MPS研究会の先生に教えてもらったサイトです。
http://www.pain-relief-hope.com/pain-spasm-pain.html
慢性疼痛≒筋性疼痛=筋肉のspasm(痙攣)
現在のところこのように考えるのが最も合理的でしょう。
心理・社会的な要素があります。
習慣化、パターン化。
痛みの増強、範囲の拡大・・・・・線維筋痛症
今までの医学は痛みのある場所の構造異常が原因だといってきました。たとえば、ヘルニア、脊柱管狭窄、すべり症、軟骨障害、半月板障害、椎間板障害、腱板障害など。
これらは20世紀の医学は失敗でした。だから、この路線の医師はうまく答えられません。その様子をアクビさんが掲示板に書いています。
>家族や親戚一同からの手術していっぺんで治せと風当たりが強いです。
ご家族のみならず、親戚一同ですか・・・心中お察し申し上げます。
実は私もヘルニア持ちで、それがわかったのはおととしのぎっくり腰(3回目)がきっかけなのですが、私のヘルニアは軽度だったので、逆に医師はなんでそんな痛いとか、歩くのが大変とか、私が訴えることが理解できないという風でした。それより以前に膝痛で掛かった別の医者も同じような感じでした。
つまり・・・
ヘルニアとか関節の状態うんぬんに関係なく、ほとんどの医師が痛みについて説明が出来ないのです。
ご担当の先生に聞いてみるといいですよ「ヘルニアが軽症の人でも(ヘルニアの症状が無い人でも)強い痛みが出る人がたくさんいるらしいのですが、それはどうしてですか?」
私の膝痛を診た医師は某医大から来てる先生でしたが「関節の状態は大して悪くない。どんな運動をしても問題ないはずです」それで私「ならどうして痛いんですか?」医師「・・・・・」。
その後掛かったスポーツ整形外科医。
最初はリハビリの運動が効を奏したけれど、医師の指示によりランニングを久々に再開、腰痛、股関節痛が出る→リハビリでいったんは良くなる、でもランニングで止まった時に膝崩れが起こる。
この時点で、半ばこの医者は態度がなげやりになっていました。
その1ヵ月後ぐらいにぎっくり腰。
リハビリはまったく上手くいかない、私は意味不明なことを訴える。
医者はすっかり私の扱いに困っていたようです。
・・・単純な話、何が私の体に痛みを生じさせているのか、まるでわかっていなかった、ということです。
残念ながら、こういった整形外科医は珍しくないのです。
むしろ「整形外科」の医療のあり方や教育の問題を知れば知るほど不可思議な世界なのだなあ、ということを認識せずにはいられません。
そして、例のCMもそうですが、メディアの責任も大きいですね。
私の母も「"神の手" とか呼ばれてるような偉い先生に診てもらった方がいいんじゃないの?」とか以前は言っていました。
でも、加茂先生の話をいろいろするうちに、母も父もそれなりに私の判断が正しいと理解するようになりました。
私の場合、長年過緊張の状態で過した結果、筋肉がガッチガチのよくない状態になってしまい、激しいスポーツでそんな状態の筋肉を酷使したり、年を重ねたりするうちに、あちこちに問題が生じる体になってしまっていました。
問題は筋肉なのです!
ヘルニアが生じたから痛みが起こったのではなく、元々なんらかの理由で筋肉に不具合が生じていて、その結果として関節や椎間板にアンバランスな負荷が掛かった結果なのです。
いくらヘルニア取っても、筋肉の状態が良くならないのでは、痛みは残る可能性が高い。
先生のご説明と重複しますが、仮にいったん取れたとしても、再発することがある。
そういうことなのです。