2004年 11月 20日
Aさん(50歳代、男性)は昨日、走ったあとに左臀部~大腿後面に痛みがでる。10年前に脊柱管狭窄症の手術、術後2年間は調子よかったが以後時々腰痛あり。今年、8月に腰痛、2~3ヶ月鍼灸などに通いようやく治癒したと思っていたら、昨日再度大きな腰痛におそわれる。知人にすすめで来院する。 腰をくの字に曲げている。ベッドで腹這いになれない。 図のような圧痛点あり。腰と臀部の圧痛点ブロックをしてしばらくすると腹這いの体勢がとれるようになる。それから大腿部の圧痛点をブロックする。20mlの局麻。10分ぐらいの治療でほぼ痛みは取れて普通に動かれるようになる。 注射は一時押さえだと思っていたとのこと。おそらく10年前の手術も今のような症状だったのではないだろうか。 簡単にピンチ脱出の手助けはできるが再発をふせぐということになると、習慣からの脱出ということで、自分で勉強してもらわなくては。まず腰に自信をもつこと!!腰痛は人間工学的な問題ではなく生物・社会・心理学的問題でおきるということを理解すること。
by junk_2004jp
| 2004-11-20 00:51
| 症例
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