心療整形外科

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2009年 01月 30日

科学者からの好意的な書評

中西準子さん(産業技術総合研究所・安全科学研究部門・研究部門長 工学博士)が、ご自分のホームページに私の本の書評を書いてくださっています。

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak461_465.html#462-B

一流の科学者に好意的な書評をいただいたことは、うれしいことです。

ひょんなことから、この本を読んだ。そして、とても面白いと思った。

加茂淳著「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」(風雲社、09年1月発売)(Amazonへのリンク)。自分が腰痛に悩まされているわけではないが、身近の者が腰痛ではないが、ひどい痛みに悩まされていて、痛みとは何かを考えていて、この本を読むことになった。これと関連して、戸澤洋二著「腰痛は脳の勘違いだった」(風雲社、07年5月発売)(Amazonへのリンク)も読んだ。

椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄と診断され、手術しても良くならない人が多い、また、どこの病院に行ってもたらい回しにされることから、「腰痛難民」という言葉がある。こういう状況に対して、加茂淳さん(石川県小松市の加茂整形外科医院の院長)は、骨格が問題ではなく、筋肉が問題、筋痛症だと言い、トリガーポイントブロックを推奨する。

ペインクリニックの一つだと思うが、従前のそれとはやや異なる。そのブロック処置の他に処方される薬が抗うつ剤である。抗うつ剤と言っても、うつ病だから痛みがあるというわけではない、原因は異なるが、痛みが増幅するメカニズムが同じだという発想らしい。この発想がいいと思うのである。一読に値する。

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by junk_2004jp | 2009-01-30 13:24 | Comments(1)
Commented by sansetu at 2009-01-30 15:47
いやあ、jun先生良かったですね。
中西先生に取り上げていただけるとは。
これで筋痛症は科学者の間の常識として広がってくれると嬉しいのですがね。医者と違って科学者には妙な(医学的)立場がないので、公正なレフェリーとして先生の本を評価してもらえるものと思います。
私も嬉しいです。


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