛みを伴うものではない。

しかし、痛みは筋肉の攣り、圧痛と関係しているのは明らかで、脊柱管狭窄との関係は説明できない。

手術という行為がジストニアに悪影響を呈したのだ。

痛みの初期だとこの症例のように比較的簡単によくなる。このことは筋肉の攣りに関係していることを証明している。

Aさんは現在図のような痛みがあるが、トリガーポイント注射やリハビリで改善しつつある。

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by junk_2004jp | 2016-08-07 07:06 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(1)
2016年 08月 03日

慢性痛を「ジストニア様状態」という観点から

現在、当院で治療している「過去のむち打ち症」の人は5人ほどいる。

20年前、3年前、1年前、5年前など様々で、もちろん今は損保会社とは無縁で、自分の保険で診ている。

http://junk2004.exblog.jp/23447602/

http://junk2004.exblog.jp/24399439/


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人の頭は5kg重ほどある。

30km/hで追突されたということは、30km/hでバックして壁にぶつかったということ。

このとき防御の姿勢をとったか、とらなかったかは大きな違いになる。

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胸鎖乳突筋、斜角筋が急に過伸展する。

筋紡錘が働き、過伸展した筋を収縮させるように働く。

この状態が長く苦しい、辛い状態になると思う。

私は胸鎖乳突筋、斜角筋などに30ゲージの注射針で数カ所局所麻酔を少量注射してよく動かすようにしている。

「軽くなった」「辛さが少なくなった」「痛みはあるが辛くはなくなった」という人が多い。

耳鳴り、めまいがなくなる人もいる。

多分、事故後すぐにでもこうすればよかったのではないか、未然に防げたかもしれない。

転倒など不意の怪我は後々辛いことになる可能性がある。

ジストニア http://www.geocities.jp/dystonia2005/dystonia.html

症候性ジストニア…原因が分かっているもの(二次性)、別の疾患やケガが元になっているものに分類されます。

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痙性斜頸は、頭頸部の筋緊張異常により頭位に異常を生じる疾患で、頸部ジストニアとも呼ばれ、特発性の局所性ジストニアです。

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固定ジストニア:交通事故や転倒等の脊髄の外傷が誘因で脊髄から異常信号が出て、手足・頸部・顔面が硬直します。


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by junk_2004jp | 2016-08-03 15:24 | 慢性痛 | Comments(0)