人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2026年 01月 21日

激痛2例

「不安障害」

70歳代、女性、一人暮らし。5日前より、特に誘因なく、腰~右下肢にかけて激痛。立てない、歩けない。病院で検査して特に異常なし。歩けなくなったらどうしよう。などつぎから次と不安が駆け巡る。

普段より眠剤を飲んでいる。

日本人は不安の遺伝子を持っている人が多いそうだ。だから時間厳守、町がきれい、細かい仕事が得意、などいい面があるのだが。

ピンチ脱出にエチゾラムを頓服に処方した。

「ヒステリー」

70歳代、男性、1w前より右ひざに誘因なく激痛、安静時は痛くない。足を痛みのため着けない。つま先たちで歩行。痛いポイントにトリガーポイント注射をしたがよくならない。偽痛風かもしれないと思いステロイ注射射したがよくならない。

レントゲンを撮ったが全く正常。

安心、治癒を保証。

AIの答え

「ヒステリー」による激痛は、現代の精神医学では主に身体症状症(身体表現性障害)や転換症(解離性障害)と呼ばれます。身体的な原因が見当たらないにもかかわらず、本人は非常にリアルな激痛を感じ、日常生活が阻害される病態です。


不安障害はありふれたもので説明、治療もわりとスムーズにできます。筋筋膜性疼痛症候群として現れる。最初から慢性痛。急性期慢性痛。心療内科的。

ヒステリーの激痛は深層心理、葛藤など精神科的、本人はそのつもりはないが演劇的。

激痛は偽痛風、痛風以外は心理社会的要因が深く絡んでいることが多い。


# by junk_2004jp | 2026-01-21 17:28 | うつ・不安・ストレス
2026年 01月 15日

膝痛に先手をうて

膝痛に先手をうて_b0052170_13555110.jpg
大腿骨が外旋して下腿が内旋している、このような高齢者がいる。

大殿筋、外旋六筋、中殿筋と小殿筋の一部、腸腰筋が大腿骨小転子、や大腿骨の裏面の付着している。

これらの筋肉が座り仕事などで凝ってこると外旋位となる。

膝の筋肉は縫工筋、半腱様筋などは脛骨の前、上に付着しているので内旋する傾向がある。

タオルの端をもって絞る動作のようだ。

だから軟骨が傷む。それは痛みの原因ではない。

変形性膝関節症と言われている膝痛は筋痛なのだ。

アライメントの崩れていない膝痛は治療は簡単だ。

内側広筋、外側広筋、腸脛靭帯、大腿直筋、膝裏などの圧痛点をしらべてそこが治療点になる。

動かすことだ。安静はよくない。

軟骨が減っているとか半月板が傷んでいるなんていう必要はない。中高年の半数以上がそうなんだから。




# by junk_2004jp | 2026-01-15 14:31
2026年 01月 08日

痛みの治療と損傷の治療は別問題

今日のYahoo!ニュースに上記の記事があった。

痛みの治療と損傷の治療は別問題_b0052170_12431922.png
防御の態勢を取ることができなかった。これ、大きい。

頭が不意に激しく動いたために僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋などが損傷し強く緊張した。

ハンドルを強く握ったため前腕の筋肉にも損傷したものと思われる。

損傷と言っても骨折とか肉離れや腱断裂のような見た目で分かるものではない。

損傷の治癒には3週間ぐらいかかるだろうと判断したのだろう。まあ打倒なところだと思う。とにかく見えないんだから慣習に従うほかはない。

損傷の治癒とは元通りにならなくても断端が閉鎖した状態をいう。それは3か月というのが目安になっている。

その期間を過ぎても痛みが続くことがある。それを「痛覚変調性疼痛」2021年、という。


日本には慢性痛の患者は2300万人いる。慢性痛は「痛覚変調性疼痛」のほかに「神経障害性疼痛(帯状疱疹後神経痛、幻肢痛、糖尿病性末梢神経障害など)」がある。ほとんどが「痛覚変調性疼痛」なんだろう。

交通事故が引き金となって慢性痛になった人もかなりいるだろう。

医師はどう対処すべきか?

損傷に対して、明らかな損傷はないが、筋肉に強い緊張がある。3週間程度の安静が必要だ。

痛みに対して、損傷が治癒すると思われる時期(3か月)を過ぎても痛みがあることがある。

痛みの治療は早急に!

慢性痛になるか、ならないかを判断できない。なるかもしれないと思って痛みの治療を初期からしっかりする。   




# by junk_2004jp | 2026-01-08 13:04 | 交通事故診療
2025年 12月 26日

脊柱管狭窄症やヘルニアなど神経根が圧迫を受けている


動画のように脳から遠ざかるように知覚神経が作動することはありません。当たり前のことです。痛みは知覚神経のC線維です。痛みは脳が認知・反応をしているのですから。運動神経はこの逆です。

まさか専門医が知らないはずがないです。

この動画は「このようなイメージだ」ということで、生理学的に動画を正当化しようとすれば「神経障害性疼痛」=CRPS2=幻肢痛=カウザルギー を持ち出す必要があります。

神経根から起こった痛みの信号が脳に到達したが脳はそれが下肢から来たと誤解したということにしなければならないということです。お尻や下肢にある圧痛点を説明できないですね。脳がそう感じているだけでマボロシなんですから。

それに神経根には侵害受容器はありません。受容器のないところから発火するのは特殊で異所性発火といい、針で神経を刺したときやCRPS2のときおこります。

私は脊柱管狭窄症といわれている痛みは「痛覚変調性疼痛」だと思います。心理社会的要素があり、痛みが広がった状態。お尻やふくらはぎ大腿が痛く長く歩けないが休憩するとまた歩かれる人なんていっぱいいます。その人をMRIを撮ると脊柱管狭窄があったということでこの病名になったという程度です。

手術でよくなったでは?手術は最高のプラシーボと言われています。でもまた痛くなった人をたくさん診ています。

痛みの定義、神経障害性疼痛、痛覚変調性疼痛は最近改訂されました。

AIで脊柱管狭窄症の歴史を聞いてみました。100年以上も前の理論を信じる?

疾患概念の確立(1954年): ヘンク・フェルビーストが、腰部脊柱管狭窄症(LSS)が神経症状(間欠性跛行など)を引き起こす独立した疾患であることを報告しました。これにより、この病気は医学的に広く認識されるようになりました。
特徴的な症状の命名(1911年): フランスの神経学者ジョゼフ・ジュール・デジェリン(Joseph Jules Dejerine)が、狭窄症の代表的な症状である「神経性間欠性跛行」という言葉を1911年に提唱しています。

日本では2006年にタレントのみのもんたさんがこの手術を受けたことで、一般的に広く知られる病名となりました。


# by junk_2004jp | 2025-12-26 00:19 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
2025年 12月 23日

神経根症、神経根痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、


枯芒さん紹介の動画

  • 痛覚はポリモーダル侵害受容器から発生してC線維で脳に達する。「上行性」「上り線」動画のように下肢に向かうことはありません。
  • 神経根はポリモーダル侵害受容器がないので痛みは発生しません。神経線維に針を刺すと一過性に鋭い痛みが発生します。これは針穴によって脱分極されるからだと思います。(異所性発火)
  • 動画を正当化するには「神経障害性疼痛」に分類するしかないのです。これは幻肢痛、CRPS2と同じカテゴリーです。
  • 健常人でもヘルニアや狭窄症はたくさんみられます。マヒの人は見ません。馬尾症候群は大量のヘルニアが脊柱管を満たして馬尾神経を絞扼してマヒを起こしたもので48時間内の除去が必要です。
    神経根症、神経根痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、_b0052170_13292615.jpg






# by junk_2004jp | 2025-12-23 13:26 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾