2009年 05月 12日
H県からいらっしゃいましたAさん(60歳代、男性)は2年前より脊柱管狭窄症ということで治療していますが、最近は5~6分の歩行で痛みが強くなります。 MRIは合計6回撮ったそうです。 ブロック注射も効果がないので手術かと考えていました。 東京での病院の診察の帰りに本屋で私の本「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」を見て受診されました。 昨日治療して本日 「だいぶ楽になりました。20分は歩けるようになりました。」 E県から来院されたBさん(40歳代、女性)は2月より2~3分の歩行がやっとで、脊柱管狭窄症と診断されています。夜は痛みが強く睡眠障害もあります。 やや前屈みの姿勢で歩いています。 昨日治療し、本日 お尻、大腿部の痛みはなくなった。まっすぐに立って歩かれる。下腿にまだ少し痛みがあるがとてもよくなりました。 S県からいらっしゃいましたCさん(70歳代、男性)は当院で治療したことのある友人に本を見せてもらい来院しました。 若いときに椎間板ヘルニアの手術、平成になって2度脊柱管狭窄症の手術をしています。 今年2月になって急に左下肢が痛くなり歩行困難になりました。MRIで脊柱管狭窄症と診断されましたが、高齢なので手術はできないといわれました。 まっすぐ立つことができず、杖をついて診察室に入ってこられました。 TPB後はまっすぐ立つことができて杖なしで笑顔で歩いて診察室を出ていかれました。 この3症例は本日の症例ですが、みなさん筋筋膜性疼痛症候群です。脊柱管が狭窄して痛みがでるという説は間違っていると思います。これでは下肢などの圧痛点を説明することは不可能なのです。 いずれの症例も保険診療で、初診時2000円ほど、再診時数百円です。正しい考え方に基づいて治療すれば、こんなに安く、簡単な方法で痛みを取ることができるのです。
by junk_2004jp
| 2009-05-12 21:54
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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